上 下
42 / 54
第三章 メスに染められて

第四十二話 マゾメス堕ち

しおりを挟む
 ぶたれて、痛みが走る。
 ご主人様の平手が、女らしく膨らんだ柔らかいお尻に飛んでくる。

「本当にペット以下だね、アカネは。ぶたれて興奮しちゃう、変態だよ」

 ベシン。

「あぁぁん」

 ぐじゅ。

 痛いのにどうして?
 あたしのおまんこは、どういう訳かもう、ぐじゅぐじゅに濡れてしまって……。

「こうなったら、もっと堕としてあげるよ。『あたしはペット以下の変態メス奴隷です』って言ってごらん。ほらっ」

 パシン!

(ち、ちがうの。あたしは……女だけど……変態じゃ……)

 でも、首輪の方からむずむずとする不思議な力が流れてきて、やっぱり口が動いてしまう。

「あたしはペット以下の変態メス奴隷です」

「『おしりを打たれて感じちゃう、変態のマゾメスなんです』、ほら!」

 ペシン!

 ぐじゅぐじゅ。

(だめ……やめて……ほんとうになっちゃう……マゾメスに)

「お尻を……あぁん……打たれて……あんっ……感じちゃう、変態のマゾメスなんですぅ……あぁぁん」

 食堂にあたしの甲高い声が響く。
 発情したメスの声が。
 止めたいのに止まらない。
 言うたびに、エッチなあそこがヒクヒクしてしまう。

「『マゾメスのアカネを、もっともっといたぶって下さい』、ほら!」

(い、いやよ……)

 ペシン!

 ぐじゅぐじゅ。

「マゾメスの……あんっ……アカネを、もっと……あぁぁん……もっといたぶって下さい」

「しょうがないな。アカネがお願いしたんだからね。いたぶってくれって」
 
 ご主人様はそう言って、どこからかボール型のギャグをとりだした。
 穴の開いたボールをあたしの口の中に入れて、後頭部でバンドを縛る。
 さらに、赤い布で、あたしの目を隠す。

 息が苦しい。
 何も見えない。
 視覚を奪われて、痛みと快楽だけが研ぎ澄まされていく。

「ほら、じゃあもっといくよ。『マゾメスの変態のアカネを、もっとぶってください』」
 
 バシン!

 ぐじゅん。
 あそこが濡れてくる。
 出来てまだ日の浅い、女の密壺が。
 シルクのショーツを湿らせていく。

(やめて……あたしの、お尻……痛いのに、感じちゃう。マゾになっちゃう……メスだけじゃなくて、マゾに……)

「んんんんん、んんんんん、んんんん、んっん、んっん、んんんん」
(マゾメスの変態のアカネを、もっとぶってください)

 ペシン!

「聞こえないよ! ほら、『打たれてお股を濡らしちゃう、マゾメスなんです』」

(おねがい……感じできちゃうの……やめて……あたし……感じちゃう……)

「んんんん、んんんん、んんんんん、んんんんんんんん!」
(打たれてお股を濡らしちゃう、マゾメスなんです)

「『お尻をぶたれて、いっちゃう、淫乱のマゾメス奴隷です』ほらっ」

 ペシン!

「んんんん、んんんん、んっんん、んんんんん、んんんんんんん、んん」
(お尻をぶたれて、いっちゃう、淫乱のマゾメス奴隷です)

「もう、言葉はいらないね。ダメなアカネをもっと堕としてあげるよ。ほら!」

 ベシン!!

「んんぅん!」

 もっと強い力で叩かれると、あたしのおまんこは感覚を失って、とろとろになってしまう。
 微熱から、気が狂うほどの熱風が吹き荒れるまで、時間はかからない。

 ベシン!!!

「んんんんんぅ」

 だめ、頭が体が甘くしびれてきて。

 ベシン!!!

「んんんんんぅ」

 だめ……お尻から切なく感じてきて。

 ベシン!!!!

「んんんぅんんんんぅ」

 頭の中がちかちかして、お股がキュンキュンして。

「もう、いっちゃいなよ。メス以下のマゾメス奴隷として、いっちゃえ、アカネ」

 ベシン!!!!!

「んんんぅんんぅんんんんんぅ」

「ほら、アカネ。いっちゃえ。堕ちちゃえ」

(だめっ……本当にいっちゃう……ぶたれただけで……ご主人様の声を聞くだけで……あぁん)

 分かる。分かっちゃう。
 お尻の痛みで、教えられちゃう。

 ここでイったら、マゾが心まで染み込んじゃうってことが。
 魂までマゾメスに変えられちゃうってことが。

 それなのに、そんなの望んでないのに、ご主人様の叩きは、力強さが増していって。

ベシン!!! ベシン!!!

 声も出せないあたしの頭は真っ白になっていって。

ベシン!!! ベシン!!! ベシン!!

 あたしはもう何も考えられず、乱れに乱れて。

ベシン!! ベシン!! ベシン!! ベシン!!

 体が快楽の洪水に押し流されて、ガクガク震えだして。

 ベシン!!!!!ベシン!!!!!ベシン!!!!!ベシン!!!!!

 最後に強烈な一撃に、意識を刈り取られて。

「んんんぅんんぅんんんんんぅんんんぅんんぅんんんんんぅ」

(ダメよ……いく……いっちゃう……あんっ……あぁん……あぁぁぁぁぁぁぁぁん)

 ビクッ ビクッ ビクン

 体を打ち上げられた魚のように震わせながら、心の中で、かろうじて呟いた。

(あ、あたし……もうダメ……)

 ご主人様は、見下すような声で、冷たく言い放つ。

「アカネ、今、ビクンビクンしたね。分かるよ。お尻をぶたれただけで、いっちゃったんだね。本当に淫乱でダメなマゾメス奴隷だよね」

 首輪がギュッと引き締まる。
 もう限界なのに、体が動かせないくらい、ぐったりしているのに。
 呪いの首輪は容赦なく、あたしの心をえぐっていく。
 あたしの、頭の中……もっと弄られて。
 いったばかりなのに……あそこ、きゅんとしちゃって……。

 だめ……もう、ムリ。

 否定、したくても、もう無理。

 だってあたし……もう、マゾ。

 メス以下のマゾ……。

 お尻が麻痺しているのに、感じちゃうマゾ女なの。

 だって、痛いのに、こんなにあそこが溢れて……。

 あぁ……ごしゅじん……さま……。
 
  
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

新しい自分(女体化しても生きていく)

雪城朝香
ファンタジー
明日から大学生となる節目に突如女性になってしまった少年の話です♪♪ 男では絶対にありえない痛みから始まり、最後には・・・。

女体化入浴剤

シソ
ファンタジー
康太は大学の帰りにドラッグストアに寄って、女体化入浴剤というものを見つけた。使ってみると最初は変化はなかったが…

達也の女体化事件

愛莉
ファンタジー
21歳実家暮らしのf蘭大学生達也は、朝起きると、股間だけが女性化していて、、!子宮まで形成されていた!?

RUBBER LADY 屈辱の性奴隷調教

RUBBER LADY
ファンタジー
RUBBER LADYが活躍するストーリーの続編です

朝起きたら女体化してました

たいが
恋愛
主人公の早乙女駿、朝起きると体が... ⚠誤字脱字等、めちゃくちゃあります

TSしちゃった!

恋愛
朝起きたら突然銀髪美少女になってしまった高校生、宇佐美一輝。 性転換に悩みながら苦しみどういう選択をしていくのか。

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

処理中です...