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20代の話 Prodromal
21.疼痛と快楽★
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一先ずと食事に入った店の仄暗いオレンジ色の光の中で私は目の前の彼の姿を見つめた。
細身の長身、何処か俳優の細川茂樹似の細面な顔に、長いしなやかな指が印象的に動いて煙草を口に運ぶ。
私の周りには余りいないタイプの人間だった。まだ、当人がどんな人間なのかも掴みきれないままに私は緊張して味気ない気分で水を口にする。
「考えてたより、ずっと可愛い子でびっくりしたよ。」
彼の声が微かに震えていて、相手も自分と同じく緊張しているのだとやっと分かり微かな安著が沸く。
「かわいい?」
「うん、リエ……って呼んでいいのかな?思ってたのと全然違ってて、ちっちゃくって可愛い。」
彼の言葉の意図がまだ汲み取れない。
顔も知らなかった相手。
目の前にいる彼は言葉と声しか知らなかったはず。
私は「さっきは着たばかりだったの?」と内心聞いてみたかったが、それを聞くのも無粋な気がしてやめることにした。
彼は静かに自分を見つめていて、先ほどの事などもう過去のことで忘れ去っているかのようにも見える。
「ありがとう、そう言われると恥ずかしい。フィも思ってたよりずっと格好いいね。」
そういった私に彼は穏やかな微笑を浮かべた。
そう言われ慣れているのかそうでないのかは私には全く判別がつかない。勿論自分にかけた言葉がお世辞なのかどうなのかもわからない事は言うまでもないが、穏やかな仕草を見ていると少し不安になった。しかし、それを打ち消すかのように彼は自分の煙草に指を当ててしまった様子で慌ててタバコを灰皿に置く。
「緊張してて、ごめん、」
はにかむ様に笑った顔に彼女は少なからずホッとする。
彼は恥ずかしそうに苦笑して、自己紹介しなくちゃねと少し子供のような光を湛えた瞳で静子を見た。
彼は『ヤネオ シュンイチ』と名乗り、私も本当の名前を名乗る。
ハンドルネームではない本当の現実の名前で、改めて自己紹介をする自分たちはかなり奇妙な感じがしたが、現実に名前を知らなかったのだから仕方がない。
それは二人の中のバーチャルが全てリアルに重なる瞬間でもあった。
出会ってその日のうちにホテルなんて出来事。そんな事は都会の一部の話か小説の中だけの出来事とは言い切れない。案外はそんなことは簡単に起こりうるのだ。
二人は一緒に食事をして、その食後のほろ酔いの心地いい気分のまま夜の帳の落ちた鮮やかなネオン街に足を向けていた。
恋人同士のように手を繋ぐこともなく、腕を組むでもなく横並びに歩く二人の姿は奇妙なものだったろう。
でもそうするにはまだ二人の間ははなれすぎている気がした。
二人はリアルな世界で人間として重なったが、まだ恋人ではない。それなのに、ただ生存本能のように二人は無言でホテルに向かっている。
―――この為に来たのかしら・・・・。
ふと彼女は歩きながら横の青年を見上げる。
自分より30センチも背の高い青年。
その人と今から寝ようとしている。
それは自分の意思なのだろうか?それともただの気分なのだろうか?
