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郊外の一軒家
すりっぷ、じゅうきゅう
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前立腺の少し奥ばかりを狙って突かれる。快楽を欲しがって淫らに膨れた前立腺にも先端のカサの部分の少しくらいは掠るけれど、絶頂には至らない。その掠りと前立腺近くへの激しい突き上げの振動が、むしろ俺の絶頂への欲求を高めた。
「ユキ様っ、ぁんっ! んぁあっ、ぁゔっ、んんっ! ユキ様、ユキ様ぁんっ!」
雪兎は俺の浅いところでくぽくぽと遊ぶのが今は好きらしい。しかし、俺が可愛くおねだり出来たら気分が変わって絶頂を許してやるかもしれないと語った。俺には雪兎が語る俺の可愛さとやらは分からない、けれどこれ以上焦らされるのは辛いし、雪兎に喜んで欲しい。
「ぁ、ひっ……! お願いっ、しますぅっ、んぁんっ! イっ、イかせてっ、ぁ、んぁっ、おねがっ、ぁあっ! イかしぇてぇっ!」
俺の滑稽なおねだりで雪兎が「可愛い」と感じるならば、俺は舌を噛もうが喉が裂けようが可愛こぶってみせる。雪兎に可愛いと思われたい訳じゃない、可愛いと感じる時人は癒されたり喜んだりするものだ、俺は雪兎に幸せでいて欲しい。
「ぁゔんっ! んっ、ぁあっ……やらぁっ、そこイげにゃいぃっ! そこもぉやぁああっ! ぁんっ!? んっ、ひ……イけないぃ……」
「イけない?」
「ひっ、ぁあっ!」
細い指が背骨を辿る。尻の割れ目のすぐ上から、肋骨の始まるところまでをつぅっと。雪兎の指に合わせてゾクゾクと快感が脊椎を昇っていった。単純な身体だ、雪兎の思うがままになっている。
「ふふ……可愛い」
「かわっ、ぃ……ならぁっ、もぉイかせてっ、イきたいっ、ひっ、ぃ、イぎだぃいっ……! 奥じゅくじゅぐずるぅっ! 腹っ、もぉ痛いぃっ!」
「疼き過ぎて痛いの?」
「痛い、のぉ……」
「あははっ! オウム返ししちゃって」
「……ぉ、ねがいっ、イかせて、ゆきさまぁっ……イったら、もっとゆきしゃま気持ちよくなるから……いっぱ、締めて……けーれんっ、してぇっ、ゆきしゃま気持ちよくしゅるぅっ」
雪兎は突くのをやめ、前立腺にカリを引っ掛けて僅かに腰を揺らし、俺の極限まで膨れた前立腺に微かな振動を与えた。その微弱過ぎる振動は前立腺から陰茎にまで伝わり、破裂しそうなくらいに張ったそれを更に痛めつけた。
「イったらもっと可愛い声出すっ、ゆきさま喜ばせてみしぇますからぁっ! イかせてっ、お願いぃっ……!」
「…………これ以上可愛くなっちゃうの? あぁ……それは、怖いなぁ……僕どうにかなっちゃうよ」
前立腺を極力刺激せずに遊んでいた凶悪な陰茎が、ごりゅっ、と前立腺をえぐった。亀頭をしっかりと俺の弱点に当て、雪兎は腰を左右にくねらせて俺の前立腺をすり潰した。
「……っ、あぁああっ!? イっ、ぐぅゔぅぅっ……! ゔ、あっ!?」
雪兎は俺の下腹に手を回して両手をしっかりと組み、俺を抱き上げるように下腹をぐっと押した。雪兎の小さな手は俺の下腹へ強くくい込み、びゅくびゅくと精液を漏らしている最中なのに、前立腺を更に虐めた。
「ひぃいっ!? イっだ、今イっ、んんんんっ! イった、今しょこイっだんれすぅっ! ぐりゅぐりゅっ、ぁあぁっ、ごわれりゅっ、イぐっ、イぐの止まんにゃいぃっ!」
「本当だ、さっきより可愛い。すごいねポチ」
壊れた蛇口のように精液が溢れて止まらない。雄としての機能なんてもうとっくにおかしくなっているのに──
「イっ、ぐぅっ、まひゃイぐっ……! おがひぐっ、なりゅぅゔっ!」
──こんなふうな言葉を使って喘いでしまうのは何故だろう。これ以上どこがどうおかしくなる? 雪兎の犬として最適化されつつある俺の身体と精神はとっくに普通の人間からは離れたおかしな生き物なのに。
「ふふ……えいっ」
下腹を押さえていた手が離れて一瞬安堵し、大きく息を吸った。次の瞬間雪兎の手は射精真っ最中の俺の陰茎を強く握った、裏筋をつまむように、亀頭をつねるように、左右の手でそれぞれ弱点を痛めつけた。
