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似ているかもしれないから
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ガサガサ、バサバサ、草木を掻き分けて進む音と鳥の羽ばたきが混じって聞こえる。音の方向を見てみれば白い翼を生やした白馬が居た。
「ユニっ……違う、ペガサス……!? マジかよ……すげぇ」
なんて神々しい……思わず手を合わせてしまった。
ペガサスは泉の水を飲みに来たようだ。首を下に伸ばして飲む姿も美しい、乗りたい、乗せて飛んで欲しい。
「…………あいつ雄か」
誘ってみようか。相手を選んでいられる飢餓ではないし、ペガサスは何となく強そうだから魔力も多くもらえそうだ。何より、馬と言えば巨根だ。
「さ、流石に……やばいかな」
アルマも弟も規格外だったし、俺はそれを飲み込めた。獣というのは忌避感もあるが、逆に浮気らしさはない。食事のため、食事のためだ。生きるため、アルマを助けるためなのだ。
「…………アルマ、すぐに頬っぺた治してやるからな。えっと……お、お馬さーん……ペガサス? さーん」
恐る恐る声を上げ、手を大きく振る。
そしてふと前世で見た話を思い出す、処女の膝で眠り非処女を殺すという──あれはユニコーンだったか? ペガサスだったか? どっちがどう違うんだ? そもそも違うものなのか?
やばい、こっち見た、来た、どうして早く処女厨伝説を思い出せなかったんだ。
「……こ、こんにちは、ペガサス……さん?」
ペガサスは俺の前で止まり、ぶるる……と鼻を鳴らした。返事と見ていいだろうか。
俺は覚悟を決め、ペガサスに背を向けてうつ伏せになり、足の断面を地面につけて必死に腰を持ち上げた。
「しっ、しません……か?」
外で、獣と、夫の前で……嫌で嫌で仕方ない。だが、ヤらなければアルマまで死んでしまう。
手で尻肉を掴んで引っ張り、穴を拡げて羞恥に耐えていると、尻に暑い息がかかった。匂いを嗅いでいるのか? 濡れた鼻先が押し当てられている──っ、嫌だ、嫌だっ……やっぱり動物なんて嫌だ。
「……っ、やっぱりまたの機会に……」
蹄が頭の横を踏み、俺はペガサスの影に隠された。恐る恐る振り返れば巨大な陰茎が膨らんでいて、後ろ足をパカパカと鳴らして位置を調整していた。
「…………アルマ」
踏まれないようにアルマの首を抱き締め、目と口を固く閉じた。
「……ぁああっ!?」
ずぶぶっ……と巨大な陰茎に貫かれる。パンパンに膨らんだそれは俺の内臓を押し潰し、奥へと進んでいく。
「んぐっ、ぅ、うぁっ……ぁ、あっ……!」
アルマの陰茎はこのくらいの大きさだった気がする。
「アルマ……? アルマっ、アルマぁ……ぁっ! あっ、あっ、ぁあっ!」
大きく膨らんだ陰茎が腸壁を擦りながら出ていく、身体が捲れていく気さえする。もう少しで全て抜けてしまうと締め付けを意識的に強めると、ずんっと奥まで突き上げられた。
「あぁんっ! ぁ、はぁっ……あ、ぁっ、待って、待ってぇっ……ぁんっ! あっ、あんっ、やぁあんっ!」
それが繰り返され、快楽を覚える。
荒い呼吸は今までとは違って人型のものから発せられるものではないし、獣臭さに包まれている。
「アルマぁっ! アルマっ、すきっ、もっと、もっとぉっ、もっと突いて、もっとぉ!」
それでも俺はアルマに抱かれているのだと思い込もうとした。首だけの彼に口付けて、彼のものではない肉棒に体内を蹂躙されて喜ぶ。
「ぁんっ! ひぅんっ! してっ、もっと、してぇっ! きもちぃっ、アルマぁあっ!」
アルマはバックで俺を抱いてくれているのだ。俺を抱き締めず、自分の快楽を優先して──アルマはそんなことしない──うるさい、妄想を邪魔するな、アルマは珍しく自分を優先して激しく腰を降っているんだ。
「ぁひっ、あぁああっ! しゅごいっ、アルマぁっ、ふといのっ……んぁあっ、お尻、拡がるっ……!」
アルマが俺に覆いかぶさっているなら、どうして俺はアルマの頭を抱き締めているんだよ。アルマはどんな体勢で俺を抱いているんだよ。
うるさい、やめろってば、分かってるんだアルマじゃないことなんて。
「んひぃっ!? 奥っ、ぁああっ、らめっ、ひぃっ……おなかっ、破れるっ、ぅあぁあっ! めくれるっ! アルマぁっ……もっと、優しくっ……!」
俺を本当に犯しているのが馬だと分かっていても妄想は止まらない。虚しくて、嬉しくて、悲しくて、幸せで、俺はペガサスより先に絶頂を迎えてしまった。
腹が減ったから精液を搾ってやるためにペガサスを誘ったのに、俺が先に果ててしまっては意味がない。巨根なんて選ぶんじゃなかった、満腹だけを求めるなら小さい方がよかった。
「ぁ、あっ……は……やば、死ぬっ……!」
大量に出血した時よりも死を間近に感じる。淫魔の俺にとって精液は血よりも大事なものなのか、どうしてこんな生態なんだとつくづく思う。
「ぁ、あっ……アルマぁっ、早くっ、早く出して、せーえきはやく出してぇっ!」
ラストスパートなのか、ペガサスの腰振りが早まる。絶頂したばかりの腸壁を好き勝手に掘削される。
「んゔぅっ! あ、はぁっ……イったとこっ、ごりごりしてるっ……ひぅぅんっ……!」
ほどなくして射精が始まり、人間とは比べ物にならない量の精液を流し込まれる。人間は実はコスパが悪いのではないだろうか、射精量の割に性技が発達し過ぎている。
「あっ……きたっ、きたっ、美味しぃ……ぁ、まって、まって、もういいっ、お腹破れるっ……!」
インキュバスの内臓の伸縮性は素晴らしく、胃が破裂すると俺が錯覚してから倍以上の体積を容易に飲み込んだ。腹に手をやればぽっこりと膨らんでいるのが分かった。
「ぁ……あっ、は、ぁあっ…………はぁっ、はぁっ……死ぬかと思った」
萎えた陰茎が抜かれ、ぽっかりと開いた穴に触れる外気は冷たい。頭の後ろに押し当てられるペガサスの鼻先は濡れていて、荒い呼吸が俺の髪と頭の羽を吹き上げる。
「アルマ……どこ、今、行くか、ら……」
大量に摂取した精液による多幸感、身体を壊しそうなほどに注がれた快楽、それに精神的疲労も重なって意識が遠のき、俺はゆっくりと目を閉じた。
「ユニっ……違う、ペガサス……!? マジかよ……すげぇ」
なんて神々しい……思わず手を合わせてしまった。
ペガサスは泉の水を飲みに来たようだ。首を下に伸ばして飲む姿も美しい、乗りたい、乗せて飛んで欲しい。
「…………あいつ雄か」
誘ってみようか。相手を選んでいられる飢餓ではないし、ペガサスは何となく強そうだから魔力も多くもらえそうだ。何より、馬と言えば巨根だ。
「さ、流石に……やばいかな」
アルマも弟も規格外だったし、俺はそれを飲み込めた。獣というのは忌避感もあるが、逆に浮気らしさはない。食事のため、食事のためだ。生きるため、アルマを助けるためなのだ。
「…………アルマ、すぐに頬っぺた治してやるからな。えっと……お、お馬さーん……ペガサス? さーん」
恐る恐る声を上げ、手を大きく振る。
そしてふと前世で見た話を思い出す、処女の膝で眠り非処女を殺すという──あれはユニコーンだったか? ペガサスだったか? どっちがどう違うんだ? そもそも違うものなのか?
やばい、こっち見た、来た、どうして早く処女厨伝説を思い出せなかったんだ。
「……こ、こんにちは、ペガサス……さん?」
ペガサスは俺の前で止まり、ぶるる……と鼻を鳴らした。返事と見ていいだろうか。
俺は覚悟を決め、ペガサスに背を向けてうつ伏せになり、足の断面を地面につけて必死に腰を持ち上げた。
「しっ、しません……か?」
外で、獣と、夫の前で……嫌で嫌で仕方ない。だが、ヤらなければアルマまで死んでしまう。
手で尻肉を掴んで引っ張り、穴を拡げて羞恥に耐えていると、尻に暑い息がかかった。匂いを嗅いでいるのか? 濡れた鼻先が押し当てられている──っ、嫌だ、嫌だっ……やっぱり動物なんて嫌だ。
「……っ、やっぱりまたの機会に……」
蹄が頭の横を踏み、俺はペガサスの影に隠された。恐る恐る振り返れば巨大な陰茎が膨らんでいて、後ろ足をパカパカと鳴らして位置を調整していた。
「…………アルマ」
踏まれないようにアルマの首を抱き締め、目と口を固く閉じた。
「……ぁああっ!?」
ずぶぶっ……と巨大な陰茎に貫かれる。パンパンに膨らんだそれは俺の内臓を押し潰し、奥へと進んでいく。
「んぐっ、ぅ、うぁっ……ぁ、あっ……!」
アルマの陰茎はこのくらいの大きさだった気がする。
「アルマ……? アルマっ、アルマぁ……ぁっ! あっ、あっ、ぁあっ!」
大きく膨らんだ陰茎が腸壁を擦りながら出ていく、身体が捲れていく気さえする。もう少しで全て抜けてしまうと締め付けを意識的に強めると、ずんっと奥まで突き上げられた。
「あぁんっ! ぁ、はぁっ……あ、ぁっ、待って、待ってぇっ……ぁんっ! あっ、あんっ、やぁあんっ!」
それが繰り返され、快楽を覚える。
荒い呼吸は今までとは違って人型のものから発せられるものではないし、獣臭さに包まれている。
「アルマぁっ! アルマっ、すきっ、もっと、もっとぉっ、もっと突いて、もっとぉ!」
それでも俺はアルマに抱かれているのだと思い込もうとした。首だけの彼に口付けて、彼のものではない肉棒に体内を蹂躙されて喜ぶ。
「ぁんっ! ひぅんっ! してっ、もっと、してぇっ! きもちぃっ、アルマぁあっ!」
アルマはバックで俺を抱いてくれているのだ。俺を抱き締めず、自分の快楽を優先して──アルマはそんなことしない──うるさい、妄想を邪魔するな、アルマは珍しく自分を優先して激しく腰を降っているんだ。
「ぁひっ、あぁああっ! しゅごいっ、アルマぁっ、ふといのっ……んぁあっ、お尻、拡がるっ……!」
アルマが俺に覆いかぶさっているなら、どうして俺はアルマの頭を抱き締めているんだよ。アルマはどんな体勢で俺を抱いているんだよ。
うるさい、やめろってば、分かってるんだアルマじゃないことなんて。
「んひぃっ!? 奥っ、ぁああっ、らめっ、ひぃっ……おなかっ、破れるっ、ぅあぁあっ! めくれるっ! アルマぁっ……もっと、優しくっ……!」
俺を本当に犯しているのが馬だと分かっていても妄想は止まらない。虚しくて、嬉しくて、悲しくて、幸せで、俺はペガサスより先に絶頂を迎えてしまった。
腹が減ったから精液を搾ってやるためにペガサスを誘ったのに、俺が先に果ててしまっては意味がない。巨根なんて選ぶんじゃなかった、満腹だけを求めるなら小さい方がよかった。
「ぁ、あっ……は……やば、死ぬっ……!」
大量に出血した時よりも死を間近に感じる。淫魔の俺にとって精液は血よりも大事なものなのか、どうしてこんな生態なんだとつくづく思う。
「ぁ、あっ……アルマぁっ、早くっ、早く出して、せーえきはやく出してぇっ!」
ラストスパートなのか、ペガサスの腰振りが早まる。絶頂したばかりの腸壁を好き勝手に掘削される。
「んゔぅっ! あ、はぁっ……イったとこっ、ごりごりしてるっ……ひぅぅんっ……!」
ほどなくして射精が始まり、人間とは比べ物にならない量の精液を流し込まれる。人間は実はコスパが悪いのではないだろうか、射精量の割に性技が発達し過ぎている。
「あっ……きたっ、きたっ、美味しぃ……ぁ、まって、まって、もういいっ、お腹破れるっ……!」
インキュバスの内臓の伸縮性は素晴らしく、胃が破裂すると俺が錯覚してから倍以上の体積を容易に飲み込んだ。腹に手をやればぽっこりと膨らんでいるのが分かった。
「ぁ……あっ、は、ぁあっ…………はぁっ、はぁっ……死ぬかと思った」
萎えた陰茎が抜かれ、ぽっかりと開いた穴に触れる外気は冷たい。頭の後ろに押し当てられるペガサスの鼻先は濡れていて、荒い呼吸が俺の髪と頭の羽を吹き上げる。
「アルマ……どこ、今、行くか、ら……」
大量に摂取した精液による多幸感、身体を壊しそうなほどに注がれた快楽、それに精神的疲労も重なって意識が遠のき、俺はゆっくりと目を閉じた。
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