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第2章 バスルームの遊戯

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浴室はゆったりとして広く、ふたりで入ってもまったく



問題のない大きさである。



菜々美はシャワーの前に腰掛け、長い髪を泡だらけにして



シャカシャカと楽しそうに洗う。



利彦は久しぶりに娘の身体を見て、やはりその成長を



感じないわけにはいかなかった。 



肩やお尻には女の子らしい柔らかな丸みが出てきており、



腰にもほんの少しだがくびれが表れ始めている。



胸はわずかながらもふっくらとして、まだ硬いつぼみのような



小さな乳首が見て取れた。



菜々美の成長を嬉しく思うと同時に、なんとなく目のやり場に



困るような、男親の心境である。



「……ねぇパパ、いま練習してるチアダンス、すっごくカッコイイんだよ! 



見せてあげようか?」
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