101 / 108
101話: 新しいお屋敷で
しおりを挟む
将軍の生家に祈祷師を呼んで、それから生還パーティー兼、新居の引っ越し祝いをやることになった。
クリスは普段、コウタの両親に見てもらう事にした。
クリスはコウタの両親に速攻で懐いたし、相性も良さそうだった。
我々は冬が終わればチョロチョロ遠出するかもしれないし。
コウタにクリスと両親が凄く仲良くなったら、妬ける? と聞いたら、妹が出来たと思うことにした。
と、笑った。
「俺はホントに両親を助ける事ができて、俺を捨てたんじゃないって分かっただけでも十分なんだ」
その言葉を聞いて、コウタも立派になったな。
などど思った。
夕刻になって、招待した人が集まって来た。
冬なので、最近陽が暮れるのが遅い。
後の予定が無い人は客室に泊まっていって貰う予定だ。
人手に渡るまでは不動産屋がきちんとお部屋もメンテなどをしてくれていた。
流石に将軍の生家だけあって、大事にされていた。
「随分でかい家を買ったな」
「よう、バジリスク戦に参加してないのに、俺まで招待ありがとう」
「貴族の令嬢がレース目当てに突撃して来ることもあるもので大きい家にしました。リックさんにも色々お世話に、なっていますから」
ラウルさんとリックさんを生還祝いと引っ越し祝いパーティーに招待した。
「あ、あそこにいるのがコウタの両親か? 顔がやっぱ似てるな!」
「ありがとうございます。今日は楽しんで行って下さい」
リックさんがコウタに話しかけていたら、コウタの両親も気がついて、いつも息子がお世話になっているそうで、ありがとうございます。
などと、お決まりの挨拶などをしていた。
「すき焼きと刺し身です。刺し身が辛い方は、言ってくださればコウタの魔法で炙りにも出来ます」
「でも安全なんだろ?」
リックさんが訊いた。
「はい、鑑定でも問題無いです」
リックさんもラウルさんも我々の信頼度が上がって、こっちの食べ方にも慣れて来たようだ。
今日は仕事も無いらしいから、お腹を壊すかもという心配もいらないだろう。
まかり間違えてそんな事になったら私が治癒魔法で何とかするけど。
「あ、生の魚、プリプリしてて美味しい」
「これが……サシミ……あ、これは口の中で溶ける!」
お二人とも、存分に堪能して下さい。
更に我々が命懸けの遠征中、留守中クリスの、お世話をしてくれた赤星のおばさんも呼んでいたので、到着するなり、屋敷の立派さに驚いていた。
「凄いお屋敷だね! あんた達、貴族に、なったのかい?」
「いいえ、貴族の売った家を買っただけです」
「今度さあ、コータ君の両親の分の着替えの服とか買いに行こうよ。
今は手持ちの適当に着てもらってるけど」
「ああ、そうだな」
「お母さんは古着でいいわよ、こんな大きな家を買って、本当に大丈夫なの?」
「俺のも古着でいいぞ」
「大丈夫だよ、母さん、父さん。新しいのと中古と両方買えばいい」
「でも、家の維持の事とか考えてる? 大きいと掃除も大変でしょう?」
あ……まあ、それは確かに大変かも。
「そ、掃除かー、そういやたまに呼ぶとお掃除してくれる企業とか無いのかな?」
「浩太ったら、考えてなかったの?」
コウタの両親を助け出す大きなミッションが終わって、ちょい浮かれてたね、私達。
「これはメイドと執事を雇うチャンス!?」
しかし、私がそう言うと、コウタも紗耶香ちゃんも食いついて来た。
「メイドさん!」
「あーね! 執事! いいじゃん!」
「まあ、男女一人ずつくらいいてもいいよね、執事とメイド」
色めき立つ私達に赤星のおばさんから。冷静な忠告。
「アンタ達、使用人を雇うなら、ちゃんと盗みとかしない、真っ当な人間を雇いなよ」
「あーね、鑑定で人格までは見抜けないよね」
紗耶香ちゃんも首をひねって考えてる。
「推薦状とか持ってる人かな?」
コウタが、そう言ったので、私は思った。
メイドや執事を雇ってる貴族に聞けばいいのでは?と。
「今度パンを納品に行く時にでも、ソフィアナお嬢様に訊いてみる?」
「そうだな、ソフィアナ様が、俺たちの大事な戦いが終わったらお茶会に美味しいパンを出したいと言っていたか」
「白雪、鳥を飛ばして色々報告しとく」
私が白雪を呼ぶと窓辺から飛んで来た。
「かわいい! 鳥さん!」
「クリス、サヤの鳥さん触っていいよ、名前は、バニラ」
「バニラちゃん!」
紗耶香ちゃんが自分の鳥でクリスの気を惹いてくれてる今のうちに、私はアイテムボックスからレターセットを出して手紙をしたためる。
「このすき焼きって料理も美味いな」
「でしょう!?」
リックさんとコウタのお父さんが意気投合してる。
「じゃあ、白雪、お願いね!」
窓辺から飛び立つ白雪。
それをジュースを飲みながら、じっと見て見送っていた、ライ君。
「あ、ライ君、もしかしてソフィアナ様に何が伝えたい事があった?」
「いいえ、特に何も」
「……クリスちゃんとライ君は学校に通わす方が、いいのかな」
「俺は、御者の他にも掃除なども出来マスよ」
「それはありがたいけど、でも日曜学校で読み書きくらいは習った方がいいよね」
「そうだな、俺も御者出来るようになったし」
「こんな立派なお屋敷に住む主が御者を自分でするのデスカ?」
コウタは御者技術を、いつのまにか得ていたらしい。
「まあ、そもそもが平民だから良くないか?」
「食堂は定休日あるの?、あるなら、母さんもお屋敷のお掃除の手伝いをするわ」
「母さん、食堂の掃除もあるから無理しないで」
「コウタ! 新しい武器の試し斬りの時は付き合うぞ! 狩りに行こうぜ!」
「ありがとうございます、リックさん」
あ! そうか! ムラマサの!
