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使用人体験
うらのおしごと、さん
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クロスを引いた丸テーブルに上半身だけを乗せた雪風、彼の足は俺の腰に絡みついている。気が早いなと笑いながら内腿に股間の膨らみを教え、赤くなる顔を楽しむ。
「ん……ぁ、あっ」
熱い頬に手のひらを当て、指先で耳をくすぐる。
「は、ぁ」
もう片方の手は腹を撫でる。うっすらとした腹筋の溝をなぞって遊ぶ。
「んっ……!」
つぽ、と臍に人差し指を沈めると雪風は俺の腰を足で締め付けた。一旦抜き、臍の周りを指の腹で撫で回す。
「……雪風、臍……性感帯?」
くすぐったそうに身をよじる雪風の顔は赤く、瞳は潤んで細められている。ぎゅうぎゅうと足で締められると陰茎が雪風の足の付け根に擦れて辛い。
「まひろ、が……」
「……俺が?」
雰囲気はまだ崩れていない、微かに香るコーヒーのおかげだろう。上品な空間で下品な真似をしている背徳感を崩さないよう、話し声は小さく喘ぎ声は高く振る舞っている。
「真尋が……触ってくれるなら、どこでも気持ちいい」
頬に当てていた手に雪風の手が重なる。手に擦り寄る猫のように目を閉じて言葉にならない声を漏らす。
「……それじゃあ、とりあえずは撫でてるだけでいいみたいだな」
「けち……出し惜しみなんかするなよ」
「刺激強くして困るのは雪風だろ?」
臍の周りだけを撫でるのをやめ、人差し指と薬指で縦長の臍を拡げ、中指を臍の中へ向かわせる。
「……っ、あ……」
「腹ちょっと触っただけでこれなんだから、出し惜しみしないとな」
「は、ぁ、ぁ……あぅ……ぅあぁ……」
中指で臍の浅いところをトントンと叩いてやるだけで雪風は気持ちよさそうに身をよじる。
「……ほら、中途半端な声ばっか出してないでなんか言えよ」
「んっ……気持ち、いい……」
「……っ、そんなこと、見れば分かる。もっと俺が分かってないこと教えてくれよ」
前髪に隠れかけた潤んだ瞳に見つめられて上擦った声で「気持ちいい」と告げられて、もうそれだけで出してしまいそうだ。ぐっと堪えて具体的な説明をさせ、軽い恥辱プレイを試みる。
「おへそっ……真尋に、優しくトントンしてもらってぇ……気持ちいい」
「…………うん。それで?」
「それで……それが……おなかの奥に、響く……中からも、トントンして欲しくなる……」
挿入をねだるように足の締め付けが増す。可愛らしい雪風の臍の奥へ中指を押し込む。
「ん……! すごい……真尋ぉ、おへその奥からあったかいの広がって、どんどん真尋の欲しくなる……」
赤い瞳は俺の顔と俺の股間を行き来している。
「…………まだ、だめ?」
「そう、だな……まだダメだ。もう少し我慢しろ」
「……真尋の欲しい」
節が目立つのに女性的なところもあり、白魚のようと形容できる美しい指が俺のスラックスの膨らみをそっとつまむ。
「硬い……おっきい…………真尋も俺が欲しいだろ? なぁ……もうしよう? だめ?」
下着の中で窮屈な思いをしている陰茎を服の上から撫で回され、形を探るようにされては堪えられなくなる。
「……ダメだ」
言いながらスラックスを下着ごとズラし、陰茎を露出する。ぶるんっと現れたそれに雪風の目が釘付けになる。大好きなおもちゃを目の前にした子供のように純粋に輝く瞳は俺の永遠の憧れだ。
「その代わり、外側にはやるよ」
俺は椅子を足場にして机に手を付き、雪風の腹の上に陰茎を乗せた。
「すっごいパンパン……辛そうだな」
縦長の臍に亀頭をあてがい、入るわけもない狭い穴にぐりぐりと押し付ける。
「んっ……ぁ……真尋ぉ……何してるんだよ」
「雪風の腹犯してるんだよ、どんな気分だ? 俺は最高だよ。雪風の腹……めちゃくちゃ気持ちいい。柔らかくて、吸い付いてくる」
嘘は言っていない。筋肉も脂肪も僅かな雪風の腹はふにっと柔らかく、ハリのある肌は吸い付くような触れ心地だ。
「……なんか、めちゃくちゃエロいことしてる気分になるんだけど……大したことしてないよな、俺達」
「どうだろうな……」
