雑学・豆知識・話のネタ「一つ賢くなった」(面白い・誰かに話したい・盛り上がる話題作り…)

リンゴの皮がテカテカなのはオイルではない

小さい頃、祖母から「リンゴは皮ごと食べれるけども、オイルが塗られているから食べる前にしっかり洗わないといけない。」と教わりました。

確かに、スーパーで買うリンゴは皮にテカテカと光沢があり、指で触るとベタベタするのでオイルが塗られているという話に何の違和感もありません。

祖母の教えを守り、リンゴを食べるときは汚れたフライパンを洗うかの如くゴシゴシ念入りに洗ってきました。

しかし、よく考えてると、何の理由があってリンゴにオイルが塗られているのか理解できません。

疑問に思い調べてみると、また一つ賢くなりました。

なんと、リンゴのベタベタはオイルではなく、自然に溢れ出た天然のワックスだそうです。

油上がり（あぶらあがり）と言われる現象で、リンゴが熟す事によりリノール酸やオレイン酸などの脂肪酸が皮に含まれるロウ物質を溶かし、表面がツルツルのピカピカのベタベタになるそうです。

さらにリンゴのテカテカは、十分に熟した食べ頃のサインでもあるとの事。

もちろん、リンゴの成分ですのでゴシゴシ洗ってピカピカを落とす必要もなかった…

これまでの人生でリンゴ洗いに費やしてきた時間は無駄だったようです。

この事実、アライグマさんにも是非教えてあげたいですね。