DiaryRZV500

深町珠

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00km/hオーバーの芝原くん

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この友里絵たちは、他にも数人コンビニ・バイト仲間が居て
今は30代の半ばくらいか。それぞれに生きている。

そこのコンビニを買い取って、友達同士の店にしようと思ったらしく
俺をオーナーに、と言う・・・・子供らしい夢である。

が。

現実的に考えても、それは会社員と同じで
そもそも前のオーナーが、何等かの理由で飛び込み自殺をしてしまうような店
(春休みJK~に使いましたが。(^^)あれはほとんど実話です)。

が、巧く行くはずも無いと俺は思った。

その通りに伝えた。

友里恵は悲しんだ。だが、仕方ない事である。



「今直ぐでなくても、いつか店は持てるはずだし、経営はみんなシロート
失敗したら前のオーナーと同じ」と、俺が言うと
友里恵はわかったようで。


「好きにしていいよ」と言った。


・・・その辺りが面白いのだが(笑)。
他人の俺に「好きにしていいよ」と言うのは。


まあ、そういうものかもしれない。少女の夢、である。



・・・・そのくらい真っ直ぐな奴っているんだなぁ、と、感銘を受けたのもその頃で。





やっぱ、そういう奴は2stに乗ってるのかな(笑)。そういえば、郵便局の橘も
2stのNS-1だった。




郵便局でも、時々面白い事件があって・・・・・。
警察が来たりする事もあった。

小包を集荷するサービスがあって。
その集荷する家のひとつが、盗品を売りさばいていて
警察に捕まったとか。

麻薬の類を、それで送ったりとか(これは、タクシーとか、レターパックの方が
今は多い)。


そうそう、タクシーである。


83年頃だったか、84年かな?
あの、スーパーのバイトを追い出された俺は、何の気なしに
タクシーをしてみようと思った。


と言うのは、Yが一時、医者になるのを諦めて
タクシー運転手をしながら、宝石鑑定士になると言って
お父さんが茨城に越す時、分かれて
吉祥寺に越して、少しの間タクシーをしていた事があり・・・・・

「免許が取れる」


と言うので、それが目当てで行ってみた。


バイクではないが、運転の仕事である。


免許は、当時は教習所で取れなかったので
試験場一発。


それを、幾つかのタクシー会社で共同で指導員を雇って
教習。


だいたい、系列のバス会社の指導員が定年後にしていて
俺は小田急の、だった。


地域の系列タクシー会社から、人が集まってくる。

中には、面白い奴が居て
GPZ900R(当時だから、並行。タコメータの方が大きいヤツである)で
100km/hオーバーで捕まったヤツとか。


タクシーで金貯めて、アメリカに行ってヘリコプターの免許を取るとか言っていたが


俺が「常磐道で、RZVで全開したけど、捕まらなかったよ追尾不能で」と言ったら

彼は「そっかー、俺はレーダーだったんだ。」と、笑った。


東北道だったらしいが、当時の東北道は大宮だったか、から乗ると
最初は60km/h制限。

のところで全開にして捕まったらしい(160は出ていたのだろう)。


ああ、不運(笑)。



スピードが好きで、それでヘリに乗ると言っていたが・・・・。
どうしているだろう。

墜落していないようだが(笑)。
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