鮮明な月

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間章 ソノサキの合間の話

間話132.最高の媚薬2

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「は、ふ…………ぅ。」

2人きりの閨のベットの上で、見事な腹筋を持つ外崎宏太の腰に細腰をしならせ跨がらされたまま。外崎了は執拗な宏太のキスから逃れつつも、堪えきれずに甘い吐息を溢す。過去の事件で切断で短く変容したとは言え、宏太の怒張は先端は傷跡を縫い合わせるために歪に成形されてしまったが、その根本は元からと変わらず雄々しくて太いまま。正直なことを言うと了としては、昔の無傷の頃の宏太のあの逸物をどうやって腹に収めていたのかが分からない。何しろ今と太さも変わらさないが、長さは倍近くあった気がしなくもないのだ。そこのところを了がこんなにも不思議に思うのは、今の宏太のものをこうして腹に根本まで収めると快感で腰が抜けそうになるから。

気持ち……い…………

熱くて固くて。今のこの先の歪さすら、まるで自分の中に計算され合わせているみたい。そんな風に思うくらい、宏太の怒張は腹の中にミッチリと嵌め込まれてしまっている。見事な怒張で腸に塗り込まれた媚薬のせいで、ジンジンと身体の奥が熱を帯びていく。快感に神経を蕩けさせて腰が抜けそうになるのを、了自身が必死に腕を宏太の首に絡めて縋りついて堪えているに過ぎない。

「了…………可愛いな…………チュウチュウ吸い付いてくるぞ?お前の中。」
「ば、かぁ…………。」

そんな甘ったるい声で淫らな指摘をしてくる宏太の幸せ満載の微笑みを、これ迄無いほど間近に見せられる。こんな風に甘く蕩けた宏太の声なんて、昔だったら想像もできなかった。

「了……。」

優しく甘く、低く響いて耳を擽る柔らかな声音。昔の宏太は冷え冷えとした声音で同じようなことを口にしていたけれど、同じ言葉でも全く別の種類の破壊力で了をグズグズにしてしまう。しかも宏太自身も媚薬が効き始めていて、宏太の雄々しい怒張は普段に増して固くて熱く膨れているのが分かる。何しろ体内に響くようなピクピクと無意識の律動を繰り返していて、吐息も何時もより遥かに熱を含んで耳元を湿らせてしまうから。

「あ、……んん…………動い、て……。」
「ふふ、了の……ここが、具合が良すぎるから、な?可愛い…………ん。」

そう耳元で囁きながら耳朶に口づけをられてしまう声の甘さに、腰が蕩けてさせられてしまう。心底高校時代の自分に対して、宏太がこんなに激甘じゃなくて良かった。可愛いとか黒曜石みたいな瞳で真っ直ぐ目を見て言われていたら、というかあの時分にこんなに甘やかされていたら。了はきっとグズグズに甘やかされて行くばかりで、馬鹿になるどころの問題じゃない。

あの顔でそんなことされたら…………駄目だろ、もぉ

了は本気で芯の芯まで蕩けさせられて、宏太に心底狂ってしまうに違いない。今だって実際のところちょっと気を抜くと甘えさせられ過ぎていて、人間として駄目になってしまいそうなのにだ。妄信的に愛情を注ぐ宏太と一緒に、高校生の自分なんかあっという間に潰れてしまうんじゃないだろうか。しかも、もしそうなったとしても、きっとそれでも良かったとすら思う自分がいるのも分かってるし、今みたいな幸せを感じられなくてもいいのだと諦めてしまうに違いない。いや、本当に宏太みたいな稀なハイスペック男の愛ってのは、ある意味では爆弾並みの破壊力だと思う。

「もぉ…………あ、つぃ……こぉた……やぁ…………。」
「中のが…………もう少し馴染むまで……我慢しないとな?」

その上了の頭の中では宏太の煽る言葉のせいで、初めて宏太に手解きされて抱かれた時の快感を反芻してもいた。文字通り一晩中。玩具のように前も後ろも滅茶苦茶に犯し尽くされ、何もかもを塗り替えられてしまったあの日。腸中に大量のジェルを何度も何度も注ぎ込まれ、宏太の手で何もかもを作り替えらてしまった。勿論一緒にいた片倉右京の事を忘れた訳じゃないが、結局右京自身も宏太に手解きされていての行動なのだから宏太が全部方向性を作り上げていたのは言うまでもない。一晩のうちに何度も乱暴に中を掻き回され、そうして宏太の全てを捩じ込まれて激しく突き上げられてしまったあの夜のこと。宏太に突き上げられながら、右京に飲み込まれ、何度も何度も快楽に泣かされて。それまで知らなかった快楽に了は一夜で溺れたのだし、あの出会いがなければその後に宏太を長く見つめる自分はいないままだった。

