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お盆

おはかまいり、じゅうさん

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松の木にもたれさせた雪風との対面立位の最中、俺は彼の中に白く濁った欲望を吐き出した。しかし俺の陰茎は萎えることはなく、俺は射精直後の敏感な陰茎で雪風の後孔を堪能することにした。

「イっ……くぅうんっ! んぁあっ! イったっ、もぉ何回もイって、んんんっ! まひろぉっ、も、むりっ、足、力はいんにゃっ、ぁ、ああーっ!」

雪風には片足立ちをしてもらっていたのだが、連続絶頂に陥って立っていられなくなったようだ。

「……雪風、俺の首に掴まれるか?」

「んっ、んん……? 首ぃ? まひろの首……太くてすき」

力は入っていないが、雪風は両腕を俺の首に巻き付けた。俺は俺の身体と松の木で雪風の身体を挟み、地面に着いていた左足を上げさせた。

「んっ、あぁあっ!? 深いぃっ……ィぐぅうっ!」

「俺に体重かけろ。前に……そう、よし。雪風、ほら、駅弁だぞ」

「んゔっ! んっ、んん……えきべん」

快楽で前後不覚になっている様子の雪風は可愛らしい。俺の言葉をオウム返しする幼児のような可愛さが特に股間に効く。

「駅弁好きだろ? ほらっ、ほら……」

松の木から離れて身体を反らし、俺に力なく抱きついている雪風の腰を両手で支える。彼が落ちる危険性を排除したら身体を揺すり、刺激を与える。

「んんっ! んぁっ、あぅっ! 奥くるっ、さっきより深いっ、ひっ……! イくっ、またイくぅうっ!」

雪風の身体を完全に抱えてしまう俗に駅弁と呼ばれる体位では、雪風自身の体重がそのまま彼の後孔を責める材料になる。普段よりも深い位置を責められるのは当然、身体を密着させたまま腰を振る必要もないので幸福感も強い。

「庭、軽く散歩してみようか」

「ぁんっ! んっ、あっ、ぁあっ! ゃ、止まって、止まってまひろぉっ、歩くのっ、ずんずんきてっ……! イくからっ、またイくからぁっ!」

歩くだけで雪風が喘ぐ、これは楽しい。駅弁は本当に素晴らしい体位だ。先程出した俺の精液で更に穴がトロトロに蕩けているし、しょっちゅう絶頂して痙攣するから抜き挿ししなくても十分気持ちいい。

「イくっ、イくぅうっ……! ぅあっ、ぁんっ! まひろっ、止まれ、止まれって! 止まれっ、止まれよばかぁっ! 今イってるからとまりぇぇえっ!」

ぽすぽすと力なく俺の背を叩く手が可愛い。

「自分よりデカい男抱えるの疲れるんだから、あんまり長くはしてやれないんだぞ。贅沢言わずに堪能しろよ」

「イぐぅゔうっ……! イっでるっ、もぉずっとイってりゅゔっ、ひんじゃうっ、俺もぉしぬっ」

駅弁の快感を論理的に考えることは出来るが、体験することは出来ない。俺は雪風も雪兎も抱えられるけれど、雪兎は俺を抱えられない。この先成長して俺より背が高くなったとしても、華奢な雪兎には俺を抱えるなんて不可能だろう。騎乗位だって潰しそうで怖くて出来ないんだ、持ち上げてもらうなんて絶対に無理……そう思うと寂しいな。

「もぉ歩くにゃああっ! イくのもぉいいっ、休ませろぉっ」

「分かった分かった、もう歩かないよ」

「んんっ……ん、それでいいんだよ……くっ、ふぅゔっ……これでも、十分キツいけど」

「歩かないけど、垂直跳びはしようかな」

「はっ……!? あっ、ぁあっ!?」

ラジオ体操にこんな運動があったなぁなんて小学生時代を思い返しながら、リズミカルにその場でぴょんぴょん飛び跳ねる。

「ぁんっ! んひぃっ!? ひぐっ! ふじゃけんにゃまひろぉっ……おっ!? ぉんっ!」

「口閉じとかないと舌噛むかもしれなっ……痛い」

「ふへっ……んひぃんっ!? んぁあっ!? ぁひぃっ……イぐゔぅっ! 怒んっ、なよぉっ!」

注意しながら噛むなんて、なんて格好悪い。雪風に笑われたことに苛立ってはいない、ただ恥ずかしい。その照れを紛らわすため、俺は雪風を抱き締める腕の力を緩めて垂直跳びの振動が伝わりやすくなるようにした。
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