私はそんな事を考えながら、心の動揺を悟られないようそっと視線を今から入ろうとする閨へと向けていた。
一晩を過ごしたのはブティックホテルの一室だった。
慣れない。
何度か経験したはずなのに、不安が先にたつのに気がついて私はベットを見下ろした。淫靡なライトに照らされて、サテンのような生地が艶々と波打つ。
「リエ、大丈夫?」
顔に不安が出ていたのだろうか、横から伸ばされた手が掬い上げるように私の手を包み込んだ。引き寄せられても緊張した体がほどける気配もなく、ベットに座った足の間に立ち竦む。座ってやっと見上げるようにした彼が、細めた瞳で私の顔を覗き混む。
「おいで、俺のいうことならきけるよね?」
その言葉に俯くと、優しげに首もとに這う指先が首の後ろをもって引寄せる。
「アキって呼んでいい?」
ヒクンと体が反応するのに彼は更に目を細めた。
引き寄せられた指先の動きがどうなるのかわからなくて不安が込み上げるのを必死に押さえ込む。それを眺めながら、彼は暫し私の様子を眺めていた。
「アキ、俺の命令がきけるね?」
それは確認じみた言葉だけど明確に意思を持っているのに、私は不安なまま半ば諦めたように小さく頷いた。
※※※
その後、自分から全て衣類を脱ぐように命令されると、私は彼が言うがままに素肌をさらした。言われるままの体位で、言われるまま指を擦らせ突き入れ掻き回す。
不安は見られながらすることで羞恥心にかわる。手を出すわけでなくソファーで座ったまま私を眺める彼には変化はないのだろうかと心のどこかが呟く。
喘ぎながら彼を見ると、彼が今までになく熱のこもったギラギラした視線で自分を見つめているのに気がついて息を飲む。
「やめていいって言ってない。」
ハッとしたように彼に意識を向けたせいで止まっていた指を動かすが、彼が冷たい視線で立ち上がるのに気がつく。足をだらしなく広げて膝をたてたままの私の無防備な体を支点に、予想より強い力で足首だけを持ち上げる。恥ずかしい部分には自分の指が食い込んで、足をつり上げられた私は身動きができない。
「やめていいってって言ったか?アキは悪い子だな、いうことも聞けない、悪い子だ。」
その言葉に私の目が見開かれ、息が詰まる。慌てたような指がさらけだされたままの局部を言われたままの動きで掻き乱すと、彼は目を更に細めて先程よりも近い場所でそれを眺める。
悪い子は駄目。
良い子じゃなきゃ。
私の脳裏は頭を下にしているせいか、血がのぼりはじめそれしか考えられなくなる。
「あぁ、すっごくいやらしいね、アキは。真っ赤になってグシャグシャに濡らして……ここに何か欲しい?」
「ふぁ……あ……あぁん!」
「可愛い声だ、直に聞くといやらしくて可愛いな。もっと啼いてごらん。」
言われた通り声が上がるよう何度も指で見下ろさたまま掻き回すと、内側がひくつき滑る飛沫があがるのが分かる。思わず達してしまった体が、高ぶった情欲の証拠に指をつたって潮をふかせてしまったことに気づいたときには遅かった。
足が突然離され音をたててマットレスにおちる。
「はぁ……ほんと、アキはいけない子だな。いうことも聞けない上に、我慢もできないなんて。」
呆れたように彼が言葉を投げる。どうしたら良いのかわからず私は達して弛緩した体を動かすこともできない。上に覆い被さりながら、彼の指が手を伝い降りたかと思うと私の手を持ち上げる。どうするのかと見ていると、息をつくまもなく自分のベルトで器用にもう片方の手も一緒に括りあげていた。何をするのと聞く隙もなくクルンと体が返され、括られた手を支点にする体の下に手が差し込まれる。ヒョイと手慣れた手つきで持ち上げられると膝が立てられ、あられもない姿でベットの上で四つん這いにさせられていた。
「悪い子のアキには、お仕置きだね。」
その言葉にハッとしたように口を開こうとした瞬間、自分でグチャグチャに掻き回して広げていた花弁の中に自分よりも遥かに長く太い中指が突き立てられていた。
「ひゃう!!!あぁあっ!!」
目で見たときは細いと感じた指も体感では酷くきつく、しかも長くて質量が多い。その指が指先から根本まで何度も捏ね回すように突き入れ、勢いよく抜き出される。私は腰をしならせて喘ぎを溢し、それに気をよくしたように手のひらは尻の割れ目に添うように当てられたまま中指のたてる水音だけが激しくなる。その動きに再び達しそうに体の奥底が上り詰めそうになった瞬間、指は引き抜かれ大きな音をたてて尻たぶが打ちすえられた。
「きゃうっ!!!!」
「悪い子だ。また勝手にいくとこだったな?アキ。」
「ふ、え…………、ち、」
「違わないよ、指に喜んで締め付けてあと一歩で気持ちよくなるとこだったのは分かってるんだから。悪い子だな。俺は許してない。」
再び高い音をたてて先程と反対側の尻たぶが打たれる。平手で打たれると酷く大きな音がして、叱られた子供の気分になる。そして声も出せないでいる私に、再び指が今度は二本に増えて咥えこまされる。