「あの、時……、全部……ど、やって…………。」
「ん?」

辿々しく快楽の中で問いかける声に、宏太が少しだけ不思議そうに首を傾げスリ……と甘えるように肌を擦りつけてくるのが少し可愛い。とは言え愛しい男の可愛い仕草に見とれていると直ぐにも快楽に心が折れてしまいそうになるから、了は少しでもそこから気をそらそうと言葉を紡ぐ。

「こ、ぉたの、全部……どぅ、やって入って……たの、かな?」

勿論怪我で短くなった今の宏太のモノが、どうとかこうとか言うつもりは了には全然ない。何しろ以前とは違い、今のこの感覚は過去の快感ですら比べようがないのだから。それはもう宏太も分かっている筈だろうに、了の言葉に一瞬戸惑うような顔をしてから不安げに顔を近づけてくる。

なんだよ、もぉ…………

どうやら了の言葉に、宏太としてはほんの少し不安になったようだ。そんなことは改めて聞かなくても分かってる癖にといってやりたいけれど、恋をしてからの宏太は時に少しポンコツになる。

「昔の方が…………良かったか?ん?」
「ばかぁ…………そんな、事……言ってない。」

首筋に縋りつき了が震える声で囁く。それでも昔の方が良かったのかと不安がる宏太に、了は思わず馬鹿と繰り返す。そうして再び、もし宏太の身体が傷1つないままこんな風に恋に落ちたら、自分はどうなっていたのだろうとも了は震えながら考える。

あの黒曜石みたいな静かな瞳

皮肉な視線でしか自分を見ていなかった気がする宏太のあの独特な輝きを持つ瞳。その奥に、もし恋の熱量が灯っていたのを直に見られたとしたら。それだけは少し見てみたいとは思う。何にも興味がないと凪いでいた様に見える宏太の瞳に、自分への欲望や熱が灯るのを見たとしたら正直凄く興奮するかもしれない。とは言え結局はそれは無理な願い事。それにそれでもそうでなくても、了は今のままの宏太の何もかもが愛しい。

「物足りないか?……了。」

こうして宏太に愛されて身体を繋ぐ快感は、もう何物とも比べられない。以前の宏太のモノを了が苦もなく咥え込めていたのは、愛しあっていなかったから何処かが麻痺していたのかもしれないと思うのだ。だからそんな心配をしてしまう、馬鹿な宏太に少しだけ笑ってしまう。

「そう、いうこと、いってんじゃない。」

ならどう言うことなんだと顔に出ているけれど、正直それを説明するには今の状況は辛すぎる。何しろ全身は既に丹念な愛撫で蕩けさせられている上に、腸には媚薬まみれの宏太の怒張。宏太はまだまだ余裕がありそうだけれど、了の方はもう焦らされ過ぎていて、ハッキリ言うとかなり追い詰められているのだ。

「もぉ、早く、動けってばぁ、こぉたぁ!」

強請る声をあげて腰を揺らめかせる了に、宏太は少しだけ不満そうな気配を滲ませてまだ納得できてないと示す。何しろ了には下手過ぎて嘘もつけない宏太は気になることがあると、どうしても追求しないと気が済まない性分なのだ。特に宏太にしてみると了が自分をどう思うかとか了にどうとられるかは、宏太にとっては最重要事項なので引くにも引けない。かといって不安の対象が赤の他人なら兎も角、怪我をしてない過去の自分というのは流石に如何なものか。

「自分に嫉妬すんな、ばか宏太。」
「だけどなぁ…………。」

もぉと呆れた声を溢して首筋に回した腕を強く絡め、魅惑的に微笑むことを覚えた宏太の肉感的な唇を塞ぎ舌を絡める。そうして唇の中に吹き込むみたいに、昔より今の方がいいと小さく囁く。

「今の方が…………ずっと、すごぃ……からぁ。」
「…………そう、か?」
「そういぅ、こと、あんま、言わすな…………変態……。」

ジュクジュクと奥に熱を注ぎ込みながら頬を染める了に、今の方がといわれただけで心底嬉しそうな微笑みを浮かべて宏太の手が了の細い腰を捉える。ユルリと腰を撫でて両手が尻を包み込むのに、その先を期待する了の体内がキュウキュウと宏太の怒張を食い締めていく。

「は、やくぅ…………。」

涙目になりながら懇願する了の声に、フワリと宏太の口元が緩む。思えば媚薬云々より何より本当はそんな風に微笑む宏太を見せつけられるのが、一番胸を揺らされて身体の奥が疼くのだ。勿論初体験の時の媚薬入りジェルというヤツと今の媚薬と何が違うのか?どちらかといえば、宏太がこんな風に激甘な行動で自分をとろけさせる方が、破格の媚薬なんじゃないか?そう思った瞬間甘い口づけと一緒に腰が突き上げられて、一瞬で快感にガツンと頭の奥を殴られたみたいになっていた。

