23 / 26
一ヶ月前も
1
しおりを挟む
「あ」
「あ」
それは全くの偶然だった。街中でアキと遭遇したのは。
「へぇー、ばぁちゃんの見舞い行ってきたんだ。」
「顔見せに行かないとね、寂しいし。」
カプチーノだったかカフェモカだったか。
あわあわした飲み物を飲みながら、アキはえらいねぇと笑った。
とりあえずお昼でも食べようかって話になって、近くにあったビルのカフェに移動した。
丁度ランチタイムだったからか。空いていたのは窓際のカウンター席だけだったので、迷わずそこに陣取った。
正面の窓の外には歩いているたくさんの人達。
2階のここからはよく見える。
ボクはアキの隣りでカフェラテをこくり。
乾いていた喉に、それはスッと流れていく。
カラカラ鳴る氷の音。今日の気温に冷たい飲み物は丁度いい。
ちょっと甘すぎる気もするけれど、まぁでもこの甘さにもだいぶ慣れて来た。
「アキは仕事の途中?営業だっけ。」
「そー。ちょーど今一件終わって昼取ろうとしてたとこ。タイミング良かったよ。」
ちらっと店の時計に視線をやりながら、アキはまた笑った。
高校生だった頃に比べ、アキの髪色は暗く、バチバチに増えていったピアスも一つ残らず外されている。
髪型だって、違う。服装も。
制服の時は着崩して着てたのに、きちっと首元まで、当たり前のようにボタンがしめられてる。
パリッとしたダークグーレーのスーツもネクタイも。可笑しくなるくらい、いまのアキには似合っていた。
「大人になったねぇ。」
思わずそんなことを呟いてしまい、アキはおっさんかよって、吹き出した。
(おっさん?)
それはちょっとどうなの?ボクたち同い年なのに。
ボクはちょっとご不満でズズーとわざと音を立ててカフェラテを啜ってから、
「気分はお父さんなんだけど。」
と、反論を試みてみる。が、もちろんアキはなんのその。
「おっさんだろ、結局。もうじき腹とか出てくんだよ。」
左手で、わざとらしくボクのお腹をぎゅーって摘んだ。相変わらず容赦ない。
「いたっ!ちょっ、出てないしこれからもでないからね!」
ボクは反論しながらアキの左手をぱしりとはたく。
ボクのお腹を摘んだアキの手が、一瞬震えたのに気づかないふりをして。
「そういや、この前のシマとの飲み、結構料理美味くてさぁ。アオも来てれば感動しただろうなぁって。」
注文していたチーズ増し増しカルボナーラを食べながら、不意にアキは話し出した。
「そうだったんだ、それは残念。」
お腹の空いてなかったボクは、追加で頼んだグァテマラを飲みながら本心で残念に思う。
「何料理だったんだっけ?」
食欲は、まだちょっと減退続行中だけど、それでも美味しいものに興味はある。
あまり、食べたいとは思わなくてもそれはそれ。
「鶏肉。いろんな産地のがあってさぁ、それ自体はどれがどれだかさっぱりなんだけど。照り焼きがシンプルに美味くって。皮とかパリパリで。」
「へぇ。」
鶏肉。甘酢で焼いても美味しいんだよね。最近食べてないけど。
唐揚げ、照り焼き、竜田揚げ。
カナはボクの作った鶏肉料理がお気に入りで、よくリクエストされたっけ。
(クリスマスには気合いいれて一羽丸ごとどーんってテーブルに出した時は喜んでくれたなぁ。)
子供みたいにあのおっきな目をキラキラさせて、スマホでたくさん写真も撮った。オーブンから出したばかりの熱々を食べたくて、早く食べよう!って催促したのに。カナは可愛いってにこにこして。ナイフとフォーク持って待ち構えてるボクごとまたたくさん写真撮るから。ボクもなんだか笑ってしまった。
上手な食べ方が2人ともわからなくて。とにかくフォークで刺しては引きちぎって。終いにはどっちがたくさん引きちぎれるか競ったりして。
お腹の底から、笑ったクリスマス。
その後のケーキだって、ホールで出したらやっぱり大喜び。
すごい!ホール!すごい!!って。カナのテンション上がりすぎて可笑しかったなぁ。
白くてふわふわのクリームと、赤と白の苺がいっぱい。切るのが勿体無い!って騒ぐから。お互いフォーク持って反対から食べ進めたりして。
ホールケーキだからこその贅沢な食べ方。
2人で食べ切った。白くて、苺たっぷりのショートケーキ。
『今年は白いクリームだったから、次はチョコレートたっぷりのケーキがいいな。』
『もう次の話してんの?』
真面目な顔してカナが言うから。
