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しおりを挟む「ここだよー」
案内され、辿り着いたのは高級感漂うマンションだった。
しかも俺の家の超近く。
祭月が住んでいるというマンションは、俺がいつも通る坂道の一歩手前にある道を曲がって、真っ直ぐに行った所にあった。
最近建ったばかりのマンションで、俺の家からも見えている。
…なるほど。だからいつもあの公園にいたのか。
などと、1つの疑問が解決したところで促されるままにエントランスに足を踏み入れた。
内装は外観からの予想通りのデザインで、知り合いにマンション住まいの奴なんていないから初めて訪れる場所に変な緊張を覚える。
オートロックを解除し、そのままエレベーターに乗り込んだ。
行き先は最上階。
チンッと音がしたエレベーターを降りると、その階にはドアが1つしかなかった。
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