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・おつかい わんわん・
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ふわ・ふわ vol.55
・おつかい わんわん・
私がちいさな頃、近所におつかいわんわんが住んでました。
いつも、3時頃になると、首からちいさなかごを下げてとことこと...
下町の路地を歩いて、商店街に行きます。
お店の人も待っていて「あ、来た来た..(^^)。」
かごの中のメモを見て、お買い物を入れてくれるのです。
このわんわんは大きくて、ちょっと重たいものでもだいじょうぶ。
偉いのは、お肉を買っても食べてしまわないところ。
ちゃーんとお買い物はもって帰るのです。
お肉やさんもこの子を可愛がっていて、おつかいに来ると骨とか、ソーセージとかを
ごほうびにあげるのです。
それは分かっていて、ちゃんとくわえて食べてゆきます(^^)。
お買い物と、自分がもらった物、が区別できている。
とてもかしこいわんわんちゃん。
今、どうしてるのかな....
スーパーの店先につながれて、ご主人を待っているわんこを見ていたら
おつかいわんわんの事をふと、思いだしました。
遠くの街で、私がこんなフウに思ってることを、彼はわかるかな....
さすがに手紙書いても分からないとは思いますけど(笑)。
ちょっと、思い出しました。
ホームシック、かな?
★・:*:・゜',。:*:♪・;゜'☆。・:*:゜'★,。:*:♪゜'☆・:*:・゜'★,。:*:♪
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