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さんにんでしあわせに、いち
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ベッドに膝立ちになり、背後の雪兎に優しくもたれる。冷たい肌の下の確かな体温が愛おしい。首を後ろに回すと自然と唇が重なった。
「……ポチ、僕のこと好き?」
「はい、大好きです。当たり前じゃないですか」
「えへへー……うん、ありがとう」
再びのキスを楽しんでいると雪風の腕が俺と雪兎をまとめて抱き締めた。正面に膝立ちになっている彼ともキスをして、彼に引っ張られてベッドに倒れた。
「次は3Pだってさ、まーひろっ」
今までも3Pだっただろう。
「真尋が俺に入れて、雪兎が真尋に入れるんだよ」
「え……ど、同時ですか? いや、それは」
以前、退院祝いと称して二人がかりで責められた時、雪風を抱きながら雪兎に手で後孔を弄り回された。あの時も雪風を抱くのに集中出来ていないのを気にしていたのに、抱いて抱かれて……なんてもうどうすればいいのか分からない。
「何難しい顔してるんだよ」
「嫌なの? ポチ」
「ぁ……嫌って言うか、よくないんじゃないかって。俺、セックスは相手としっかり向き合ってするものだと思ってて……三人でしたら、俺どっち見たらいいのか分かりませんよ」
雪風とはバックか正常位かを選べるけれど、雪兎とはバック一択だ。嫉妬深い雪兎が本当に納得するのか?
「何言ってんだよ真尋ぉ……セックスなんか気持ちよけりゃどうヤってもいいんだよ、法の範囲なら」
「雪風は未成年に手を出してるってこと忘れない方がいいと思うよ」
「……警察の目の届かない場所は無法地帯!」
大企業の社長として問題発言過ぎる。
「ユキ様はいいんですか? 嫉妬しません?」
「ずっとしてるよ? でもいーの、せっかくなんだから三人で……ね? 嫌なの?」
雪兎がそう言うならいいか。
「僕、まずはポチが雪風抱いてるところ見たいな。ワイルドだったもん……カッコよかった。わんちゃんの交尾見せて欲しいな」
「……分かりました。雪風、えっと」
既にベッドに仰向けになった雪風に覆い被さる体勢になっている。俺の下でもぞもぞと動き、開脚する。そんな雪風の顔の隣に手をつき、もう片方の手を雪風の後孔に移す。
「んっ……別に、ほぐさなくてもいいぞ?」
「それは確認してから決める」
昼間に抱いたばかりというのもあって雪風の中は柔らかい。けれど念のため腸壁を指で撫でてほぐしていく。
「ひぁっ……ん、ぁ……ユキ、交尾って、バックじゃ……ぁ、んっ……なくてっ、いいのか?」
「犬の交尾ってバックのイメージあるけど二回目以降は変わった体位なんだよね、なんて言えばいいのか分かんないけど……だから、まぁ、犬なのはポチだけだし、正常位でいいよ」
雪風が俺の番の犬とかいういつか口走った設定は雪兎の中でなかったことになったのか?
「そ、か……ぁ、んぁあっ! ひっ、んんっ……真尋っ、もぉいいだろっ! 入れる前にイかせる気かよ……!」
「一回イっといた方がいいんじゃないかなーって」
俺の肩を押し始めた雪風に対抗し、指を三本合わせて前立腺を突き上げた。
「んぁあっ!? ぁんっ! ぁああっ……! そこっ……真尋ぉっ、ぁ、んぅっ……んっ、んんっ……!」
雪風は目と口を硬く閉じて快楽に耐えようとしている。俺は雪風の耳の縁を唇で挟み、吐息を多く含ませて囁いた。
「我慢しないでイけよ、雪風」
「んっ……! イくっ……ぅ、うぅっ! あぁ……はぁっ、はぁっ……真尋ぉ、気持ちよかった」
わざと腸壁を擦りながら指を抜き、濡れたままの手で雪風の細腰を掴む。
「ぁ……」
穴の縁に亀頭を擦り付けると雪風の顔が嬉しそうに緩む。
「ぁ、あっ……くるっ、おっきいのくるぅっ……! 真尋ぉ、好き……」
まだ入れてもいないのに顔を蕩けさせている、こんなにも美しく淫らな恋人がいる俺ほど幸せな者は世界に二人といないだろう。
「はぁっ、ぁああっ……くるっ、くる……きたぁっ! ぁあっ! は、ぁっ……くぅぅんっ! んぁああっ……しゅごいのっ、きたっ……もぉっ、イっちゃう、イくっ、イくぅぅっ!」
挿入だけで絶頂を迎えた雪風は幸せそうな笑顔のまま、くったりと力を抜いている。こんな無防備な可愛らしさを見せつけられては、もう突きまくる他に選択肢はない。
「……ポチ、僕のこと好き?」
「はい、大好きです。当たり前じゃないですか」
「えへへー……うん、ありがとう」
再びのキスを楽しんでいると雪風の腕が俺と雪兎をまとめて抱き締めた。正面に膝立ちになっている彼ともキスをして、彼に引っ張られてベッドに倒れた。
「次は3Pだってさ、まーひろっ」
今までも3Pだっただろう。
「真尋が俺に入れて、雪兎が真尋に入れるんだよ」
「え……ど、同時ですか? いや、それは」
以前、退院祝いと称して二人がかりで責められた時、雪風を抱きながら雪兎に手で後孔を弄り回された。あの時も雪風を抱くのに集中出来ていないのを気にしていたのに、抱いて抱かれて……なんてもうどうすればいいのか分からない。
「何難しい顔してるんだよ」
「嫌なの? ポチ」
「ぁ……嫌って言うか、よくないんじゃないかって。俺、セックスは相手としっかり向き合ってするものだと思ってて……三人でしたら、俺どっち見たらいいのか分かりませんよ」
雪風とはバックか正常位かを選べるけれど、雪兎とはバック一択だ。嫉妬深い雪兎が本当に納得するのか?
「何言ってんだよ真尋ぉ……セックスなんか気持ちよけりゃどうヤってもいいんだよ、法の範囲なら」
「雪風は未成年に手を出してるってこと忘れない方がいいと思うよ」
「……警察の目の届かない場所は無法地帯!」
大企業の社長として問題発言過ぎる。
「ユキ様はいいんですか? 嫉妬しません?」
「ずっとしてるよ? でもいーの、せっかくなんだから三人で……ね? 嫌なの?」
雪兎がそう言うならいいか。
「僕、まずはポチが雪風抱いてるところ見たいな。ワイルドだったもん……カッコよかった。わんちゃんの交尾見せて欲しいな」
「……分かりました。雪風、えっと」
既にベッドに仰向けになった雪風に覆い被さる体勢になっている。俺の下でもぞもぞと動き、開脚する。そんな雪風の顔の隣に手をつき、もう片方の手を雪風の後孔に移す。
「んっ……別に、ほぐさなくてもいいぞ?」
「それは確認してから決める」
昼間に抱いたばかりというのもあって雪風の中は柔らかい。けれど念のため腸壁を指で撫でてほぐしていく。
「ひぁっ……ん、ぁ……ユキ、交尾って、バックじゃ……ぁ、んっ……なくてっ、いいのか?」
「犬の交尾ってバックのイメージあるけど二回目以降は変わった体位なんだよね、なんて言えばいいのか分かんないけど……だから、まぁ、犬なのはポチだけだし、正常位でいいよ」
雪風が俺の番の犬とかいういつか口走った設定は雪兎の中でなかったことになったのか?
「そ、か……ぁ、んぁあっ! ひっ、んんっ……真尋っ、もぉいいだろっ! 入れる前にイかせる気かよ……!」
「一回イっといた方がいいんじゃないかなーって」
俺の肩を押し始めた雪風に対抗し、指を三本合わせて前立腺を突き上げた。
「んぁあっ!? ぁんっ! ぁああっ……! そこっ……真尋ぉっ、ぁ、んぅっ……んっ、んんっ……!」
雪風は目と口を硬く閉じて快楽に耐えようとしている。俺は雪風の耳の縁を唇で挟み、吐息を多く含ませて囁いた。
「我慢しないでイけよ、雪風」
「んっ……! イくっ……ぅ、うぅっ! あぁ……はぁっ、はぁっ……真尋ぉ、気持ちよかった」
わざと腸壁を擦りながら指を抜き、濡れたままの手で雪風の細腰を掴む。
「ぁ……」
穴の縁に亀頭を擦り付けると雪風の顔が嬉しそうに緩む。
「ぁ、あっ……くるっ、おっきいのくるぅっ……! 真尋ぉ、好き……」
まだ入れてもいないのに顔を蕩けさせている、こんなにも美しく淫らな恋人がいる俺ほど幸せな者は世界に二人といないだろう。
「はぁっ、ぁああっ……くるっ、くる……きたぁっ! ぁあっ! は、ぁっ……くぅぅんっ! んぁああっ……しゅごいのっ、きたっ……もぉっ、イっちゃう、イくっ、イくぅぅっ!」
挿入だけで絶頂を迎えた雪風は幸せそうな笑顔のまま、くったりと力を抜いている。こんな無防備な可愛らしさを見せつけられては、もう突きまくる他に選択肢はない。
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