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時を超えて
続く襲撃
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村に向かう道中、銃を持つ人に襲われて何とか村まで逃げ切ることに成功した。
一時はどうなるかと思ったが無事に村まで逃げ切ることができた。
万能地雷を受けた以上、死んでいるか、または瀕死の重傷を負っているはず。買い物とかせず、ほとぼりが冷めるまでどこかに身を隠してから屋敷に帰ろう。
謎の人物視点
死ぬかっと思った。まさか盗人が見えたから威嚇のつもり銃を構えたらいきなり足元が爆発しやがった。
あの野郎、簡易落とし穴だけで飽き足らず、万能地雷まで盗み出していたか。
ここまで盗むとは『クリエイターズ』に盗みを働いたこと自体許せないが、オレに見つかるまで誰にもばれなかったことは褒めてやる。だが、お前の逃走劇はここで終わりだ。この村に逃げ込んだこと自体が失敗だったことを知るがいい。
「おい、大丈夫か!」
「大丈夫だ」
村の門番か。あの爆発で盗人が追いかけられていることより爆発に巻き込まれた人の心配する方に頭が回るか。
盗人、失敗したな。そのおかげで事が運びやすくなったぜ。
「なんだ。あの爆発。あんた何かやったのかい」
「いや、盗人が仕掛けたんだと思う」
「盗人?」
「そう、盗人だ。爆発が起こる前に少女が中に入っていっただろう。あいつが『クリエイターズ』からとんでもないものを盗んでいったんだ。そして、今の爆発もあの少女が盗んでいったものを使用したに過ぎない」
門番は驚いた顔した。ただの子供しか見えないのに天下の『クリエイターズ』から物を盗むという暴挙に出ることができるのだ。そして、『クリエイターズ』側はものが盗まれたことに気が付いていない。これは由々しき事態だ。
「でも、あの子が盗んだっていう証拠は」
ふつうそうだよな。だけど相手を一発で信用を得る方法はこちらにはある。
銃を門番に見せた。
門番はまたもや驚いた。
「まさかこれは、戦士の銃!『ナンバーズ』の方でしたか!わかりました村中に少女を捕まえるようにします」
さて、盗人もうお前は袋の鼠だ。観念してすぐにでも出てくるんだな。
オレ達『ナンバーズ』の影響力をなめるなよ
テレサ視点
隠れられる場所を探している最中、村全体が慌ただしくなった。
いったい何が起きたと表に出ると、「いたぞ!!!」と声が聞こえた。
声のする方向を見る。今日を村の門番を務めていた守備隊の人がいた。
そして、俺に向かって鬼気迫る表情で駆け足で迫ってくる。
何か嫌な予感がする。
「よくもだましてくれたな!盗人!」
マジかッ!!!
あいつ、万能地雷を受けて大丈夫だったのか!!!それに門番に何を吹き込んだ!
「盗人とは言いがかかりだ。いったい俺が何を盗んだんだ。ちゃんと金を払って買い物をしているんだぞ。言いがかかりはよしてくれ」
「『クリエイターズ』から物を盗んだろ!!!」
「『クリエイターズ』?それがどこにあるかなんて俺は知らない」
「釈明は『ナンバーズ』の方の前でしてもらおうか。ついてこい」
『ナンバーズ』、それが俺を追っていた奴の正体か。だが、はいそうですかとついていったら何されるかわかったものじゃない。
「ついていけるか。もしそのナンバーズというやつが嘘や誤解をしていたらどうするんだよ」
「あの方々は『クリエイターズ』の皆様に認めてもらえているんだ。嘘をつかないし誤解なんてしない」
『クリエイターズ』は一体どういう組織だ。誰からも信を置かれる組織とはいったい。
くそっ、逃げるか。捕まって身ぐるみをはがされてたまるか。
俺は逃げ出した。
門番は仲間を呼んだ。
それに呼応するかのように村中の人々が俺を捕まえようとし始めた。
村の人たちは『ナンバーズ』ってやつ勘違いをそれが真実であることのように思っているだけなんだ。そのせいで下手に攻撃できない。
勘違いによる誤解。それで盗人ってやってられねぇなぁ!!!
『ナンバーズ』ってやつの権力が強すぎてこちらの言っていることはまともに聞いてもらえない。すべてが嘘と思われる。やってられねぇなぁ。
まさかこんなことになるとは思っていなかった村に逃げ込んだらある程度は大乗だと思ったんだけど、まさかこの村から信を受ける組織の人物だったとはな。当てが外れたぜ。
村から逃げ出そうと逃げてきたとき、街道で感じた気を感じた。咄嗟に避けようとしたら、さっきのする方向の反対側にここに来た時に会っていた子供がいた。気配の方向から銃声がして俺はわざと左腕で受けた。もし避けていたら子供に当たっていた。
「村の中で銃を発砲とはいい度胸だ!いったい何を考えている!!!」
「それはお前が逃げるからだ。だが、少し見直したぞ。咄嗟に子供を庇うとはな」
こいつもしかしていることがわかっていて撃ったのか。もし避けていて子供に当たっていたらどうする気だったんだ。
くそっ、こんな奴に左腕一本をくれてやることになっちまうとは。
ちっ、あいつに気を取られたせいで村の住民に囲まれた。
こうなったら煙玉で視界を奪って逃げる。
アイテムボックスから煙玉を取ろうとしたとき、手に痛みが走る。一瞬撃たれたかと思ったが、違った。
アイテムボックスの開け口から電気が走り使えなくなっていた。これでは逃げられない。よりによってこんな時に。でもなんで?
