鮮明な月

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第十五章 FlashBack

161.

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「それで今日も結城君は避難してきてたのか?」

少し呆れたような声でそういう恭平は出版社との打ち合わせで出掛けていて、たった今帰宅したばかりだが道端で半べそをかきながら仔猫のように引き摺られている晴と満面の黒い笑顔をした明良と出くわしたそうだ。珍しくフォーマルと迄はいかないがシャツにスラックス姿のスマートな恭平にウットリ見いっていた仁聖がつい先程の事の顛末・お迎えに来た明良に容赦なく引き摺られていった晴の話を聞かせている。

おれぇなにもしてないーっ!
ふーん?そうなの?怒られることしてないのに仁聖んとこに逃げるの?晴は。
ふえーん、俺なにしたの~?!ごめんなさぁい!
訳もわかんないで謝る悪い子にはお仕置きだよね?晴。
あえええ?!お仕置きぃ?!やだぁ!!
明日はお仕事お休みだね?はーる。

にこやかに笑顔でそう言いきった明良に晴はごめんなさいを半べそで繰り返しながら引き摺られて帰ったけど、結果的にあれは何で怒られているかわかっていない。しかもお仕置きでお仕事お休みって、一体明良は何をどうする気なんだろうかと思うし、こうなってくると明良もごめんなさいを言わせたいんじゃないかと思うことすらある。そう言う仁聖に、恭平が背を向けてシャツをはだけながら笑う。

「その、高橋って人と会ったこと自体を心配してるんだろ?狭山君は。」
「え?」

パサパサと音を立ててシャツを腕から抜いた肌は相変わらず滑らかで、透き通る白い陶器のようだとつい仁聖は見とれてしまう。肩甲骨に薄く残ったキスマークが艶かしくて色っぽいのはさておき、恭平の言葉に仁聖は何で?と首を傾げてしまって恭平は苦笑いしながら呟く。

「俺が狭山君の立場で、お前からそんな話されたら、…………俺だって心配する。」
「…………どして?」
「ん…………、説明がしにくいな…………。」

柔らかな部屋着に袖を通しながら考え込むように恭平がそう呟き、今度はスラックスを脱ぎ落とすのに視線が吸い寄せられてしまう。細く華奢な腰にスラリとした脚、このままベットにと内心で考えてしまうのは仕方がない。それでも恭平の言葉の続きが気にもなっている仁聖に、残念なことに恭平は目の前でサラリと着替え終えてしまった。そうして何時もと変わらぬしなやなか動きで歩み寄ると、ベットに腰かけている仁聖の頭を撫でる。

「…………力量とかそういうのは関係なく、好きだから心配するんだ。」

フワフワと髪をすくように撫でながら恭平が言う。それでもまだ理解がきかない仁聖が恭平の腰に手を回して見上げてくると、恭平が再び苦笑いして例えが難しいなと呟く。何が一番分かりやすいのか例えるにはかなり難しい。性別も技能も関係なく、

「お前だって、俺が…………例えば、そうだな、その高橋って奴と街中で会ったら?」
「う…………ちょっとヤかな。顔知らないけど。」

二人が顔を知っていて、しかも嫌な気分になりそうな人間が上手いこと思い浮かばない。それが普通で幸せな事なのだが、この場合は説明がしにくいのだ。

「そうだな、南尾と俺が会ったら?」
「やだ、近寄んないで…………ていうか、視界にはいってんのもヤかも…………。」
「狭山君はそんな気分ってことだ。」

ストーカーの南尾昭義はもう街にはいない筈だし、仁聖は兎も角・恭平とはあの騒動の一度しか顔を会わせたこともない。それでも仁聖としてはもし恭平の近くにいると思ったら凄く嫌だし、南尾が何を思って恭平の事を見てるのかと考えるのには不快感を感じてしまう。そう言われると狭山明良の気持ちも、仁聖にも分からなくもない。今でこそ了とは仲がいいが、以前は近くに寄られるのも嫌だったのと同じだ。

「それに、俺なら兎も角、結城君は何も自己防衛の手段がないだろ?」
「それが力量ってとこ?」
「男だから、最悪は暴れればなんとかなるだろうけどな。」

そう言われると確かにあの時恭平は南尾を一撃で投げ伏せているし、明良も襲いかかってきた相手を一撃でのしたと聞いた。それが街中で自然に周囲への被害もなく出来る方が本当は稀なのだが、そう考えてみると仁聖も納得してしまう。自分は必死であの時は身を交わしたけれど、交わした結果他人が巻き込まれるなんてこともあり得た。

「…………俺も護身術必要かなぁ……?」
「普通はなくても生活できるけど……、やってて損はないかな…………。」

キュウと腕に力を込めて恭平の腹に顔を押し付けながら見上げる仁聖の頭を、恭平は再び愛しげに優しく撫でる。自分達がすべからく護身術が必要な社会に生きているとは考えたくはないが世の中物騒なのは事実で、仁聖のバイトの状況や最近の世の中の事を思うと何か護身術を身に付けていても悪くはない。それに仁聖は元々運動神経もいいし勘もいいから、何か通えば飲み込みは早そうだ。

「…………恭平が教えてくれたらなぁ…………。」
「ふふ、残念だけど俺には教えるほどの技術はないからな。合気道を教えてもらうなら慶太郎か信哉さんに教えて貰えばいいんじゃないか?」
「ヤだよ、無敵師範に教わるの怖いし慶太郎スパルタだもん。」

護身術程度になら信哉さんでも優しく教えてくれると言われても、正直鳥飼信哉の鍛練なんて恐ろしくて想像も出来ない。おまけに子供の頃から知っている宮内慶太郎のストイックな鍛練なんて、絶対に仁聖には無理だ。かといって藤咲に空手という気分でもないし、土志田に柔道というのも…………ウ~ンと唸りながら抱きついたままの仁聖に恭平は少しおかしそうに笑っていた。



※※※



源川宅からアッサリと引き摺られ連れ帰られて、既にまる一時間延々と快感だけで責められているのは流石にキツい。明良のマンションの方が広かったのもあって、晴が転がり込むよう形で一緒に暮らし始めて十日とちょっと。殆ど毎日拉致紛いに連れ込まれていて自宅に帰ることが激減したから冗談混じりにここに住もっかなぁ?といった晴に、明良が分かったの一言で気がついたらこうなっていた。元々自宅では自炊もしないし最低限しか物もないミニマリスト擬きの晴の私物が、その一言で当然のようにさっさとこっちに運び込まれてしまったのだ。そして明良は晴と違って家事もキチンとこなせる出来た彼氏で。

晴のクローゼット、こっから半分ね?

そんな風に簡単に居場所を作ってもらって、家事も殆ど明良がテキパキとこなしてくれて。晴がするのはゴミ捨てと洗濯をたたむとか、お風呂の掃除とかたいしたことではなくて。こんなんでいいのかなと考えつつも明良との幸せな同棲を始めたはいいが、今度は早々に段ボールでソフトな肌触りの手枷が部屋に宅急便で届いた。

え?何これ?
あ、それ?外崎さんのお奨め。
は?

流石に開けて見たそれには、晴だってあの鬼畜何教えてくれてんだよと唖然としたのはほんの数日前のこと。フワフワのファーの手枷って、これってどうやって使うのなんて思ってたのに。
既にその手枷を使いこなし始めている明良に、連れ帰られた晴は今日も組み敷かれサラッと拘束済み。手首と足首がそれぞれ繋がれて、手もでなければ足を閉じることもできなくなったわけで。あ、こんな風にしてこういうのって手慣れてくんだぁ、なんて晴は呑気に考えている場合じゃなかった。

「や、あ、あっ……ぅあっ!っんぁ…………ひぃんっ!やぁぁっ!」

ネロネロと亀頭のほんの先端だけを熱く滑る舌に舐められ鈴口を丹念に指で弄くられ、それなのに完全には絶頂に上り詰められないところをジリジリと保たれている。室内には先端をねぶるヌチュヌチュ・グチュグチュと湿った水音が絶え間なく反響していて、合間に必死に空気を求める呼吸の音と一緒に可愛く喘ぐ晴の声が切れ切れに響く。

「ん、や?こんなにグチョグチョなのに?ほんと?」
「ひぅっ!ひぃん!んんっ!んぅうっ!んーっ!」

ただでさえ晴は明良の愛撫には激弱なのに、拘束されたらもう何も手のだしようがない。されるがままの状態で、必死に晴は与えられる快感に身悶え啼き続けているのだ。腰が蕩けてジンジンして痺れてて、後ちょっとでいけそうなのにいけない。上り詰める寸前をキープされて口から喘ぎが止まらない晴が、耐えきれずに腰をくねらせる。

「ひぁ、あぅんっ、やらぁ、も、ゆるして、ひぁあ!」

執拗に舐め吸われてジンジンと先端が膨れマグマのように吹き出す寸前の熱を持っているのに、何度もそこだけをねぶられ続けていて腰が勝手にガクガクと上下に跳ねる。それでも明良は容赦なく先端だけを舐めたり吸ったりして、痙攣する晴を時々ウットリと眺めていたりもするのだ。しかも今日は他のどこにも触ってくれないから、もう乳首も後穴も明良に弄って欲しくて自己主張するみたいにヒクヒクしている。それなのに明良からは、完全に見て見ないふりでスルーされたまま。もっと強くて気持ちいい快感を知っている体が、怒張の先端だけ責め立てられるのに悲鳴をあげる。

「もう………………晴は……本当可愛いね…………。」
「あ、き……らぁ、も、やらぁ…………こん、な、やらぁも、しぬぅ……ひぅっ。」

音と快感にハクハクと息を浅くつき必死に懇願しても、クニクニと先端を回すように弄くるばかりで明良の様子が変わらない。明良が何が駄目で怒ってるのか分からないし、こんなに焦らされて意地悪されているのに余計に明良が好きで、晴の胸の奥は明良に満たして欲しくてジリジリと焦がれている。

「あ、きらぁおれぇ…………ごめんにゃ……さい、わかんないよぉ……おれぇ。」

訳がわからなくなって遂には泣き出しても、何で明良が怒ってるのか晴には分からない。グニグニと先端の鈴口に指先を擦り付けられ、しかも開きかけた鈴口を塞がれると溢れだしていたものが指の腹で柔らかに塞き止められる。腰を揺らし先を強請る晴に明良は柔らかな声で囁く。

「ほら、焦らされてここガチガチだよ?意地悪されて、焦らされて気持ちいいんだ。」 
「ら、らって…………あきらぁ、あふっ!ああくぅんんんっ!」

不意に再び怒張の先端だけが熱い口腔に飲まれて激しく音を立てて舌に揉まれるが、今度は硬い茎をキツく握った明良の手のせいで吐き出したいものが吐き出せない。ジュプジュプと淫らな音を立てて激しく愛撫され絶頂に上り詰めかかったまま、腰を震わせて全身を薔薇色にした晴が身悶える。

「ひんっ!んんっ!ひうぅんっ!や、あっ!あくぅ!!くううぅっ!うーっ!」
「も、いきたい?晴。」
「いき、た、いいぃっ!も、やらぁ!ひううぅん!」

ふぅと溜め息混じりの明良が手を離して覆い被さり頬にキスを落とすのにすら、晴は全身を痙攣させてガクガクと腰を浮かせてしまう。明良の体に自分から腰を押し付けても満足な快楽にならなくて、晴は涙目で見上げて視線で必死に懇願する。早く体の奥まで満たしてと強請る晴の瞳に、明良はナデナデとその頬を撫でて思わず深い溜め息をついた。

「あ、きら?」
「……あぁ……もう…………監禁したい…………。」
「ふぇ?」

何か、いまサラッと明良がとんでもなく危険な言葉を発した気がしたけど。でもそれどころではなくて腰を擦り付ける晴の唇を、明良がチロチロと淫らな舌の動きで愛撫して誘いかけてくる。明良から何が欲しいのと誘われているのに、手足が動かせない晴は腰を浮かせて明良の腹に擦り付けながら強請るしか出来ない。

「あ、きらぁ、お願い、もぉ、むりぃ、してよぉ…………してぇ。」
「何を?はーる?」

完全に熱く硬くなった怒張を誇示しているのに、明良が意地悪に囁いてくる。晴が明良のした拘束のせいで自分ではどうにも出来ないのを知っていて、何をどうされたいか自分で口にし強請ればグズグズに蕩けてしまうのも分かっていて、明良はいってごらんと甘い声で囁く。

こういうのプチSMって言うの?明良にこうされると、俺だめ、バカになっちゃう

他の奴に同じことをされてもきっとこんな風にはグズグズにはならない、明良にされるからドロドロに頭の芯まで溶かされてしまってる。恥ずかしい事を自分で口にして強請って必死に繋がりたくて懇願して、明良だけのものにされて、そんなことを頭の中で考えるだけで鈴口からトロトロと蜜が滴ってしまう。

「もぉ、駄目だよ?お願いする前に出しちゃったら……?」

そんなことを黒い微笑みを浮かべて言う明良がキツく亀頭の下を指で締め付けて、甲高く甘い悲鳴が上がる。折角締め付けからは逃れたのに再びキツく締め上げ塞き止められて、閉じられない脚が明良の身体を挟み込んで腰を擦り付けてしまう。

「ご、め……なさい、でもぉ…………も、らめらからぁ……おねが、……あきらぁ。」
「ここも、ヒクヒクしてる、…………凄く、エロい。」

ゴクリと明良の喉の鳴る音で、全ての恥態を見られている羞恥に晴の興奮が更に増す。ソッと穴に押し当てられられる明良の亀頭の熱さに、緩んで綻びながら体が吸い付いてしまうのに明良は晴の怒張をキツく握ったまま僅かに腰を揺するだけ。入りそうなのに入らない熱さに晴は仰け反りながら、明良の怒張に腰を押し付けようともがく。

「お、ねが、も、あぅ、んん、んっ、ほし、ほしいよぉ!あ、きらぁ!!」
「じゃ、約束ね?晴は、高橋を見かけたら直ぐ俺に連絡、いい?」
「する、やくそく、するぅ!はぁんっ、はやくぅ!うぅっ!はやくぅううっ!」

こんなに快感を欲しがって酩酊しても約束は一応は記憶に残るのを知っていて、明良がもう一度わざと復唱させる。どうやら高橋に会ったとLINEしたのに明良がキレてたのに気がついて、別に何もなかったし向こうだって関わりたくない筈と思いながらも晴は約束を繰り返す。次の瞬間一瞬で奥まで深々と貫かれる歓喜に、晴は甲高く悲鳴をあげさせられていた。
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