限界オタクのモーニング（アニメレビュー）

異世界薬局

　二品目は《異世界薬局》になります。

　脳腫瘍で闘病の末、四歳の妹を亡くした薬谷。多くの人々を薬で救う事を目的に、人生を薬学に賭けた薬学者。

　働き過ぎによる、過労死。その後、異世界へ転生というよりは、ファルマ少年の人生を引き継ぐ、という形での憑依転生。

　見習い宮廷薬師のファルマとして、家庭教師のエレンに異世界の事を教わります。

　しかし、ファルマの病を暴き、完治を予知する異能は、薬神の領域である事が判明。もちろん、特定の物質の創造や、消去なんて事も、薬神の御業。

　薬神の異能と、薬学者としての知識をフルに使い、皇帝陛下の不治の病に挑みます。

　その褒賞として、宮廷薬師に昇進。本人の希望だった？異世界薬局の開業許可を頂きます。

　しかし、平民に薬局という概念はなく、客足の問題。財務管理のできる人材の問題。店主が貴族の子供。そして、薬師ギルドの存在。

　様々な問題の解決に苦心する、子供店長のファルマ。メイドのロッテや母親の助言により、解決の兆し。

　経営問題の解決後。今世の妹であるブランシュが沖へ流され、海底に飲み込まれてしまいます。

　今世では妹を救えるのでしょうか？ファルマの御業にご注目ください。