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空の王者と味惑の魔人
八
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ユリアン達が洞窟に入ると、すぐに大きな開けた空間に出た。日が当たらないからか洞窟の中は少し肌寒い。時折起きる外の銃声が籠って聞こえてくる。すぐに暗くなり、ジャックがランタンを点けると、思いのほか天井の高い洞窟の岩壁が浮かび上がった。つららのような岩が天井から数本垂れている。時折、奥から水がしたたり落ちる音が聞こえて来た。ユリアンは天井と繋がっている柱を手で軽く叩いて上を見た。
「けっこう天井が高いな。黄金は上じゃないのか?」
「いや……上は塞がってます。どうやらこの先にあるようですね」
「行くぞ。外が食い止めているうちに見つけないとな」
「うす」
斥候のジョンがランタンを手に持ち先頭を進む。薄暗く外から風で運ばれて来た土が少し埃っぽい。地面が平坦ではないため転ばないように一歩一歩神経を使って歩く。埃っぽい場所はすぐに湿った地面に変わり、ごつごつした露出した岩と湿った土が靴やズボンを汚していく。
進むうちにだんだんと天井が低くなって来て、横幅も小さくなっていく。手が届きそうな位の高さに天井が迫って来た頃には外からの光が届かなくなり、ランタンの明かりを頼りに進む一行の足はどんどん遅くなっていく。
ふとジョンが踏み出した先の地面が突然泥の急な下り斜面になり、ジョンは足を滑らせて転んだ。
「ひっ……!」
ジョンはそのまま斜面を滑り出し、止まろうと手足で地面を掴んだが泥で滑ってしまい、ランタンと共にあっという間に後続の視界から消えてしまった。
「うわあああぁぁー……!」
「ジョン! ジョン!」
長い悲鳴が聞こえた。
「ジョン! 無事か!?」
しばらく沈黙が続いたが、やがて遠くで何かが水面に落下したような音がした。
「ジョン!」
「……ぅ……」
少しジョンの声が聞こえた。
「大丈夫です!」
小さいがジョンの声がはっきりと聞こえた。ユリアンはジャックと目を合わせた後、暗闇に向かって叫んだ。
「下はどうなってる!?」
「下は湖がある広い空間です! 斜面の道が途中で枝分かれしてました! 俺は何回かの分かれ道を滑り出て下の水面に落ちました! 下は湖です! 足は痛めましたが無事です! 他の道はどこに落ちるか分かりません! 壁に穴がハチの巣みたいにいくつか開いてますが……浮いてゆっくり降りて来た方がよさそうです!」
「分かった! 湖から上がって周囲を確認しろ! 俺達が行くまで待ってろ!」
「はい!」
ユリアンは振り返ると頷いた。
「よし。いいか、浮いた状態で数人ずつ斜面を下る。途中の枝分かれで分散してジョンの所に辿り着く道を探せ。途中他の道には何があるか分からない。空気が急に薄くなったり、変なガスが溜まっていたり……壁が尖っている可能性もある。洞窟ってのは何があるか分からないからな。十分注意しろよ」
「分かりました」
全員が手を繋ぐと、ユリアンがジャックに触れて全員がふわふわと浮き始めた。二人ずつのチームに分かれ、斜面を少しずつ進み始めた。
「最初からこうするべきだったな、すまねえ」
「いえ、私も気が付くべきでした」
先を行く兵士達が少しずつ分岐していくと、斜面はまるで爬虫類の鱗の境目のように、カーブを描きながらその途中で次々と分岐していた。
行き止まりに当たった兵士が戻って来て別の道に合流して進んで行く。
「あそこに落ちてたらジョンは壁に激突して死んでたな」
「運のいい奴だぜ」
別の分岐では、地面がいきなりバックリと開いていて尖った岩がズラリと待ち構えている斜面もあった。暗闇の中の泥の地面の中で突然現れる穴は、ランタンをかざしてよく見なければ分からない。ランタンの明かりが奥まで届かず暗くてよく見えないが、人型の死体が岩に貫かれていた。
行き止まりの先が鉛筆の先のようにすぼまっていて、泥の海になっている斜面もある。滑り落ちて来てここに入ってしまったら決して戻れる事は無い。泥にまみれた人間の死骸の足が泥溜まりから少し覗いている。それを見た兵士はごくりと唾を飲んだ。
トンネルのような斜面をようやく抜けても、着地点が湖の水面ではなく硬いざらついた岩場が待ち受けているポイントばかりで、結局ジョンが落ちた道以外は全て死に至る道だった。
兵士達が先に着地し、ユリアンとジャックがジョンの道から出て来て、たっぷり五秒以上かけて地面に着地した。ユリアンは足の手当をしていたジョンに声をかけた。
「お前よく生きてたなマジで」
「え? そうなんすか?」
「ここに来るまでに十人は死んでたぞ」
自分が生き延びた事が奇跡だとようやく分かり、ジョンは今さら怖くなったようで冷や汗をかいていた。
「どうなってるんすかね? 滑り落ちなくちゃ進めないなんて。これじゃ王子以外の誰かが黄金見つけても帰れなくないすか?」
「確かにな」
ユリアンは上を見上げると降りて来た穴は五メートル以上の高さにあり、とてもじゃないが魔法を使わなければ戻れなそうだ。
「冒険家のマイケルとやらがお前と同じくらいツイてたって事かね」
ユリアンがジョンの肩を叩いた。ジョンはふわっと浮いて痛めた足を使わなくても進めるようになった。
「さっ行こうぜ。きっと黄金はこの先だ」
巨大な半円状の地下空間を一行は歩き出した。
「けっこう天井が高いな。黄金は上じゃないのか?」
「いや……上は塞がってます。どうやらこの先にあるようですね」
「行くぞ。外が食い止めているうちに見つけないとな」
「うす」
斥候のジョンがランタンを手に持ち先頭を進む。薄暗く外から風で運ばれて来た土が少し埃っぽい。地面が平坦ではないため転ばないように一歩一歩神経を使って歩く。埃っぽい場所はすぐに湿った地面に変わり、ごつごつした露出した岩と湿った土が靴やズボンを汚していく。
進むうちにだんだんと天井が低くなって来て、横幅も小さくなっていく。手が届きそうな位の高さに天井が迫って来た頃には外からの光が届かなくなり、ランタンの明かりを頼りに進む一行の足はどんどん遅くなっていく。
ふとジョンが踏み出した先の地面が突然泥の急な下り斜面になり、ジョンは足を滑らせて転んだ。
「ひっ……!」
ジョンはそのまま斜面を滑り出し、止まろうと手足で地面を掴んだが泥で滑ってしまい、ランタンと共にあっという間に後続の視界から消えてしまった。
「うわあああぁぁー……!」
「ジョン! ジョン!」
長い悲鳴が聞こえた。
「ジョン! 無事か!?」
しばらく沈黙が続いたが、やがて遠くで何かが水面に落下したような音がした。
「ジョン!」
「……ぅ……」
少しジョンの声が聞こえた。
「大丈夫です!」
小さいがジョンの声がはっきりと聞こえた。ユリアンはジャックと目を合わせた後、暗闇に向かって叫んだ。
「下はどうなってる!?」
「下は湖がある広い空間です! 斜面の道が途中で枝分かれしてました! 俺は何回かの分かれ道を滑り出て下の水面に落ちました! 下は湖です! 足は痛めましたが無事です! 他の道はどこに落ちるか分かりません! 壁に穴がハチの巣みたいにいくつか開いてますが……浮いてゆっくり降りて来た方がよさそうです!」
「分かった! 湖から上がって周囲を確認しろ! 俺達が行くまで待ってろ!」
「はい!」
ユリアンは振り返ると頷いた。
「よし。いいか、浮いた状態で数人ずつ斜面を下る。途中の枝分かれで分散してジョンの所に辿り着く道を探せ。途中他の道には何があるか分からない。空気が急に薄くなったり、変なガスが溜まっていたり……壁が尖っている可能性もある。洞窟ってのは何があるか分からないからな。十分注意しろよ」
「分かりました」
全員が手を繋ぐと、ユリアンがジャックに触れて全員がふわふわと浮き始めた。二人ずつのチームに分かれ、斜面を少しずつ進み始めた。
「最初からこうするべきだったな、すまねえ」
「いえ、私も気が付くべきでした」
先を行く兵士達が少しずつ分岐していくと、斜面はまるで爬虫類の鱗の境目のように、カーブを描きながらその途中で次々と分岐していた。
行き止まりに当たった兵士が戻って来て別の道に合流して進んで行く。
「あそこに落ちてたらジョンは壁に激突して死んでたな」
「運のいい奴だぜ」
別の分岐では、地面がいきなりバックリと開いていて尖った岩がズラリと待ち構えている斜面もあった。暗闇の中の泥の地面の中で突然現れる穴は、ランタンをかざしてよく見なければ分からない。ランタンの明かりが奥まで届かず暗くてよく見えないが、人型の死体が岩に貫かれていた。
行き止まりの先が鉛筆の先のようにすぼまっていて、泥の海になっている斜面もある。滑り落ちて来てここに入ってしまったら決して戻れる事は無い。泥にまみれた人間の死骸の足が泥溜まりから少し覗いている。それを見た兵士はごくりと唾を飲んだ。
トンネルのような斜面をようやく抜けても、着地点が湖の水面ではなく硬いざらついた岩場が待ち受けているポイントばかりで、結局ジョンが落ちた道以外は全て死に至る道だった。
兵士達が先に着地し、ユリアンとジャックがジョンの道から出て来て、たっぷり五秒以上かけて地面に着地した。ユリアンは足の手当をしていたジョンに声をかけた。
「お前よく生きてたなマジで」
「え? そうなんすか?」
「ここに来るまでに十人は死んでたぞ」
自分が生き延びた事が奇跡だとようやく分かり、ジョンは今さら怖くなったようで冷や汗をかいていた。
「どうなってるんすかね? 滑り落ちなくちゃ進めないなんて。これじゃ王子以外の誰かが黄金見つけても帰れなくないすか?」
「確かにな」
ユリアンは上を見上げると降りて来た穴は五メートル以上の高さにあり、とてもじゃないが魔法を使わなければ戻れなそうだ。
「冒険家のマイケルとやらがお前と同じくらいツイてたって事かね」
ユリアンがジョンの肩を叩いた。ジョンはふわっと浮いて痛めた足を使わなくても進めるようになった。
「さっ行こうぜ。きっと黄金はこの先だ」
巨大な半円状の地下空間を一行は歩き出した。
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