「きゃうっ!!あっぁあっ!!」
「アキのマンコは、体と同じでちっちゃくってキツいな?指が二本でギチギチする。」
「んあっ!あっ!」
恥ずかしい言葉に顔が朱に染まるのと同時に激しい指の動きに腰がくねる。尻がジンジンと熱を持ったように疼き、突き込まれ捏ね回される中から蜜が溢れ出す。更に増えた質量にあっという間に達しそうになると、再び抜かれ尻を打たれる。打たれると指が咥えこまされる。指を咥えると尻を打たれる。尻を打たれると今度は指がバラバラに中を掻き乱す。掻き乱すと尻が打たれる。尻を打たれるとまた指
「や、あっああっ!!あっ!あっ!」
「もう、マンコどろどろで太股までビチャビチャにしてるな、恥ずかしい子だ。」
恥ずかしい子、悪い子と尻を打たれる。打たれているのにその合間合間に気持ちの良い場所を、はしたない場所を念入りに指で掻き乱される。中をほじくり、擦りあげ、はしたない淫水を何度も飛沫のように迸らせている。甘い声で喘ぎ続ける私は、やがてどちらを待っているのか分からなくなっていた。
「ひゃうぅうう!!あ、ふあぁあん!!!」
遂に混乱した私は何度目かは分からない尻を打たれた瞬間、弄られていなかった場所をひくつかせ太股に更に伝い落ちるほどの愛液を滴らせた。彼はそこで手を止めると、真っ赤に熟れた尻をやわやわと揉むように撫でる。
「んあっあんっ、あぁ……。」
熱をもって疼く尻を揉まれて快感なのか私の体がくねるのを、彼は笑みを溢して更に大きく撫で回した。
「おかしいね、アキ。お仕置きのお尻叩きでマンコ気持ちよくなるなんて。」
快感でぼおっとしている私は、トロンとした目で彼を見上げる。そして、ふっと落とした視線の先に硬く起立つした彼の先が物欲しそうに先走りの汁に濡れているのを見つけた。彼は嬉しそうに再び花弁にクチョクチョと音をあげて指を擦り付け、私は腕をおり彼がやりやすいように腰を更にかかげる。それに気をよくしたように彼は私から見えない場所に立ち、今度は両方を同時に始めた。
細身の長身、何処か俳優の細川茂樹似の細面な顔に、長いしなやかな指が印象的に動いて煙草を口に運ぶ。
私の周りには余りいないタイプの人間だった。まだ、当人がどんな人間なのかも掴みきれないままに私は緊張して味気ない気分で水を口にする。
「考えてたより、ずっと可愛い子でびっくりしたよ。」
彼の声が微かに震えていて、相手も自分と同じく緊張しているのだとやっと分かり微かな安著が沸く。
「かわいい?」
「うん、リエ……って呼んでいいのかな?思ってたのと全然違ってて、ちっちゃくって可愛い。」
彼の言葉の意図がまだ汲み取れない。
顔も知らなかった相手。
目の前にいる彼は言葉と声しか知らなかったはず。
私は「さっきは着たばかりだったの?」と内心聞いてみたかったが、それを聞くのも無粋な気がしてやめることにした。
彼は静かに自分を見つめていて、先ほどの事などもう過去のことで忘れ去っているかのようにも見える。
「ありがとう、そう言われると恥ずかしい。フィも思ってたよりずっと格好いいね。」
そういった私に彼は穏やかな微笑を浮かべた。
そう言われ慣れているのかそうでないのかは私には全く判別がつかない。勿論自分にかけた言葉がお世辞なのかどうなのかもわからない事は言うまでもないが、穏やかな仕草を見ていると少し不安になった。しかし、それを打ち消すかのように彼は自分の煙草に指を当ててしまった様子で慌ててタバコを灰皿に置く。
「緊張してて、ごめん、」
はにかむ様に笑った顔に彼女は少なからずホッとする。
彼は恥ずかしそうに苦笑して、自己紹介しなくちゃねと少し子供のような光を湛えた瞳で静子を見た。
彼は『ヤネオ シュンイチ』と名乗り、私も本当の名前を名乗る。
ハンドルネームではない本当の現実の名前で、改めて自己紹介をする自分たちはかなり奇妙な感じがしたが、現実に名前を知らなかったのだから仕方がない。
それは二人の中のバーチャルが全てリアルに重なる瞬間でもあった。
出会ってその日のうちにホテルなんて出来事。そんな事は都会の一部の話か小説の中だけの出来事とは言い切れない。案外はそんなことは簡単に起こりうるのだ。
二人は一緒に食事をして、その食後のほろ酔いの心地いい気分のまま夜の帳の落ちた鮮やかなネオン街に足を向けていた。
恋人同士のように手を繋ぐこともなく、腕を組むでもなく横並びに歩く二人の姿は奇妙なものだったろう。
でもそうするにはまだ二人の間ははなれすぎている気がした。
二人はリアルな世界で人間として重なったが、まだ恋人ではない。それなのに、ただ生存本能のように二人は無言でホテルに向かっている。
―――この為に来たのかしら・・・・。
ふと彼女は歩きながら横の青年を見上げる。
自分より30センチも背の高い青年。
その人と今から寝ようとしている。
それは自分の意思なのだろうか?それともただの気分なのだろうか?
