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あわせわざ、よん
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朝、雪兎がベッドから降りる振動に声を漏らす。結局一睡も出来なかった、ただ熱が溜まるだけで身体を捩ることすら許されず、ひたすらに耐えていた。
「ポーチー、起きてる? 床座っておいて」
洗面台に向かいながら雪兎はそう言った。だから俺はシーツが擦れる感覚に四肢の末端を震わせながら、床を踏む爪先の感覚に身を跳ねさせて、よろよろとベッドを背もたれに座り込む。
「んんっ!? ぅ、あぁ…………ユキ様、ユキ様……?」
貞操帯に追加で固定された栓、穴に流し込んだ媚薬を零れないようにするためだけの短いそれですら俺は浅い絶頂を迎える。
勢いよく座るのは悪手だ、いくら短くても腸壁を抉ることは出来る。
「ただいま、ポチ。朝ごはん食べよっか」
持ってきてもらった朝食、パンを食む。柔らかい生地を噛んでちぎって口内に入ったら咀嚼する。焼きたての熱さや焦げて硬くなった表面が割れて舌や上顎、頬の内側を続く度、身体の疼きが増す。
「ポチったらご飯食べてる時までこんなにおっきくして」
媚薬の影響か口内まで性感帯になってしまっている俺は手を使って食べているのに犬食いをさせられている時よりも遅いペースで食事を進めていた。飲み込むことすら快感になるのだ、胃に落ちていく感覚があるのだ、まともでいられる訳もない。
先に食べ終わった雪兎は食事中なのに勃った、と言うよりは食事中だからこそ勃った俺の陰茎に優しく触れる。
「ふぅううぅっ! ぅ、んっ……ぅうう……」
裏筋を触れるか触れないか程度に撫でられて、涙を溢れさせながら首を横に振れば、雪兎は俺の陰茎から手を離す。しかし、顔を近付けて息を吹きかけ始めた。
「ふっ、ぁ、あぁあっ! ゃ、やめっ、ゃ、あぁっ、はぁっ……ぁあんっ!」
破裂しそうなくらいに張り詰めた陰茎に生温い息がかかるのはもちろん、息を吹く度に少し尖る雪兎の唇を見ているだけでも昂る。
「ふふ……ねぇ、舐めて欲しい?」
雪兎は床に肘をついたまま俺を見上げてとんでもない提案をしてきた。欲望としては頷きたいけれど、自分のものを雪兎に咥えさせるのは抵抗があって、ペットとしてどうなんだなんて叫ぶ忠誠心まで顔を見せて、何とか首を横に振った。
「へぇ? そっか、まぁ舐める気なんかないけどさ」
「なら、言わないでくださいよっ……!」
「ごめんごめん。お詫びに出させてあげるね? こんなにぱんぱんに膨らませて可哀想だし、痛かったりしない?」
人差し指の腹を亀頭に当てて、優しくくりくりと動かされて、仰け反ってベッドに頭を乗せた。
そんな俺の様子を笑いながら立ち上がった雪兎は俺の隣に座り直すと俺の肩に顔を置き、俺の手に手を重ねた。指を絡ませる恋人繋ぎに興奮する暇もなく、もう片方の手が陰茎を包む。
「出したい?」
「ぁ、あっ……はぁああっ……!」
「ねぇポチ、イきたい? 白いのいっぱい出して、みっともなくなりたい?」
裏筋を撫で上げて離した手に貞操帯の鍵を持ち、俺の眼前に揺らす。
「はっ……ぁ…………はい、ユキさまぁ……イきたい、です……何も、分かんなくなりたい……」
「うん、可愛い。分かったよ」
鍵が挿し込まれる微かな振動、鍵が回って陰茎の根元の締め付けが緩む開放感、それらを必死に耐えて愛撫を待つ。外された途端に撒き散らすなんてもったいない、雪兎にもっと遊ばれたい。
「ポーチー、起きてる? 床座っておいて」
洗面台に向かいながら雪兎はそう言った。だから俺はシーツが擦れる感覚に四肢の末端を震わせながら、床を踏む爪先の感覚に身を跳ねさせて、よろよろとベッドを背もたれに座り込む。
「んんっ!? ぅ、あぁ…………ユキ様、ユキ様……?」
貞操帯に追加で固定された栓、穴に流し込んだ媚薬を零れないようにするためだけの短いそれですら俺は浅い絶頂を迎える。
勢いよく座るのは悪手だ、いくら短くても腸壁を抉ることは出来る。
「ただいま、ポチ。朝ごはん食べよっか」
持ってきてもらった朝食、パンを食む。柔らかい生地を噛んでちぎって口内に入ったら咀嚼する。焼きたての熱さや焦げて硬くなった表面が割れて舌や上顎、頬の内側を続く度、身体の疼きが増す。
「ポチったらご飯食べてる時までこんなにおっきくして」
媚薬の影響か口内まで性感帯になってしまっている俺は手を使って食べているのに犬食いをさせられている時よりも遅いペースで食事を進めていた。飲み込むことすら快感になるのだ、胃に落ちていく感覚があるのだ、まともでいられる訳もない。
先に食べ終わった雪兎は食事中なのに勃った、と言うよりは食事中だからこそ勃った俺の陰茎に優しく触れる。
「ふぅううぅっ! ぅ、んっ……ぅうう……」
裏筋を触れるか触れないか程度に撫でられて、涙を溢れさせながら首を横に振れば、雪兎は俺の陰茎から手を離す。しかし、顔を近付けて息を吹きかけ始めた。
「ふっ、ぁ、あぁあっ! ゃ、やめっ、ゃ、あぁっ、はぁっ……ぁあんっ!」
破裂しそうなくらいに張り詰めた陰茎に生温い息がかかるのはもちろん、息を吹く度に少し尖る雪兎の唇を見ているだけでも昂る。
「ふふ……ねぇ、舐めて欲しい?」
雪兎は床に肘をついたまま俺を見上げてとんでもない提案をしてきた。欲望としては頷きたいけれど、自分のものを雪兎に咥えさせるのは抵抗があって、ペットとしてどうなんだなんて叫ぶ忠誠心まで顔を見せて、何とか首を横に振った。
「へぇ? そっか、まぁ舐める気なんかないけどさ」
「なら、言わないでくださいよっ……!」
「ごめんごめん。お詫びに出させてあげるね? こんなにぱんぱんに膨らませて可哀想だし、痛かったりしない?」
人差し指の腹を亀頭に当てて、優しくくりくりと動かされて、仰け反ってベッドに頭を乗せた。
そんな俺の様子を笑いながら立ち上がった雪兎は俺の隣に座り直すと俺の肩に顔を置き、俺の手に手を重ねた。指を絡ませる恋人繋ぎに興奮する暇もなく、もう片方の手が陰茎を包む。
「出したい?」
「ぁ、あっ……はぁああっ……!」
「ねぇポチ、イきたい? 白いのいっぱい出して、みっともなくなりたい?」
裏筋を撫で上げて離した手に貞操帯の鍵を持ち、俺の眼前に揺らす。
「はっ……ぁ…………はい、ユキさまぁ……イきたい、です……何も、分かんなくなりたい……」
「うん、可愛い。分かったよ」
鍵が挿し込まれる微かな振動、鍵が回って陰茎の根元の締め付けが緩む開放感、それらを必死に耐えて愛撫を待つ。外された途端に撒き散らすなんてもったいない、雪兎にもっと遊ばれたい。
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