双子の妹が妊娠し婚約は破棄されました。妹は私を存在ごと乗っ取り、全てを奪っていきました。

「ごめんねぇ、サクラお姉様。
 私、お姉様の婚約者と結婚して
 子供生むの。」

「え、、?
 どういうこと、、?」

私の名前はサクラ・グリース。
カルメン国の貴族の娘であり、
先月、第二王子ハリバートと
婚約したばかりだ。

「そんなの、、!
 許されるはずないわ!!
 だってハリバートは
 私の婚約者なんだからっっ!!」


「いいえ。
 全ては上手くいくわ。
 だって私達は
 双子ですもの。」


ドゴッッ!!



そして、私は意識を失った。
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