私はそんな事を考えながら、心の動揺を悟られないようそっと視線を今から入ろうとする閨へと向けていた。
一晩を過ごしたのはブティックホテルの一室だった。
慣れない。
何度か経験したはずなのに、不安が先にたつのに気がついて私はベットを見下ろした。淫靡なライトに照らされて、サテンのような生地が艶々と波打つ。
「リエ、大丈夫?」
顔に不安が出ていたのだろうか、横から伸ばされた手が掬い上げるように私の手を包み込んだ。引き寄せられても緊張した体がほどける気配もなく、ベットに座った足の間に立ち竦む。座ってやっと見上げるようにした彼が、細めた瞳で私の顔を覗き混む。
「おいで、俺のいうことならきけるよね?」
その言葉に俯くと、優しげに首もとに這う指先が首の後ろをもって引寄せる。
「アキって呼んでいい?」
ヒクンと体が反応するのに彼は更に目を細めた。
引き寄せられた指先の動きがどうなるのかわからなくて不安が込み上げるのを必死に押さえ込む。それを眺めながら、彼は暫し私の様子を眺めていた。
「アキ、俺の命令がきけるね?」
それは確認じみた言葉だけど明確に意思を持っているのに、私は不安なまま半ば諦めたように小さく頷いた。
※※※
その後、自分から全て衣類を脱ぐように命令されると、私は彼が言うがままに素肌をさらした。言われるままの体位で、言われるまま指を擦らせ突き入れ掻き回す。
不安は見られながらすることで羞恥心にかわる。手を出すわけでなくソファーで座ったまま私を眺める彼には変化はないのだろうかと心のどこかが呟く。
喘ぎながら彼を見ると、彼が今までになく熱のこもったギラギラした視線で自分を見つめているのに気がついて息を飲む。
「やめていいって言ってない。」
ハッとしたように彼に意識を向けたせいで止まっていた指を動かすが、彼が冷たい視線で立ち上がるのに気がつく。足をだらしなく広げて膝をたてたままの私の無防備な体を支点に、予想より強い力で足首だけを持ち上げる。恥ずかしい部分には自分の指が食い込んで、足をつり上げられた私は身動きができない。
「やめていいってって言ったか?アキは悪い子だな、いうことも聞けない、悪い子だ。」
その言葉に私の目が見開かれ、息が詰まる。慌てたような指がさらけだされたままの局部を言われたままの動きで掻き乱すと、彼は目を更に細めて先程よりも近い場所でそれを眺める。
悪い子は駄目。
良い子じゃなきゃ。
私の脳裏は頭を下にしているせいか、血がのぼりはじめそれしか考えられなくなる。
「あぁ、すっごくいやらしいね、アキは。真っ赤になってグシャグシャに濡らして……ここに何か欲しい?」
「ふぁ……あ……あぁん!」
「可愛い声だ、直に聞くといやらしくて可愛いな。もっと啼いてごらん。」
言われた通り声が上がるよう何度も指で見下ろさたまま掻き回すと、内側がひくつき滑る飛沫があがるのが分かる。思わず達してしまった体が、高ぶった情欲の証拠に指をつたって潮をふかせてしまったことに気づいたときには遅かった。
足が突然離され音をたててマットレスにおちる。
「はぁ……ほんと、アキはいけない子だな。いうことも聞けない上に、我慢もできないなんて。」
呆れたように彼が言葉を投げる。どうしたら良いのかわからず私は達して弛緩した体を動かすこともできない。上に覆い被さりながら、彼の指が手を伝い降りたかと思うと私の手を持ち上げる。どうするのかと見ていると、息をつくまもなく自分のベルトで器用にもう片方の手も一緒に括りあげていた。何をするのと聞く隙もなくクルンと体が返され、括られた手を支点にする体の下に手が差し込まれる。ヒョイと手慣れた手つきで持ち上げられると膝が立てられ、あられもない姿でベットの上で四つん這いにさせられていた。
