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第二章起動!

第45話、それぞれの思惑、

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今回は僕は出ないよ、それが僕の正義であり彼女の行動には共感できる、まさかバレるとは思わなかったけど、いつか彼女が主人公のストーリーが来るまでサヨナラだね、

[ポルシャ兄様、大丈夫ですか?]

[ここはどこだ?刑務所ではないようだな、とはいえ宿でもなさそうだ]

あたりには綺麗なまるで王城のようだ、腕には魔力封じの鎖がはめられている、

[これはどういう状況だ、]

流石の兄上でもミロクリクスには勝てないよな、あれに勝てるのはダークヒーローで幹部なら勝てるだろう、ギリギリメンバーでも勝てるかどうかかなぁ、人間にしては強いな、

なぜ魔族があそこまで人間より強いのか、それは魔王の魔力を感じて生きているから、上が見えるのと見えないのでは成長速度が変わる、もし彼女が他国の魔剣士と積極的に試合したりしていれば人間の魔力平均はもっと高くなっていただろう、

[さてと、ポルシャ兄様どうしましょう?ビルトン兄様待ちですか、]

[どうだろうな、ビルトンじゃなくて父上が対応するかも知れない、]

[父上はいつも指示しかしないのに、今回はなぜ父上が出るというのですか、]

国王より王子の方がまだ自由度が高い、国王の行動は国の行動だが、王子ならそこまでではない、そんな国王が今回なぜ動くのか、

[お前は知らないのか、、、、、、今ダイヤモンド王国は戦争に突入した、]

[マジか!仮にダイヤモンド王国は魔王と協力関係なのに、なぜ?]

[エメラルド王国とルビー王国がダイヤモンド王国に宣戦布告、実質帝国が仕掛けているとビルトンたちは見ている、]

なるほど、ビルトンは帝国に交渉に行った、今のブランド王国にはポルシャ兄様と父上しかいなかったのか、

[それでなんで、今僕と兄上は捕まっているのですか?父上はミロクリクスと戦えと言ったのですか?]

グッド(ライト)が嫌味のように言った、もちろん父上はミロクリクスと戦ったらダメだとわかっていた、おそらく兄上が冷静にならなかったのは、、、僕のせいだな、

[うるさい!]

一言で話を終わらされた、彼の言葉には恥ずかしさが伝わってきた、まさか兄上が僕のために頭に血を上らせてまで冷静さを欠くなんて、
あー、前世の僕は愛されなかったけど、、、

[すいません、、、それで話を戻します、ダイヤモンド王国は大丈夫なんですか?]

一応レオンがいるし負けることはないだろう、しかしレオンも流石に人間たちを殺せば和解のは道が遠くなることを理解しているだろう、完全な泥沼だな、

まて!もしかして帝国はこのことを理解した上でエメラルド王国とルビー王国に宣戦布告させたのか?

帝国の狙いはなんだ?わざわざ協力国に戦争させることで何を企んでいるのだ?

単純に考えるなら和解阻止、他には第三次人魔大戦の開戦、しかしこれはないはずだ、今の人間が本気になって戦っても魔族には勝てない、絶対友好を選ぶはずだ、ましては帝国、そんな愚かなことをするとは思えない、

なら必然的に考えられるのは、第三国の謀略!おそらく帝国は利用された、それにまんまと引っかかったということか、

 帝国緊急会談
[帝国が指示したことでエメラルド王国とルビー王国はダイヤモンド王国に宣戦を布告した、これが間違いだと?]

ビルトンの口調が荒い、先程弟2人が剣帝に敗北し捕らえられたことを知らされたからだ、

[帝国がそんな指示をすると本気で思っているのか?]



帝国王、人類国家最強国、そんな国からの命令には絶対逆らえない、

[帝国は一切何も関係ない、だが、第三国が何か仕掛けてきたと考えるのが妥当だ、]

[第三国だと、]

[帝国でもすぐに戦争を終了させろと声明を出した、しかし一度始めたものはそう簡単に止まらない、]

戦争の準備には金がかかる、農民などを集めて訓練をさせる、それだけで莫大なお金がかかる、しかも戦争を無理やり集結させれば莫大な損失(無駄金)になる、

[いずれにしろ、我が帝国の失態だ、しかも貴公の国の近で戦争、我々にも責任がある、私に考えがあるのだが?]

  ピース王国、
[魔王からだ、来るのが難しいとのこと、ダイヤモンド王国との戦争に巻き込まれているようだ、]

[かの魔王が我々の考えている人格者ならこの戦争は泥沼化するだろう、なぜ人はこうも愚かなのか、]

[食料不足が続く世界には一筋の光が必要だ、]

[それが今回の魔王との会談の目的、平和の維持に必要不可欠なものは食料と水だ、]

[人間側には全人口が分け合うことができれば皆が食に困ることはないはずだが、]

[なぜ大国のバカどもは自覚しながら解決をしないのか]

[所詮帝国もブランド王国も国際連合を平和といい立ち上げたがそんなもの自国を守るための口実でしかない]

[所詮自国が一番好きなのだ、どこの国も、]

  第三国
[そろそろだな、我が国はダイヤモンド王国に対して同盟を申し入れ、ダイヤモンド王国を帝国のてから救う!]

[オーーーーーー]

活気に溢れんばかりの雄叫びを上げる、

見ていろよ、我が国こそ、我が国に民こそトップにふさわしいのだ!]

   グッド(ライト)
あれこれ考える中で、一つ不安があった、

[クロノス大丈夫かな?]

つい声に出してしまった、意識していたわけではない彼女には戻るように言ってある、だがしかし、あんなことがあったから少し気になっていた、

[お前のメイド?だったな、なんだ彼女と来ていたのか、]

兄上は僕が殺したことを絶対信じない、それは僕への信頼だろう、愛でもある、だからそのことについて聞いてこないのだろう、

流石に、事情は知っているはずだ、どう言い訳したものか、

[コン、コン、コン、コン]

足音が近づいてくる、

[もう出てもいいよ、あなたの行為は理解した、ありがとう、]

ミロクリクスが入ってきて、感謝の意を示してきた、

[?なんだ、]

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