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あさになって、に
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雪兎が俺の前に回ったので、俺は猫が伸びをするような体勢のまま上目遣いで彼を見上げる。愉悦に満ちた赤紫の瞳が可愛らしく歪んでいる。
「……じゃあ、ポチ。ちょっと聞くね」
そう言いながら俺の顔の真正面に腰を下ろし、ベルトを外し、ズボンと下着もズラしていく。
「ポチ、雪風と何かした?」
ぶるんっと飛び出た陰茎が俺の鼻にべちんと当たる。久しぶりの雪兎の匂いに身体が疼き、尻尾が揺れた。
「しっ、してません……ぁあ、はぁっ……ユキ様、はぁぁっ……!」
匂いを嗅いでいるだけで感度が上がっていく感覚があって、少しの恐怖を抱きつつも雪兎の性器に奉仕しようと口を開けると、性器と口の間に雪兎の手が挟まった。そのまま口を塞がれ、鼻に亀頭を擦り付けられる。
「僕の目を見て答えて、ポチ。雪風とキスした?」
深く荒く息を吸いながら赤紫の双眸を見つめて首を横に振る。
「……セックスは?」
口を塞いだ雪兎の手のひらを舐めながら首を横に振る。
「雪風のこと好き?」
鼻に触れる鈴口から立ち上る濃い雄の匂いを必死に吸って、肺を雪兎の匂いで満たしていく。
「…………ありがとう、ポチ。僕嬉しいよ……!」
首輪に紐がかけられ、俺の頭を持ち上げるように上に引っ張られる。当然喉を急に圧迫された俺は苦痛に喘ぎ、口を開ける。雪兎は俺の口を覆っていた手を上にずらして鼻をつまみ、開いたままの口に陰茎を突っ込んだ。
「ポチ、ポチ……大好き! やっぱりポチは僕のペットだよね、貞操帯着けずに、雪風と一緒に居たのに、本当に何もしてないんだね! 信じてたよ、僕のポチ!」
雪兎は何故俺の回答が真実だと確信したのだろう。性格から言っても状況から言っても、疑わない方がおかしい。心理学か何かを学んできたのだろうか、俺の仕草は真実を語っているように見えたのだろうか。
「可愛いっ、可愛いよポチ。苦しいよね? 苦しいよね? それなのに気持ちいいんだよね?」
首を絞められ、鼻をつままれて呼吸を禁じられ、それでも酸素を求めて開いた口に陰茎を突っ込まれ、乱暴に口腔を犯されながら俺は快感を覚えていた。
「あぁ……ダメ、ダメ、これ以上やったら出ちゃう……」
雪兎は振っていた腰を止めて俺の喉を突き上げるのをやめ、腰を引いて俺の口内を満たすのをやめ、首輪の紐と鼻から手を離して立ち上がった。
「ポチ……ほら、もっとお尻上げて」
「けほっ……は、はい……ユキ様……」
「手を使わずに尻尾抜いて、抜いたら手を使っておねだりして」
太腿の裏に手を添えて下腹に力を込め、奥深くまで咥え込んでいた張形を吐き出していく。ゆっくりと腸壁を擦って遡り、俺の中を満たしてくれていたものが外に出ていく。寂しさを覚えながらも排泄の快感が大きくて、下品な空気混じりの水音を慣らして、尻尾を畳の上に落とした。
「ぁんっ……! はっ、あ、ぁあっ……抜け、ましたぁ……はぁ、はぁ……」
雪兎が口を開く前に太腿の裏に添えていた手を持ち上げて、尻の肉を掴んで開いて、ローションと腸液で濡れそぼった後孔を拡げて雪兎を誘う。
「ユキ様っ、ユキ様ぁ……あなたに焦がれていたあなたのペットにぃ、淫乱な駄犬にぃ、どうかっ……お慈悲を……」
「……随分口が上手くなったね。違うよ? ポチ。僕が欲しいのはそんな賢さじゃないの」
穴の口に亀頭が触れてくちゅくちゅと音を立てる。
「ぁあっ……ぁっ……くっ、ください、くださいぃっ! ユキ様のっ、ユキ様の欲しい! 突いて、ぐっちゃぐちゃに突いて、犯してっ、壊してっ、ご主人様ぁっ、俺の中掻き回してぇっ!」
「そうそう……僕はそっちの余裕ないおねだりの方が好きだな。もちろんさっきのが嫌いって訳じゃなくてね、今はこっちの気分なの」
「はっ、早くっ、はやくぅうっ!」
「こんなの、雪風が盗れる訳ないよね、ふふ……」
ゆっくりと俺の中に入ってくる、俺を割り開いてくる、俺を裂いてくる恋焦がれた肉の棒。俺はまだ半分も入っていないうちから手の力が抜けて、代わりに腸壁で扱く力を増していた。
「……じゃあ、ポチ。ちょっと聞くね」
そう言いながら俺の顔の真正面に腰を下ろし、ベルトを外し、ズボンと下着もズラしていく。
「ポチ、雪風と何かした?」
ぶるんっと飛び出た陰茎が俺の鼻にべちんと当たる。久しぶりの雪兎の匂いに身体が疼き、尻尾が揺れた。
「しっ、してません……ぁあ、はぁっ……ユキ様、はぁぁっ……!」
匂いを嗅いでいるだけで感度が上がっていく感覚があって、少しの恐怖を抱きつつも雪兎の性器に奉仕しようと口を開けると、性器と口の間に雪兎の手が挟まった。そのまま口を塞がれ、鼻に亀頭を擦り付けられる。
「僕の目を見て答えて、ポチ。雪風とキスした?」
深く荒く息を吸いながら赤紫の双眸を見つめて首を横に振る。
「……セックスは?」
口を塞いだ雪兎の手のひらを舐めながら首を横に振る。
「雪風のこと好き?」
鼻に触れる鈴口から立ち上る濃い雄の匂いを必死に吸って、肺を雪兎の匂いで満たしていく。
「…………ありがとう、ポチ。僕嬉しいよ……!」
首輪に紐がかけられ、俺の頭を持ち上げるように上に引っ張られる。当然喉を急に圧迫された俺は苦痛に喘ぎ、口を開ける。雪兎は俺の口を覆っていた手を上にずらして鼻をつまみ、開いたままの口に陰茎を突っ込んだ。
「ポチ、ポチ……大好き! やっぱりポチは僕のペットだよね、貞操帯着けずに、雪風と一緒に居たのに、本当に何もしてないんだね! 信じてたよ、僕のポチ!」
雪兎は何故俺の回答が真実だと確信したのだろう。性格から言っても状況から言っても、疑わない方がおかしい。心理学か何かを学んできたのだろうか、俺の仕草は真実を語っているように見えたのだろうか。
「可愛いっ、可愛いよポチ。苦しいよね? 苦しいよね? それなのに気持ちいいんだよね?」
首を絞められ、鼻をつままれて呼吸を禁じられ、それでも酸素を求めて開いた口に陰茎を突っ込まれ、乱暴に口腔を犯されながら俺は快感を覚えていた。
「あぁ……ダメ、ダメ、これ以上やったら出ちゃう……」
雪兎は振っていた腰を止めて俺の喉を突き上げるのをやめ、腰を引いて俺の口内を満たすのをやめ、首輪の紐と鼻から手を離して立ち上がった。
「ポチ……ほら、もっとお尻上げて」
「けほっ……は、はい……ユキ様……」
「手を使わずに尻尾抜いて、抜いたら手を使っておねだりして」
太腿の裏に手を添えて下腹に力を込め、奥深くまで咥え込んでいた張形を吐き出していく。ゆっくりと腸壁を擦って遡り、俺の中を満たしてくれていたものが外に出ていく。寂しさを覚えながらも排泄の快感が大きくて、下品な空気混じりの水音を慣らして、尻尾を畳の上に落とした。
「ぁんっ……! はっ、あ、ぁあっ……抜け、ましたぁ……はぁ、はぁ……」
雪兎が口を開く前に太腿の裏に添えていた手を持ち上げて、尻の肉を掴んで開いて、ローションと腸液で濡れそぼった後孔を拡げて雪兎を誘う。
「ユキ様っ、ユキ様ぁ……あなたに焦がれていたあなたのペットにぃ、淫乱な駄犬にぃ、どうかっ……お慈悲を……」
「……随分口が上手くなったね。違うよ? ポチ。僕が欲しいのはそんな賢さじゃないの」
穴の口に亀頭が触れてくちゅくちゅと音を立てる。
「ぁあっ……ぁっ……くっ、ください、くださいぃっ! ユキ様のっ、ユキ様の欲しい! 突いて、ぐっちゃぐちゃに突いて、犯してっ、壊してっ、ご主人様ぁっ、俺の中掻き回してぇっ!」
「そうそう……僕はそっちの余裕ないおねだりの方が好きだな。もちろんさっきのが嫌いって訳じゃなくてね、今はこっちの気分なの」
「はっ、早くっ、はやくぅうっ!」
「こんなの、雪風が盗れる訳ないよね、ふふ……」
ゆっくりと俺の中に入ってくる、俺を割り開いてくる、俺を裂いてくる恋焦がれた肉の棒。俺はまだ半分も入っていないうちから手の力が抜けて、代わりに腸壁で扱く力を増していた。
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