【短編】側室は婚約破棄の末、国外追放されることになりました。
「私ね、サイラス王子の
婚約者になるの!
王妃様になってこの国を守るの!」
「それなら、俺は騎士になるよ!
そんで、ラーニャ守る!」
幼馴染のアイザイアは言った。
「そしたら、
二人で国を守れるね!」
10年前のあの日、
私はアイザイアと約束をした。
その時はまだ、
王子の婚約者になった私が
苦難にまみれた人生をたどるなんて
想像すらしていなかった。
「サイラス王子!!
ラーニャを隣国フロイドの王子に
人質というのは本当か?!」
「ああ、本当だよ。
アイザイア。
私はラーニャとの婚約を破棄する。
代わりにラーニャは
フロイド国王子リンドルに
人質にだす。」
婚約者になるの!
王妃様になってこの国を守るの!」
「それなら、俺は騎士になるよ!
そんで、ラーニャ守る!」
幼馴染のアイザイアは言った。
「そしたら、
二人で国を守れるね!」
10年前のあの日、
私はアイザイアと約束をした。
その時はまだ、
王子の婚約者になった私が
苦難にまみれた人生をたどるなんて
想像すらしていなかった。
「サイラス王子!!
ラーニャを隣国フロイドの王子に
人質というのは本当か?!」
「ああ、本当だよ。
アイザイア。
私はラーニャとの婚約を破棄する。
代わりにラーニャは
フロイド国王子リンドルに
人質にだす。」
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