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お盆

みっかめ、はち

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貞操帯を口実にずっと俺のターン。陰茎が使い物にならなくなりそうな痛みはあるが、俺にとってはそれも快感になるし、貞操帯にはデメリットなどない。射精出来ないという最大の特徴も焦らされていると考えれば既にご褒美みたいなものだ。
そもそも雪兎から与えられるものにご褒美以外は存在出来ないのでは……?

「これが真尋の尻なのか……」

雪風は俺の後孔を再現したオナホを様々な角度から眺め、穴に指を突っ込んで内側を撫で回したりした。雪風を愛するための道具として出したのに、尻が疼いてきた。雪兎以上のテクニシャンであるはずの雪風の手つきをじっと見ているのは危険だ。

「何回か指突っ込んだことあるだろ? どうだ、再現度は」

「うーん……確認させてもらったりとかは?」

「ダメだ」

「ケチだな」

自分が何歳だと思っているのか雪風はぷくっと頬を膨らませた。その仕草が許されるのは幼児だけだと軽口を叩きながら網膜に素晴らしい光景を焼き付け、片手で顔を掴むようにして頬に溜まった空気を出させた。

「温めてくるから待ってな」

「おう、玩具見とくわ」

浴室に向かい、洗面器にお湯を張ってオナホを投入。ローションの容器も入れておく。

「…………暇だな」

後孔がうずうずする。ほじくろうか? いや、ダメだ。今俺は雪風を抱く側の男として後孔は放置しなければ。

「……もういいかな?」

人肌に温まったオナホをつつき、同じく温まったローションを流し込み、穴に指を入れてローションを馴染ませる。

「やべぇ……ムラムラする……」

思わずバスローブの上から尻を撫でてしまう。疼きが酷くなってきたので意識して尻から手を離し、ベッドへ戻った。

「おかえりー、色々と面白そうな玩具あんなぁ。デカいのも結構揃ってるし」

「使われてる間は気持ちよすぎて見た目とか覚える暇ないし、見てもあんまり分かんねぇな」

足を伸ばして座っている雪風の太腿に跨り、彼が眺めていた歪な形のバイブを玩具箱に戻す。温めたオナホの穴を広げ、ローションがとろりと溢れる様を見せる。

「……へへっ、さっき散々前立腺弄られて出しまくったけど、まだイケそうだぜ」

雪風の陰茎は大きく膨らんで反り返っている。さっき何度も射精して潮吹きまでしたとは思えない元気さだ。

「背面と対面どっちがいい?」

「んー、対面」

オナホの外側を観察して前後を確認し、雪風の陰茎の先端をオナホに飲み込ませる。

「おっ……いいね、温かい。とろとろして柔らかい、締め付けもいいな。抱かれ慣れた淫乱の尻だって一発で分かるぜ」

俺を見つめてニヤニヤと笑いながらの分析。

「……っ、ふ……はぁああ……すっげぇ、いいなこれ、リアルだわー……お前の穴知らねぇけど」

ぬぷぷっ……と音を立ててオナホを下ろし、雪風の陰茎を完全に覆わせる。

「前立腺っぽいのあるな。すげぇな、ここまで再現出来るのか。スキャンってどうやったんだ?」

「専用の棒を突っ込んだ」

「ほーん……想像するだけで出そうだな」

なら出してもらおう。俺はオナホをぎゅっと握り、上下に振って雪風の陰茎を扱き始めた。
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