勇気を出せなかったあの時のマドンナは誰かの妻?

4話

勇気を出せなかったあの時のマドンナは、誰かの妻？

あの出来事が、きっかけだったのかは
分からないがしばらく、落ち着いて時は進んで僕たちは小学6年生になった。
周りには、彼氏・彼女という存在ができる子が
多くなってきた。
さらには、俺も私も～欲しいって言ってる人が
増える一方だったのだ。
そうしてる間に、一大イベントが、行われる。
そう、修学旅行である。
そして、バスの席
「バスはなー、男子と女子で隣同士で
座るぞー。じゃぁ、今からくじ引きで
決めるぞー。」

先生の声が教室に広がった瞬間色めき立つ
男子達、もちろん、その中に
僕もいるのだが・・・・・
《《よーーーーし。聖奈の隣は
絶対もらいだーーーーーーーー！》》

と、強く願いつつ、
そして結果は・・・・
残念。
めちゃくちゃ離れていた。
まぁそう上手くはいかないよねー泣
ただ、ここでまさかの助け舟がだされる。
「あっ、でもお前らー、バス酔いする人は、
前の席に変更やー、誰かおるかー?」

これは願ってもないチャンスである。
僕は、
「はい！」

っと、名乗り出た。
断っておくが、嘘ではない。
こんなに自分の三半規管弱くってよかったーーっと思った事はなかったが、しっかり
変更できることになった。
そして、聖奈の隣を確保・・・・
できたのである。
「うぉーーーー！ハイ！ハイ！ハーーー」

本気で心の中は、こんな感じであった。
周りの羨む目とかは、一切気にせず笑
すると、また聖奈が微笑む。
「まーくん。隣～？よろしくね。」

ここから、各男子・女子にのよる
修学旅行天下分け目・ドロドロ恋の戦いが
勃発していくことになるのだが・・・