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きゅうきゅう?
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ローションの残量は心もとない。無駄に流す余裕はない。
「……雪風様、動かないでください」
「だっ、だって……冷た…………入ってくるっ! 無理無理お腹冷えるっ! 弱いんだよ、カップアイス半分で腹壊すんだよぉっ!」
「カップアイス半分で腹壊すような人はお尻使っちゃダメでしょ」
「はらよわ差別ぅ……ふっ……ぁ、冷た……なぁ真尋ぉ、お前ちょっと容器抱き締めてからやれよぉ」
抱き締めた程度で人肌以上に温まるならこの世にレンジは要らない。
しかし、これだけ嫌がるということはそれだけの不快感があるということだ。それは良くない、これ以上雪風に嫌な思いはさせたくない。かと言ってローションを使わない訳にはいかないし、ここは何か別の良い思いで相殺するという作戦に出るべきか。
「ぁ、あっ……真尋……?」
「……肌の滑らかさも、柔らかさも、三十代のおっさんとは思えませんよねー? 抱きたくなってきました」
おっさんじゃないという反論を無視し、陶器のように滑らかな尻を撫で回し、時折に太腿との境を揉む。
「ねぇ雪風様? 玩具抜いたらあっつぅーいものあげますから、冷たいの我慢してくれません?」
「……熱いの?」
「…………そう、熱くて、固くて、太くて、玩具なんか比べ物にならないくらい良くって、雪風様がだーい好きなもの、あげます。冷たいローション入れたらギャップがあっていいと思うんですけど、どうです?」
「それ……後で抱いてくれるってことだよな? 分かった……我慢、する…………早くしてくれ」
雪風は素直に文句と身動きを減らし、僅かにローションで濡れた陰茎を勃たせた。容器が軽くなり、逆さにしても振っても押してもローションは出てこなくなる。
「……ローション切れちゃいました。予備無いんですか?」
「無い……最近使ってねぇし」
「…………消費期限とか大丈夫ですよね?」
消費期限らしきものの表記は直ぐに見つからなかったのでローションを床に投げ捨て、玩具の取手……と言っていいのか? 取手の部分を軽く摘む。
「どっちの方が抜きやすそうとかあります? デコボコがマシな方……ですよねやっぱり。持つとこ見ても分かりませんよ」
「あー……何色?」
「両方黒です」
「じゃあ安っぽい方……」
「同じに見えますけど」
歪とは聞くがどんな形かは分からない。片方ずつ抜くのは不可能かもしれない。俺は両方とも摘み、順番に軽く引っ張ってみた。絡み合っている感覚はないが、内壁を擦っている感覚はある。
「ぁ、はっ……イイ。真尋……もうちょいぐりぐり……して」
「……何感じてんですか。これは救急行為ですよ」
救急行為ではないと思うけれど、真面目にやっている傍らで欲情されると集中が削がれる。いや、俺もしたけど。
「あっ、ぁ……真尋っ、真尋……右? の方……ぁあっ! ちがっ、反対……そっち、そっちちょっと揺らして……」
「……あのね雪風様、状況分かってますか?」
そう言いつつ雪風が指示した方の取手を指で軽く弾く。
「ぁあんっ! ぁ、あっ……真尋、今の……もっかい」
「ダメです」
先に抜けそうなのは今弾いたのとは逆の方だ。俺はそっちを掴み、慎重に引き抜いていった。だが、俺の手のひらの横幅程度の長さ玩具が出たところで順調は終わりを告げた。
「……雪風様、動かないでください」
「だっ、だって……冷た…………入ってくるっ! 無理無理お腹冷えるっ! 弱いんだよ、カップアイス半分で腹壊すんだよぉっ!」
「カップアイス半分で腹壊すような人はお尻使っちゃダメでしょ」
「はらよわ差別ぅ……ふっ……ぁ、冷た……なぁ真尋ぉ、お前ちょっと容器抱き締めてからやれよぉ」
抱き締めた程度で人肌以上に温まるならこの世にレンジは要らない。
しかし、これだけ嫌がるということはそれだけの不快感があるということだ。それは良くない、これ以上雪風に嫌な思いはさせたくない。かと言ってローションを使わない訳にはいかないし、ここは何か別の良い思いで相殺するという作戦に出るべきか。
「ぁ、あっ……真尋……?」
「……肌の滑らかさも、柔らかさも、三十代のおっさんとは思えませんよねー? 抱きたくなってきました」
おっさんじゃないという反論を無視し、陶器のように滑らかな尻を撫で回し、時折に太腿との境を揉む。
「ねぇ雪風様? 玩具抜いたらあっつぅーいものあげますから、冷たいの我慢してくれません?」
「……熱いの?」
「…………そう、熱くて、固くて、太くて、玩具なんか比べ物にならないくらい良くって、雪風様がだーい好きなもの、あげます。冷たいローション入れたらギャップがあっていいと思うんですけど、どうです?」
「それ……後で抱いてくれるってことだよな? 分かった……我慢、する…………早くしてくれ」
雪風は素直に文句と身動きを減らし、僅かにローションで濡れた陰茎を勃たせた。容器が軽くなり、逆さにしても振っても押してもローションは出てこなくなる。
「……ローション切れちゃいました。予備無いんですか?」
「無い……最近使ってねぇし」
「…………消費期限とか大丈夫ですよね?」
消費期限らしきものの表記は直ぐに見つからなかったのでローションを床に投げ捨て、玩具の取手……と言っていいのか? 取手の部分を軽く摘む。
「どっちの方が抜きやすそうとかあります? デコボコがマシな方……ですよねやっぱり。持つとこ見ても分かりませんよ」
「あー……何色?」
「両方黒です」
「じゃあ安っぽい方……」
「同じに見えますけど」
歪とは聞くがどんな形かは分からない。片方ずつ抜くのは不可能かもしれない。俺は両方とも摘み、順番に軽く引っ張ってみた。絡み合っている感覚はないが、内壁を擦っている感覚はある。
「ぁ、はっ……イイ。真尋……もうちょいぐりぐり……して」
「……何感じてんですか。これは救急行為ですよ」
救急行為ではないと思うけれど、真面目にやっている傍らで欲情されると集中が削がれる。いや、俺もしたけど。
「あっ、ぁ……真尋っ、真尋……右? の方……ぁあっ! ちがっ、反対……そっち、そっちちょっと揺らして……」
「……あのね雪風様、状況分かってますか?」
そう言いつつ雪風が指示した方の取手を指で軽く弾く。
「ぁあんっ! ぁ、あっ……真尋、今の……もっかい」
「ダメです」
先に抜けそうなのは今弾いたのとは逆の方だ。俺はそっちを掴み、慎重に引き抜いていった。だが、俺の手のひらの横幅程度の長さ玩具が出たところで順調は終わりを告げた。
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