ボクは吹き出した。
大切な、記憶。
「3年の体育祭の時の、アレ。アレも美味かった。」
「え?」
記憶に、思考を持ってかれてた。
アキの声に一瞬で今に戻され、ボクは瞬きする。
平日のカフェ。賑わう店内と窓際のカウンター席。
隣り合わせに座ったアキとボク。
「アレ?」
ぱちぱち。瞬き繰り返すボクに気付かず、アキはパスタを食べながら言葉を続ける。
「アオの弁当に入ってたあの鶏肉、なんだっけ。すごい柔らかくて、白い。」
「えっと、蒸し鶏?」
「そうそれ!シンプルなのに美味しくてさ、争奪戦したよなぁ」
記憶を辿って、お弁当に詰めた白い鶏肉を思い出す。
あの頃はおばぁちゃんの食が細くなっていたから、唐揚げじゃなくて蒸し鶏にしたんだ。
はちみつの梅干しを入れたおむすびと、それから蒸し鶏。それをボクよりずっと小さなおばぁちゃん用のお弁当箱に詰めて、お昼に食べてねって渡して。
ボクにも同じ蒸し鶏とおむすび。あとはなんだったかなぁ?前の日の残りのおかずを取っておいて、適当に詰めた気がする。
メインは蒸し鶏。作りすぎたから沢山詰めた。
それをなんでだかみんなして食べたがって。
美味しい美味しいって。
もちろんカナが美味しいって、にこにこしながら1番食べて。
「男子高校生が群がるとは思わなかったなぁ。」
「だなぁ。」
その時の光景を甘い出して、2人でぷって笑った。
アキが真っ先に手を出して。
シマ君はしれっと便乗して箸で摘んで。
ミナミは、遠慮しつつもありがとうって。
放送担当だったカナはちょっと遅れて来たから、ボクのお弁当に群がったみんなに、自分の分は…って。見えない耳と尻尾、垂れ下げてしょんぼり。
ボクはカナ用に取っておいた蒸し鶏を、笑って『あーん。』って。
そしたらカナは、ボクに近づくため前屈みになり、反射で口を開けてくれたので。
そのおっきな口に箸で突っ込んだんだ。
びっくりして目を見開きながら、口だけもぐもぐ動かすカナ。
もぐもぐごくん。
飲み込んでからまた、今度はカナからあーんって口を開けるからボクはまた蒸し鶏を突っ込む。
そしてまたもぐもぐ。
ボクの隣に座りながら、もぐもぐ。
カナはどのパーツも大きかったけど、食べ方がすごく綺麗だった。
ものが口に入ってる時は何も喋らずひたすら口を動かして味わってる。
それで口の中がちゃんとなくなってから話すんだ。
『すごい美味しい!もっとちょーだい!!』
満開の笑顔で。
ボクはその笑顔が嬉しくて、また突っ込む。
自分のお弁当広げる前に、ボクの蒸し鶏食べてるカナがなんだか可笑しくって。
ボクも笑った。
『またあーんしてる…』
すぐ横でボクらを目撃していたシマ君の、ぼやいてる声がした。
『さっきはありがとう。』
とっておいた蒸し鶏は、お礼の気持ちだった。
「あ」
それは全くの偶然だった。街中でアキと遭遇したのは。
「へぇー、ばぁちゃんの見舞い行ってきたんだ。」
「顔見せに行かないとね、寂しいし。」
カプチーノだったかカフェモカだったか。
あわあわした飲み物を飲みながら、アキはえらいねぇと笑った。
とりあえずお昼でも食べようかって話になって、近くにあったビルのカフェに移動した。
丁度ランチタイムだったからか。空いていたのは窓際のカウンター席だけだったので、迷わずそこに陣取った。
正面の窓の外には歩いているたくさんの人達。
2階のここからはよく見える。
ボクはアキの隣りでカフェラテをこくり。
乾いていた喉に、それはスッと流れていく。
カラカラ鳴る氷の音。今日の気温に冷たい飲み物は丁度いい。
ちょっと甘すぎる気もするけれど、まぁでもこの甘さにもだいぶ慣れて来た。
「アキは仕事の途中?営業だっけ。」
「そー。ちょーど今一件終わって昼取ろうとしてたとこ。タイミング良かったよ。」
ちらっと店の時計に視線をやりながら、アキはまた笑った。
高校生だった頃に比べ、アキの髪色は暗く、バチバチに増えていったピアスも一つ残らず外されている。
髪型だって、違う。服装も。
制服の時は着崩して着てたのに、きちっと首元まで、当たり前のようにボタンがしめられてる。
パリッとしたダークグーレーのスーツもネクタイも。可笑しくなるくらい、いまのアキには似合っていた。
「大人になったねぇ。」
思わずそんなことを呟いてしまい、アキはおっさんかよって、吹き出した。
(おっさん?)
