DiaryRZV500

深町珠

文字の大きさ
上 下
113 / 274

純情乙女の洋子ちゃん

しおりを挟む
まあ、別にミュージシャンで生きていこうなんて気負いも無かった。
毎日楽しいから、それでいいと思っていたし。




恋愛なんてウィルス感染みたいなもんだから、マジメにするもんでもないし。(^^)。

今流行りの、アレのウィルスなんて・・・全身におちんちんがついている。
S-たんぱく質と言う、アレだけれども。
アレが、細胞にあるACE2レセプタと言う、まあ、おまPI===を求めているワケだ・・
と、こう書けば解り易いのだけど。医学書も(笑)。

誰にだってわかるが。なんで、あんなにメンドクサク書くの?

この、おちんちんが、おまPI====を探す手伝いをしている酵素があって。
それを阻害する薬も、いろいろ出ているみたいですね(^^)。


スケベの手と、女の子のオテテ、みたい(^^)。


スケベが、あとちょっと、あとすこし・・と、じりじり・・手を下に伸ばす。(酵素)

女の子のオテテ(酵素阻害薬)。

こう書けばよく判るのに。ウィルスに効く薬の解説。(^^)。





おっと、脱線。



セブンイレブンがあったところ
高級住宅地なので、近所のお嬢さんが結構、バイトに来てて。

そのひとり、洋子ちゃん、と言う・・・小柄で、控えめ、乙女ちゃんなので
なんでも怖がる・・・と言う。そんな子をYが好きになった(Y本人は否定するが)。

俺が、セブンイレブンを首になった後、最初に行ったのが
近所にあったお菓子工場だった。

ミルクキャンディとか、パイ、チョコレート、なんかを作る工場で。

そこの期間従業員になって、2交替で働いていた。

B勤務だと、終わるのが22時で、それからバイクで帰ったり。
帰り道にあるYの家に、寄ってあげたり。


そこのYの、新築賃貸住宅は
農協が建てて貸しているのをウチのハハが教えてあげたら
Yのお父さんが借りたワケで。
俺はまあ、一宿一飯の恩義(?)で
おとーさんに有難がられて。ジーパンだったか、なんか
買ってもらった。


このおとーさんは、とても朗らかでいい人。

バック・トゥ・ザ・フューチャーのドクに似ている(笑。医学博士だが)。


Yが事件を起こしたので、時効まで地方に逃れる為に
田舎病院を転々とする・・・と言う決断をした、とても愛情に溢れた人。


そのYの事件と言うのは、前にも書いたけど

Yの筆卸しをした女の子(笑。美大生)が・・・悪い男に引っかかり
麻薬中毒にさせられて、連れまわされた。

ところを、YとN妻さんが、カワサキ・マッハ750で殴りこみに行って
奪還・・・・と言う。

人助けなのだけど、やった事は暴力事件だから・・・・起訴されたら有罪になってしまう。

ので。

(ただ、麻薬所持をしていたので、その悪党も警察を呼べなかったらしいが。)