先走りの汁が雪風の白い腹を濡らしていく。臍に溜まり、くちゅくちゅと淫靡な音を立てる。そうなってくると俺達は性交をしている気分になり、刺激に反して心だけが酷く昂った。
「ん……ぁ、あっ」
熱い頬に手のひらを当て、指先で耳をくすぐる。
「は、ぁ」
もう片方の手は腹を撫でる。うっすらとした腹筋の溝をなぞって遊ぶ。
「んっ……!」
つぽ、と臍に人差し指を沈めると雪風は俺の腰を足で締め付けた。一旦抜き、臍の周りを指の腹で撫で回す。
「……雪風、臍……性感帯?」
くすぐったそうに身をよじる雪風の顔は赤く、瞳は潤んで細められている。ぎゅうぎゅうと足で締められると陰茎が雪風の足の付け根に擦れて辛い。
「まひろ、が……」
「……俺が?」
雰囲気はまだ崩れていない、微かに香るコーヒーのおかげだろう。上品な空間で下品な真似をしている背徳感を崩さないよう、話し声は小さく喘ぎ声は高く振る舞っている。
「真尋が……触ってくれるなら、どこでも気持ちいい」
頬に当てていた手に雪風の手が重なる。手に擦り寄る猫のように目を閉じて言葉にならない声を漏らす。
「……それじゃあ、とりあえずは撫でてるだけでいいみたいだな」
「けち……出し惜しみなんかするなよ」
「刺激強くして困るのは雪風だろ?」
臍の周りだけを撫でるのをやめ、人差し指と薬指で縦長の臍を拡げ、中指を臍の中へ向かわせる。
「……っ、あ……」
「腹ちょっと触っただけでこれなんだから、出し惜しみしないとな」
「は、ぁ、ぁ……あぅ……ぅあぁ……」
中指で臍の浅いところをトントンと叩いてやるだけで雪風は気持ちよさそうに身をよじる。
「……ほら、中途半端な声ばっか出してないでなんか言えよ」
「んっ……気持ち、いい……」
「……っ、そんなこと、見れば分かる。もっと俺が分かってないこと教えてくれよ」
前髪に隠れかけた潤んだ瞳に見つめられて上擦った声で「気持ちいい」と告げられて、もうそれだけで出してしまいそうだ。ぐっと堪えて具体的な説明をさせ、軽い恥辱プレイを試みる。
「おへそっ……真尋に、優しくトントンしてもらってぇ……気持ちいい」
「…………うん。それで?」
「それで……それが……おなかの奥に、響く……中からも、トントンして欲しくなる……」
挿入をねだるように足の締め付けが増す。可愛らしい雪風の臍の奥へ中指を押し込む。
「ん……! すごい……真尋ぉ、おへその奥からあったかいの広がって、どんどん真尋の欲しくなる……」
赤い瞳は俺の顔と俺の股間を行き来している。
「…………まだ、だめ?」
「そう、だな……まだダメだ。もう少し我慢しろ」
「……真尋の欲しい」
節が目立つのに女性的なところもあり、白魚のようと形容できる美しい指が俺のスラックスの膨らみをそっとつまむ。
「硬い……おっきい…………真尋も俺が欲しいだろ? なぁ……もうしよう? だめ?」
下着の中で窮屈な思いをしている陰茎を服の上から撫で回され、形を探るようにされては堪えられなくなる。
「……ダメだ」
言いながらスラックスを下着ごとズラし、陰茎を露出する。ぶるんっと現れたそれに雪風の目が釘付けになる。大好きなおもちゃを目の前にした子供のように純粋に輝く瞳は俺の永遠の憧れだ。
「その代わり、外側にはやるよ」
俺は椅子を足場にして机に手を付き、雪風の腹の上に陰茎を乗せた。
「すっごいパンパン……辛そうだな」
縦長の臍に亀頭をあてがい、入るわけもない狭い穴にぐりぐりと押し付ける。
「んっ……ぁ……真尋ぉ……何してるんだよ」
「雪風の腹犯してるんだよ、どんな気分だ? 俺は最高だよ。雪風の腹……めちゃくちゃ気持ちいい。柔らかくて、吸い付いてくる」
嘘は言っていない。筋肉も脂肪も僅かな雪風の腹はふにっと柔らかく、ハリのある肌は吸い付くような触れ心地だ。
「……なんか、めちゃくちゃエロいことしてる気分になるんだけど……大したことしてないよな、俺達」
「どうだろうな……」
先走りの汁が雪風の白い腹を濡らしていく。臍に溜まり、くちゅくちゅと淫靡な音を立てる。そうなってくると俺達は性交をしている気分になり、刺激に反して心だけが酷く昂った。
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