鮮明な月

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間章 ちょっと合間の話2

間話20.夏の夜…中のひととき

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湿度の高い夏の夜の空気が窓の外にジワリと揺れている。ベットルームは快適な温度に保たれているとはいえ、ベットの上では軽々と抱き上げられて汗ばみ腰に乗せられてしまっている了のほのじろい肌。目に見ることが出来たらさぞかし興奮するに違いないとは思うが、そうでなくとも肌に触れる了の体温と重みが既に心地いい。

「んんっ、や、手……はな、せっ、てばぁ、あんっんんっ!」

寸前に声を堪えようと口元を押さえようとする手首を察して掴まれ、わざと宏太にユックリと腰を揺すり上げられ続けている。深々と飲み込まされた怒張に中を擦られ捏ね回される緩い動きに、あっという間に快感に飲み込まれて了は無意識に腰を強く押し付けてしまう。気持ちよくて頭がまるで回らない了の様子に宏太が嬉しそうに微笑みながら腰を揺するから、了はそれを目にして余計に感じてしまうのだ。家の中に来客が居ることも考えられなくなるほど、そんなわけで手首を掴まれたまま了は止まらない快感に体を仰け反らせている。

「あっ、やだっだ、め、ふぁ、こ、れぇ、やぁっ!」
「気持ち、いい、だろ?ん?」
「きもち、い、からぁ、こぉた、これ、だめ、あっ、ふ!」

ユサユサと揺さぶられて喘ぐしか出来なくなる自分が恥ずかしくて仕方がないのに、気持ちよ過ぎて腰を押し付けるのがどうしてもやめられない。固くて熱くて太いものに中まで拡げられて、熱く蕩けた体液を勢いよく奥に注ぎ込まれて頭の芯まで蕩けてしまう。

「あぅんっ、これ、も、こぉたぁ、あん。」
「何で、あんなに……不機嫌だったんだ?ん?」

不機嫌といようより傷を他人に見られても気にしなくていいことに宏太が気がついてしまったのと、他の奴等に宏太を眺められているのが実は腹が立つなんて恥ずかしすぎて口にすることができない。それに子供が出来た昔馴染みに、自分が女じゃなくて子供を孕めないのが悔しいなんて口に出来るわけないし。宏太が好き過ぎて腹が立つし、子供が産めないから拗ねたなんて知られたら、暫くそれで責め立てられそうな気がする。

「だ、め、いくっ、も、むり、あっ、ああっ、これキツい、ぃ!」
「ん、いってもいいぞ?いくか?ん?」

あんな風に宏太に自分が欲しいなんて強請られると抵抗なんか出来る筈もなくて、あっという間に宏太の事しか考えられなくなってしまう。それにこんな風に自分の事を抱き幸せそうな顔をされたら、我慢なんか出来る筈がない。優しくて低くて甘い掠れる声に強くて深い絶頂に押しやられて、ガクガクと全身が震えてしまうほど気持ちいいのだ。

「こぉ、たぁ……あ、こぉた、も、だめ、おれ……あ、ああっあぅんっ!!」

甘く快感に蕩けて喘ぐ声に腕を引き微笑み抱き寄せ口付けると、押し付けられた腹の上で了の膨れ上がった怒張からトロトロと熱い飛沫が溢れ出してキュウッと飲み込んでいる怒張が肉襞に熱く締め付けられて心地いい。抱き締めて上半身を起こすと直の事深く捩じ込まれるのか、了が可愛い悲鳴を上げて悶えるのに宏太は幸せそうに微笑む。

「いい、か?ん?」
「あんんっ……これ、ふか、いぃ……こぉた、これ、やぁんっんんっ!」

可愛く甘えるような声で縋りつきながら訴える了に、宏太はその腰を両手で掴み引き付け自分が絶頂に達するまで更に深く揺すりたて始めていた。対面に座るような体勢で何度も唇を塞がれ舌を絡められると、痺れるような快感に上り詰めて了は意識が朦朧としてしまう。グチュグチュと卑猥な音が立ち始めている自分の体に、了は意図も容易く溺れ始めていた。



※※※



ふとモゾモゾとベットの中の体が動く感触に、夢現にだが恭平は目を覚ましていた。見慣れない視界はまだ暗く夜が明ける気配もない、それに快適な温度に保たれている室内は決して不快な環境ではない。それでも恭平の横の布団の中の体が落ち着かない様子でモコモコと動いているのに、恭平は手を伸ばして身動きする頭を何気無く撫でる。それに少し驚いた様子で栗色の髪がピクンと動いた。

「お、こしちゃった?ごめん……。」
「ん…………?眠れないのか……?」

モソモソと体を動かして仁聖が上目遣いに見上げてきて、恭平は寝ぼけ眼でその少し不安げな様子を眺める。そうしてやっと目が覚めた恭平は、何が起きているかに気がつき少し声をたてて笑う。ヨシヨシと頭を撫でて怖くなったんだろう?と問いかけた恭平に図星だったのか仁聖が顔を赤らめてしまったのを見て、恭平はその体を抱きかかえポンポンと背を叩く。幼い頃から一人で自宅で夜を過ごす事の多かった仁聖は、結城晴と同じでゾンビやモンスターなんかのホラーは全く怖がらないのに、所謂幽霊を怖がる。特にジャパニーズホラーが駄目で、テレビのモニターから黒髪の女性が這い出してくる映画を二人で見に行った時には蒼白になる有り様だ。

子供の頃、見たあとに家で一人になると、思い出して怖かったから。

そう言う仁聖の気持ちは分からなくもないし、夜になれば家族が帰ってくる訳でもない仁聖にとっては夜の暗闇で日本的な恐怖はトラウマものだ。そうはいっても仁聖が苦手なのは日本的幽霊だけで、妖怪やら何やらは平気というわけで調子に乗って怖い話に加わってしまったのだが。

「拐いに来るのって……どんなやつなのかな…………?」

やはり怯えているのは鈴徳良二の怖い話だった。恐らくそれが余りにも人名や場所が具体的だったのと、何でか海を越えて海外で仕事をしていた時にまでそれが追ってきたと聞いてしまったからだ。ジャパニーズホラーが海を越えてお出迎えは仁聖には遠慮したい一番の事態で、登場人物が良二本人でしかも経験談となると、全部はあり得ないと思いつつ何処からが作り話か全部が作り話か。結城晴を怖がらせるためとはいえ、流石にホームレスっぽい身形の老女が方言を話すのをやって見せた良二の話し方が怖かった。やはり方言は独特の怖さがあると、地味に半数がビビっていたりする。方言で話し出した途端、良二の声が嗄れた老人の声に聞こえてしまったのだ。それにしても時間が経ってからこんなに素直に信じて震え上がって怖がってるなんて、随分と純粋だなぁと恭平は思わず笑ってしまう。

「……何で……笑うの……。」
「心配しなくても、俺は繋いだ手は離さないから、安心しろ。」

良二の物語では幼い頃、鈴徳良二と妹・後近隣の女の子が手を繋いで歩いていた。その土地では夕暮れ時の帰途では全員が手を繋いでいて、振り返らずに家に帰らないといけないという決まりがあったそうだ。良二は妹と手を繋ぎ、妹は反対側の手で近所の女の子の手を握っていたのだが、突然妹が良二の手を引いて駆け出す。突然の事に女の子は手を離してしまったらしいのだが、妹が振り返るとそこには女の子の履いていた靴だけが残されていて女の子は姿を消してしまったのだという。幼い頃の事過ぎてそこら辺の記憶はもう曖昧なのだというが、それから二十年近く経ってから今度は妹さんが突然姿を消してしまった。しかもその時海外にいた良二と電話をしている真っ最中に妹さんは姿を消して、その時電話口には女の子の声がしていたという。良二曰く子供の頃行方不明になった女の子が連れに来たんじゃないかというのだが、恐ろしいのはここからで良二の両親まで妹の捜索中に行方不明になったなんていうのだ。そして何故か海外にいた良二の身の回りに…………なんてところで結城晴が怯えすぎて大爆笑になったのだが、海外まで日本の幽霊が出没なんて、正直言えば地味に嫌だ。それでも仁聖が恭平の言葉に目を丸くして頭を撫で続けてくれている恭平の顔を覗きこむと、恭平は穏やかに言う。

「それに行方が分からなくなったら、外崎さん達に協力して貰って、意地でも探し出すから。」

恭平から囁くように安心しろと言われると、一気に気が緩んでフニャと思わず仁聖は微笑んでしまう。以前のように一人で堪えなくても、こんな風に自分を抱き止めてくれる恭平の存在に簡単に安堵することが出来るようになっている。怖い話の恐怖に独りぼっちで怯えて震えてなくても、ちゃんと自分を理解して抱き締めてもらえるのに幸福を感じてしまう。

「恭平……大好き……。」

仁聖が甘えてそう言うと、恭平がおかしそうにゾンビとかモンスターは平気なのになと言う。日本の幽霊とか怨霊とかが怖いのは、対処方法の確立が明確でないからだと仁聖は思う。ゾンビは頭を撃てばいいし、狼男には銀の弾丸、ドラキュラには十字架とニンニク。ビックサイズのモンスターには火器もしくは爆弾かミサイル。でも、日本の『おばけ』には理不尽で弱点があってないようなやつも多い。

「でもジャパニーズホラー……恐るべし………………幽霊じゃなくても怖いなんて……。」
「丁度お盆時だしな、お前の両親も帰ってきてるかもしれないな。」
「……や、やめてよぉ。」

震え上がる仁聖に笑いながら恭平は馬鹿だなと囁く。

「両親や親戚が様子を見に来たと思えば、それほど怖くないだろってことだ。」

胸に抱き上げられながらそう言われるとと、仁聖はその言葉の意味を考え込む。余り今まで考えてみたことがなかったし、何しろ仁聖の家庭環境としては親戚関係なんてものもかなり縁遠い。日本的なそういう認識がないから、余計ただ単に幽霊が怖い・なのかもしれないとも思う。

「…………な?…………そんなに怖がらなくても大丈夫だ。」
「……なんか子供扱いしてる?」
「ふふ、こういうところは子供っぽいな。」

可愛いとあやされながら恭平にそんなことを言われて、ムウッと頬を膨らませた仁聖は抱上げられている恭平の体にモゾモゾと手を潜り込ませた。その動きに驚いたように恭平がポコと頭を叩く。

「馬鹿、自宅じゃないんだからな?それに、着替えだって借りてる。」

そう言われれば、急遽泊まり込むことになって寝間着用にと衣類は借りていた。ちなみに下着は未使用のものを出されたが、未使用がこの人数分が常備してある点に関しては結城晴が突然泊まることがあるからだとか。既に部屋に別れるときは酔いつぶれてヘニャヘニャになっていた晴が、どの程度ここに泊まるのかは微妙だが、明良の視線が地味に鋭くなったのはここだけの話。了が仕事の関係でもあるからと言い訳のように説明していたが、後から何か起きそうな気がしなくもない。
一瞬泊まり込んでいたのを忘れていたらしい仁聖が不貞腐れたように、恭平の胸元にグリグリと顔を押し当ててくる。常識人の恭平にこれ以上ここで不埒なことをしたら、本気で怒られてしまうのはわかっているから仁聖は不貞腐れたままギュウギュウと体を押し付けた。

「むぅ…………不服…………。」
「ふふ、いい子にしてろよ?」

笑いながら言う柔らかな恭平の声に絆されて、仁聖はやむを得ず今夜はスキンシップで我慢することにしたのだった。



※※※



ペタペタと歩く音が聞こえる。
夢現にそんなことを考えた晴は、目を閉じたままその足音がなんだろうと考えていた。心地いい体温に包まれていて不安はないが、意識の端っこで裸足の足音のような音がしている気がするのだ。モゾモゾしていると確りとした明良の腕が腰に回って自分を抱き寄せてくれて、明良の腕の中だと確認できて安堵する。それにしても誰が歩いているのかペタペタと裸足の足音は続いていて、しかも割合距離があるのに気がついた。
そういえば明良の腕の中はいいけど、いつもと寝心地が違う。
明良の家のベットのマットレスでもないし、晴の家のマットレスでもないのは、布団越しにイグサの匂いが微かにする畳の感触。そこまで考えて、そうだ、了の家に皆で泊まったっけと思い出した。残念ながら、ゲストルームは残念イケメン源川仁聖と綺麗なお兄さんの恭平さん。自分と明良はオネエ社長と元一流シェフの四人。

考えない方がいいよね、いいよ、うん。

宏太を初めに良二と藤咲が面白がって散々怖い話をしてくるし、鳥肌で怖がっている晴を仁聖は爆笑してるし。しかも考えたら今は八月半ば、地獄の釜の蓋があいて魑魅魍魎をはじめとして、世の中幽霊が闊歩している時期なのに。

考えるなってば。

頭の中に何でか綺麗な顔立ちの女性なんだか男性なんだか分からない人影が浮かぶのは、自分が怖いものの典型としてそのイメージを持っているからに違いない。倉庫その1で人が死んだと聞いてすぐ浮かんだ綺麗な顔の少し気の強そうな眼差しの美人、黒子が印象的で。

だから考えちゃ駄目だって!

何時か出会ったことのあるような気がするが名前も知らないし、自分とは関わりのない美人。いやいや、考えちゃダメだってと心の中で繰り返して、必死に明良の胸に顔を押しつけ明良の規則正しい心臓の音に耳を澄ます。足音なんて気のせい、何かが、そう例えばリビングのシーリングファンかなにかがたててる音がそう聞こえるだけ。それにここには明良がいるし

「ん…………は、……るぅ……。」

ドキンと微かな掠れ声に胸が高鳴って、抱き締められている腕がギュウッと更に抱き寄せてくるのに頬が熱くなる。
ちょっと待て、足音云々より、四人で寝ててこの体勢でいいんだろうか。
他の二人は宏太の知り合いで、晴も『茶樹』に通うから良二とは顔見知りだ。だが、顔見知りとはいえこんなイチャイチャな感じで寝ててよかったんだろうか……。そんなことを考え始めたら何でか強い眠気が襲ってきて、明良の暖かい腕の中で再び晴は深い眠りに落ちていたのだった。

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