220 / 246
冒険の旅
ジ・アース、新たなる力
しおりを挟む
-キース-
「さて、今日はエリーが急用で外している。
だが、俺達はハッキリ言って暇だ。
何故なら、探索者組合側の前回の依頼に対する本部の精査が入ってしまったらしい。
俺達への報奨金や素材の買取額の計算も出来ない状況になって居る、まぁ、本部の方から来てくれたので、冒険者ギルドからの親書はその監査官に託け出来たので、本部まで出向く必要が無くなったのは良かったけどな。
それで、だ、暇ついでで、軽い依頼を熟して、エリーが打ってくれた刀の試し切りがしたいなぁなんて思ってるんだけど、どうです?カイエンさん。」
「そうだな、キースにしてはヤケに説明的な長台詞だったが、たまには良いだろ。
俺も、修繕して貰ったこのショートソードを振って見たいと思ってた所だ。」
そう言って腰の剣の柄を軽くポンポンと叩くカイエン。
女性陣も、オーブ、玉藻さん含めて満場一致で何かしたいと言うので、何か手頃な依頼は無いかと見ていると。
「あ、あんた、シーマで冒険者やってたキースだろ?」
「ん?誰だ? 俺にはあまり覚えが無いんだが。」
「ああ、そうだろうな、以前にアンタに絡んでけちょんけちょんにやられた冒険者崩れだからな、今は改心して此処で探索者やってるんだ。」
「そうか、まぁ以前は俺も手が出るの早かったからなぁ、すまんかった。」
「いや、そんな謝らないでくれ、君のお陰で今じゃ此処では割と実力ある方に成れたんだぜ?」
「そうなんだ、で、何でこんな所に来たんだ?」
「はは、実はよ、俺の母親がこっちの出身だったんでね、親父が死んで、実家のあるコッチに帰りたいって言うんで連れ帰って来たんだ。
その母親も去年、大病して往っちまった、でも、何だかこっちでの生活が気に入って、こっちにそのまま移住しちまったってだけだよ。」
そうなんだ、よく覚えてねぇな、勿論名前も思い出せねぇしな。
「そうか、元気にやってるんなら、良いんじゃねぇか?こっちでやって行くなら、頑張れよ?
俺はもう少し、この大陸を旅して周ってから、帰るつもりだ。」
「そうか、お互い頑張ろうぜ、あ、そうそう、組合からお前の噂聞いてる。
すげぇよ、大したもんだ。」
「何言ってんだよ、お前の方がすげーと思うぜ?
あんな強い魔物が跋扈してる地域で探索者してるんだろ?
気を付けてな、ンじゃ又な。」
他愛もない会話をして、一枚の依頼書を剥がして帰って来たが、未だに誰だか思い出せねぇ、マジで誰だっけ?
「ねぇ、キース、あんた、良くあんなのと話してるよね?」
クリスは憶えて居る様だったが、誰だ?
「思い出せねぇんだ、誰だっけ?あれ。」
「あのねぇ、私達がザインと出会ってパーティー組み始めたばっかりの頃に受けた護衛任務、覚えて無いの?」
「いや、あれなら覚えてるぞ、未だEランクだった俺達の上のDランクだった冒険者が一緒に受けた護衛任務だよな?」
「なら、覚えてるでしょう?」
「まさか! あの時の?」
「そう、護衛任務とか言って同行しておいて盗賊とグルだった、あいつじゃん!」
「そうか、あのDランクの、名前は確か、ギュンダー。」
「そうよ、私とザインを盗賊達に売ってあんたを殺す気だったあいつ!」
「そうか、そう言う事か、多分母親の実家と言うくだりは嘘だったんだろうな、脱走でもして逃げて来たんじゃねぇのかな。
でも、心の底から改心したと言った感じの話っぷりだったから、もうやらないだろ、あんな事は。」
「だと良いけどね~。
で、話変わるけど、良い依頼あったの?」
「ああ、これとかどうかな?」
俺が適当に取ってきた依頼書は、ジャイアントウルフの群れの討伐だった。
「うん、良いんじゃない?丁度良さそう。」
「よし、じゃあ、行こうか。」
そのまま俺達は、奴の事を忘れて討伐依頼の受諾申請を出して、討伐に出発したのだった。
-----------
「凄いです!この剣、軽いだけじゃない、魔法の乗りがすっごく良い!」
カレイラが感激している。
「うん、研ぎ直されて切れ味も増して居るし、ガタ付きが無くなった、もう暫くこのまま使えそうだ。」
カイエンも納得して居るようだ。
「私の忍刀も良い感じよ~、火遁・炎刃もとってもしっくり乗るわぁ~。」
何故かマカンヌさんまで、新しい武器になってからというもの、刀に何故か魔法を、もとい忍術を乗せて魔法剣の様にして戦って居る。
オーブはと言うと、以前よりも素早くパワフルな攻撃が出来るようになって居るようだ。
正拳突き一発でジャイアントウルフが吹っ飛んで行ってダウンしたのには驚かされた。
玉藻さんの妖術とか言う魔法みたいなのにも驚くけどな。
問題は、クリスなんだが・・・いくらあいつが身体強化の怪力があるっつってもなぁ、あれはネェだろ?
何でもバトルスーツとか言うのを貰ってたけど、そいつの効果なのか?
5m位の全長のジャイアントウルフを、どうやったら片手で投げ飛ばせるっつーんだよ・・・
肘うち一発でノックアウトしてたし、在り得ねぇだろ、その威力!
俺よりすでにつえーかも知れない、怒らすのは辞めよう。
で、だ、ヨルムンガンドもなんだか角付きの鉢金貰って装備してあるけど、突進しての攻撃が今までの1.5倍以上には威力が上がって居るように感じる。
俺の長刀も、扱いは難しいが、威力は申し分ねぇ。
エリーに教えられた戦い方で、本当に一撃で真っ二つに出来る。
実に、この依頼エリアに着いてから僅か1時間足らずで、40頭以上の群れを片付けてしまった。
以前の装備ではここまでは不可能だと思う。
「カレイラ、ダメじゃない、怪我したらすぐ私の所に来ないと!」
カレイラが怪我したのか、クリスに叱られている。
「でも、クリスさん忙しそうだったから。」
「何言ってんの、私の本業はヒーラーなんだから気にしないの!」
どうやらカレイラは、左腕を引っ掻かれて小手を破壊されたようだ。
左上腕の傷が痛々しい。
しかし、クリスが呪文を唱えて間もなく、傷がすっかり消える。
やっぱスゲーな、魔法。
カレイラも、エンチャント魔法だけではなく、一応の攻撃魔法は使えるようだけど、効率が良いからとエンチャントに徹して居るようだ。
こいつ等となら、本気でS級目指せる気がしてくる。
それにしたってエリーには脚向けて寝れねぇな、俺の新しい戦い方、最高だぜ、ヨルに指示しながら戦えるってのはこう言う事なんだな、納得だった。
ジャイアントウルフを解体して居ると、突然、どこかからか矢が降って来た。
それをヨルがブレスで一瞬に焼き尽くして落とす。
「何者だ!?」
「クククク、お疲れさまでした、キース君。
流石のお前らでもジャイアントウルフと連戦した後に我々の攻撃はきついだろう。
野郎共、男は殺せ!女は捕らえろ!」
ギュンターだった。
「テメェ!未だ懲りて無かったのか!」
「ほぉ、やっと思い出したのか、しかし遅かったな!」
「ふん、それはどうかな? ヨル、やっちゃって良いぞ。」
「ギャギャ~!」
「何だそいつは!?」
「俺の相棒さ。」
ヨルの突進で一網打尽になる、盗賊達。
そして、俺と対峙して居るギュンターを、背後からクリスがホールドし、ジャーマンスープレクス。
今回クリスは、オーブの時のような手加減はしなかった。
が、たまたま腐葉土で柔らかく成って居た地面に頭をめり込ませて、ダイノジになって痙攣している。
街の外に不可視化して停車してあったスパイダーを呼び、この盗賊共を、捕獲用の檻を作ってあったので、全員詰め込んで、帰る事にした。
最近、クリスが本気で怖い。
「さて、今日はエリーが急用で外している。
だが、俺達はハッキリ言って暇だ。
何故なら、探索者組合側の前回の依頼に対する本部の精査が入ってしまったらしい。
俺達への報奨金や素材の買取額の計算も出来ない状況になって居る、まぁ、本部の方から来てくれたので、冒険者ギルドからの親書はその監査官に託け出来たので、本部まで出向く必要が無くなったのは良かったけどな。
それで、だ、暇ついでで、軽い依頼を熟して、エリーが打ってくれた刀の試し切りがしたいなぁなんて思ってるんだけど、どうです?カイエンさん。」
「そうだな、キースにしてはヤケに説明的な長台詞だったが、たまには良いだろ。
俺も、修繕して貰ったこのショートソードを振って見たいと思ってた所だ。」
そう言って腰の剣の柄を軽くポンポンと叩くカイエン。
女性陣も、オーブ、玉藻さん含めて満場一致で何かしたいと言うので、何か手頃な依頼は無いかと見ていると。
「あ、あんた、シーマで冒険者やってたキースだろ?」
「ん?誰だ? 俺にはあまり覚えが無いんだが。」
「ああ、そうだろうな、以前にアンタに絡んでけちょんけちょんにやられた冒険者崩れだからな、今は改心して此処で探索者やってるんだ。」
「そうか、まぁ以前は俺も手が出るの早かったからなぁ、すまんかった。」
「いや、そんな謝らないでくれ、君のお陰で今じゃ此処では割と実力ある方に成れたんだぜ?」
「そうなんだ、で、何でこんな所に来たんだ?」
「はは、実はよ、俺の母親がこっちの出身だったんでね、親父が死んで、実家のあるコッチに帰りたいって言うんで連れ帰って来たんだ。
その母親も去年、大病して往っちまった、でも、何だかこっちでの生活が気に入って、こっちにそのまま移住しちまったってだけだよ。」
そうなんだ、よく覚えてねぇな、勿論名前も思い出せねぇしな。
「そうか、元気にやってるんなら、良いんじゃねぇか?こっちでやって行くなら、頑張れよ?
俺はもう少し、この大陸を旅して周ってから、帰るつもりだ。」
「そうか、お互い頑張ろうぜ、あ、そうそう、組合からお前の噂聞いてる。
すげぇよ、大したもんだ。」
「何言ってんだよ、お前の方がすげーと思うぜ?
あんな強い魔物が跋扈してる地域で探索者してるんだろ?
気を付けてな、ンじゃ又な。」
他愛もない会話をして、一枚の依頼書を剥がして帰って来たが、未だに誰だか思い出せねぇ、マジで誰だっけ?
「ねぇ、キース、あんた、良くあんなのと話してるよね?」
クリスは憶えて居る様だったが、誰だ?
「思い出せねぇんだ、誰だっけ?あれ。」
「あのねぇ、私達がザインと出会ってパーティー組み始めたばっかりの頃に受けた護衛任務、覚えて無いの?」
「いや、あれなら覚えてるぞ、未だEランクだった俺達の上のDランクだった冒険者が一緒に受けた護衛任務だよな?」
「なら、覚えてるでしょう?」
「まさか! あの時の?」
「そう、護衛任務とか言って同行しておいて盗賊とグルだった、あいつじゃん!」
「そうか、あのDランクの、名前は確か、ギュンダー。」
「そうよ、私とザインを盗賊達に売ってあんたを殺す気だったあいつ!」
「そうか、そう言う事か、多分母親の実家と言うくだりは嘘だったんだろうな、脱走でもして逃げて来たんじゃねぇのかな。
でも、心の底から改心したと言った感じの話っぷりだったから、もうやらないだろ、あんな事は。」
「だと良いけどね~。
で、話変わるけど、良い依頼あったの?」
「ああ、これとかどうかな?」
俺が適当に取ってきた依頼書は、ジャイアントウルフの群れの討伐だった。
「うん、良いんじゃない?丁度良さそう。」
「よし、じゃあ、行こうか。」
そのまま俺達は、奴の事を忘れて討伐依頼の受諾申請を出して、討伐に出発したのだった。
-----------
「凄いです!この剣、軽いだけじゃない、魔法の乗りがすっごく良い!」
カレイラが感激している。
「うん、研ぎ直されて切れ味も増して居るし、ガタ付きが無くなった、もう暫くこのまま使えそうだ。」
カイエンも納得して居るようだ。
「私の忍刀も良い感じよ~、火遁・炎刃もとってもしっくり乗るわぁ~。」
何故かマカンヌさんまで、新しい武器になってからというもの、刀に何故か魔法を、もとい忍術を乗せて魔法剣の様にして戦って居る。
オーブはと言うと、以前よりも素早くパワフルな攻撃が出来るようになって居るようだ。
正拳突き一発でジャイアントウルフが吹っ飛んで行ってダウンしたのには驚かされた。
玉藻さんの妖術とか言う魔法みたいなのにも驚くけどな。
問題は、クリスなんだが・・・いくらあいつが身体強化の怪力があるっつってもなぁ、あれはネェだろ?