「コータ君! ご両親の服とかの買い物はサヤ達に任せてくれていいよ~~」
「そう? ありがとう水木さん」
「あーね、いいかげん、アタシの事も下の名前で呼べば良くない?」
「あ、じゃあ……サヤカさん?」
「サヤで良いよ~~」
「サヤ……ちゃん」
「ま、それでいっか!」
キャハハ! と紗耶香ちゃんは朗らかに笑った。
何だか地味にやることが多いな?
命がけな作業とは違うからいいけど。
でもメイドや執事を雇うとか、私達も出世したものだね!
クリスは普段、コウタの両親に見てもらう事にした。
クリスはコウタの両親に速攻で懐いたし、相性も良さそうだった。
我々は冬が終わればチョロチョロ遠出するかもしれないし。
コウタにクリスと両親が凄く仲良くなったら、妬ける? と聞いたら、妹が出来たと思うことにした。
と、笑った。
「俺はホントに両親を助ける事ができて、俺を捨てたんじゃないって分かっただけでも十分なんだ」
その言葉を聞いて、コウタも立派になったな。
などど思った。
夕刻になって、招待した人が集まって来た。
冬なので、最近陽が暮れるのが遅い。
後の予定が無い人は客室に泊まっていって貰う予定だ。
人手に渡るまでは不動産屋がきちんとお部屋もメンテなどをしてくれていた。
流石に将軍の生家だけあって、大事にされていた。
「随分でかい家を買ったな」
「よう、バジリスク戦に参加してないのに、俺まで招待ありがとう」
「貴族の令嬢がレース目当てに突撃して来ることもあるもので大きい家にしました。リックさんにも色々お世話に、なっていますから」
ラウルさんとリックさんを生還祝いと引っ越し祝いパーティーに招待した。
「あ、あそこにいるのがコウタの両親か? 顔がやっぱ似てるな!」
「ありがとうございます。今日は楽しんで行って下さい」
リックさんがコウタに話しかけていたら、コウタの両親も気がついて、いつも息子がお世話になっているそうで、ありがとうございます。
などと、お決まりの挨拶などをしていた。
「すき焼きと刺し身です。刺し身が辛い方は、言ってくださればコウタの魔法で炙りにも出来ます」
「でも安全なんだろ?」
リックさんが訊いた。
「はい、鑑定でも問題無いです」
リックさんもラウルさんも我々の信頼度が上がって、こっちの食べ方にも慣れて来たようだ。
今日は仕事も無いらしいから、お腹を壊すかもという心配もいらないだろう。
まかり間違えてそんな事になったら私が治癒魔法で何とかするけど。
「あ、生の魚、プリプリしてて美味しい」
「これが……サシミ……あ、これは口の中で溶ける!」
お二人とも、存分に堪能して下さい。
更に我々が命懸けの遠征中、留守中クリスの、お世話をしてくれた赤星のおばさんも呼んでいたので、到着するなり、屋敷の立派さに驚いていた。
「凄いお屋敷だね! あんた達、貴族に、なったのかい?」
「いいえ、貴族の売った家を買っただけです」
「今度さあ、コータ君の両親の分の着替えの服とか買いに行こうよ。
今は手持ちの適当に着てもらってるけど」
「ああ、そうだな」
「お母さんは古着でいいわよ、こんな大きな家を買って、本当に大丈夫なの?」
「俺のも古着でいいぞ」
「大丈夫だよ、母さん、父さん。新しいのと中古と両方買えばいい」
「でも、家の維持の事とか考えてる? 大きいと掃除も大変でしょう?」
あ……まあ、それは確かに大変かも。
「そ、掃除かー、そういやたまに呼ぶとお掃除してくれる企業とか無いのかな?」
「浩太ったら、考えてなかったの?」
コウタの両親を助け出す大きなミッションが終わって、ちょい浮かれてたね、私達。
「これはメイドと執事を雇うチャンス!?」
しかし、私がそう言うと、コウタも紗耶香ちゃんも食いついて来た。
「メイドさん!」
「あーね! 執事! いいじゃん!」
「まあ、男女一人ずつくらいいてもいいよね、執事とメイド」
色めき立つ私達に赤星のおばさんから。冷静な忠告。
「アンタ達、使用人を雇うなら、ちゃんと盗みとかしない、真っ当な人間を雇いなよ」
「あーね、鑑定で人格までは見抜けないよね」
紗耶香ちゃんも首をひねって考えてる。
「推薦状とか持ってる人かな?」
コウタが、そう言ったので、私は思った。
メイドや執事を雇ってる貴族に聞けばいいのでは?と。
「今度パンを納品に行く時にでも、ソフィアナお嬢様に訊いてみる?」
「そうだな、ソフィアナ様が、俺たちの大事な戦いが終わったらお茶会に美味しいパンを出したいと言っていたか」
「白雪、鳥を飛ばして色々報告しとく」
私が白雪を呼ぶと窓辺から飛んで来た。
「かわいい! 鳥さん!」