それはちょっとどうなの?ボクたち同い年なのに。
ボクはちょっとご不満でズズーとわざと音を立ててカフェラテを啜ってから、
「気分はお父さんなんだけど。」
と、反論を試みてみる。が、もちろんアキはなんのその。
「おっさんだろ、結局。もうじき腹とか出てくんだよ。」
左手で、わざとらしくボクのお腹をぎゅーって摘んだ。相変わらず容赦ない。
「いたっ!ちょっ、出てないしこれからもでないからね!」
ボクは反論しながらアキの左手をぱしりとはたく。
ボクのお腹を摘んだアキの手が、一瞬震えたのに気づかないふりをして。
「そういや、この前のシマとの飲み、結構料理美味くてさぁ。アオも来てれば感動しただろうなぁって。」
注文していたチーズ増し増しカルボナーラを食べながら、不意にアキは話し出した。
「そうだったんだ、それは残念。」
お腹の空いてなかったボクは、追加で頼んだグァテマラを飲みながら本心で残念に思う。
「何料理だったんだっけ?」
食欲は、まだちょっと減退続行中だけど、それでも美味しいものに興味はある。
あまり、食べたいとは思わなくてもそれはそれ。
「鶏肉。いろんな産地のがあってさぁ、それ自体はどれがどれだかさっぱりなんだけど。照り焼きがシンプルに美味くって。皮とかパリパリで。」
「へぇ。」
鶏肉。甘酢で焼いても美味しいんだよね。最近食べてないけど。
唐揚げ、照り焼き、竜田揚げ。
カナはボクの作った鶏肉料理がお気に入りで、よくリクエストされたっけ。
(クリスマスには気合いいれて一羽丸ごとどーんってテーブルに出した時は喜んでくれたなぁ。)
子供みたいにあのおっきな目をキラキラさせて、スマホでたくさん写真も撮った。オーブンから出したばかりの熱々を食べたくて、早く食べよう!って催促したのに。カナは可愛いってにこにこして。ナイフとフォーク持って待ち構えてるボクごとまたたくさん写真撮るから。ボクもなんだか笑ってしまった。
上手な食べ方が2人ともわからなくて。とにかくフォークで刺しては引きちぎって。終いにはどっちがたくさん引きちぎれるか競ったりして。
お腹の底から、笑ったクリスマス。
その後のケーキだって、ホールで出したらやっぱり大喜び。
すごい!ホール!すごい!!って。カナのテンション上がりすぎて可笑しかったなぁ。
白くてふわふわのクリームと、赤と白の苺がいっぱい。切るのが勿体無い!って騒ぐから。お互いフォーク持って反対から食べ進めたりして。
ホールケーキだからこその贅沢な食べ方。
2人で食べ切った。白くて、苺たっぷりのショートケーキ。
『今年は白いクリームだったから、次はチョコレートたっぷりのケーキがいいな。』
『もう次の話してんの?』
真面目な顔してカナが言うから。
ボクは吹き出した。
大切な、記憶。
「3年の体育祭の時の、アレ。アレも美味かった。」
「え?」
記憶に、思考を持ってかれてた。
アキの声に一瞬で今に戻され、ボクは瞬きする。
平日のカフェ。賑わう店内と窓際のカウンター席。
隣り合わせに座ったアキとボク。
「アレ?」
ぱちぱち。瞬き繰り返すボクに気付かず、アキはパスタを食べながら言葉を続ける。
「アオの弁当に入ってたあの鶏肉、なんだっけ。すごい柔らかくて、白い。」
「えっと、蒸し鶏?」
「そうそれ!シンプルなのに美味しくてさ、争奪戦したよなぁ」
記憶を辿って、お弁当に詰めた白い鶏肉を思い出す。
あの頃はおばぁちゃんの食が細くなっていたから、唐揚げじゃなくて蒸し鶏にしたんだ。
はちみつの梅干しを入れたおむすびと、それから蒸し鶏。それをボクよりずっと小さなおばぁちゃん用のお弁当箱に詰めて、お昼に食べてねって渡して。
ボクにも同じ蒸し鶏とおむすび。あとはなんだったかなぁ?前の日の残りのおかずを取っておいて、適当に詰めた気がする。
メインは蒸し鶏。作りすぎたから沢山詰めた。
それをなんでだかみんなして食べたがって。
美味しい美味しいって。
もちろんカナが美味しいって、にこにこしながら1番食べて。
「男子高校生が群がるとは思わなかったなぁ。」
「だなぁ。」
その時の光景を甘い出して、2人でぷって笑った。
アキが真っ先に手を出して。
シマ君はしれっと便乗して箸で摘んで。
ミナミは、遠慮しつつもありがとうって。
放送担当だったカナはちょっと遅れて来たから、ボクのお弁当に群がったみんなに、自分の分は…って。見えない耳と尻尾、垂れ下げてしょんぼり。
ボクはカナ用に取っておいた蒸し鶏を、笑って『あーん。』って。
そしたらカナは、ボクに近づくため前屈みになり、反射で口を開けてくれたので。
そのおっきな口に箸で突っ込んだんだ。
びっくりして目を見開きながら、口だけもぐもぐ動かすカナ。
もぐもぐごくん。
飲み込んでからまた、今度はカナからあーんって口を開けるからボクはまた蒸し鶏を突っ込む。
そしてまたもぐもぐ。
ボクの隣に座りながら、もぐもぐ。
カナはどのパーツも大きかったけど、食べ方がすごく綺麗だった。
ものが口に入ってる時は何も喋らずひたすら口を動かして味わってる。
それで口の中がちゃんとなくなってから話すんだ。
『すごい美味しい!もっとちょーだい!!』
満開の笑顔で。
ボクはその笑顔が嬉しくて、また突っ込む。
自分のお弁当広げる前に、ボクの蒸し鶏食べてるカナがなんだか可笑しくって。
ボクも笑った。
『またあーんしてる…』
すぐ横でボクらを目撃していたシマ君の、ぼやいてる声がした。
『さっきはありがとう。』
とっておいた蒸し鶏は、お礼の気持ちだった。
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
君の名前を教えて
夜瑠
BL
彼は師匠で従者で恋人で。
彼は弟子で主人で恋人で。
不器用な従者と不器用な王子の歪な愛の物語。
───どうか私のいない世界で幸せにならないで。
⚠️死ネタ、胸糞注意
「牢獄の王族」と同じ世界の話。
僕がサポーターになった理由
弥生 桜香
BL
この世界には能力というものが存在する
生きている人全員に何らかの力がある
「光」「闇」「火」「水」「地」「木」「風」「雷」「氷」などの能力(ちから)
でも、そんな能力にあふれる世界なのに僕ーー空野紫織(そらの しおり)は無属性だった
だけど、僕には支えがあった
そして、その支えによって、僕は彼を支えるサポーターを目指す
僕は弱い
弱いからこそ、ある力だけを駆使して僕は彼を支えたい
だから、頑張ろうと思う……
って、えっ?何でこんな事になる訳????
ちょっと、どういう事っ!
嘘だろうっ!
幕開けは高校生入学か幼き頃か
それとも前世か
僕自身も知らない、思いもよらない物語が始まった
無縁坂
かかし
BL
夜中に唐突に目が覚めて唐突に思いついたので下書き無しでババっと書いた、とある大好きな曲ネタ
浮気美形α×平凡健気Ω
……の、息子視点
この設定ならオメガバースじゃなくてイイじゃんって思ったんですが、思いついたなら仕方ない
寝惚けてたってことで、一つ
※10/15 完全な蛇足追加
初恋はおしまい
佐治尚実
BL
高校生の朝好にとって卒業までの二年間は奇跡に満ちていた。クラスで目立たず、一人の時間を大事にする日々。そんな朝好に、クラスの頂点に君臨する修司の視線が絡んでくるのが不思議でならなかった。人気者の彼の一方的で執拗な気配に朝好の気持ちは高ぶり、ついには卒業式の日に修司を呼び止める所までいく。それも修司に無神経な言葉をぶつけられてショックを受ける。彼への思いを知った朝好は成人式で修司との再会を望んだ。
高校時代の初恋をこじらせた二人が、成人式で再会する話です。珍しく攻めがツンツンしています。
※以前投稿した『初恋はおしまい』を大幅に加筆修正して再投稿しました。現在非公開の『初恋はおしまい』にお気に入りや♡をくださりありがとうございました!こちらを読んでいただけると幸いです。
今作は個人サイト、各投稿サイトにて掲載しています。
さよならルーレット
夏目とろ
BL
高校の英語教師の木田は妻の死を機に仕事を辞め、実家の喫茶店兼BARを父親から任され、BARのマスターとして働きながら一人娘を育てている。そんなある日、中学時代からの友人の村田から中学時代の留学生の墓参りをすすめられ、娘を連れてイギリスはロンドンへと飛び立つが……。
(英国留学生×主人公)
※死ネタを含む少し切ないお話ですが、少しだけファンタジー要素を含む心暖まるお話になるかと。2010年に同名サイトの読み切り小説として書き下ろした完結作品で、複数の投稿サイトへ投稿しています。
『夏目とろ』は当時のペンネームとは違いますが、盗作等ではないのでお読みくださったことがある方はご注意を。
ひとりぼっちの180日
あこ
BL
付き合いだしたのは高校の時。
何かと不便な場所にあった、全寮制男子高校時代だ。
篠原茜は、その学園の想像を遥かに超えた風習に驚いたものの、順調な滑り出しで学園生活を始めた。
二年目からは学園生活を楽しみ始め、その矢先、田村ツトムから猛アピールを受け始める。
いつの間にか絆されて、二年次夏休みを前に二人は付き合い始めた。
▷ よくある?王道全寮制男子校を卒業したキャラクターばっかり。
▷ 綺麗系な受けは学園時代保健室の天使なんて言われてた。
▷ 攻めはスポーツマン。
▶︎ タグがネタバレ状態かもしれません。
▶︎ 作品や章タイトルの頭に『★』があるものは、個人サイトでリクエストしていただいたものです。こちらではリクエスト内容やお礼などの後書きを省略させていただいています。
くまさんのマッサージ♡
はやしかわともえ
BL
ほのぼの日常。ちょっとえっちめ。
2024.03.06
閲覧、お気に入りありがとうございます。
m(_ _)m
もう一本書く予定です。時間が掛かりそうなのでお気に入りして頂けると便利かと思います。よろしくお願い致します。
2024.03.10
完結しました!読んで頂きありがとうございます。m(_ _)m
今月25日(3/25)のピクトスクエア様のwebイベントにてこの作品のスピンオフを頒布致します。詳細はまたお知らせ致します。
2024.03.19
https://pictsquare.net/skaojqhx7lcbwqxp8i5ul7eqkorx4foy
イベントページになります。
25日0時より開始です!
※補足
サークルスペースが確定いたしました。
一次創作2: え5
にて出展させていただいてます!
2024.10.28
11/1から開催されるwebイベントにて、新作スピンオフを書いています。改めてお知らせいたします。
2024.11.01
https://pictsquare.net/4g1gw20b5ptpi85w5fmm3rsw729ifyn2
本日22時より、イベントが開催されます。
よろしければ遊びに来てください。
台風の目はどこだ
あこ
BL
とある学園で生徒会会長を務める本多政輝は、数年に一度起きる原因不明の体調不良により入院をする事に。
政輝の恋人が入院先に居座るのもいつものこと。
そんな入院生活中、二人がいない学園では嵐が吹き荒れていた。
✔︎ いわゆる全寮制王道学園が舞台
✔︎ 私の見果てぬ夢である『王道脇』を書こうとしたら、こうなりました(2019/05/11に書きました)
✔︎ 風紀委員会委員長×生徒会会長様
✔︎ 恋人がいないと充電切れする委員長様
✔︎ 時々原因不明の体調不良で入院する会長様
✔︎ 会長様を見守るオカン気味な副会長様
✔︎ アンチくんや他の役員はかけらほども出てきません。
✔︎ ギャクになるといいなと思って書きました(目標にしましたが、叶いませんでした)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる