10 / 51
episode1☆ぬいと映えゴハン
p10 野球で遊ぶぬい
しおりを挟む
シャワーでさっぱりしてから母の部屋を覗くと、碧生がまたピュッピュッと鋭い音をたててバットを振っていた。ぬいの体で誰かと試合したりするんだろうか。ヒデアキは少し気になった。
練習するのは、試合でチームを勝利に導きたいから。ヒデアキのモチベーションはただそこにある。
碧生はどうなんだろう。千景の他に友達とかいるんだろうか。ぬいがたくさんいて、一緒にゲームしてたら楽しそう……
そんなことを考えていたら碧生が素振りをやめてトコトコと寄って来た。
「朝の写真、加工してくれないか」
「そだね、ツイートの準備しよう」
ツイートにベストの時間まではまだ間があるけど、今日はシンタローが早めに帰ってくるらしいから夕飯の準備もしたい。
千景はというと母の部屋の隅で黙々とパソコンに向かって、小さなキーボードで何かを打ち込んでいた。邪魔しないように、ヒデアキと碧生はダイニングに移動した。
ヒデアキがスマホで写真の加工をする様子を、碧生はまた横から覗き込む。
「ボール弁当、思ったより地味か?」
「派手ではないよねえ。ごはんが真っ白だからかなあ」
「映えって難しいな」
「でも僕この写真、好き。碧生くん、バットでおにぎり打とうとしてるみたいでおもしろい」
思わずふふっと笑うヒデアキの隣で、
「明日はフルプロのキャラ弁にしよう」
と碧生。
「フルプロ」正式名称「実況フルパワープロ野球」は30年ぐらい前から色んなプラットフォームでシリーズが続いている有名な野球ゲームソフトだ。2頭身に簡単な顔の選手を操作してプレイする。可愛いビジュアルがキャッチーで、野球ファン以外にも人気が出た。ゲーム内容は非情に緻密に作り上げられている。実在のプロ選手の能力的特徴が的確に分析・再現され、キャラに固有のモーションもかなりのバリエーションがあって楽しい。
「碧くんもフルプロやってるんだ?」
「あとでいいものを見せてやる」
「?」
***
その「いいもの」というのは……
碧生が母の部屋の床の上にあるジュラルミンの立方体に近づいて、小さなスライドドアのような部分を開けた。
「XRボックスだ。覗いてみてくれ」
そう言って中に入って行く。
「えっくすあーる……って、VRとかARとかの?」
ヒデアキは言われた通りに、寝っ転がって小さな扉から中を覗いた。何も入っていないように見える。
「ああ。これでフルプロの世界に入れる。何度かバージョンアップしてゴーグル不要になった」
碧生が小さな手の中で何か操作して、箱の中は明るくなった。映像でできた東京ドームが広がっている。観客も入って賑わっていた。
トランペットと太鼓の応援歌がフェードインして響く中、フルプロの2頭身のキャラが現れてマウンドに上がった。
実況も聞こえる。「さあ、スコアアタックが始まろうとしています! 挑戦するのは今季好調の松神」
ピッチャーがデフォルメの動きで振りかぶってバーチャルのボールが丸い手を離れた。
碧生がお気に入りのバットを振った。軽快な音がして打球が飛んでいく。
「体の動きを読み取ってフルプロのキャラと対戦できる」
歓声に掻き消されないように、普段大人しい碧生の声も自然と大きくなっていた。
「なにそれ楽しそう! これ、碧生くんが作ったの?」
「いや、これは複雑だから兄さんとナツミに手伝ってもらった」
2球目。打球は伸びる……が、ホームランには届かない。
「ヒデアキと対戦できたらいいのに。今はぬいサイズにしか対応してない」
「僕がバット振り回すの、広い部屋じゃないと危ないからねえ。外だったらいけるかな」
「ゲーム用のちっさいバットもあるぞ。けどやっぱり本物がいいよな」
ワイワイ言いながら10球のスコアアタックで遊んでいると棚の上の方から、
「うおあーーー!」
と千景の声がした。ヒデアキは起き上がって棚の上の方、千景のパソコンスペースを覗いた。
「ごめん、うるさくして」
「ああ、いや、休憩しようと思ってな」
千景は椅子から降りてにゅにゅっと伸びをしていた。そして空飛ぶタオルに乗って「XRボックス」の方に降りていく。