「クリス、サヤの鳥さん触っていいよ、名前は、バニラ」
「バニラちゃん!」
紗耶香ちゃんが自分の鳥でクリスの気を惹いてくれてる今のうちに、私はアイテムボックスからレターセットを出して手紙をしたためる。
「このすき焼きって料理も美味いな」
「でしょう!?」
リックさんとコウタのお父さんが意気投合してる。
「じゃあ、白雪、お願いね!」
窓辺から飛び立つ白雪。
それをジュースを飲みながら、じっと見て見送っていた、ライ君。
「あ、ライ君、もしかしてソフィアナ様に何が伝えたい事があった?」
「いいえ、特に何も」
「……クリスちゃんとライ君は学校に通わす方が、いいのかな」
「俺は、御者の他にも掃除なども出来マスよ」
「それはありがたいけど、でも日曜学校で読み書きくらいは習った方がいいよね」
「そうだな、俺も御者出来るようになったし」
「こんな立派なお屋敷に住む主が御者を自分でするのデスカ?」
コウタは御者技術を、いつのまにか得ていたらしい。
「まあ、そもそもが平民だから良くないか?」
「食堂は定休日あるの?、あるなら、母さんもお屋敷のお掃除の手伝いをするわ」
「母さん、食堂の掃除もあるから無理しないで」
「コウタ! 新しい武器の試し斬りの時は付き合うぞ! 狩りに行こうぜ!」
「ありがとうございます、リックさん」
あ! そうか! ムラマサの!
「コータ君! ご両親の服とかの買い物はサヤ達に任せてくれていいよ~~」
「そう? ありがとう水木さん」
「あーね、いいかげん、アタシの事も下の名前で呼べば良くない?」
「あ、じゃあ……サヤカさん?」
「サヤで良いよ~~」
「サヤ……ちゃん」
「ま、それでいっか!」
キャハハ! と紗耶香ちゃんは朗らかに笑った。
何だか地味にやることが多いな?
命がけな作業とは違うからいいけど。
でもメイドや執事を雇うとか、私達も出世したものだね!
39
お気に入りに追加
441
あなたにおすすめの小説
料理を作って異世界改革
高坂ナツキ
ファンタジー
「ふむ名前は狭間真人か。喜べ、お前は神に選ばれた」
目が覚めると謎の白い空間で人型の発行体にそう語りかけられた。
「まあ、お前にやってもらいたいのは簡単だ。異世界で料理の技術をばらまいてほしいのさ」
記憶のない俺に神を名乗る謎の発行体はそう続ける。
いやいや、記憶もないのにどうやって料理の技術を広めるのか?
まあ、でもやることもないし、困ってる人がいるならやってみてもいいか。
そう決めたものの、ゼロから料理の技術を広めるのは大変で……。
善人でも悪人でもないという理由で神様に転生させられてしまった主人公。
神様からいろいろとチートをもらったものの、転生した世界は料理という概念自体が存在しない世界。
しかも、神様からもらったチートは調味料はいくらでも手に入るが食材が無限に手に入るわけではなく……。
現地で出会った少年少女と協力して様々な料理を作っていくが、果たして神様に依頼されたようにこの世界に料理の知識を広げることは可能なのか。
異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
おばさん、異世界転生して無双する(꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆オラオラオラオラ
Crosis
ファンタジー
新たな世界で新たな人生を_(:3 」∠)_
【残酷な描写タグ等は一応保険の為です】
後悔ばかりの人生だった高柳美里(40歳)は、ある日突然唯一の趣味と言って良いVRMMOのゲームデータを引き継いだ状態で異世界へと転移する。
目の前には心血とお金と時間を捧げて作り育てたCPUキャラクター達。
そして若返った自分の身体。
美男美女、様々な種族の|子供達《CPUキャラクター》とアイテムに天空城。
これでワクワクしない方が嘘である。
そして転移した世界が異世界であると気付いた高柳美里は今度こそ後悔しない人生を謳歌すると決意するのであった。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
転生したら神だった。どうすんの?
埼玉ポテチ
ファンタジー
転生した先は何と神様、しかも他の神にお前は神じゃ無いと天界から追放されてしまった。僕はこれからどうすれば良いの?
人間界に落とされた神が天界に戻るのかはたまた、地上でスローライフを送るのか?ちょっと変わった異世界ファンタジーです。
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる