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第三章 美少女学園一年目 芽吹き根付く乙女心

【第105話】 強制自慰(2)◆

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 なけなしの理性で抵抗しているのだろうか。
 ディルドを使って自分の股間を突き上げ始めてしまったあおいだが、その手の動きは、どことなくぎこちない。
 女の悦びを貪りたい本能と、それを許すまじとする理性が戦っているように見えた。

「ほら、お嬢様。愛しの彼氏の大きくて太くて、おまんこのサイズにピッタリの陽根おちんちんが、入りたがっていますよ。お嬢様の大事な奥に。だからもっと強く、深く中に入れないと」

 さくらはあおいの手を握り、蕩けた股間への刺激を促す。
 女の子らしいオナニーのやり方を、あおいに叩きこんでいく。

「あぁん…………止まって……あた……ぼくの……手……とまってぇ……」

 あおいの悲痛な声に、さくらはむしろ冷酷な笑みを浮かべる。

「ここまで来てまだ抵抗するなんて、まったく世話が焼けるお嬢様ですわ。そこも可愛いところですけど。しょうがないから、もう一度教えて差し上げますね」

 さくらはあおいの手の誘導を再開する。
 
 五、六回、手を誘導した後、手を放す。

 手の動きが弱まったところで、再び手の誘導を行う。

 それを十セット、ニ十セットと繰り返す。

 だが、あおいの反応はイマイチだ。

「うーん、なかなかしぶといですわ。やっぱりこれがないとダメですか」

「そうね。やっぱり彼氏の言葉じゃないと聞きたくないわよね。もっと早く気付くべきだったわ。ごめんね、あおいちゃん。気が利かなくて」

 そう言って、アリスは再びヘッドホンをあおいの頭に被せる。
 あおいの女性化を促す男の声――AIとリアルなボーカロイドを組み合わせた早紀の発明品――を投げかけていく。

『欲しいんだろ、あおい。これが。オレのちんぽが。この淫乱が。マゾメスが』

 キュン

 子宮が機敏に反応する。

(そうなの。おちんちんが欲しいの。中に欲しいの。突いてほしいの。突き上げて欲しいの。あなたの逞しいペニスで)

 子宮はまるでそう言いたそうに、男死の分泌液をそこらに漏らしながら、ペニスに近づこうとして暴れまわる。
 お腹の中がじゅわっとした快楽で麻痺していく。

「いやっ……手が……さっきより……強く……あぁぁぁん」

 股間のひくひくが止まらない。

 暖かい愛液が溢れて止まらない。

 声が止まらない。

 手が止まらない。

 止まらない。

 止まらない。

 止まらない。

「あらまぁ。効果てきめんですわ。やっぱり男の子の、愛しの彼氏の言うことなら聞いちゃうんですね」

「乳首をこんなに立てちゃって。おっぱいも揉んで欲しいのかしら」

 アリスはあおいの左手をおっぱいに誘導する。
 手の甲を掴みながら、あおい自身の手で豊かな乳房を鷲掴みにさせる。
 指の腹で円を描くように乳首を撫でまわすように、あおいの可憐な手を調教していく。
 握るたびに、あおいの乳首から母乳がポトポトと流れ、あおいとアリスの手を伝って、お腹、そして股間へと流れていく。

「あぁん……揉まないで……揉ませないで……あた……ぼくの……おっぱい……あぁぁぁ」

「こっちもお留守にしちゃだめですわ」

『もっと深くまで突けよ。オレが見ていてやるから。おまえの痴態を全て見ていてやるから』

「ダメ……止まって……股間……おっぱい……どっちも…あぁぁん……止まって……お願い……あたしの手……どっちも……いやっ……ダメッ……ひゃああぅ」

 男の骨に伝わるような深い言葉を聞くと、手が止まらなくなる。

 より大胆に。

 より的確に。

 より激しく。

 左手は、快楽を貪るように弾力があり、柔らかい左のおっぱいを揉み始める。
 右手は愛液で濡れた幻のおまんこをリズミカルに突き上げる。

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お気に入り数が安定して1000を越えました。
密かに目標としていた数で、2年前連載を開始した時点では不可能と思っていたので、感謝しています。
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