何でもバトルスーツとか言うのを貰ってたけど、そいつの効果なのか?
5m位の全長のジャイアントウルフを、どうやったら片手で投げ飛ばせるっつーんだよ・・・
肘うち一発でノックアウトしてたし、在り得ねぇだろ、その威力!
俺よりすでにつえーかも知れない、怒らすのは辞めよう。
で、だ、ヨルムンガンドもなんだか角付きの鉢金貰って装備してあるけど、突進しての攻撃が今までの1.5倍以上には威力が上がって居るように感じる。
俺の長刀も、扱いは難しいが、威力は申し分ねぇ。
エリーに教えられた戦い方で、本当に一撃で真っ二つに出来る。
実に、この依頼エリアに着いてから僅か1時間足らずで、40頭以上の群れを片付けてしまった。
以前の装備ではここまでは不可能だと思う。
「カレイラ、ダメじゃない、怪我したらすぐ私の所に来ないと!」
カレイラが怪我したのか、クリスに叱られている。
「でも、クリスさん忙しそうだったから。」
「何言ってんの、私の本業はヒーラーなんだから気にしないの!」
どうやらカレイラは、左腕を引っ掻かれて小手を破壊されたようだ。
左上腕の傷が痛々しい。
しかし、クリスが呪文を唱えて間もなく、傷がすっかり消える。
やっぱスゲーな、魔法。
カレイラも、エンチャント魔法だけではなく、一応の攻撃魔法は使えるようだけど、効率が良いからとエンチャントに徹して居るようだ。
こいつ等となら、本気でS級目指せる気がしてくる。
それにしたってエリーには脚向けて寝れねぇな、俺の新しい戦い方、最高だぜ、ヨルに指示しながら戦えるってのはこう言う事なんだな、納得だった。
ジャイアントウルフを解体して居ると、突然、どこかからか矢が降って来た。
それをヨルがブレスで一瞬に焼き尽くして落とす。
「何者だ!?」
「クククク、お疲れさまでした、キース君。
流石のお前らでもジャイアントウルフと連戦した後に我々の攻撃はきついだろう。
野郎共、男は殺せ!女は捕らえろ!」
ギュンターだった。
「テメェ!未だ懲りて無かったのか!」
「ほぉ、やっと思い出したのか、しかし遅かったな!」
「ふん、それはどうかな? ヨル、やっちゃって良いぞ。」
「ギャギャ~!」
「何だそいつは!?」
「俺の相棒さ。」
ヨルの突進で一網打尽になる、盗賊達。
そして、俺と対峙して居るギュンターを、背後からクリスがホールドし、ジャーマンスープレクス。
今回クリスは、オーブの時のような手加減はしなかった。
が、たまたま腐葉土で柔らかく成って居た地面に頭をめり込ませて、ダイノジになって痙攣している。
街の外に不可視化して停車してあったスパイダーを呼び、この盗賊共を、捕獲用の檻を作ってあったので、全員詰め込んで、帰る事にした。
最近、クリスが本気で怖い。
10
お気に入りに追加
118
あなたにおすすめの小説
間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜
舞桜
ファンタジー
初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎
って、何故こんなにハイテンションかと言うとただ今絶賛大パニック中だからです!
何故こうなった…
突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、
手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、
だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎
転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?
そして死亡する原因には不可解な点が…
様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、
目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“
そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪
*神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのかのんびりできるといいね!(希望的観測っw)
*投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい
*この作品は“小説家になろう“にも掲載しています
伯爵令嬢アンマリアのダイエット大作戦
未羊
ファンタジー
気が付くとまん丸と太った少女だった?!
痩せたいのに食事を制限しても運動をしても太っていってしまう。
一体私が何をしたというのよーっ!
