31 / 418
主義と現実
しおりを挟む
環境とか国籍が違う事は
大した問題ではなくて。
人間が考えた主義、とか
主張などと言うものは
別に、個人が従う必然はない事を
日本は、国家が認めている。
思想の自由、信教の自由である。
なので、いろいろな主義の人が日本に渡来しても
別にいい。
でも、それらの人が
日本人に対して
自由を束縛する事はできない、と言う
日本はアメリカン寄りの
自由な国であったのだ。
つまり、影に隠れて
日本の人を束縛しようとする傾向に
ななも抑圧されて、それで
自然体から離れてしまった。
ななは、めぐを羨ましく思う。
「どうして、そんなに堂々としていられるの?」と、ななは尋ねる。
ななの知る、おばあちゃんみたいに揺るぎない自信に溢れているように、不安定な、ななからは見える。
めぐは、不思議そうに微笑んで「どうでもいい事じゃない、下着のデザインなんて。見せて歩く訳でもないし」当然、と言うふうに
言うので
なんとなく、ななは
無視されたような気がして。
同時に、加藤の雰囲気に良く似ている気がした。
加藤は、周囲が何を言って
からかっても、因縁をつけても
超然と微笑んでいた。
そんなものは取るに足らない、と言う風に見えて
ななは、それに憧れを感じた。
「どうして、気にならないんだろう。周りが」
ななは、ずっと
周りを気にして来たから
それで、怖くないのかと
加藤を不思議に思った。
それは、文化の違いなのだけれども。
遠い北欧で、ななは
似たようなめぐに出逢う。
「加藤さんみたいだ」と
思わずつぶやいて。
「かとーさん?」めぐは、聞き逃し。
「うん、ルーフィさんに魔法を教えてもらった」となな。
ルーフィ、と言う名前にどっきりするめぐだけど(笑)
それ以前に、魔法の話を平気でした事にもっと
どっきり。
ルーフィのところは、ここと並列時空間なんだって事は、たぶん、神様も言ってないだろうけど、と、めぐは思った。
でも、魔法の話をしたって事は
たぶん、まだ魔法を取り戻していないんだろうな、って事も
めぐは感じる。
「シスター・めぐに似てる気がしたの」と、なな。
「ルーフィと、あたしが?」と、めぐは
またまたどっきりする。
魔法使いって見抜かれたような気がして。
その事は、まだ、こっちの世界では
誰も知らない。
「そのかとーさんって、シスターななの好きな人?」と、めぐは、ななのメークを落としながら。
スーパーマーケットの
メーク落としコットンの試供品(笑)。
そういうところは学生である。
つけまつげも取って、ななは
地味に可愛い。
ななは、恥ずかしそうに頷いた。
「かとーさんとめぐが似てるって。え?
シスターななってシスター趣味?」と、変なとこで洒落た、れーみぃ。
(笑)。
「なに、それぇ、あたしはやだかんね、そんなの。シスターってそういうとこ?」と、めぐも
口調が変(笑)。
スーパーの端っこ、化粧品コーナーで
騒いでるなんて
どこの国もJKは同じかな(笑)。
ななも、ノーメイクだとJK、って言っても
平気。
「ほんと、その方がずっとかわいいよ」と、れーみぃ。
うんうん、と、めぐ。
大した問題ではなくて。
人間が考えた主義、とか
主張などと言うものは
別に、個人が従う必然はない事を
日本は、国家が認めている。
思想の自由、信教の自由である。
なので、いろいろな主義の人が日本に渡来しても
別にいい。
でも、それらの人が
日本人に対して
自由を束縛する事はできない、と言う
日本はアメリカン寄りの
自由な国であったのだ。
つまり、影に隠れて
日本の人を束縛しようとする傾向に
ななも抑圧されて、それで
自然体から離れてしまった。
ななは、めぐを羨ましく思う。
「どうして、そんなに堂々としていられるの?」と、ななは尋ねる。
ななの知る、おばあちゃんみたいに揺るぎない自信に溢れているように、不安定な、ななからは見える。
めぐは、不思議そうに微笑んで「どうでもいい事じゃない、下着のデザインなんて。見せて歩く訳でもないし」当然、と言うふうに
言うので
なんとなく、ななは
無視されたような気がして。
同時に、加藤の雰囲気に良く似ている気がした。
加藤は、周囲が何を言って
からかっても、因縁をつけても
超然と微笑んでいた。
そんなものは取るに足らない、と言う風に見えて
ななは、それに憧れを感じた。
「どうして、気にならないんだろう。周りが」
ななは、ずっと
周りを気にして来たから
それで、怖くないのかと
加藤を不思議に思った。
それは、文化の違いなのだけれども。
遠い北欧で、ななは
似たようなめぐに出逢う。
「加藤さんみたいだ」と
思わずつぶやいて。
「かとーさん?」めぐは、聞き逃し。
「うん、ルーフィさんに魔法を教えてもらった」となな。
ルーフィ、と言う名前にどっきりするめぐだけど(笑)
それ以前に、魔法の話を平気でした事にもっと
どっきり。
ルーフィのところは、ここと並列時空間なんだって事は、たぶん、神様も言ってないだろうけど、と、めぐは思った。
でも、魔法の話をしたって事は
たぶん、まだ魔法を取り戻していないんだろうな、って事も
めぐは感じる。
「シスター・めぐに似てる気がしたの」と、なな。
「ルーフィと、あたしが?」と、めぐは
またまたどっきりする。
魔法使いって見抜かれたような気がして。
その事は、まだ、こっちの世界では
誰も知らない。
「そのかとーさんって、シスターななの好きな人?」と、めぐは、ななのメークを落としながら。
スーパーマーケットの
メーク落としコットンの試供品(笑)。
そういうところは学生である。
つけまつげも取って、ななは
地味に可愛い。
ななは、恥ずかしそうに頷いた。
「かとーさんとめぐが似てるって。え?
シスターななってシスター趣味?」と、変なとこで洒落た、れーみぃ。
(笑)。
「なに、それぇ、あたしはやだかんね、そんなの。シスターってそういうとこ?」と、めぐも
口調が変(笑)。
スーパーの端っこ、化粧品コーナーで
騒いでるなんて
どこの国もJKは同じかな(笑)。
ななも、ノーメイクだとJK、って言っても
平気。
「ほんと、その方がずっとかわいいよ」と、れーみぃ。
うんうん、と、めぐ。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました
東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。
攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる!
そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。
[恥辱]りみの強制おむつ生活
rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。
保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる