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間章 ちょっと合間の話3
間話103.そして下着の話・再来。3
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「やぁ…………やだぁ!みちゃ、やぁ!」
膝を抱え身動きできない体勢でベットで天井向きで転がされた結城晴は、ヒィヒィと可愛らしい悲鳴をあげてエナメル質の所謂セクシーランジェリーという下着一枚の姿でいる。その手足は左右に枷で繋がれていて、腰の下には大きめのクッションをあてがわれてしまった。
やだ、恥ずかしい……こんな、格好っ
お陰で恋人の狭山明良に股間を差し出すようにさらけ出して身動きがとれない状態に晴はなってしまい、更に恥ずかしい事に明良がその自分に向けてさらけ出された股間に手を伸ばしてくる。そしてこの淫らな下着には股間を横断するジッパーがあって、その後ろ側にあるジッパーの金具の輪に指をかけた明良がそれを下ろし始めたのだ。
「下げないで、やだぁ…………やぁ!」
勿論その下着の下には晴は、明良に言われた通り実際に何も身に付けてはいない。そしてこの下着の後ろ側はウエストラインはジッパーがついていないけれと、仙骨の辺りから始まるジッパーラインを引き下げられた部分から、布地が左右に割れて次第に開かれて肌が空気に曝されていく。つまりは仙骨から尾骨、そして尻の割れ目の部分が、左右に別れた布の合間から明良に曝されるのだ。
「ふふ、エッロ……い………………。」
この恥ずかしさに顔を覆いたくても晴の腕は足首と繋がれていて、しかも頑丈な金具のついた革製と思われる枷はどうにも出来なくてカチャカチャと金具を鳴らすしか出来ない。どんなに脚を閉じても尻を天井に向けて突き上げている体勢では、殆んど晴には股間を隠せないのだ。その隠せない股間で、淫らなこの下着ですら今では隠してくれていない尻の割れ目と後穴を見下ろされてしまっている。
「や、だぁ!!あぁ!やぁ!」
ジタバタと恥ずかしがって晴は必死に暴れるけれど、それすらただ可愛いお尻をエッチにプリプリと振っているだけに見えているのに晴はまだ気がつかない。興奮を煽る動きでしかない、その淫らな腰の動きに明良は欲情まみれ視線で舌舐りして、晴のさらけ出された後穴を指の腹でムニムニと揉み出した。
「やぁッ!……あっ、ああっん。」
何度も明良の太いモノで激しく貫かれ執拗に擦り続けられて、フックリと常に腫れぼったく熟れた柔らかな晴の可愛いお尻の穴。そこにまだ何も塗らず濡らしもしていない指の腹を押し当てて、上からフニフニと手触りを確かめるようにただひたすらに揉み込む。
「あ、あっ、あん、あっ、や、あぁっ。」
「可愛い声…………気持ちいいの?ここ、揉まれるの。」
「ち、がんんっ、あっんん、あん、あ。」
身悶える晴は必死にこれは快感ではないと頭を振っているけれど、その口から溢れ落ちる甘く蕩けた喘ぎ声は全く隠しようがない。その証明みたいに必死で膝を合わせていた脚ですら、ガクガク震えながら次第に力が抜け左右に大きく別れ始めている。
「気持ち良くて、脚の力抜けちゃう?晴。」
「んんっ、あっ、あんっ、あっあぁん。」
柔らかな入口が明良の指に揉まれるのに負けてホロリと綻び、自ずと明良の指先を咥え込もうとするのに明良はスッと指を離す。チュ……と名残惜しそうな音をたてた淫らな蕾がヒクヒクと物欲しそうに痙攣しているのを、明良の指の腹がソッと優しくなぞりあげていく。
「ひぁ!はぅんっあぁあ。」
「晴ーぅ?まだお尻の入口だけ、イイコイイコしただけなのに。なぁに?ここ。」
既に全身を薔薇色に染めてハクハクと喘ぐ呼吸を肩でしている晴に、晴の膝を左右に掌で押し開いた明良が意地悪な言葉で指摘する。その言葉の示すのは、いう迄もなく晴の張り詰めきった股間。
「ふ、ぁうそ、や、やら…………みちゃ、や。」
「エロいなぁ…………晴は。」
まだジッパーで後ろ半分しか開けられていない晴の前は、布地を押し上げる怒張のせいでジッパーの金具が弾けそうになっている。
「なぁに?これ、晴はまだ見られてるだけだよね?」
「ふ、ぇ、や、これ、は。」
しかもジッパーの隙間からジワジワ染み出した晴自身の先走りの蜜で、エナメルの布ではあり得ないシミが既に広がり始めている。身動きできない不自由さで恥ずかしい姿を見られて、こんなにも見られるだけではしたなく興奮して立たせて濡らして。
「恥ずかしいね?お尻の穴だけ見られて、お尻の穴をちょっとだけナデナデされただけで、おちんちん……こんなにガチガチにしてるの?」
そう言われた言葉を頭の中でも現状を改めて繰り返すだけで、全身が真っ赤になるほど晴の息が興奮で上がってしまう。そんなの可笑しいよねと柔らかな声で明良に言われるのに、拘束されて身動ぎも出来ない身体が快感に震え上がる。きっとこんな風に意地悪なことを言われて、この後に晴はもっと滅茶苦茶に意地悪くされて明良に気持ち良くされてしまう。
「あう、うぅ…………うー……ぅっ!!!」
ビクッと一際大きな痙攣と同時にジワッとその股間が一気にシミを広げてしまうのに、明良は僅かに眉を潜めてほんの少し柔らかくなった晴の怒張を見下ろし一気に腹側のジッパーを下に下げる。
「はーる?」
ハァッハァッと肩で息をして震えながら、真っ赤な頬をした晴が泣き出しそうな顔で明良を怯えた視線で見つめてくる。明良の手でジッパーを引き下げられた前側が、音をたてて上部から左右に開いていく。
「はぅうん。」
トロンと先から糸を引いた晴の少し柔らかくなったピンクの亀頭が、間からフルンと転がり出て。下着の中の陰毛まで既に白濁の蜜でドロドロに濡れそぼっていて、視姦される刺激だけで晴が達してしまったのは今更何も言わなくても分かる。
「ふぅ……う、ぅ。」
震えて涙目の晴が泣き出しそうな顔になるのが余計に淫らで可愛く、明良には虐めたくなるなんて晴は何も気がつきもしていない。そして未だにプルプル全身で震えながら恥ずかしい場所を晴は全て曝していて、しかもピンクの晴の後穴は尚更快感を求めてヒクヒクと蠢いているのだ。
「………………晴のここ、我慢の出来ないワルイコ、……だね?晴。」
「や、んっ!」
ドロドロに濡れたままの晴の陰茎の先端に明良が親指を当ててグリグリと鈴口を擦りあげて、晴の吹き出した蜜をイヤらしい動きで音をたてて拭いとる。それに反応してしまう晴の上げる甘い声を聞きながら、明良は蜜を拭いとったその指で再び晴の尻の穴の入口を優しく撫でるように擦り始めていた。今度は晴自身の吐き出した精液の滑りのせいで、綻んだ晴の入口が指に合わせてニュコニュコとはしたない音をたてていく。しかも指が擦る度に晴の後穴が、軽い開閉を繰り返すから晴の脚がピクンッピクンッと快感に跳ね続けている。
「ひぁ、あ、やぁん、あ、あぁ、あっ!あぁん!」
しかもそれと同時に明良のもう片方の手が、晴の濡れて柔らかになった陰茎の茎を絡めとる。淫らな下着は一部まだ着たままで弄くられ快感に見悶える晴の動きで、ジッパーの金具が蟻の戸渡の辺りに二つ纏り金具がチャリチャリと固い音をたてていた。
「はぁん、あ、うぁん、くぅうん!」
男が最も気持ち良くなる陰茎と、晴が知りすぎている快楽を生む後穴を同時に弄くられ、自らの手足は自由に動かせず身体を起こすことも出来ない。その状況でカチャカチャ・チャリンチャリンと枷と下着の金具を鈴のように高らかに鳴らしながら、晴の脚がブルブルと震え更にピンッと宙にもがくように指先が延びきっていく。
「い、あ、ぁあ、や、あ、ひ、ひぅ!んぅ!」
何時もなら明良の身体に縋りつく事も出来るのに、今の晴は必死に自分で快感にだけ堪えるしかない。ビクンッビクンッと全身が大きく戦いて寸前に一度絶頂に射精した筈の晴の陰茎が、再び熱く硬く明良の手の中で育ちきっていく。晴の怒張がはち切れそうに膨れ上がるのに明良は更に激しく茎を扱き、尻の穴をクチュクチュと音をたてて擦りたてた。
「い、や、ぁあ!いく、や、いっちゃ、う!あうぅううっ!」
たかが肛門を緩く撫でられて陰茎を手で扱かれるだけで、こんなにも容易く絶頂に達してしまう。絶頂に射精しそうな晴に、股間を責め立てていた明良がダメと低く囁きパッと両手を離してしまっていた。
「や、んんんっ」
ヒクヒクしている自分の怒張と尻の穴が腰をクッションで高くあげさせられ、左右に手足を開いてしまった晴自身にも完全にさらけ出されて良く見えている。自分自身が明良に向けて曝す淫らな身体の反応は、まるで女性の身体が濡れているみたいだと晴も思っていた。晴の身体はもうすっかり明良の与えてくれる刺激を欲しがっていて、何よりも明良の逞しくて固いモノでイカせて欲しい後穴が艶かしく淫らな開閉を繰り返してひくついている。
「はぅん……っんんくぅうん…………。」
動きを遮る枷のせいで、自分自身の手で激しく怒張を上下に扱く事も出来ないし、ムズムズする後穴を手を伸ばして掻き回して刺激する事も出来ない。だから晴には何時もみたいに明良を煽って誘うことも出来なくて、何とか今の晴に出来るのはカチャカチャと枷を鳴らしてほんの少しだけ回せる手で自らの左右に尻肉を掴み割り開くだけだ。
「んんっ、んぅ、ううんっ。」
トロンと快感に蕩けた顔の晴が脚を左右に大きく開ききって、脚をあげた恥ずかしい体勢のまま自らの手でムニッと尻を手で開くように左右に割り広げる。そうすると幾分だけど後穴のむず痒さが緩和されるのか、尻を揉みしだくような動作が何度も繰り返されていく。
う………………っく…………、ヤバ、い…………
左右に自らの手で広げる尻の動き、それの間に触れられずにヒクヒクする尻の穴。そこに痛いほどの明良の熱くドロリと絡み付く視線を感じてしまうけれど、それすらもう気持ち良くてまるで視線でヌチュヌチュと中を満たされ擦らている気分になる。
……ぁあ、もう、………………中………明良の視線で…………
明良の熱のこもった視線が、広げられた尻の穴を舐める。ヌルリと舐め回して、穴の中にヌクヌクとめり込むように射し込まれて、腸壁をズリズリと視線が擦りたてて、奥の奥まで犯されて気持ちいいところに沢山……
「はぁ……あぅうんんっ」
軽く快感に身悶え絶頂を向かえた痙攣が晴の身体に走るけれど、それには明良の怒張で体内から無理矢理に押し出されるような射精もないし一番の快感には届かない。
中に太いものを一気に捩じ込まれて、グチャグチャにされたい。
晴の薔薇色に染まって欲情に自ら強請る姿は凄まじく淫らで、見下ろしている明良の獣の欲望を煽り立てていく。もう穴を指で解すなんて必要ないから一気に乱暴に硬くて太いのを捩じ込んで、ズコズコと激しく腰を獣みたいに振り立てて、S字結腸の奥まで熱い怒張をズッポリと嵌め込まれてそこで沢山射精されていきまくりたい。頭の中はもうそれしか考えられない晴は大きく身悶える。
「ん、ふぅくう…………うぅっ。」
「…………はーる?」
甘い声で名前を呼ばれても自らの動きを引き留められず、晴は淫らな両手の動きを止めることが出来ない。
「どうして、…………ほしいの?晴は……。」
熱を含んだ明良の柔らかで低い声に、晴は蕩けて桃色にしか見えない瞳で強請る声を振り絞る。
「ぅん……っ、んんっ、こ、こぉ、俺……のぉ。」
溺れたい。気持ち良くなりたい。明良に気持ち良くして、滅茶苦茶に自分を犯して、沢山中に出して注いで。酩酊しているような快感を強請る言葉が頭の中でグルグルと回る。
「ぁきらぁ、俺のお尻の穴、あきらのでぇおかしてぇ。」
「ふふ、やらしいな…………犯して…………だなんて。」
そのまま広げててと囁かれ目の前でバサバサと腹を脱ぎ捨てていく明良の身体に、晴は完全に惹き付けられて目が離せないでいる。しなやかに綺麗な均整のとれた筋肉質な身体。無駄な贅肉一つない見事な筋肉にボォッと見とれていた晴に、明良は微笑みながら脚の間に身体を押し込める。
「は、やくぅ、明良ぁ。」
左右に自ら広げたままの尻に明良の肌が触れて、熱くて大きな亀頭の先端がグチッと穴に押し付けられてくる。ゾクゾクと背筋が快感に震え晴はトロンとした瞳で、自ら腰をそれに向けて押し付けていた。
※※※
母の由良は弟か妹がお腹の中にやって来てから、時々体調が悪くて横になることがここ最近増えている。母の姉の吉良も同じような状態で、高城光輝としては心配なのと同時に何とか母の負担を減らしたいとは子供心に思うのだ。それと同時に結城晴への思いは母達に向けるものとは、実はちょっと違っているのにも少しずつ気がつき始めていた。
パパにとってのママと同じ
父・高城宗輝が明良と晴の関係に関して、光輝にそう説明した。つまり明良に対して晴はママと同じということで、晴が時々体調が悪いのはママと同じなのだと光輝は理解した。
だから明良にぃは何時も晴ちゃんのことを気にかけてて、料理とかもしてるんだろう。
宗輝も由良が今は出来ないことだからと、家の事はなんでもしてあげているのが最近の高城家だ。それにたまに祖母もやって来るし、父の姉である叔母もやって来て由良の手助けをしている。だから、晴にも何か助けが必要ならと光輝は思うから、会いに行きたいのにそう思いながら電話を掛けるのは、それが晴との約束ではあるからだ。
「あ、晴ちゃん?!僕!!」
膝を抱え身動きできない体勢でベットで天井向きで転がされた結城晴は、ヒィヒィと可愛らしい悲鳴をあげてエナメル質の所謂セクシーランジェリーという下着一枚の姿でいる。その手足は左右に枷で繋がれていて、腰の下には大きめのクッションをあてがわれてしまった。
やだ、恥ずかしい……こんな、格好っ
お陰で恋人の狭山明良に股間を差し出すようにさらけ出して身動きがとれない状態に晴はなってしまい、更に恥ずかしい事に明良がその自分に向けてさらけ出された股間に手を伸ばしてくる。そしてこの淫らな下着には股間を横断するジッパーがあって、その後ろ側にあるジッパーの金具の輪に指をかけた明良がそれを下ろし始めたのだ。
「下げないで、やだぁ…………やぁ!」
勿論その下着の下には晴は、明良に言われた通り実際に何も身に付けてはいない。そしてこの下着の後ろ側はウエストラインはジッパーがついていないけれと、仙骨の辺りから始まるジッパーラインを引き下げられた部分から、布地が左右に割れて次第に開かれて肌が空気に曝されていく。つまりは仙骨から尾骨、そして尻の割れ目の部分が、左右に別れた布の合間から明良に曝されるのだ。
「ふふ、エッロ……い………………。」
この恥ずかしさに顔を覆いたくても晴の腕は足首と繋がれていて、しかも頑丈な金具のついた革製と思われる枷はどうにも出来なくてカチャカチャと金具を鳴らすしか出来ない。どんなに脚を閉じても尻を天井に向けて突き上げている体勢では、殆んど晴には股間を隠せないのだ。その隠せない股間で、淫らなこの下着ですら今では隠してくれていない尻の割れ目と後穴を見下ろされてしまっている。
「や、だぁ!!あぁ!やぁ!」
ジタバタと恥ずかしがって晴は必死に暴れるけれど、それすらただ可愛いお尻をエッチにプリプリと振っているだけに見えているのに晴はまだ気がつかない。興奮を煽る動きでしかない、その淫らな腰の動きに明良は欲情まみれ視線で舌舐りして、晴のさらけ出された後穴を指の腹でムニムニと揉み出した。
「やぁッ!……あっ、ああっん。」
何度も明良の太いモノで激しく貫かれ執拗に擦り続けられて、フックリと常に腫れぼったく熟れた柔らかな晴の可愛いお尻の穴。そこにまだ何も塗らず濡らしもしていない指の腹を押し当てて、上からフニフニと手触りを確かめるようにただひたすらに揉み込む。
「あ、あっ、あん、あっ、や、あぁっ。」
「可愛い声…………気持ちいいの?ここ、揉まれるの。」
「ち、がんんっ、あっんん、あん、あ。」
身悶える晴は必死にこれは快感ではないと頭を振っているけれど、その口から溢れ落ちる甘く蕩けた喘ぎ声は全く隠しようがない。その証明みたいに必死で膝を合わせていた脚ですら、ガクガク震えながら次第に力が抜け左右に大きく別れ始めている。
「気持ち良くて、脚の力抜けちゃう?晴。」
「んんっ、あっ、あんっ、あっあぁん。」
柔らかな入口が明良の指に揉まれるのに負けてホロリと綻び、自ずと明良の指先を咥え込もうとするのに明良はスッと指を離す。チュ……と名残惜しそうな音をたてた淫らな蕾がヒクヒクと物欲しそうに痙攣しているのを、明良の指の腹がソッと優しくなぞりあげていく。
「ひぁ!はぅんっあぁあ。」
「晴ーぅ?まだお尻の入口だけ、イイコイイコしただけなのに。なぁに?ここ。」
既に全身を薔薇色に染めてハクハクと喘ぐ呼吸を肩でしている晴に、晴の膝を左右に掌で押し開いた明良が意地悪な言葉で指摘する。その言葉の示すのは、いう迄もなく晴の張り詰めきった股間。
「ふ、ぁうそ、や、やら…………みちゃ、や。」
「エロいなぁ…………晴は。」
まだジッパーで後ろ半分しか開けられていない晴の前は、布地を押し上げる怒張のせいでジッパーの金具が弾けそうになっている。
「なぁに?これ、晴はまだ見られてるだけだよね?」
「ふ、ぇ、や、これ、は。」
しかもジッパーの隙間からジワジワ染み出した晴自身の先走りの蜜で、エナメルの布ではあり得ないシミが既に広がり始めている。身動きできない不自由さで恥ずかしい姿を見られて、こんなにも見られるだけではしたなく興奮して立たせて濡らして。
「恥ずかしいね?お尻の穴だけ見られて、お尻の穴をちょっとだけナデナデされただけで、おちんちん……こんなにガチガチにしてるの?」
そう言われた言葉を頭の中でも現状を改めて繰り返すだけで、全身が真っ赤になるほど晴の息が興奮で上がってしまう。そんなの可笑しいよねと柔らかな声で明良に言われるのに、拘束されて身動ぎも出来ない身体が快感に震え上がる。きっとこんな風に意地悪なことを言われて、この後に晴はもっと滅茶苦茶に意地悪くされて明良に気持ち良くされてしまう。
「あう、うぅ…………うー……ぅっ!!!」
ビクッと一際大きな痙攣と同時にジワッとその股間が一気にシミを広げてしまうのに、明良は僅かに眉を潜めてほんの少し柔らかくなった晴の怒張を見下ろし一気に腹側のジッパーを下に下げる。
「はーる?」
ハァッハァッと肩で息をして震えながら、真っ赤な頬をした晴が泣き出しそうな顔で明良を怯えた視線で見つめてくる。明良の手でジッパーを引き下げられた前側が、音をたてて上部から左右に開いていく。
「はぅうん。」
トロンと先から糸を引いた晴の少し柔らかくなったピンクの亀頭が、間からフルンと転がり出て。下着の中の陰毛まで既に白濁の蜜でドロドロに濡れそぼっていて、視姦される刺激だけで晴が達してしまったのは今更何も言わなくても分かる。
「ふぅ……う、ぅ。」
震えて涙目の晴が泣き出しそうな顔になるのが余計に淫らで可愛く、明良には虐めたくなるなんて晴は何も気がつきもしていない。そして未だにプルプル全身で震えながら恥ずかしい場所を晴は全て曝していて、しかもピンクの晴の後穴は尚更快感を求めてヒクヒクと蠢いているのだ。
「………………晴のここ、我慢の出来ないワルイコ、……だね?晴。」
「や、んっ!」
ドロドロに濡れたままの晴の陰茎の先端に明良が親指を当ててグリグリと鈴口を擦りあげて、晴の吹き出した蜜をイヤらしい動きで音をたてて拭いとる。それに反応してしまう晴の上げる甘い声を聞きながら、明良は蜜を拭いとったその指で再び晴の尻の穴の入口を優しく撫でるように擦り始めていた。今度は晴自身の吐き出した精液の滑りのせいで、綻んだ晴の入口が指に合わせてニュコニュコとはしたない音をたてていく。しかも指が擦る度に晴の後穴が、軽い開閉を繰り返すから晴の脚がピクンッピクンッと快感に跳ね続けている。
「ひぁ、あ、やぁん、あ、あぁ、あっ!あぁん!」
しかもそれと同時に明良のもう片方の手が、晴の濡れて柔らかになった陰茎の茎を絡めとる。淫らな下着は一部まだ着たままで弄くられ快感に見悶える晴の動きで、ジッパーの金具が蟻の戸渡の辺りに二つ纏り金具がチャリチャリと固い音をたてていた。
「はぁん、あ、うぁん、くぅうん!」
男が最も気持ち良くなる陰茎と、晴が知りすぎている快楽を生む後穴を同時に弄くられ、自らの手足は自由に動かせず身体を起こすことも出来ない。その状況でカチャカチャ・チャリンチャリンと枷と下着の金具を鈴のように高らかに鳴らしながら、晴の脚がブルブルと震え更にピンッと宙にもがくように指先が延びきっていく。
「い、あ、ぁあ、や、あ、ひ、ひぅ!んぅ!」
何時もなら明良の身体に縋りつく事も出来るのに、今の晴は必死に自分で快感にだけ堪えるしかない。ビクンッビクンッと全身が大きく戦いて寸前に一度絶頂に射精した筈の晴の陰茎が、再び熱く硬く明良の手の中で育ちきっていく。晴の怒張がはち切れそうに膨れ上がるのに明良は更に激しく茎を扱き、尻の穴をクチュクチュと音をたてて擦りたてた。
「い、や、ぁあ!いく、や、いっちゃ、う!あうぅううっ!」
たかが肛門を緩く撫でられて陰茎を手で扱かれるだけで、こんなにも容易く絶頂に達してしまう。絶頂に射精しそうな晴に、股間を責め立てていた明良がダメと低く囁きパッと両手を離してしまっていた。
「や、んんんっ」
ヒクヒクしている自分の怒張と尻の穴が腰をクッションで高くあげさせられ、左右に手足を開いてしまった晴自身にも完全にさらけ出されて良く見えている。自分自身が明良に向けて曝す淫らな身体の反応は、まるで女性の身体が濡れているみたいだと晴も思っていた。晴の身体はもうすっかり明良の与えてくれる刺激を欲しがっていて、何よりも明良の逞しくて固いモノでイカせて欲しい後穴が艶かしく淫らな開閉を繰り返してひくついている。
「はぅん……っんんくぅうん…………。」
動きを遮る枷のせいで、自分自身の手で激しく怒張を上下に扱く事も出来ないし、ムズムズする後穴を手を伸ばして掻き回して刺激する事も出来ない。だから晴には何時もみたいに明良を煽って誘うことも出来なくて、何とか今の晴に出来るのはカチャカチャと枷を鳴らしてほんの少しだけ回せる手で自らの左右に尻肉を掴み割り開くだけだ。
「んんっ、んぅ、ううんっ。」
トロンと快感に蕩けた顔の晴が脚を左右に大きく開ききって、脚をあげた恥ずかしい体勢のまま自らの手でムニッと尻を手で開くように左右に割り広げる。そうすると幾分だけど後穴のむず痒さが緩和されるのか、尻を揉みしだくような動作が何度も繰り返されていく。
う………………っく…………、ヤバ、い…………
左右に自らの手で広げる尻の動き、それの間に触れられずにヒクヒクする尻の穴。そこに痛いほどの明良の熱くドロリと絡み付く視線を感じてしまうけれど、それすらもう気持ち良くてまるで視線でヌチュヌチュと中を満たされ擦らている気分になる。
……ぁあ、もう、………………中………明良の視線で…………
明良の熱のこもった視線が、広げられた尻の穴を舐める。ヌルリと舐め回して、穴の中にヌクヌクとめり込むように射し込まれて、腸壁をズリズリと視線が擦りたてて、奥の奥まで犯されて気持ちいいところに沢山……
「はぁ……あぅうんんっ」
軽く快感に身悶え絶頂を向かえた痙攣が晴の身体に走るけれど、それには明良の怒張で体内から無理矢理に押し出されるような射精もないし一番の快感には届かない。
中に太いものを一気に捩じ込まれて、グチャグチャにされたい。
晴の薔薇色に染まって欲情に自ら強請る姿は凄まじく淫らで、見下ろしている明良の獣の欲望を煽り立てていく。もう穴を指で解すなんて必要ないから一気に乱暴に硬くて太いのを捩じ込んで、ズコズコと激しく腰を獣みたいに振り立てて、S字結腸の奥まで熱い怒張をズッポリと嵌め込まれてそこで沢山射精されていきまくりたい。頭の中はもうそれしか考えられない晴は大きく身悶える。
「ん、ふぅくう…………うぅっ。」
「…………はーる?」
甘い声で名前を呼ばれても自らの動きを引き留められず、晴は淫らな両手の動きを止めることが出来ない。
「どうして、…………ほしいの?晴は……。」
熱を含んだ明良の柔らかで低い声に、晴は蕩けて桃色にしか見えない瞳で強請る声を振り絞る。
「ぅん……っ、んんっ、こ、こぉ、俺……のぉ。」
溺れたい。気持ち良くなりたい。明良に気持ち良くして、滅茶苦茶に自分を犯して、沢山中に出して注いで。酩酊しているような快感を強請る言葉が頭の中でグルグルと回る。
「ぁきらぁ、俺のお尻の穴、あきらのでぇおかしてぇ。」
「ふふ、やらしいな…………犯して…………だなんて。」
そのまま広げててと囁かれ目の前でバサバサと腹を脱ぎ捨てていく明良の身体に、晴は完全に惹き付けられて目が離せないでいる。しなやかに綺麗な均整のとれた筋肉質な身体。無駄な贅肉一つない見事な筋肉にボォッと見とれていた晴に、明良は微笑みながら脚の間に身体を押し込める。
「は、やくぅ、明良ぁ。」
左右に自ら広げたままの尻に明良の肌が触れて、熱くて大きな亀頭の先端がグチッと穴に押し付けられてくる。ゾクゾクと背筋が快感に震え晴はトロンとした瞳で、自ら腰をそれに向けて押し付けていた。
※※※
母の由良は弟か妹がお腹の中にやって来てから、時々体調が悪くて横になることがここ最近増えている。母の姉の吉良も同じような状態で、高城光輝としては心配なのと同時に何とか母の負担を減らしたいとは子供心に思うのだ。それと同時に結城晴への思いは母達に向けるものとは、実はちょっと違っているのにも少しずつ気がつき始めていた。
パパにとってのママと同じ
父・高城宗輝が明良と晴の関係に関して、光輝にそう説明した。つまり明良に対して晴はママと同じということで、晴が時々体調が悪いのはママと同じなのだと光輝は理解した。
だから明良にぃは何時も晴ちゃんのことを気にかけてて、料理とかもしてるんだろう。
宗輝も由良が今は出来ないことだからと、家の事はなんでもしてあげているのが最近の高城家だ。それにたまに祖母もやって来るし、父の姉である叔母もやって来て由良の手助けをしている。だから、晴にも何か助けが必要ならと光輝は思うから、会いに行きたいのにそう思いながら電話を掛けるのは、それが晴との約束ではあるからだ。
「あ、晴ちゃん?!僕!!」
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