「……っ、あぁあっ!?」
気の利いたセリフも甲高い声も汚い喘ぎ声も上げられず、ただ嬌声を上げて潮を吹いた。
「ユキ様っ、ぁんっ! んぁあっ、ぁゔっ、んんっ! ユキ様、ユキ様ぁんっ!」
雪兎は俺の浅いところでくぽくぽと遊ぶのが今は好きらしい。しかし、俺が可愛くおねだり出来たら気分が変わって絶頂を許してやるかもしれないと語った。俺には雪兎が語る俺の可愛さとやらは分からない、けれどこれ以上焦らされるのは辛いし、雪兎に喜んで欲しい。
「ぁ、ひっ……! お願いっ、しますぅっ、んぁんっ! イっ、イかせてっ、ぁ、んぁっ、おねがっ、ぁあっ! イかしぇてぇっ!」
俺の滑稽なおねだりで雪兎が「可愛い」と感じるならば、俺は舌を噛もうが喉が裂けようが可愛こぶってみせる。雪兎に可愛いと思われたい訳じゃない、可愛いと感じる時人は癒されたり喜んだりするものだ、俺は雪兎に幸せでいて欲しい。
「ぁゔんっ! んっ、ぁあっ……やらぁっ、そこイげにゃいぃっ! そこもぉやぁああっ! ぁんっ!? んっ、ひ……イけないぃ……」
「イけない?」
「ひっ、ぁあっ!」
細い指が背骨を辿る。尻の割れ目のすぐ上から、肋骨の始まるところまでをつぅっと。雪兎の指に合わせてゾクゾクと快感が脊椎を昇っていった。単純な身体だ、雪兎の思うがままになっている。
「ふふ……可愛い」
「かわっ、ぃ……ならぁっ、もぉイかせてっ、イきたいっ、ひっ、ぃ、イぎだぃいっ……! 奥じゅくじゅぐずるぅっ! 腹っ、もぉ痛いぃっ!」
「疼き過ぎて痛いの?」
「痛い、のぉ……」
「あははっ! オウム返ししちゃって」
「……ぉ、ねがいっ、イかせて、ゆきさまぁっ……イったら、もっとゆきしゃま気持ちよくなるから……いっぱ、締めて……けーれんっ、してぇっ、ゆきしゃま気持ちよくしゅるぅっ」
雪兎は突くのをやめ、前立腺にカリを引っ掛けて僅かに腰を揺らし、俺の極限まで膨れた前立腺に微かな振動を与えた。その微弱過ぎる振動は前立腺から陰茎にまで伝わり、破裂しそうなくらいに張ったそれを更に痛めつけた。
「イったらもっと可愛い声出すっ、ゆきさま喜ばせてみしぇますからぁっ! イかせてっ、お願いぃっ……!」
「…………これ以上可愛くなっちゃうの? あぁ……それは、怖いなぁ……僕どうにかなっちゃうよ」
前立腺を極力刺激せずに遊んでいた凶悪な陰茎が、ごりゅっ、と前立腺をえぐった。亀頭をしっかりと俺の弱点に当て、雪兎は腰を左右にくねらせて俺の前立腺をすり潰した。
「……っ、あぁああっ!? イっ、ぐぅゔぅぅっ……! ゔ、あっ!?」
雪兎は俺の下腹に手を回して両手をしっかりと組み、俺を抱き上げるように下腹をぐっと押した。雪兎の小さな手は俺の下腹へ強くくい込み、びゅくびゅくと精液を漏らしている最中なのに、前立腺を更に虐めた。
「ひぃいっ!? イっだ、今イっ、んんんんっ! イった、今しょこイっだんれすぅっ! ぐりゅぐりゅっ、ぁあぁっ、ごわれりゅっ、イぐっ、イぐの止まんにゃいぃっ!」
「本当だ、さっきより可愛い。すごいねポチ」
壊れた蛇口のように精液が溢れて止まらない。雄としての機能なんてもうとっくにおかしくなっているのに──
「イっ、ぐぅっ、まひゃイぐっ……! おがひぐっ、なりゅぅゔっ!」
──こんなふうな言葉を使って喘いでしまうのは何故だろう。これ以上どこがどうおかしくなる? 雪兎の犬として最適化されつつある俺の身体と精神はとっくに普通の人間からは離れたおかしな生き物なのに。
「ふふ……えいっ」
下腹を押さえていた手が離れて一瞬安堵し、大きく息を吸った。次の瞬間雪兎の手は射精真っ最中の俺の陰茎を強く握った、裏筋をつまむように、亀頭をつねるように、左右の手でそれぞれ弱点を痛めつけた。
「……っ、あぁあっ!?」
気の利いたセリフも甲高い声も汚い喘ぎ声も上げられず、ただ嬌声を上げて潮を吹いた。
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