55 / 274
TY50の思い出
しおりを挟む
*バイクと思い出*
いろいろな事があったけれど
バイクって、乗り始めた頃が一番楽しかったような気もする。
たとえば、こんな感じ。
今日はちょっと思い出バナシ。
昔々のコト、について。
その頃の俺はまだ中学生で、当然のことながら免許はなかったが
田舎のコトだから、兄貴が買ったTY50で空き地トライアル、なんてやっていた。
そういう俺を知ってか知らずか...
ホームルーム・エンジェルが俺に声を掛けてきた。
「バイクに乗せてくれない?」
昔は、バイク持ってればモテル、なんて噂も多かった。
そのまんまモーテル、なんて妄想を抱くのは、やっぱり思春期、第二次性徴期(笑)
でも、俺はこの申し出を丁重に断った。
もちろん、無免はヤバカッタからだ。
それに、TY50はシングルシートだから彼女の美しきお尻(笑)を
痛めてしまうに違いない、と思った。
そういう訳で、何を血迷ったかこの時の俺は
公道用自転車に座布団載せて彼女を乗せた。
もちろん、彼女に後で乗った、なーんてオチはありえない。
まだコドモだったから。
この子、足を開くのは恥ずかしいと言って横座りするから...
(ずっと後、XVの後ろに乗せたときも横座りしておまわりさんに怒られたが...)
ちょっと運転しにくかったが、それでも楽しい休日だった。
おまわりさんに怒られたが(笑)。
この頃の俺、はギター少年でもあったから
よくこんな感じで女の子を自転車に乗せたりしてた。
そう、ギターもまたこの頃は軟派アイテムだった。
だから、田舎町の駐在さんは俺を見ると、
「あのフォークソング馬鹿の色狂い」なーんて言ってたものだった。
どーだ、羨ましいだろ、なーんて駐在さんに悪態ついてた俺だったが(笑)
今ではなつかしい思い出だ...
いろいろな事があったけれど
バイクって、乗り始めた頃が一番楽しかったような気もする。
たとえば、こんな感じ。
今日はちょっと思い出バナシ。
昔々のコト、について。
その頃の俺はまだ中学生で、当然のことながら免許はなかったが
田舎のコトだから、兄貴が買ったTY50で空き地トライアル、なんてやっていた。
そういう俺を知ってか知らずか...
ホームルーム・エンジェルが俺に声を掛けてきた。
「バイクに乗せてくれない?」
昔は、バイク持ってればモテル、なんて噂も多かった。
そのまんまモーテル、なんて妄想を抱くのは、やっぱり思春期、第二次性徴期(笑)
でも、俺はこの申し出を丁重に断った。
もちろん、無免はヤバカッタからだ。
それに、TY50はシングルシートだから彼女の美しきお尻(笑)を
痛めてしまうに違いない、と思った。
そういう訳で、何を血迷ったかこの時の俺は
公道用自転車に座布団載せて彼女を乗せた。
もちろん、彼女に後で乗った、なーんてオチはありえない。
まだコドモだったから。
この子、足を開くのは恥ずかしいと言って横座りするから...
(ずっと後、XVの後ろに乗せたときも横座りしておまわりさんに怒られたが...)
ちょっと運転しにくかったが、それでも楽しい休日だった。
おまわりさんに怒られたが(笑)。
この頃の俺、はギター少年でもあったから
よくこんな感じで女の子を自転車に乗せたりしてた。
そう、ギターもまたこの頃は軟派アイテムだった。
だから、田舎町の駐在さんは俺を見ると、
「あのフォークソング馬鹿の色狂い」なーんて言ってたものだった。
どーだ、羨ましいだろ、なーんて駐在さんに悪態ついてた俺だったが(笑)
今ではなつかしい思い出だ...
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました
フルーツパフェ
大衆娯楽
とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。
曰く、全校生徒はパンツを履くこと。
生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?
史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。
就職面接の感ドコロ!?
フルーツパフェ
大衆娯楽
今や十年前とは真逆の、売り手市場の就職活動。
学生達は賃金と休暇を貪欲に追い求め、いつ送られてくるかわからない採用辞退メールに怯えながら、それでも優秀な人材を発掘しようとしていた。
その業務ストレスのせいだろうか。
ある面接官は、女子学生達のリクルートスーツに興奮する性癖を備え、仕事のストレスから面接の現場を愉しむことに決めたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる