限界オタクのティータイム（恋愛レビュー）

断頭台に消えた伝説の悪女、二度目の人生ではガリ勉地味眼鏡になって平穏を望む

　
　ティースタンドの一段目は《断頭台に消えた伝説の悪女、二度目の人生ではガリ勉地味眼鏡になって平穏を望む》になります。

　ジャンルは悪役令嬢のやり直し。レビューの媒体は漫画。

　王妃レティシアが陛下の愛情を取り戻す為に悪事を働き、断頭台で断罪され……

　時間が巻き戻ったのか？二度目の人生を送る事となったレティシアは、黒薔薇と呼ばれる美貌を隠し、三つ編みの眼鏡少女へ。

　断罪される前に、唯一救いの手を差し伸べたカミロ。陛下への愛情に負けて、カミロの手が取られる事は無く、レティシアを脱獄させようとした罪により、謹慎になるカミロ。謹慎明けの世界はレティシアが処刑された後でした。

　二度目の生でも二人は出会い、レティシアの伊達メガネが外れた事がきっかけで、カミロも一度目の人生の記憶と、秘めた恋愛感情を思い出す。

『だって、レティシアのいない世界なんて、虚しいだけだろう？』

『次の生でこそ、レティシアが幸せになりますように…』

　この台詞まで読んで頂けたら、作品の真価が分かる事でしょう。

　二度目の人生で、カミロはレティシアの手を取れるのでしょうか？

　二度目の人生で、レティシアに幸せは訪れるのでしょうか？

　レティシアとカミロ。二人の淡い恋愛物語になる事をご期待ください。