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うぇっとすーつ、じゅうに
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今度こそ本当に日常生活に支障をきたすのではないか、そんな心配を始めた俺にその心配を吹っ飛ばす身を裂く快感が与えられた。
「ぁああっ!? きたっ、きたぁっ!? はっ……は……ぁ、あぁっ……ユキ様ぁ……?」
「やっぱりちょっとキツいね。これはご褒美だから、ポチがちゃーんと気持ちよくなれるように、ゆっくり入れるね」
まだ全ては入っていない、それでも絶頂寸前の快感だった。
「はぁっ……ぁん、ユキ様ぁ……」
「ポチ、出したらまたスーツの中溜まっちゃうんじゃない? あははっ、後でどれくらい出したか見てみようか」
胸の前で折りたたんだ手が呼吸を妨げる。地面に頬が密着して、持ち上げようとしても力が入らない。
既に事後よりも体力が無い。
「ぁああぁっ!? ぁ、はぁっ……ユキ様ぁ、今ぁ……おなか、ぐいってきたぁ……」
ゆっくりと入ってくる雪兎の陰茎が前立腺を押さえ、じわじわと精嚢を圧迫する。
「ぁ、あ……イっちゃう、ユキ様ぁっ、出ちゃう……」
「好きなだけイっていいよ?」
「やだぁ……奥突かれたい」
「大丈夫、僕が満足するまでやめないから」
雪兎は片手で腰を掴んだまま体を前に倒し、俺の首に腕を回した。呼吸が更に辛くなって、自然と開いた口から唾液が垂れる。
首を絞められながら少しずつ背を反らされ、勝手に涙が零れる。
「…………ほら、イけ」
「……っ!? っ……ぅ、ぁっ……」
耳元で囁かれると脳に電流が走ったような感覚があって、膝がガクガクと震えているのに気が付いて、精液なのかも分からない何かを吐き出す自分の性器の様子を他人事のように理解する。
「あはっ、すごぉいポチ、僕がイけって言ったらイっちゃうんだ。かーわいいなぁ」
きっと俺は今酷い顔をしている。酸素を求めて口を開いて、快感によって涙や唾液を溢れさせて、目は虚ろになっている。
「……ねぇポチ、自分で分かるかどうか知らないけど、僕のすっごい締め付けてるよ? きゅうきゅう締めて、奥に吸ってくる感じ? これすごい気持ちいい、最高だよポチ」
自分の中の具合を語られ、雪兎が話す度に耳に熱い吐息がかかって、今動かれてはいないのに快感が膨らんでいく。
「あはっ、締まり良くなった。すごいね、これちゃんと抜けるかなぁ? なーんて、ふふ」
早く動いてと言いたいのに、首を絞められて上手く声が出ない。醜い音が漏れるだけだ。
「……ねぇ、ポチ。イってる最中って中なんか痙攣しててさ、そのまま腰振ったら最高に気持ちいいんだよね」
雪兎はただ喉を押さえるだけではなく、時折にぐりぐりと腕を揺らして喉仏をいじめてくる。
「ふふっ……僕が言いたいこと分かるよね? ポチがどれだけ叫んでも、どれだけ痙攣してても、気絶しても、叩き起してやり続けるって言ってるんだよ? そういうの好きでしょ?」
喉を押さえていた手が鎖骨あたりにズレる。返事をしろということか。
何度か咳をして喉の調子を応急的に整え、甘えた声を上げる。
「……はい、二度と前だけじゃイけない身体にしてください……ご主人様ぁ」
腕がパッと離れ、顔が地面に向かって落ちる。背中に密着していた雪兎の体温が消え、腰を掴む手が二つに戻る。
中を満たしていたものが一気に引き抜かれ、俺は絶叫に近い嬌声を上げた。
「ぁああっ!? きたっ、きたぁっ!? はっ……は……ぁ、あぁっ……ユキ様ぁ……?」
「やっぱりちょっとキツいね。これはご褒美だから、ポチがちゃーんと気持ちよくなれるように、ゆっくり入れるね」
まだ全ては入っていない、それでも絶頂寸前の快感だった。
「はぁっ……ぁん、ユキ様ぁ……」
「ポチ、出したらまたスーツの中溜まっちゃうんじゃない? あははっ、後でどれくらい出したか見てみようか」
胸の前で折りたたんだ手が呼吸を妨げる。地面に頬が密着して、持ち上げようとしても力が入らない。
既に事後よりも体力が無い。
「ぁああぁっ!? ぁ、はぁっ……ユキ様ぁ、今ぁ……おなか、ぐいってきたぁ……」
ゆっくりと入ってくる雪兎の陰茎が前立腺を押さえ、じわじわと精嚢を圧迫する。
「ぁ、あ……イっちゃう、ユキ様ぁっ、出ちゃう……」
「好きなだけイっていいよ?」
「やだぁ……奥突かれたい」
「大丈夫、僕が満足するまでやめないから」
雪兎は片手で腰を掴んだまま体を前に倒し、俺の首に腕を回した。呼吸が更に辛くなって、自然と開いた口から唾液が垂れる。
首を絞められながら少しずつ背を反らされ、勝手に涙が零れる。
「…………ほら、イけ」
「……っ!? っ……ぅ、ぁっ……」
耳元で囁かれると脳に電流が走ったような感覚があって、膝がガクガクと震えているのに気が付いて、精液なのかも分からない何かを吐き出す自分の性器の様子を他人事のように理解する。
「あはっ、すごぉいポチ、僕がイけって言ったらイっちゃうんだ。かーわいいなぁ」
きっと俺は今酷い顔をしている。酸素を求めて口を開いて、快感によって涙や唾液を溢れさせて、目は虚ろになっている。
「……ねぇポチ、自分で分かるかどうか知らないけど、僕のすっごい締め付けてるよ? きゅうきゅう締めて、奥に吸ってくる感じ? これすごい気持ちいい、最高だよポチ」
自分の中の具合を語られ、雪兎が話す度に耳に熱い吐息がかかって、今動かれてはいないのに快感が膨らんでいく。
「あはっ、締まり良くなった。すごいね、これちゃんと抜けるかなぁ? なーんて、ふふ」
早く動いてと言いたいのに、首を絞められて上手く声が出ない。醜い音が漏れるだけだ。
「……ねぇ、ポチ。イってる最中って中なんか痙攣しててさ、そのまま腰振ったら最高に気持ちいいんだよね」
雪兎はただ喉を押さえるだけではなく、時折にぐりぐりと腕を揺らして喉仏をいじめてくる。
「ふふっ……僕が言いたいこと分かるよね? ポチがどれだけ叫んでも、どれだけ痙攣してても、気絶しても、叩き起してやり続けるって言ってるんだよ? そういうの好きでしょ?」
喉を押さえていた手が鎖骨あたりにズレる。返事をしろということか。
何度か咳をして喉の調子を応急的に整え、甘えた声を上げる。
「……はい、二度と前だけじゃイけない身体にしてください……ご主人様ぁ」
腕がパッと離れ、顔が地面に向かって落ちる。背中に密着していた雪兎の体温が消え、腰を掴む手が二つに戻る。
中を満たしていたものが一気に引き抜かれ、俺は絶叫に近い嬌声を上げた。
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