世界はどこへ行くのだろう？～いくつかの国、ひとのキモチ～

gasturv

ガスタービンが機関車の動力として普及しなかった理由は簡単で、速度形だったため
４万回転など、回転数の高い割に
トルクが得られないと言う理由で


従って、無誘導型の発電機を回転させたりすれば
高い電圧が一定して得られたりする。



例えば、空芯コイルで
磁界遮断形の発電を行えば

高い電力が得られる。



１９５０年代に実用にならなかった理由は

電池と、合金磁石で
磁界の強い物が作れなかった、と言う理由である。




現在なら、ネオジウム磁石は１００円ショップで
買えるくらいに普及しているし



リチウムポリマー電池なども同様である。




アメリカの電気自動車メーカーでも、その汎用3.7v電池を繋いで自動車を作ったくらいに
今では、安価なものが誰でも買える。




ガスタービンに至っては、５００円玉ひとつくらいの大きさのものが簡単に入手できるくらいの
時代になった。




故に、鉄道技術の分野で


石炭火力発電機関車を作る事は容易である。




最も、次世代エネルギー源としては

石炭を燃やすよりも



ヒッグス粒子解放エネルギーの方がいい、のだけれど。







ゆらゆらと煙を上げながら、タービン機関車は

飛行機に似た金属音を響かせて

構内をゆっくり移動している。




その、高松駅へと
電車特急、サンライズは

朝の７時に到着する。