だが、このことを考えている暇はなかった。村の人たちがじりじりと包囲網を縮めて迫ってくる。
今逃げることに使えるものは銃だけ。完全に四面楚歌状態だ。さて切り抜けようにも村人に対して撃たなければならない。
「言っておくが、投降は認められない。おとなしく縛につくがいい」
投降を考えて葛藤してるわけではない。あいつだけを撃てればいいのだが、あいにく射程外で届かない。
なら銃で何ができるか。迫ってきている以上時間をかけてはいられない。
煙玉で煙幕を・・・、そうだ。煙幕だ。煙幕を発生させるなら銃でもできる。
銃のチャージ機能を使ってチャージ弾を地面を撃てば煙を発生させることができる。あいつが見失うかわからないが村人たちは砂ぼこりが目に入らないよう目を閉じざる得ないはず。そのすきを突き、村人たちの中を強行突破だ。
あとは建物を利用して村の外に出る。チャージ弾をを撃つと銃が壊れてしまう。故に次はない。一回で決める以上は村の人たちをできるだけ引き付ける。
村の人たちはじりじり迫ってくる。『ナンバーズ』からトラップを持っていることを聞かされているからじりじりとしか迫れないのかもしれない。
そのおかげでチャージ弾をチャージする時間を稼げているからそこは感謝。
奴、こちらを目で人を殺せるんじゃないかと思うくらい注視している。
あいつの号令で一斉に村人たちは来るとみていい。タイミングはあいつが号令をかける瞬間。
そして、かなり前まで迫ってきた。
そこで奴が号令を入れた。
「捕まえろ!!!」
村人が一斉にとびかかってきた。このタイミングを待っていた俺にとってはここ抜けるチャンスだ。
後ろに手をまわした瞬間だった。右肩、左足に痛みが走った。
撃たれたのだ。右肩と左足をこの状態の中で。この一瞬が命取りとなり村人たちに捕まった。
俺は捕まったが、村人たちにとってはただでは済まなかった。チャージしていた銃が爆発、捕まえに来た村人たちを吹き飛ばした。
背中での爆発のため衝撃を直撃を受け、俺は意識を失った。
一時はどうなるかと思ったが無事に村まで逃げ切ることができた。
万能地雷を受けた以上、死んでいるか、または瀕死の重傷を負っているはず。買い物とかせず、ほとぼりが冷めるまでどこかに身を隠してから屋敷に帰ろう。
謎の人物視点
死ぬかっと思った。まさか盗人が見えたから威嚇のつもり銃を構えたらいきなり足元が爆発しやがった。
あの野郎、簡易落とし穴だけで飽き足らず、万能地雷まで盗み出していたか。
ここまで盗むとは『クリエイターズ』に盗みを働いたこと自体許せないが、オレに見つかるまで誰にもばれなかったことは褒めてやる。だが、お前の逃走劇はここで終わりだ。この村に逃げ込んだこと自体が失敗だったことを知るがいい。
「おい、大丈夫か!」
「大丈夫だ」
村の門番か。あの爆発で盗人が追いかけられていることより爆発に巻き込まれた人の心配する方に頭が回るか。
盗人、失敗したな。そのおかげで事が運びやすくなったぜ。
「なんだ。あの爆発。あんた何かやったのかい」
「いや、盗人が仕掛けたんだと思う」
「盗人?」
「そう、盗人だ。爆発が起こる前に少女が中に入っていっただろう。あいつが『クリエイターズ』からとんでもないものを盗んでいったんだ。そして、今の爆発もあの少女が盗んでいったものを使用したに過ぎない」
門番は驚いた顔した。ただの子供しか見えないのに天下の『クリエイターズ』から物を盗むという暴挙に出ることができるのだ。そして、『クリエイターズ』側はものが盗まれたことに気が付いていない。これは由々しき事態だ。
「でも、あの子が盗んだっていう証拠は」
ふつうそうだよな。だけど相手を一発で信用を得る方法はこちらにはある。
銃を門番に見せた。
門番はまたもや驚いた。
「まさかこれは、戦士の銃!『ナンバーズ』の方でしたか!わかりました村中に少女を捕まえるようにします」
さて、盗人もうお前は袋の鼠だ。観念してすぐにでも出てくるんだな。
オレ達『ナンバーズ』の影響力をなめるなよ
テレサ視点
隠れられる場所を探している最中、村全体が慌ただしくなった。
いったい何が起きたと表に出ると、「いたぞ!!!」と声が聞こえた。
声のする方向を見る。今日を村の門番を務めていた守備隊の人がいた。
そして、俺に向かって鬼気迫る表情で駆け足で迫ってくる。
何か嫌な予感がする。
「よくもだましてくれたな!盗人!」
マジかッ!!!
