259 / 667
うぇっとすーつ、じゅうよん
しおりを挟む
下腹を中心とした圧迫感に、何ものにも代えがたい幸福感。ゆっくりと俺を貫いていく雪兎のもの、先程まで抜き挿しされていたもの、今はその形がハッキリと分かる。
「ユキ様っ……ゆきさまぁっ! 動いて……」
「動いてるよ、ほら、ゆーっくり、ゆぅーっくぅーり……」
「ふぅっ、ふぅっ……ぅあっ……やだぁっ、もっと、はやく……」
鈍重な動きに気が狂いそうなほど焦れて、自分で腰を揺らし雪兎のものを迎えようとすると雪兎は腰を引く。だから俺は身体をくねらせ、雪兎が欲しいと喚く身体の奥底を誤魔化すことしか出来ない。
「ぅううっ……ふぅうっ…………はやくぅっ、はやく……」
「はやくはやくってうるさいなぁ、どこをどうして欲しいのか言ってみなよ」
「奥っ……めちゃくちゃに突いて欲しい、ぐちゃぐちゃにして欲しいっ……! お願いしますご主人様ぁ……もっと激しく犯して……お願い、雪兎ぉ」
腰を掴む力が強くなり、期待を膨らませる。だが、雪兎は奥まで挿入せず、亀頭が前立腺に僅かに擦れるかというところで抜き挿しを始める。
「やっ……やだっ、やだ、それやだぁっ!」
「なんでー?」
「あとっ、ちょっと……もう少しでいいからぁっ!」
「奥までじゃなくていいの?」
「もうそこでいいからぐりぐりしてよぉっ! イかせてっ、もうやだっ、もう焦らされるのやだぁっ……」
少しも我慢できず絶頂を求めるなんて、本当にどうしようもない。
「…………ポチはここぐりぐりされたらどうなるの?」
「びりびりしてっ、ふわふわしてぇっ……気持ちよくなる……全部、分かんなくなる。頭までくるっ……」
「僕のこともっと好きになる?」
「なるぅ……なるからぁっ……」
ゆっくりと先端だけの抜き挿しが僅かに深くなり、亀頭が前立腺を越え、ゆっくりと戻り、また擦り……その速度は酷く緩やかで、俺に長い快感を与える。
「あっ、ぁあぁああっ……ふぅっ、ふぁあっ……ユキ様ぁ、もっとはやくぅっ……」
内側から性器に強い快感が与えられるが、それは少しずつ少しずつ増やされるもので、絶頂には至らない。
「ユキ様っ、ユキ様っ、ぁっ、あぁっ……」
だが、俺を蕩けさせるのにはちょうどいい刺激だ。
「ふふ……全身とろとろだね、最っ高にかわいいよ、ポチ。僕もそろそろ我慢できないしぃ、奥まで入れてあげるね」
腰を掴んだ手の位置を直し、俺の中に割り入る異物は鈍重な動きで奥へと進み、俺が言葉どころか声すら失うほど呼吸を荒くした頃、ようやく俺と雪兎の身体が密着した。
「全部入ったよ、どう? なんか感想ある?」
早く動いてと言いたいが普段の数倍遅い抜き挿しのせいで呼吸のタイミングが掴めず、声すら出せない。
雪兎は手を腰から離し、へその下あたりで組むと俺の腰を持ち上げるように引っ張った。
「……んぅうっ!?」
「…………あ、ちょっと中ぐいってなるねこれ。僕も伝わる」
雪兎の陰茎を隙間なく締め付けていたはずの腸壁が外側からさらに押されて、圧迫感と快感が強まる。
何度も絶頂させられ、焦らされ、敏感になった中を無理矢理狭めて、抜き挿しによる刺激を強制的に増やす。
この状態で動かれたら──と今までにない快楽を想像し俺が恐怖を抱いた瞬間、雪兎はゆっくりと陰茎を引き抜き始めた。
「ユキ様っ……ゆきさまぁっ! 動いて……」
「動いてるよ、ほら、ゆーっくり、ゆぅーっくぅーり……」
「ふぅっ、ふぅっ……ぅあっ……やだぁっ、もっと、はやく……」
鈍重な動きに気が狂いそうなほど焦れて、自分で腰を揺らし雪兎のものを迎えようとすると雪兎は腰を引く。だから俺は身体をくねらせ、雪兎が欲しいと喚く身体の奥底を誤魔化すことしか出来ない。
「ぅううっ……ふぅうっ…………はやくぅっ、はやく……」
「はやくはやくってうるさいなぁ、どこをどうして欲しいのか言ってみなよ」
「奥っ……めちゃくちゃに突いて欲しい、ぐちゃぐちゃにして欲しいっ……! お願いしますご主人様ぁ……もっと激しく犯して……お願い、雪兎ぉ」
腰を掴む力が強くなり、期待を膨らませる。だが、雪兎は奥まで挿入せず、亀頭が前立腺に僅かに擦れるかというところで抜き挿しを始める。
「やっ……やだっ、やだ、それやだぁっ!」
「なんでー?」
「あとっ、ちょっと……もう少しでいいからぁっ!」
「奥までじゃなくていいの?」
「もうそこでいいからぐりぐりしてよぉっ! イかせてっ、もうやだっ、もう焦らされるのやだぁっ……」
少しも我慢できず絶頂を求めるなんて、本当にどうしようもない。
「…………ポチはここぐりぐりされたらどうなるの?」
「びりびりしてっ、ふわふわしてぇっ……気持ちよくなる……全部、分かんなくなる。頭までくるっ……」
「僕のこともっと好きになる?」
「なるぅ……なるからぁっ……」
ゆっくりと先端だけの抜き挿しが僅かに深くなり、亀頭が前立腺を越え、ゆっくりと戻り、また擦り……その速度は酷く緩やかで、俺に長い快感を与える。
「あっ、ぁあぁああっ……ふぅっ、ふぁあっ……ユキ様ぁ、もっとはやくぅっ……」
内側から性器に強い快感が与えられるが、それは少しずつ少しずつ増やされるもので、絶頂には至らない。
「ユキ様っ、ユキ様っ、ぁっ、あぁっ……」
だが、俺を蕩けさせるのにはちょうどいい刺激だ。
「ふふ……全身とろとろだね、最っ高にかわいいよ、ポチ。僕もそろそろ我慢できないしぃ、奥まで入れてあげるね」
腰を掴んだ手の位置を直し、俺の中に割り入る異物は鈍重な動きで奥へと進み、俺が言葉どころか声すら失うほど呼吸を荒くした頃、ようやく俺と雪兎の身体が密着した。
「全部入ったよ、どう? なんか感想ある?」
早く動いてと言いたいが普段の数倍遅い抜き挿しのせいで呼吸のタイミングが掴めず、声すら出せない。
雪兎は手を腰から離し、へその下あたりで組むと俺の腰を持ち上げるように引っ張った。
「……んぅうっ!?」
「…………あ、ちょっと中ぐいってなるねこれ。僕も伝わる」
雪兎の陰茎を隙間なく締め付けていたはずの腸壁が外側からさらに押されて、圧迫感と快感が強まる。
何度も絶頂させられ、焦らされ、敏感になった中を無理矢理狭めて、抜き挿しによる刺激を強制的に増やす。
この状態で動かれたら──と今までにない快楽を想像し俺が恐怖を抱いた瞬間、雪兎はゆっくりと陰茎を引き抜き始めた。
0
お気に入りに追加
1,424
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
双葉病院小児病棟
moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。
病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。
この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。
すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。
メンタル面のケアも大事になってくる。
当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。
親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。
【集中して治療をして早く治す】
それがこの病院のモットーです。
※この物語はフィクションです。
実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる