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第3章 ゼンパンの素質とプレミアムガチャスキル
第127話 オーディールダンジョンの激レアドロップ
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「ラッキーのそのドロップ確率本当にすごいね。」
「ああ。どういう訳かレアドロップしか出なくなったからな。前はちゃんと通常ドロップも出てたんだけどな。」
「そうなの?でもレアドロップの方が価値も高いし、今の方がいいじゃん。」
「それシルフィーにも言われたな。」
「ラッキー様のその力があれば希少なアイテムが取り放題ですからね。それに今は1割以上の確率でレアドロップを手に入れてますよね。」
(多分の運の数値が1,000を超えたからドロップ確率も上がってるんだろうな。このまま運の数値が上がり続けたら確定レアドロップになるだろうけど、そうなったら色々やばそうだな。タルトとマフィンには改めて口止めしておこう。王様やセレス王女に知られたら監禁とかもあり得る話だもんな。)
「そうだな。でもタルト、マフィン。俺達の事は秘密で頼むぞ?ばれたら色々めんどそうだし。」
「うん。任せて。陛下にも王女様にも言わないから。こんな事知られたらきっと奴隷にされて良いように使われるだろうしね。」
「やっぱりか?」
「多分ね。」
(だよな~。ここはタルトとマフィンを信じるしかないな。後は、目を付けられてもどうにかできるぐらい俺自身が早く強くなることだな。最近モンスターガチャスキル使ってなかったけど、オーディールでは何度か使えそうだしな。そろそろ新しい素質も手に入れたいしな。)
「タルト、マフィン。4階層から下は魔物とドロップはどんな感じなんだ?」
「そうだね。僕達なら4階層からの魔物も今までのように楽に倒せるけど、スライム達よりはもちろん強いよ。だいたい4階層から10階層は食料と装備品の素材が手に入るって感じかな。」
「へ~。3階層とはまた違うんだな。」
「うん。低階層はうまい事、僕達の生活に必要なモノがドロップするようになってるみたいだよ。」
それから、3階層で見事50個の赤豆をドロップさせたラッキー達は、4階層へと進んでいった。道中少し休憩をして、4階層から出る魔物とドロップ情報を共有した。
4階層…ホワイトカウ:ドロップはミルク、レアドロップは牛肉ブロック
5階層…キラーバード:ドロップは卵、レアドロップは鶏肉ブロック
6階層…レッドツリー:ドロップはりんご、レアドロップはレッドツリー
7階層…レッドクラブ:ドロップはカニ身、レアドロップはレッドクラブのハサミ
8階層…はぐれゴブリン:ドロップは鉄の剣、レアドロップは鋼の剣
9階層…レイス:ドロップはレイスローブ、レアドロップは火の杖
10階層…リトルドラゴン(ボス):ドロップは小竜の鱗、レアドロップは小竜の牙
だった。
『ラッキー。俺は牛肉ブロックが気になるんだぞ。4階層でホワイトカウをいっぱい狩るんだぞ。』
「リルは牛肉がほしいんだって。」
「リルちゃんなら当然ね。ラッキー様?じゃあ4階層で時間を取りますか?」
「そうだな。時間はまだあるから4階層でいくつか牛肉ブロックを集めてもいいかもな。シルフィーやマリアは行きたい階層はあるか?一応今日は10階層のボスを倒して一泊しようと思ってるからそこまでは行きたいけど。」
(俺の場合は魔物さえ倒せればモンスターガチャスキルはたまって行くから階層はどこでもいいんだよな。しいて言えばこの辺の魔物は強くないから数が多い所って感じか。)
「私は9階層のレイスね。レアドロップの火の杖が気になるわ。私は今の所、風と土の魔法しか使えないから火の杖で火魔法が使えたら覚える事ができそうだしね。」