万一、捕まったら暴行傷害罪・・・と言う訳。

それで、Yは医大受験を時効まで先送りして、地方に逃れていた、と言う・・オハナシ。


まあ、それで、その女の子は感謝はしたが・・・Yとヨリを戻す事は無かった。

もともと、筆卸し(笑)もデキココロだった、と言うワケ。


そんなYは、何故か俺と、その洋子ちゃんをくっつけようとするのだ(笑)。



「自分で付き合えよ」と、俺は言うのだが。


実際、俺は、他にも可愛い子がいっぱい居たので(笑)。
わざわざ、お高い令嬢なんかに関わるつもりも、なかった。



でも、しつこく言うので・・・・とりあえず、洋子ちゃんに電話を掛けた。


(電話番号くらいは知っているの。笑)。


んで・・・「もーしもしー、あー、セブンイレブンの者ですが」と、お母さんに言うと
お母さんは「ああ、あの・・・面白い人ね。ちょっとまっててね。

よーこ、よーこ、電話よー。あの、バイクの面白いひと

とか、保留してても、昔の電話だから
オルゴールに受話器を乗っけるやつで。聞こえちゃうのね(^^)。


とてとてて・・・と、ヨーコちゃんが駆けてくる。

小柄だから、ちょこちょこ。


「ハイ。あー、こんにちはー。お元気でした?」と、ヨーコちゃん。


俺は「あー、あのさーぁ、ちょっとヘンなハナシなんだけど。あのYね。よく店に来てた。
でっかい奴。アレがね、ヨーコちゃんに会いたいんだって。」


ヨーコちゃん、身構える。(笑)「・・・・何故ですか?」



俺は「わかんないんだけど。ハナシ聞くだけでいいんだと。嫌なら断るけど、どうする?」



ヨーコちゃん、少し考えて「一緒に来てくれますか?、それなら」


俺は「そりゃ、勿論。危ない事無いから(お嬢さんだし)。」



ヨーコちゃんはすこし安心して「それなら・・・・水曜の、学校終わってから。駅で
待ち合わせでいいですか?」


電車で、どっかの短大だったかに通ってるとかで。


「あー、いーよ。んじゃ、6時ね。はいはい。待ってるよー」





そのハナシをYにすると「なんだ、随分信頼されてるんだな。お前は。
俺は怖いのか」


そりゃそうだろう。得体の知れないでっかいおっさん(27歳だったが、この時)。
が、会ってくれって言えば、ふつーは怖いよ。

俺は、19歳だったかな。この時。



それに、このYはちょっとヘンなところがあって。


俺とかNし山に「ちょっと金貸してくれ」とか言って

その金でエロトピアを買ったり(笑)。


Nし山は笑って「金借りて買うホドのものかよー」と。


Yはマジメに「いや、今買わないと二度と読めないかもしれない」


そーいうところが顔に出るらしく、Yはモテなかった(笑)。

そのおっさんが、純情乙女のヨーコちゃんに「会ってくれ」


・・・・そりゃ、怖いよ(笑)。ねぇ。




しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

家政婦さんは同級生のメイド女子高生

coche
青春
祖母から習った家事で主婦力抜群の女子高生、彩香(さいか)。高校入学と同時に小説家の家で家政婦のアルバイトを始めた。実はその家は・・・彩香たちの成長を描く青春ラブコメです。

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

通り道のお仕置き

おしり丸
青春
お尻真っ赤

連れ子が中学生に成長して胸が膨らむ・・・1人での快感にも目覚て恥ずかしそうにベッドの上で寝る

マッキーの世界
大衆娯楽
連れ子が成長し、中学生になった。 思春期ということもあり、反抗的な態度をとられる。 だが、そんな反抗的な表情も妙に俺の心を捉えて離さない。 「ああ、抱きたい・・・」

妻がエロくて死にそうです

菅野鵜野
大衆娯楽
うだつの上がらないサラリーマンの士郎。だが、一つだけ自慢がある。 美しい妻、美佐子だ。同じ会社の上司にして、できる女で、日本人離れしたプロポーションを持つ。 こんな素敵な人が自分のようなフツーの男を選んだのには訳がある。 それは…… 限度を知らない性欲モンスターを妻に持つ男の日常

6年生になっても

ryo
大衆娯楽
おもらしが治らない女の子が集団生活に苦戦するお話です。

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

お隣に住む従姉妹のお姉さんが俺を放っておいてくれない

谷地雪@悪役令嬢アンソロ発売中
青春
大学合格を機に上京してきた主人公。 初めての一人暮らし……と思ったら、隣の部屋には従姉妹のお姉さんが住んでいた。 お姉さんは主人公の母親に頼まれて、主人公が大学を卒業するまで面倒をみてくれるらしい。 けどこのお姉さん、ちょっと執着が異常なような……。 ※念のため、フリー台本ではありません。無断利用は固く禁止します。 企業関係者で利用希望の場合はお問合せください。

処理中です...