「悪い子のアキには、お仕置きだね。」
その言葉にハッとしたように口を開こうとした瞬間、自分でグチャグチャに掻き回して広げていた花弁の中に自分よりも遥かに長く太い中指が突き立てられていた。
「ひゃう!!!あぁあっ!!」
目で見たときは細いと感じた指も体感では酷くきつく、しかも長くて質量が多い。その指が指先から根本まで何度も捏ね回すように突き入れ、勢いよく抜き出される。私は腰をしならせて喘ぎを溢し、それに気をよくしたように手のひらは尻の割れ目に添うように当てられたまま中指のたてる水音だけが激しくなる。その動きに再び達しそうに体の奥底が上り詰めそうになった瞬間、指は引き抜かれ大きな音をたてて尻たぶが打ちすえられた。
「きゃうっ!!!!」
「悪い子だ。また勝手にいくとこだったな?アキ。」
「ふ、え…………、ち、」
「違わないよ、指に喜んで締め付けてあと一歩で気持ちよくなるとこだったのは分かってるんだから。悪い子だな。俺は許してない。」
再び高い音をたてて先程と反対側の尻たぶが打たれる。平手で打たれると酷く大きな音がして、叱られた子供の気分になる。そして声も出せないでいる私に、再び指が今度は二本に増えて咥えこまされる。
「きゃうっ!!あっぁあっ!!」
「アキのマンコは、体と同じでちっちゃくってキツいな?指が二本でギチギチする。」
「んあっ!あっ!」
恥ずかしい言葉に顔が朱に染まるのと同時に激しい指の動きに腰がくねる。尻がジンジンと熱を持ったように疼き、突き込まれ捏ね回される中から蜜が溢れ出す。更に増えた質量にあっという間に達しそうになると、再び抜かれ尻を打たれる。打たれると指が咥えこまされる。指を咥えると尻を打たれる。尻を打たれると今度は指がバラバラに中を掻き乱す。掻き乱すと尻が打たれる。尻を打たれるとまた指
「や、あっああっ!!あっ!あっ!」
「もう、マンコどろどろで太股までビチャビチャにしてるな、恥ずかしい子だ。」
恥ずかしい子、悪い子と尻を打たれる。打たれているのにその合間合間に気持ちの良い場所を、はしたない場所を念入りに指で掻き乱される。中をほじくり、擦りあげ、はしたない淫水を何度も飛沫のように迸らせている。甘い声で喘ぎ続ける私は、やがてどちらを待っているのか分からなくなっていた。
「ひゃうぅうう!!あ、ふあぁあん!!!」
遂に混乱した私は何度目かは分からない尻を打たれた瞬間、弄られていなかった場所をひくつかせ太股に更に伝い落ちるほどの愛液を滴らせた。彼はそこで手を止めると、真っ赤に熟れた尻をやわやわと揉むように撫でる。
「んあっあんっ、あぁ……。」
熱をもって疼く尻を揉まれて快感なのか私の体がくねるのを、彼は笑みを溢して更に大きく撫で回した。
「おかしいね、アキ。お仕置きのお尻叩きでマンコ気持ちよくなるなんて。」
快感でぼおっとしている私は、トロンとした目で彼を見上げる。そして、ふっと落とした視線の先に硬く起立つした彼の先が物欲しそうに先走りの汁に濡れているのを見つけた。彼は嬉しそうに再び花弁にクチョクチョと音をあげて指を擦り付け、私は腕をおり彼がやりやすいように腰を更にかかげる。それに気をよくしたように彼は私から見えない場所に立ち、今度は両方を同時に始めた。
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