「碧生、キャッチボールするか」
「する!」
***
マンションで共用のルーフバルコニーは意外と穴場だ。夏休みだから子どもが遊んでいることもあるけど、今は運良く誰もいなかった。
碧生だけじゃなく千景もバット……のような棒を持って空飛ぶタオルに乗っていた。
「これはな、碧生が作った、そのへんの木を削ったバット」
と千景は自分の持っている棒をヒデアキに示して見せる。
「バランスが全然ダメだった……」
と碧生は眉間にきゅっと皺を寄せる。
「俺は振り回せりゃなんでもいい」
ヒデアキも一緒に素振りをしようと自分の金属バットを持っていた。千景はニンゲンとぬいが並んで素振りしてる様子をおもしろそうに写真に撮ったり、自分も素振りをしたり、碧生とキャッチボールをしたりしていた。小さなボールを投げ合う練習や、打撃練習の守備役にヒデアキも参加した。
そうして3人で遊んでいると碧生がほんの一瞬だけどニコッと目を細めて笑顔になった。ちょっと嬉しくなる。碧生は普段そんな気を許した顔して笑わない。
千景は「酷い目に遭った」って言ってた。気になってネットで調べて、でも全部は読めなかった。
ぬいたちは「設定」なんて他人事みたいな顔してるけど、そういう風に怖い記憶が心の底に植え付けられているなら、自分だったらもう世の中に心を開けない。
なのに碧生は「ニンゲンをしあわせにする」なんて一生懸命だ。それは尊い志だけど、まっすぐすぎてなんだか切ない。せめて写真ぐらい、もっと上手に手伝えたらいいのになあ、なんて考える。
そんな風にして、ぬいと過ごす時間はのほほんと過ぎて行った。
【そして再び8月31日】
そういうわけで、色々なことがあってからの、夏休みの最後の日なのだった。
可愛い朝ごはんの写真をツイートし、眠そうなシンタローを迎えのタクシーに押し込んで見送った後、ほぼ入れ替わりで父が帰ってきた。
「お父さん。早かったね」
ヒデアキはぬいと一緒にツイッターをチラチラ見ながら食器の片づけをしていたけど、
「ヒデくん。今日どういう予定」
と尋ねる父の声があまりにも疲れていたから、自然と手が止まってしまった。
「午後から部活行く……」
「お葬式の準備をするから、今日は家にいなさい」
言葉を遮って言いつけられてヒデアキは息をのんだ。凍りついたみたいに体が動かない。父も、
「シンタローにも連絡しないと」
と言うだけ言って俯いたまま動かなくなった。
「お葬式って誰の」
「お母さん」
「なんで」
「ヒデくんねえ……ちゃんと言わなかったけど、お母さんのと『思われるもの』っていうのは……」
そのまま全てが沈黙した。
言ってくれなくていい。ヒデアキだって本当は最初から知っていた。
「トーブでしょ」
淡々とした声に父が顔を歪ませた。
「知ってた。夢で、お母さんに会ったから。鑑定中って言ってたの、やっぱりお母さんだったんでしょ」
夢の中、晴れた夏空のもとに現れる母は最後に見たときの、シルバーグレーに空色の星の模様の服を着て、有名な「ニケの像」と同じ形をしていた。ゲームで見たことがあるからヒデアキはその形の「ニケ」をよく知っていた。勝利の女神の名前だ。頭部と腕がない。
そうして神様になった母はヒデアキが目を覚ます時間まで色んな話をした。
毎朝別れ際には、いつもの出張の時と同じことを言い残した。
「ご機嫌よく待っててくれたら、お土産買って帰るからね。ヒデくんの好きな、飛行機のお菓子だよ」
「お母さん。僕もう子どもじゃないよ」
ヒデアキは不服を申し述べたけど、それでも母の望みなら「ご機嫌よく」しようと決めていた。自分が不機嫌になってみんなで旅行に行けないまま、夏が終わりそうなのを後悔していたから。
「お菓子はいらないから早く帰ってきて」
そうして待ってただけだ。願えば叶えてもらえると信じて。もう子供じゃない、なんて全然嘘。
父は傷つきながら、何が起きたのか情報を探して走り回っていたし、兄は悲しみを抱えたまま必死で未来に食らいついていってた。
「おとうさん」
と呼んでも何も返ってこなかった。お父さんが泣いてる。ずっとずっと泣きたくて心が重たかったに違いない。だったら今日、こうして少しだけでも楽になってくれるといい。明日からもきっとずっと涙が溢れてくるのは終わらないから。
だからせめて今日は、自分だけは泣かないとヒデアキは強く心に誓う。
「迎えに行った方がいいのかな。それか、送ってもらえるのかな」
「ああ……迎えに……、迎えに行こうか一緒に」
掠れる声で答える父のそばに、小さなぬいたちがいつものジト目で黙って佇んでいた。フェルトの肩が並んで震えていた。
みんなと一緒に悲しくなって泣かないように慎重に、ヒデアキはそっと言葉を吐きだす。
「うん。お葬式の準備、しよう」
練習するのは、試合でチームを勝利に導きたいから。ヒデアキのモチベーションはただそこにある。
碧生はどうなんだろう。千景の他に友達とかいるんだろうか。ぬいがたくさんいて、一緒にゲームしてたら楽しそう……
そんなことを考えていたら碧生が素振りをやめてトコトコと寄って来た。
「朝の写真、加工してくれないか」
「そだね、ツイートの準備しよう」
ツイートにベストの時間まではまだ間があるけど、今日はシンタローが早めに帰ってくるらしいから夕飯の準備もしたい。
千景はというと母の部屋の隅で黙々とパソコンに向かって、小さなキーボードで何かを打ち込んでいた。邪魔しないように、ヒデアキと碧生はダイニングに移動した。
ヒデアキがスマホで写真の加工をする様子を、碧生はまた横から覗き込む。
「ボール弁当、思ったより地味か?」
「派手ではないよねえ。ごはんが真っ白だからかなあ」
「映えって難しいな」
「でも僕この写真、好き。碧生くん、バットでおにぎり打とうとしてるみたいでおもしろい」
思わずふふっと笑うヒデアキの隣で、
「明日はフルプロのキャラ弁にしよう」
と碧生。
「フルプロ」正式名称「実況フルパワープロ野球」は30年ぐらい前から色んなプラットフォームでシリーズが続いている有名な野球ゲームソフトだ。2頭身に簡単な顔の選手を操作してプレイする。可愛いビジュアルがキャッチーで、野球ファン以外にも人気が出た。ゲーム内容は非情に緻密に作り上げられている。実在のプロ選手の能力的特徴が的確に分析・再現され、キャラに固有のモーションもかなりのバリエーションがあって楽しい。
「碧くんもフルプロやってるんだ?」
「あとでいいものを見せてやる」
「?」
***
その「いいもの」というのは……
碧生が母の部屋の床の上にあるジュラルミンの立方体に近づいて、小さなスライドドアのような部分を開けた。
「XRボックスだ。覗いてみてくれ」
そう言って中に入って行く。
「えっくすあーる……って、VRとかARとかの?」
ヒデアキは言われた通りに、寝っ転がって小さな扉から中を覗いた。何も入っていないように見える。
「ああ。これでフルプロの世界に入れる。何度かバージョンアップしてゴーグル不要になった」
碧生が小さな手の中で何か操作して、箱の中は明るくなった。映像でできた東京ドームが広がっている。観客も入って賑わっていた。
トランペットと太鼓の応援歌がフェードインして響く中、フルプロの2頭身のキャラが現れてマウンドに上がった。
実況も聞こえる。「さあ、スコアアタックが始まろうとしています! 挑戦するのは今季好調の松神」
ピッチャーがデフォルメの動きで振りかぶってバーチャルのボールが丸い手を離れた。
碧生がお気に入りのバットを振った。軽快な音がして打球が飛んでいく。
「体の動きを読み取ってフルプロのキャラと対戦できる」
歓声に掻き消されないように、普段大人しい碧生の声も自然と大きくなっていた。
「なにそれ楽しそう! これ、碧生くんが作ったの?」
「いや、これは複雑だから兄さんとナツミに手伝ってもらった」
2球目。打球は伸びる……が、ホームランには届かない。
「ヒデアキと対戦できたらいいのに。今はぬいサイズにしか対応してない」
「僕がバット振り回すの、広い部屋じゃないと危ないからねえ。外だったらいけるかな」
「ゲーム用のちっさいバットもあるぞ。けどやっぱり本物がいいよな」
ワイワイ言いながら10球のスコアアタックで遊んでいると棚の上の方から、
「うおあーーー!」
