DiaryRZV500

さわやか、アイドルちゃん

[モーター・ジャーナリストと正義]


その、アクセルに過剰反応するクルマ・バイクは
乗ってると疲れる。

オレの乗ってたR6も、何を隠そうスロットルに仕掛がしてあって
（’００は機械的、以降は電子式）

アクセルレスポンスが過剰になっている。

から、

乗っていて扱い難いし、面白みがない。

コンピュータを介してエンジンが反応するからである。


クルマ雑誌では、このことを書いたのはC/GとM/Fくらいで
後は、メーカーにお金貰ってるので批判は避けた。

バイク雑誌では、そこまで書いてはいない。


今はモータ駆動だからもっと楽だ。


ソフト屋さんがバイク弄ると、そうなる。


MotoGPで、ドヴィくんが「乗りにくい」と言っている理由はおそらく
そのようなコンピュータ制御だろう。

他にいろいろ制御をしているので・・・挙動が掴み難い。

発進の時だけ重心を下げる装置・・・等等。




[コンピュータゲーマーの感覚]


生まれた時からああいうものに触れてると・・・・・感覚がそっちになる。
過剰な刺激に対応。
微妙な感覚は、解らない。


そういう人が、バイク作るとそういう・・・・制御で誤魔化せばいい、と考える。


制御を変えて、面白い、と考える。


基本性能を追求しない。



・・・人間もそうで、上手く誤魔化せばいいと云う価値観になる。



なので。



基準がないから、である。




正義、と言ってもいい。




だから、バイクも旧車が人気になる。
そうだろうと思う。


音楽も、本もそうだ。



昔が良かった、だけではなく。その頃には正義があった。


バイク乗ってる間だけでも、それを思い出したい人が、そういうバイクに乗る。


いいことだと思う。



さっき、国道１号でRZ250を見た。
若者が乗っていた。


なつかしい、とオレは思う。彼には新鮮なのだろう。ああいうバイク。


今、新しいのでああいう・・・なんだろう。GB350かな？
アレは面白そうだと思う（＾＾）。




[音楽のハナシ]

ハナシを９０年代に戻すと、オレはサラリーマンをしながら
ミュージシャンもどきをしていた。

ヒマだったので、当時流行りのDTM、と言うか
多重録音。
タクシーのバイトしてた頃、余ったカネで買ったDX７とか。


内心、オレは違うんだ、と言いたかったのかもしれない。

実際、違ってはいたのだが。


その時、そういう・・・音楽趣味をしている子も居た。
そこそこ、才能があったので
女の子だったから、ガールポップ・ブームに引っ掛けて
アイドルっぽいデビューの仕方をした。


大学生、と言う事にして・・・通信制のある大学（誰でも入れる）
そこで幽霊学生。

しばらくは良かった。人気もそこそこ。



5年くらい経った頃、浮いた噂がいくつかあって。
そのうちのひとりの男の子が、あまり･･･彼女の好みではなかったが
結構、一途。

ラジオ番組でラブコールしたり。


でも、彼女はどうしても彼を愛せない。し、愛したくも無かった。


ので、何も出来ず・・・。


それが彼女の人気が落ちる原因で、アイドルっぽかったし
才能も平凡。

爽やかさがウリだったので・・・・。女性ファンは減り、男性ファンは勿論。



彼女は、今で言うPTSDになった。（トラウマ学説は当時、まだメジャーで無かったので
神経症と言われた）。


マコちゃんと同じである（＾＾）。ただ、彼女はマコちゃんと逆で
何もしていないのに災難が降って来た。



ほとぼりが冷めるまで・・・・休養。
後々・・・なんか、テキトーに結婚してオバサンになった。


女ってのもタイヘンである。婚姻まで人にアレコレ言われるとかな。
人気商売は仕方ないが。


まあ、オトコもそうだが。オレも、その時勤めてた大企業はそれで・・・・逃げた（笑）。


課長が言うのである。その人はいい人なのだが「どれかに決めた方がいい。
時期がある。老後を考えたら、今が最後」だと。


でもなあ（笑）。面倒を背負い込むのもねえ。



その、アイドル子の事を連想して。


メンドクサイなあ、と・・・・。思ってたら会社が危なくなったので

スタコラサッサと逃げた（笑）

ほぼ寅さんだ。



まあ、無理に苦労を背負う事もないが。


そこの芝浦の大企業、今どうなっているかはよくご存知だろう。
結婚なんてしてたらタイヘンだったと思う（笑）。


実際、同僚は・・・・新築マイホームのローンが月８マンとか・・・で
リストラされてクロネコヤマトでトラックに乗ってるとか、だし。


日本全体がそうなったのが、２０世紀の終わりあたり。


バイクで云うと、YZF-R１が出たあたり。
あのヘンが頂点だったのかな。バイクも。