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留学後の性活
おかずのどうが、さん
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最初からセックス風の動画を撮るのは難しいので、まずはフェラ動画を試すことにした。しかし、いざ環境を整えて撮影を開始してから気付いたことがある。
「んっ、む……んんっ、ん……」
フェラ動画、話せない。音を立てて下品にしゃぶってもマイクがどれだけ拾ってくれるか分からない。つまり音が弱い。
それと、雪兎がこれを見て自慰をしていつ満足するか分からないから、いつまでフェラをしていればいいのか分からない。ディルドに射精機能なんてないからタイミングが一切分からない。
「んんっ……ふ、ぃ、はあっ……」
名前を呼んでも上手く発音できないし、これ見てて楽しくなさそうだな。
「んっ、んぅっ、んんんっ……!」
本物の雪兎なら容赦なく腰を振ってくれるけど、偽物の寄せ集めは動かない。自分で頭を動かしても無意識に加減してしまうようで苦しくも気持ちよくもない。
「ん、んーっ……ん、はぁっ……ユキ様のすっごいですね、喉の奥までごりごり擦られちゃって……息苦しいし、でも気持ちいいし、もうよく分かんない感じです」
本当によく分からない。セックス風動画の方が楽だったかもな……と思いつつ録画を止め、パソコンにデータを映して不要部分をカット、他の編集はせずに雪兎に送信。
「はぁっ……えげつないダメ出しされるんだろうなぁ、もう人格否定くらいのえっぐいダメ出し…………ふへへっ」
雪兎からの返信を楽しみにしながら昼寝開始、いつでも反応出来るように枕元に置いた携帯端末の通知音は最大にしておいた。
十数分後、寝入るよりも早く通知音が鳴った。雪兎から返信が来ている。
『夜遅くに何か送ってきたかと思えば低クオリティの動画』
『ガッカリだよ。これ本当に真面目にやったの?』
『色気のない服着てるし。そんなの着るくらいなら脱げ』
夜遅く……あぁ、時差か。向こうは夜なんだな。
ねちっこい怒りの文章に俺は早くも興奮している。もっと酷い言葉を送ってきて欲しくて体が熱くなってきた。
『フェラならもっと音立てて、あと苦しそうな顔して』
『吐きかけて涙目くらいの見せてくれないと勃たないよ』
それ以降のメッセージはなかったので俺からお詫びの文章を送っておいたが、未読無視だ。
「フェラはボツだな……」
深いため息と共に起き上がるとベッドの端に座って俯いているマネキンの哀愁漂う不気味な後ろ姿が目に入った。叱られ無視され興奮したことだし、もう一度何か試してみよう。
「雪兎勃たせりゃいいんだから……別に俺が一人でしててもいいんだよな」
以前のビデオ通話ではパソコンの前で痴態を晒した。あんなふうにやればいいかもしれない──そうだ、俺が自慰をして雪兎にねだる動画と、マネキンに騎乗位して撮った動画を前後編にすればそれっぽくならないか?
「俺もたまには冴えてるじゃん。そうだ、服も変えよ」
雪兎は確かスーツ姿の俺が好きだった。俺には分からない趣味だが、あまり脱がずに自慰をすれば悦ぶかもしれない。俺は部屋着を脱ぎ捨ててスーツに着替えた。
「……ごきげんようユキ様、先は失礼致しました。今度こそご満足いただけるよう頑張ります」
ついさっきフェラをした際と同じ位置に座る。携帯端末に入れたアプリからカメラを起動させ、深々と頭を下げてまず挨拶した。
「んっ、む……んんっ、ん……」
フェラ動画、話せない。音を立てて下品にしゃぶってもマイクがどれだけ拾ってくれるか分からない。つまり音が弱い。
それと、雪兎がこれを見て自慰をしていつ満足するか分からないから、いつまでフェラをしていればいいのか分からない。ディルドに射精機能なんてないからタイミングが一切分からない。
「んんっ……ふ、ぃ、はあっ……」
名前を呼んでも上手く発音できないし、これ見てて楽しくなさそうだな。
「んっ、んぅっ、んんんっ……!」
本物の雪兎なら容赦なく腰を振ってくれるけど、偽物の寄せ集めは動かない。自分で頭を動かしても無意識に加減してしまうようで苦しくも気持ちよくもない。
「ん、んーっ……ん、はぁっ……ユキ様のすっごいですね、喉の奥までごりごり擦られちゃって……息苦しいし、でも気持ちいいし、もうよく分かんない感じです」
本当によく分からない。セックス風動画の方が楽だったかもな……と思いつつ録画を止め、パソコンにデータを映して不要部分をカット、他の編集はせずに雪兎に送信。
「はぁっ……えげつないダメ出しされるんだろうなぁ、もう人格否定くらいのえっぐいダメ出し…………ふへへっ」
雪兎からの返信を楽しみにしながら昼寝開始、いつでも反応出来るように枕元に置いた携帯端末の通知音は最大にしておいた。
十数分後、寝入るよりも早く通知音が鳴った。雪兎から返信が来ている。
『夜遅くに何か送ってきたかと思えば低クオリティの動画』
『ガッカリだよ。これ本当に真面目にやったの?』
『色気のない服着てるし。そんなの着るくらいなら脱げ』
夜遅く……あぁ、時差か。向こうは夜なんだな。
ねちっこい怒りの文章に俺は早くも興奮している。もっと酷い言葉を送ってきて欲しくて体が熱くなってきた。
『フェラならもっと音立てて、あと苦しそうな顔して』
『吐きかけて涙目くらいの見せてくれないと勃たないよ』
それ以降のメッセージはなかったので俺からお詫びの文章を送っておいたが、未読無視だ。
「フェラはボツだな……」
深いため息と共に起き上がるとベッドの端に座って俯いているマネキンの哀愁漂う不気味な後ろ姿が目に入った。叱られ無視され興奮したことだし、もう一度何か試してみよう。
「雪兎勃たせりゃいいんだから……別に俺が一人でしててもいいんだよな」
以前のビデオ通話ではパソコンの前で痴態を晒した。あんなふうにやればいいかもしれない──そうだ、俺が自慰をして雪兎にねだる動画と、マネキンに騎乗位して撮った動画を前後編にすればそれっぽくならないか?
「俺もたまには冴えてるじゃん。そうだ、服も変えよ」
雪兎は確かスーツ姿の俺が好きだった。俺には分からない趣味だが、あまり脱がずに自慰をすれば悦ぶかもしれない。俺は部屋着を脱ぎ捨ててスーツに着替えた。
「……ごきげんようユキ様、先は失礼致しました。今度こそご満足いただけるよう頑張ります」
ついさっきフェラをした際と同じ位置に座る。携帯端末に入れたアプリからカメラを起動させ、深々と頭を下げてまず挨拶した。
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