と千景の声がした。ヒデアキは起き上がって棚の上の方、千景のパソコンスペースを覗いた。
「ごめん、うるさくして」
「ああ、いや、休憩しようと思ってな」
千景は椅子から降りてにゅにゅっと伸びをしていた。そして空飛ぶタオルに乗って「XRボックス」の方に降りていく。
「碧生、キャッチボールするか」
「する!」
***
マンションで共用のルーフバルコニーは意外と穴場だ。夏休みだから子どもが遊んでいることもあるけど、今は運良く誰もいなかった。
碧生だけじゃなく千景もバット……のような棒を持って空飛ぶタオルに乗っていた。
「これはな、碧生が作った、そのへんの木を削ったバット」
と千景は自分の持っている棒をヒデアキに示して見せる。
「バランスが全然ダメだった……」
と碧生は眉間にきゅっと皺を寄せる。
「俺は振り回せりゃなんでもいい」
ヒデアキも一緒に素振りをしようと自分の金属バットを持っていた。千景はニンゲンとぬいが並んで素振りしてる様子をおもしろそうに写真に撮ったり、自分も素振りをしたり、碧生とキャッチボールをしたりしていた。小さなボールを投げ合う練習や、打撃練習の守備役にヒデアキも参加した。
そうして3人で遊んでいると碧生がほんの一瞬だけどニコッと目を細めて笑顔になった。ちょっと嬉しくなる。碧生は普段そんな気を許した顔して笑わない。
千景は「酷い目に遭った」って言ってた。気になってネットで調べて、でも全部は読めなかった。
ぬいたちは「設定」なんて他人事みたいな顔してるけど、そういう風に怖い記憶が心の底に植え付けられているなら、自分だったらもう世の中に心を開けない。
なのに碧生は「ニンゲンをしあわせにする」なんて一生懸命だ。それは尊い志だけど、まっすぐすぎてなんだか切ない。せめて写真ぐらい、もっと上手に手伝えたらいいのになあ、なんて考える。
そんな風にして、ぬいと過ごす時間はのほほんと過ぎて行った。
【そして再び8月31日】
そういうわけで、色々なことがあってからの、夏休みの最後の日なのだった。
可愛い朝ごはんの写真をツイートし、眠そうなシンタローを迎えのタクシーに押し込んで見送った後、ほぼ入れ替わりで父が帰ってきた。
「お父さん。早かったね」
ヒデアキはぬいと一緒にツイッターをチラチラ見ながら食器の片づけをしていたけど、
「ヒデくん。今日どういう予定」
と尋ねる父の声があまりにも疲れていたから、自然と手が止まってしまった。
「午後から部活行く……」
「お葬式の準備をするから、今日は家にいなさい」
言葉を遮って言いつけられてヒデアキは息をのんだ。凍りついたみたいに体が動かない。父も、
「シンタローにも連絡しないと」
と言うだけ言って俯いたまま動かなくなった。
「お葬式って誰の」
「お母さん」
「なんで」
「ヒデくんねえ……ちゃんと言わなかったけど、お母さんのと『思われるもの』っていうのは……」
そのまま全てが沈黙した。
言ってくれなくていい。ヒデアキだって本当は最初から知っていた。
「トーブでしょ」
淡々とした声に父が顔を歪ませた。
「知ってた。夢で、お母さんに会ったから。鑑定中って言ってたの、やっぱりお母さんだったんでしょ」
夢の中、晴れた夏空のもとに現れる母は最後に見たときの、シルバーグレーに空色の星の模様の服を着て、有名な「ニケの像」と同じ形をしていた。ゲームで見たことがあるからヒデアキはその形の「ニケ」をよく知っていた。勝利の女神の名前だ。頭部と腕がない。
そうして神様になった母はヒデアキが目を覚ます時間まで色んな話をした。
毎朝別れ際には、いつもの出張の時と同じことを言い残した。
「ご機嫌よく待っててくれたら、お土産買って帰るからね。ヒデくんの好きな、飛行機のお菓子だよ」
「お母さん。僕もう子どもじゃないよ」
ヒデアキは不服を申し述べたけど、それでも母の望みなら「ご機嫌よく」しようと決めていた。自分が不機嫌になってみんなで旅行に行けないまま、夏が終わりそうなのを後悔していたから。
「お菓子はいらないから早く帰ってきて」
そうして待ってただけだ。願えば叶えてもらえると信じて。もう子供じゃない、なんて全然嘘。
父は傷つきながら、何が起きたのか情報を探して走り回っていたし、兄は悲しみを抱えたまま必死で未来に食らいついていってた。
「おとうさん」
と呼んでも何も返ってこなかった。お父さんが泣いてる。ずっとずっと泣きたくて心が重たかったに違いない。だったら今日、こうして少しだけでも楽になってくれるといい。明日からもきっとずっと涙が溢れてくるのは終わらないから。
だからせめて今日は、自分だけは泣かないとヒデアキは強く心に誓う。
「迎えに行った方がいいのかな。それか、送ってもらえるのかな」
「ああ……迎えに……、迎えに行こうか一緒に」
掠れる声で答える父のそばに、小さなぬいたちがいつものジト目で黙って佇んでいた。フェルトの肩が並んで震えていた。
みんなと一緒に悲しくなって泣かないように慎重に、ヒデアキはそっと言葉を吐きだす。
「うん。お葬式の準備、しよう」
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
アーコレードへようこそ
松穂
ライト文芸
洋食レストラン『アーコレード(Accolade)』慧徳学園前店のひよっこ店長、水奈瀬葵。
楽しいスタッフや温かいお客様に囲まれて毎日大忙し。
やっと軌道に乗り始めたこの時期、突然のマネージャー交代?
異名サイボーグの新任上司とは?
葵の抱える過去の傷とは?
変化する日常と動き出す人間模様。
二人の間にめでたく恋情は芽生えるのか?
どこか懐かしくて最高に美味しい洋食料理とご一緒に、一読いかがですか。
※ 完結いたしました。ありがとうございました。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
40歳を過ぎても女性の手を繋いだことのない男性を私が守るのですか!?
鈴木トモヒロ
ライト文芸
実際にTVに出た人を見て、小説を書こうと思いました。
60代の男性。
愛した人は、若く病で亡くなったそうだ。
それ以降、その1人の女性だけを愛して時を過ごす。
その姿に少し感動し、光を当てたかった。
純粋に1人の女性を愛し続ける男性を少なからず私は知っています。
また、結婚したくても出来なかった男性の話も聞いたことがあります。
フィクションとして
「40歳を過ぎても女性の手を繋いだことのない男性を私が守るのですか!?」を書いてみたいと思いました。
若い女性を主人公に、男性とは違う視点を想像しながら文章を書いてみたいと思います。
どんなストーリーになるかは...
わたしも楽しみなところです。
スカートとスラックスの境界線〜葉山瑞希がスカートを着る理由〜
さわな
ライト文芸
高等部の始業式当日、透矢は小学校の同級生だった瑞希と小五以来の再会を果たす。何故か瑞希はスカートを着用し、女の身なりをしていた。昔、いじめっ子から守ってもらった過去をきっかけに瑞希は透矢を慕うようになるが、透矢はなかなか瑞希を受け入れられない。
瑞希は男? 女? スカートを履く理由は……?
性別不明の高校生・葉山瑞希と、ごく普通の男子高校生・新井透矢が自分らしい生き方を模索するボーイミーツボーイ青春物語。
古屋さんバイト辞めるって
四宮 あか
ライト文芸
ライト文芸大賞で奨励賞いただきました~。
読んでくださりありがとうございました。
「古屋さんバイト辞めるって」
おしゃれで、明るくて、話しも面白くて、仕事もすぐに覚えた。これからバイトの中心人物にだんだんなっていくのかな? と思った古屋さんはバイトをやめるらしい。
学部は違うけれど同じ大学に通っているからって理由で、石井ミクは古屋さんにバイトを辞めないように説得してと店長に頼まれてしまった。
バイト先でちょろっとしか話したことがないのに、辞めないように説得を頼まれたことで困ってしまった私は……
こういう嫌なタイプが貴方の職場にもいることがあるのではないでしょうか?
表紙の画像はフリー素材サイトの
https://activephotostyle.biz/さまからお借りしました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる