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郊外の一軒家
しょじょそうしつ、さん
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首輪の紐を引っ張られ、首を絞められながら後孔を最奥まで犯され、意識を失った。しかし頬を叩かれて目を覚ました。
「痛……ぁっ、ユ、ユキ様っ、すいません、久しぶりの快感で意識が保てず……!」
後孔には何も入っていない、気絶中に抜かれたようだ。あるべき内臓が一つ足りないような奇妙な喪失感がある。
「いいよ、君の具合見るのも僕のやるべきことなのにサボっちゃった。久しぶりだから感覚を忘れちゃってたのかな」
そう言いながら雪兎は精液にまみれた陰茎を俺の眼前に突き出した。
「意識ない君を抱くのもいいけど、今日はそういう気分じゃないんだ。口でやってくれる?」
「は、はいっ……」
ついさっきまで俺の後孔に入れられていた陰茎だ。絡み付いている白濁液は雪兎のものだが、俺の腸壁に擦り付けられたものでもあるし、俺の腸液も混ざっているだろう。雪兎のものだけならともかく、俺のも混じっているというのは不愉快だ、だが、雪兎に命令されたのだからしないという選択肢はない。
「は、むっ……んっ、んん、ん、ぐっ……んん」
口内の空気を抜きながらゆっくりと雪兎の陰茎を飲み込んでいき、くぷくぷと音を立てながら唇を陰茎の根元へと近づけていく。
「ん……そうそう、汚れちゃってるから君の喉で綺麗にさせてね……ふふ、飲み込むのじょーず」
「んんんっ……!」
上顎も、舌も、喉も、全て性感帯だ。陰茎を根元まで咥え込んだ後で顎や喉を撫でられては喘いでしまう。
「いいなぁ、君みたいな男って感じの人がこれ咥えるの上手いのってさ、それだけでえっちだもんね。うっとりした顔しちゃって。ふふふっ……僕の、美味しい?」
「んっ、んっ……!」
「美味しいって言ってるのかな? 可愛いね。そろそろ君の喉で扱いてくれる?」
「ん……」
雪兎の腰に手を添えさせてもらい、頭を前後に振る。雪兎の陰茎にぴったり吸い付いていた喉の内壁がぞりぞりと引っかかれて、嗚咽を伴う快感を得る。
「んぶぅっ! ふぐっ、んっ、んんゔぅっ! ぐっ、ふ、んんっ! んんんっ!」
「んっ……! すごい、ね……君、ほんとっ……この激しさ自分で出せるものなんだ、イラマチオの頭の動きだよこれ……」
「んっ、んんっ……んゔぅっ!」
喉の奥を突いてもらう快感で頭がボーッとする。気付けば精液を漏らしていて、太腿に不快な生温かさを感じた。
「喉でイけるのって本当にすごいと思うよ。すごく可愛い」
「んんっ、ん、んんん……!」
「動きにぶってるよ、気持ちよくなれるのは可愛いけど……僕をイかせるのが先だよね?」
また首輪の紐を引かれる。喉を外側から押さえ付けられれば当然喉の締まりはよくなり、雪兎の陰茎はより強く喉の内側に擦れる。腹を押されながら後孔を犯された時と全く同じ原理だ。
「んんんぅっ! ィゔっ、ふぅゔっ……んぐっ、んゔぅぅっ!」
「んっ…………はぁっ、やっと出せた。ぁー、喉の奥で出しちゃったなぁ、もぐもぐさせたかったのに……まぁ、次でいいか」
「けほっ、げほっ……はっ、はぁっ……はぁっ…………ゆき、さま」
喉奥に精液を注がれて咳き込む。味わいたかったなと残念に思いつつ雪兎を見上げると、赤紫色の瞳と目が合った。
「……お風呂入ろっか」
愛おしげに俺を見下ろす瞳の優しさに俺は気付けば「わん」と犬らしい返事をしていた。
「痛……ぁっ、ユ、ユキ様っ、すいません、久しぶりの快感で意識が保てず……!」
後孔には何も入っていない、気絶中に抜かれたようだ。あるべき内臓が一つ足りないような奇妙な喪失感がある。
「いいよ、君の具合見るのも僕のやるべきことなのにサボっちゃった。久しぶりだから感覚を忘れちゃってたのかな」
そう言いながら雪兎は精液にまみれた陰茎を俺の眼前に突き出した。
「意識ない君を抱くのもいいけど、今日はそういう気分じゃないんだ。口でやってくれる?」
「は、はいっ……」
ついさっきまで俺の後孔に入れられていた陰茎だ。絡み付いている白濁液は雪兎のものだが、俺の腸壁に擦り付けられたものでもあるし、俺の腸液も混ざっているだろう。雪兎のものだけならともかく、俺のも混じっているというのは不愉快だ、だが、雪兎に命令されたのだからしないという選択肢はない。
「は、むっ……んっ、んん、ん、ぐっ……んん」
口内の空気を抜きながらゆっくりと雪兎の陰茎を飲み込んでいき、くぷくぷと音を立てながら唇を陰茎の根元へと近づけていく。
「ん……そうそう、汚れちゃってるから君の喉で綺麗にさせてね……ふふ、飲み込むのじょーず」
「んんんっ……!」
上顎も、舌も、喉も、全て性感帯だ。陰茎を根元まで咥え込んだ後で顎や喉を撫でられては喘いでしまう。
「いいなぁ、君みたいな男って感じの人がこれ咥えるの上手いのってさ、それだけでえっちだもんね。うっとりした顔しちゃって。ふふふっ……僕の、美味しい?」
「んっ、んっ……!」
「美味しいって言ってるのかな? 可愛いね。そろそろ君の喉で扱いてくれる?」
「ん……」
雪兎の腰に手を添えさせてもらい、頭を前後に振る。雪兎の陰茎にぴったり吸い付いていた喉の内壁がぞりぞりと引っかかれて、嗚咽を伴う快感を得る。
「んぶぅっ! ふぐっ、んっ、んんゔぅっ! ぐっ、ふ、んんっ! んんんっ!」
「んっ……! すごい、ね……君、ほんとっ……この激しさ自分で出せるものなんだ、イラマチオの頭の動きだよこれ……」
「んっ、んんっ……んゔぅっ!」
喉の奥を突いてもらう快感で頭がボーッとする。気付けば精液を漏らしていて、太腿に不快な生温かさを感じた。
「喉でイけるのって本当にすごいと思うよ。すごく可愛い」
「んんっ、ん、んんん……!」
「動きにぶってるよ、気持ちよくなれるのは可愛いけど……僕をイかせるのが先だよね?」
また首輪の紐を引かれる。喉を外側から押さえ付けられれば当然喉の締まりはよくなり、雪兎の陰茎はより強く喉の内側に擦れる。腹を押されながら後孔を犯された時と全く同じ原理だ。
「んんんぅっ! ィゔっ、ふぅゔっ……んぐっ、んゔぅぅっ!」
「んっ…………はぁっ、やっと出せた。ぁー、喉の奥で出しちゃったなぁ、もぐもぐさせたかったのに……まぁ、次でいいか」
「けほっ、げほっ……はっ、はぁっ……はぁっ…………ゆき、さま」
喉奥に精液を注がれて咳き込む。味わいたかったなと残念に思いつつ雪兎を見上げると、赤紫色の瞳と目が合った。
「……お風呂入ろっか」
愛おしげに俺を見下ろす瞳の優しさに俺は気付けば「わん」と犬らしい返事をしていた。
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