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暗闇を超えてきた君が僕を離してくれない

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 セイちゃんの顔が降りていき、僕の分身に舌を這い回す。カリに沿って舌が動くと同時に、握られた指が徐々に緩み、刺激が強く感じられてきた。

「どんどん濡れてくる……。涉はこんなにエッチだった?」

「あああん、い……じわるっ!」

 僕の溢れた蜜でグチグチと音がする。再び塞がれたセイちゃんの唇から、僕の蜜の香りが漂う。

「こんな涉を誰にも見せられない。心も身体も俺の色に染め上げたい。」

「んんんんっ。」

 もうなってるから……。セイちゃんとしかこんなことができるとは思わない。でも独占欲丸出しの言葉が、僕の中の何かを満たしていくのを感じた。セイちゃんの声を聞くだけで、僕の分身が反応する。でもまだ……まだイケない。

「イキたい?」

 2度目の問いにもう一度頷く。セイちゃんの、セイちゃんの分身で僕の良いところを擦ってもらって……。想像しただけで全身に痺れが走る。思わず自分からうつ伏せになろうとしていた。

「待って。まずは俺に味わわせて。」

「あああああん!」

 大きな口に咥えられてジュッと分身が吸い上げられた。舌と手を使いながら、高められる。一瞬で上りつめた僕の分身から何度も白いモノが飛び出すのが分かった。

「ハアハア、ハアハア……。うあっ! セイちゃん!」

 僕の白いモノを纏った指が後ろの秘所に入っていた。優しく、でも力強く僕の秘所をこじ開ける。

「ここも待ってる。だろ? 欲しい?」

 セイちゃんに慣らされた身体。中指が徐々に中に入り込み、僕の良いところにたどり着いた。

「ンああ……ン!」

「涉のこんなに可愛い姿は誰にも見せられない。どこかに閉じ込めておきたい。」

 耳元で囁かれた声が脳内で何度も繰り返される。一度出して萎れたはずの分身が再び勃ち上がるのが分かった。

「今度は後ろでイッて?」

 身体をひっくり返されて、動物のように四つん這いにさせられる。セイちゃんの指が入ったままの後ろは新たな刺激でヒクついた。

 セイちゃんの熱い身体が僕の背中を覆う。背中にジュッと強い刺激が走った。

「あ……ん、セイちゃん……お願い。」

「何が?」

 僕の背骨に沿って舌を這わせていたセイちゃんが呟く。その声はハッキリ言えと命令しているようだった。いつの間にかローションで増やされた滑りがヌチヌチと音を立てる。

「挿れて?」

「どこに?」

 セイちゃんは容赦ない。指で僕の良いところをグリグリと刺激する。

「あっ、アアアアン……そこっ、そこをセイちゃんので擦ってっ!」

「よくできた。」

 素早くズボンを脱いだセイちゃんの分身が僕の中に勢いよく入ってきた。




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