「ふ、ぁ……あぁっ!」

奥を突き上げられ、体内を擦られる快感。こんな風に甘く心地よくて、奥を満たされ揺すられ、しかも何より気持ちいい場所を殴り付けられるみたいにズンッズンッと刺激されて。

「あふ、あぁ!あぁあ!」
「あぁ、いいな……くる……っ」

そしてその自分の快感だけでなく、相手の宏太もちゃんと自分を抱くことで快感を感じているのだと了にもハッキリ分かる。昔は自分の身体の快感しか追えなかった了が、こうして愛しい相手が自分に感じているのだとこうして分かるようになって。それがこんなにも胸に切なく甘く、そして例えようもなく心地いいのだ。あの宏太が自分に怒張を押し入れ、快感に頬を染め吐息をあらげて我武者羅に腰を突き動かす。そんな淫らな姿を、今は唯一了だけがこうして見ることができる。

あぁ、エロい……凄く……興奮して腰を動かしてて…………

互いに蕩けて潤んで、絡み合い1つになる。こんな風に愛し合うセックスがいいなんて、昔のただのセフレ扱いの時には全然知らなかった。それに宏太自身が昔は快感にすら何かフィルターをかけていたみたいに思えるように、今の快感の強さに溺れているのも分かる。今の行為がこれ迄になく熱くて気持ち良くなっているのは、きっと了だけではないのだ。繋がる部分かジュポジュポと淫らな水音をあげて、快感を更に押し上げていく。

「あぁ、い、くぅ、……こぉたぁ、いぃ!」
「愛してる……さとる……。」

桃色の霞に呑まれるみたいに甘い声が、柔らかな唇越しに体内に直に響く。そしてそのまま何度も何度も突き上げられながら唇を重ねられ、ついには意識が途切れるまで執拗なほど了が愛されてしまうのは、もう言うまでもないことなのだった。




※※※



「媚薬って………つまりは、メンタル的なの……大きいってことだろ?こぉた。」

蕩けた呂律の回らない声に囁かれて、抱き締めていた腕の中の了の髪の毛に顔を埋めていた宏太がモソリと顔を動かす。魅惑の快楽の後の微睡みが心地よく感じられるのは、相手が了だからであって宏太自身が強い快感に満たされているからだ。
事実これまでは仕事で誰かを調教した後、例え射精に至っても宏太自身が満たされ微睡むなんてことはなかった。勿論その前の恋人やら、申し訳ないが唯一婚姻した妻であっても、だ。そういう意味で宏太が仕事でこの媚薬を模して行為を行っても、それは基本的に模倣であって、相手が何処まで宏太に溺れようとも宏太は冷静であり続けた。つまり恋慕も思慕も自覚することもないまま、それを模倣するだけ。

「それよか、相手が誰かってのが第一だな。」
「……どゆこと……?」

フニャと強すぎる快楽に緩んだ了の可愛い甘い声。正直今の宏太には、この可愛らしい声だけでもかなり本能にくる。これまでは恋人のふりなんかで媚薬を仕込んだとしても、高々『ふり』に過ぎないからなんともなかった。でも今の宏太はどんな時でも了に甘えられれば、極上の媚薬をきめているようなものだ。

祐玄や惣一が言っていた事が今さら理解できてくる

ふりでは理解できないけれど、理解してしまったら最後。祐玄が死に至る病にかかった理由も久保田惣一が仕事を鞍替えした理由も、結局はそれぞれの『唯一無二』の存在のせいなのだと宏太も知ってはいた。知ってはいたけれどもこれまでの自分には、恐らく一生縁がないと思っていたりする。それが今は、こうして腕の中で、宝物のような可愛らしさで自分のモノになっていて。

「了にだけしか、俺の秘蔵の最高の媚薬は使えねぇってことだ。」
「…ふぁ?……何?なんか変なの使ってるってこと?」

ほんのり甘く汗ばんだ肌をした了が訝しげに声をあげるのに、思わずそういうところは相変わらず察しが悪いんだなと宏太は微笑んでしまう。最愛の相手にしか本気で溺れられないのだから、了以外に宏太が快感で溺れられる訳がないといいたいのに。他の事には宏太が言わなくても様々に物事を察してくるくせに、こう言うストレートな事には本当に鈍い。

まぁそこがまた一際可愛いんだが……

その微笑みに一瞬言葉を忘れボーッと見とれていたらしい了は、我に返って慌てたように『ちょっと、何使ったんだよ?』と声をあげていた。
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