あいつ、万能地雷を受けて大丈夫だったのか!!!それに門番に何を吹き込んだ!
「盗人とは言いがかかりだ。いったい俺が何を盗んだんだ。ちゃんと金を払って買い物をしているんだぞ。言いがかかりはよしてくれ」
「『クリエイターズ』から物を盗んだろ!!!」
「『クリエイターズ』?それがどこにあるかなんて俺は知らない」
「釈明は『ナンバーズ』の方の前でしてもらおうか。ついてこい」
『ナンバーズ』、それが俺を追っていた奴の正体か。だが、はいそうですかとついていったら何されるかわかったものじゃない。
「ついていけるか。もしそのナンバーズというやつが嘘や誤解をしていたらどうするんだよ」
「あの方々は『クリエイターズ』の皆様に認めてもらえているんだ。嘘をつかないし誤解なんてしない」
『クリエイターズ』は一体どういう組織だ。誰からも信を置かれる組織とはいったい。
くそっ、逃げるか。捕まって身ぐるみをはがされてたまるか。
俺は逃げ出した。
門番は仲間を呼んだ。
それに呼応するかのように村中の人々が俺を捕まえようとし始めた。
村の人たちは『ナンバーズ』ってやつ勘違いをそれが真実であることのように思っているだけなんだ。そのせいで下手に攻撃できない。
勘違いによる誤解。それで盗人ってやってられねぇなぁ!!!
『ナンバーズ』ってやつの権力が強すぎてこちらの言っていることはまともに聞いてもらえない。すべてが嘘と思われる。やってられねぇなぁ。
まさかこんなことになるとは思っていなかった村に逃げ込んだらある程度は大乗だと思ったんだけど、まさかこの村から信を受ける組織の人物だったとはな。当てが外れたぜ。
村から逃げ出そうと逃げてきたとき、街道で感じた気を感じた。咄嗟に避けようとしたら、さっきのする方向の反対側にここに来た時に会っていた子供がいた。気配の方向から銃声がして俺はわざと左腕で受けた。もし避けていたら子供に当たっていた。
「村の中で銃を発砲とはいい度胸だ!いったい何を考えている!!!」
「それはお前が逃げるからだ。だが、少し見直したぞ。咄嗟に子供を庇うとはな」
こいつもしかしていることがわかっていて撃ったのか。もし避けていて子供に当たっていたらどうする気だったんだ。
くそっ、こんな奴に左腕一本をくれてやることになっちまうとは。
ちっ、あいつに気を取られたせいで村の住民に囲まれた。
こうなったら煙玉で視界を奪って逃げる。
アイテムボックスから煙玉を取ろうとしたとき、手に痛みが走る。一瞬撃たれたかと思ったが、違った。
アイテムボックスの開け口から電気が走り使えなくなっていた。これでは逃げられない。よりによってこんな時に。でもなんで?
だが、このことを考えている暇はなかった。村の人たちがじりじりと包囲網を縮めて迫ってくる。
今逃げることに使えるものは銃だけ。完全に四面楚歌状態だ。さて切り抜けようにも村人に対して撃たなければならない。
「言っておくが、投降は認められない。おとなしく縛につくがいい」
投降を考えて葛藤してるわけではない。あいつだけを撃てればいいのだが、あいにく射程外で届かない。
なら銃で何ができるか。迫ってきている以上時間をかけてはいられない。
煙玉で煙幕を・・・、そうだ。煙幕だ。煙幕を発生させるなら銃でもできる。
銃のチャージ機能を使ってチャージ弾を地面を撃てば煙を発生させることができる。あいつが見失うかわからないが村人たちは砂ぼこりが目に入らないよう目を閉じざる得ないはず。そのすきを突き、村人たちの中を強行突破だ。
あとは建物を利用して村の外に出る。チャージ弾をを撃つと銃が壊れてしまう。故に次はない。一回で決める以上は村の人たちをできるだけ引き付ける。
村の人たちはじりじり迫ってくる。『ナンバーズ』からトラップを持っていることを聞かされているからじりじりとしか迫れないのかもしれない。
そのおかげでチャージ弾をチャージする時間を稼げているからそこは感謝。
奴、こちらを目で人を殺せるんじゃないかと思うくらい注視している。
あいつの号令で一斉に村人たちは来るとみていい。タイミングはあいつが号令をかける瞬間。
そして、かなり前まで迫ってきた。
そこで奴が号令を入れた。
「捕まえろ!!!」
村人が一斉にとびかかってきた。このタイミングを待っていた俺にとってはここ抜けるチャンスだ。
後ろに手をまわした瞬間だった。右肩、左足に痛みが走った。
撃たれたのだ。右肩と左足をこの状態の中で。この一瞬が命取りとなり村人たちに捕まった。
俺は捕まったが、村人たちにとってはただでは済まなかった。チャージしていた銃が爆発、捕まえに来た村人たちを吹き飛ばした。
背中での爆発のため衝撃を直撃を受け、俺は意識を失った。
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