驚愕の異世界転生、始まり始まり。
前世で家族に恵まれなかった俺、今世では優しい家族に囲まれる 俺だけが使える氷魔法で異世界無双
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
家族や恋人もいなく、孤独に過ごしていた俺は、ある日自宅で倒れ、気がつくと異世界転生をしていた。
神からの定番の啓示などもなく、戸惑いながらも優しい家族の元で過ごせたのは良かったが……。
どうやら、食料事情がよくないらしい。
俺自身が美味しいものを食べたいし、大事な家族のために何とかしないと!
そう思ったアレスは、あの手この手を使って行動を開始するのだった。
これは孤独だった者が家族のために奮闘したり、時に冒険に出たり、飯テロしたり、もふもふしたりと……ある意味で好き勝手に生きる物語。
しかし、それが意味するところは……。
領地育成ゲームの弱小貴族 ~底辺から前世の知識で国強くしてたらハーレムできてた~
黒おーじ
ファンタジー
16歳で弱小領地を継いだ俺には前世の記憶があった。ここは剣と魔法の領地育成系シュミレーションゲームに似た世界。700人の領民へ『ジョブ』を与え、掘削や建設の指令を出し、魔境や隣の領土を攻めたり、王都警護の女騎士やエルフの長を妻にしたりと領地繁栄に努めた。成長していく産業、兵力、魔法、資源……やがて弱小とバカにされていた辺境ダダリは王国の一大勢力へと上り詰めていく。
※ハーレム要素は無自覚とかヌルいことせずにガチ。
私を追い出すのはいいですけど、この家の薬作ったの全部私ですよ?
火野村志紀
恋愛
【現在書籍板1~3巻発売中】
貧乏男爵家の娘に生まれたレイフェルは、自作の薬を売ることでどうにか家計を支えていた。
妹を溺愛してばかりの両親と、我慢や勉強が嫌いな妹のために苦労を重ねていた彼女にも春かやって来る。
薬師としての腕を認められ、レオル伯アーロンの婚約者になったのだ。
アーロンのため、幸せな将来のため彼が経営する薬屋の仕事を毎日頑張っていたレイフェルだったが、「仕事ばかりの冷たい女」と屋敷の使用人からは冷遇されていた。
さらにアーロンからも一方的に婚約破棄を言い渡され、なんと妹が新しい婚約者になった。
実家からも逃げ出し、孤独の身となったレイフェルだったが……
クラスで馬鹿にされてた俺、実は最強の暗殺者、異世界で見事に無双してしまう~今更命乞いしても遅い、虐められてたのはただのフリだったんだからな~
空地大乃
ファンタジー
「殺すと決めたら殺す。容赦なく殺す」
クラスで酷いいじめを受けていた猟牙はある日クラスメート共々異世界に召喚されてしまう。異世界の姫に助けを求められクラスメート達に特別なスキルが与えられる中、猟牙にはスキルが一切なく、無能として召喚した姫や王からも蔑まされクラスメートから馬鹿にされる。
しかし実は猟牙には暗殺者としての力が隠されており次々とクラスメートをその手にかけていく。猟牙の強さを知り命乞いすらしてくる生徒にも一切耳を傾けることなく首を刎ね、心臓を握り潰し、頭を砕きついには召喚した姫や王も含め殺し尽くし全てが終わり血の海が広がる中で猟牙は考える。
「そうだ普通に生きていこう」と――だが猟牙がやってきた異世界は過酷な世界でもあった。Fランク冒険者が行う薬草採取ですら命がけな程であり冒険者として10年生きられる物が一割もいないほど、な筈なのだが猟牙の暗殺者の力は凄まじく周りと驚かせることになり猟牙の望む普通の暮らしは別な意味で輝かしいものになっていく――
転生したから思いっきりモノ作りしたいしたい!
ももがぶ
ファンタジー
猫たちと布団に入ったはずが、気がつけば異世界転生!
せっかくの異世界。好き放題に思いつくままモノ作りを極めたい!
魔法アリなら色んなことが出来るよね。
無自覚に好き勝手にモノを作り続けるお話です。
第一巻 2022年9月発売
第二巻 2023年4月下旬発売
第三巻 2023年9月下旬発売
※※※スピンオフ作品始めました※※※
おもちゃ作りが楽しすぎて!!! ~転生したから思いっきりモノ作りしたいしたい! 外伝~
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる