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べっそうでのさんぽ、ご

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自分でマッサージ器を陰茎に押し当てるように太腿を閉じてしまい、より強く振動を受けるようになってしまった。

「わ、ポチ……自分からなんて、本当に変態だね」

「すごいな真尋、俺が動かすのじゃ物足りなかったのか? 悪いな」

「可愛いけど、あんまり強くしちゃダメだよ? 服に仕込んでる玩具壊れちゃうかも」

早く脚を開いてマッサージ器を離すよう求めるべきなのに、絶頂に次ぐ絶頂で身体が言うことを聞かない。

「ぁああっ、あぁーっ! ぁ、あっ……はっ……」

全身を痙攣させて快楽に耐え、叫ぶばかりで息が吸えずに甘い悲鳴も止まる。早く脚を開かなければ気絶するまで絶頂を続けてしまうのに、早く脚を開きたいのに、足は開かない。

「……雪風、止めて」

「はいはい」

マッサージ器の振動が止まり、絶頂も止まる。しかし俺は太腿の力を抜くことなく、むしろ強めて、太腿を擦り合わせてマッサージ器に陰茎を押し付けていた。

「ゃ、あぁっ……もっとぉ、ぶるぶる……」

「って言ってるけど?」

「ダメ。僕もやりたいことあるし、そもそも服に玩具仕込んであるんだから服の上に当てても仕方ないだろ」

マッサージ器を離した雪風に無理矢理脚を開かされ、マッサージ器がゴトッと畳の上に落ちる。

「ポチ、そのまま雪風の首に腕回したまま動かしちゃダメだよ。雪風、ポチの脚抱えて閉じさせなくして」

膝の裏に腕を通され、限界まで開脚させられる。勝手に腰が揺れてしまい、黒革に包まれた陰茎を揺らすのを雪兎に見せつけてしまう。

「ユキ様っ……ユキ様ぁ、イかせてぇ……」

マッサージ器が露出している太腿の裏に押し当てられ、微弱な振動を与える。もう片方のマッサージ器は同じ足の内腿に当てられ、同じく微弱な振動を与えてきた。

「ぇ……あっ、んんっ……やだぁ、ユキ様っ……足りないぃ」

「…………太腿もエロいな」

膝を押さえたまま雪風の手がマッサージ器が触れていない方の太腿を撫で回す。するとマッサージ器の振動が強まり、左右で刺激に違いが出る。優しく撫でられる太腿と挟むようにして震えさせられる太腿、どちらも絶頂には届かない程度の刺激だ。

「んぅぅっ……ひぅっ……ユキ様っ、雪風ぇ、足りないっ……もっと強くぅ、もっとぉ……」

「もっと強く、何して欲しいんだ?」

「ぅ……ふ、太腿じゃなくて、真ん中……扱いて欲しい」

黒革のベルトに締められた太腿には段差が出来ており、雪風はそこの黒革に乗るようになった肉を摘んで遊んでいる。俺の頼みを聞く様子はない。

「ポチ、何して欲しいの?」

「さ、さっきみたいに……真ん中にぃ、ぶるぶる強くして、ぐりぐりして欲しい」

内腿に触れていた方だけ振動が強くなり、内腿から臍の下に移動する。マッサージ器は微かにベルトに当たるそこでガチャガチャと音を鳴らしながら、俺の体内に振動を送ってくる。

「ぁ、あぁっ……足りないぃ、ユキ様っ、もっと下、もっと下ぁ……」

「前にここに当ててイったことあったでしょ?」

「もっと、強くっ……押し込まれないと、無理ぃ……」

「えー? でも、あんまり強くしちゃ可哀想だよ」

前はやったくせに、今更何を言っているんだ。いつまでも焦らされている方が可哀想だろう。

「下っ、脱がして、直接当ててくださいっ! ユキ様……射精したいです、我慢するの辛いんです……」

「出すなら俺に飲ませろよ、真尋」

「ダメ。まだ脱がさないよ、着せたばっかりなのに」

雪兎がリモコンを操作すると服の中に仕込まれた玩具が微弱な振動を始める。亀頭を挟むように固定されたローターらしき玩具は微弱な快感を俺に与え、更に俺を焦らした。
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