「私は特にありません。ラッキー様とシルフィーとリルちゃんの行きたい階層で大丈夫です。」
「タルトとマフィンはどうだ?」
「僕達もどこでも構わないよ。この階層の魔物はEランクの時に散々倒したからね。」
「ならそうだな。俺は魔物が多かったらどの階層でもいいから、4階層でリル用の牛肉を手に入れて、魔物の数を見ながら下に降りて行って9階層のレイスで時間ぎりぎりまで魔物を倒して、10階層のボスを倒して今日は終わりにしようか。5人いるからできれば今日中に200体ぐらいは狩りたい所だな。」
「うん。僕達はそれで問題ないよ。」
「そうね。私も問題ないわ。それとタルト、マフィン。オーディールって激レアドロップとかはないの?」
「もちろんあるよ。だけど・・・」
「どうしたの?」
「出た所を見た事も聞いた事もないから本当にあるかはわからないんだ。」
「そうなの?」
「うん。オーディールの激レアドロップは龍の玉っていうのが出るって言われてるんだ。」
「龍の玉・・・なんかすごそうね。」
「もちろんだよ。使えばドラゴンを使役できるって噂だよ。」
(なるほど。誰もドラゴンなんて使役してないから出るかわからないって事か・・・。でも激レアドロップなんだよな?毎日毎日大勢の冒険者が魔物を倒してたら出ても良さそうなもんだけど・・・)
「俺達はアルカディアのアクアダンジョンで激レアドロップの英雄の種とステータスの種を何度か手に入れたんだけど、ここでは違うみたいだな。」
「あっ⁉でもステータスの種は時々ドロップするよ。特殊ドロップだね。」
「ん?特殊ドロップは帰還玉だけじゃないのか?」
「え~っと、ここでは帰還玉が通常特殊ドロップで、ステータスの種がレア特殊ドロップになってるよ。」
(なるほど。捉え方が違うんだな。まあどっちでも一緒か。それにしても龍の玉か・・・1カ月頑張れば手に入れはいるか?30階層とともに狙ってるみるのもいいな。)
まだ誰も手に入れた事のないオーディールダンジョンの激レアドロップの話を聞いてやる気を出すラッキーであった。
「ああ。どういう訳かレアドロップしか出なくなったからな。前はちゃんと通常ドロップも出てたんだけどな。」
「そうなの?でもレアドロップの方が価値も高いし、今の方がいいじゃん。」
「それシルフィーにも言われたな。」
「ラッキー様のその力があれば希少なアイテムが取り放題ですからね。それに今は1割以上の確率でレアドロップを手に入れてますよね。」
(多分の運の数値が1,000を超えたからドロップ確率も上がってるんだろうな。このまま運の数値が上がり続けたら確定レアドロップになるだろうけど、そうなったら色々やばそうだな。タルトとマフィンには改めて口止めしておこう。王様やセレス王女に知られたら監禁とかもあり得る話だもんな。)
「そうだな。でもタルト、マフィン。俺達の事は秘密で頼むぞ?ばれたら色々めんどそうだし。」
「うん。任せて。陛下にも王女様にも言わないから。こんな事知られたらきっと奴隷にされて良いように使われるだろうしね。」
「やっぱりか?」
「多分ね。」
(だよな~。ここはタルトとマフィンを信じるしかないな。後は、目を付けられてもどうにかできるぐらい俺自身が早く強くなることだな。最近モンスターガチャスキル使ってなかったけど、オーディールでは何度か使えそうだしな。そろそろ新しい素質も手に入れたいしな。)
「タルト、マフィン。4階層から下は魔物とドロップはどんな感じなんだ?」
「そうだね。僕達なら4階層からの魔物も今までのように楽に倒せるけど、スライム達よりはもちろん強いよ。だいたい4階層から10階層は食料と装備品の素材が手に入るって感じかな。」
「へ~。3階層とはまた違うんだな。」
「うん。低階層はうまい事、僕達の生活に必要なモノがドロップするようになってるみたいだよ。」
それから、3階層で見事50個の赤豆をドロップさせたラッキー達は、4階層へと進んでいった。道中少し休憩をして、4階層から出る魔物とドロップ情報を共有した。
4階層…ホワイトカウ:ドロップはミルク、レアドロップは牛肉ブロック
5階層…キラーバード:ドロップは卵、レアドロップは鶏肉ブロック
6階層…レッドツリー:ドロップはりんご、レアドロップはレッドツリー
7階層…レッドクラブ:ドロップはカニ身、レアドロップはレッドクラブのハサミ
8階層…はぐれゴブリン:ドロップは鉄の剣、レアドロップは鋼の剣
9階層…レイス:ドロップはレイスローブ、レアドロップは火の杖
10階層…リトルドラゴン(ボス):ドロップは小竜の鱗、レアドロップは小竜の牙
だった。
『ラッキー。俺は牛肉ブロックが気になるんだぞ。4階層でホワイトカウをいっぱい狩るんだぞ。』
「リルは牛肉がほしいんだって。」
「リルちゃんなら当然ね。ラッキー様?じゃあ4階層で時間を取りますか?」
「そうだな。時間はまだあるから4階層でいくつか牛肉ブロックを集めてもいいかもな。シルフィーやマリアは行きたい階層はあるか?一応今日は10階層のボスを倒して一泊しようと思ってるからそこまでは行きたいけど。」
(俺の場合は魔物さえ倒せればモンスターガチャスキルはたまって行くから階層はどこでもいいんだよな。しいて言えばこの辺の魔物は強くないから数が多い所って感じか。)
「私は9階層のレイスね。レアドロップの火の杖が気になるわ。私は今の所、風と土の魔法しか使えないから火の杖で火魔法が使えたら覚える事ができそうだしね。」
「私は特にありません。ラッキー様とシルフィーとリルちゃんの行きたい階層で大丈夫です。」
「タルトとマフィンはどうだ?」
「僕達もどこでも構わないよ。この階層の魔物はEランクの時に散々倒したからね。」
「ならそうだな。俺は魔物が多かったらどの階層でもいいから、4階層でリル用の牛肉を手に入れて、魔物の数を見ながら下に降りて行って9階層のレイスで時間ぎりぎりまで魔物を倒して、10階層のボスを倒して今日は終わりにしようか。5人いるからできれば今日中に200体ぐらいは狩りたい所だな。」
「うん。僕達はそれで問題ないよ。」
「そうね。私も問題ないわ。それとタルト、マフィン。オーディールって激レアドロップとかはないの?」
「もちろんあるよ。だけど・・・」
「どうしたの?」
「出た所を見た事も聞いた事もないから本当にあるかはわからないんだ。」
「そうなの?」
「うん。オーディールの激レアドロップは龍の玉っていうのが出るって言われてるんだ。」
「龍の玉・・・なんかすごそうね。」
「もちろんだよ。使えばドラゴンを使役できるって噂だよ。」
(なるほど。誰もドラゴンなんて使役してないから出るかわからないって事か・・・。でも激レアドロップなんだよな?毎日毎日大勢の冒険者が魔物を倒してたら出ても良さそうなもんだけど・・・)
「俺達はアルカディアのアクアダンジョンで激レアドロップの英雄の種とステータスの種を何度か手に入れたんだけど、ここでは違うみたいだな。」
「あっ⁉でもステータスの種は時々ドロップするよ。特殊ドロップだね。」
「ん?特殊ドロップは帰還玉だけじゃないのか?」
「え~っと、ここでは帰還玉が通常特殊ドロップで、ステータスの種がレア特殊ドロップになってるよ。」
(なるほど。捉え方が違うんだな。まあどっちでも一緒か。それにしても龍の玉か・・・1カ月頑張れば手に入れはいるか?30階層とともに狙ってるみるのもいいな。)
まだ誰も手に入れた事のないオーディールダンジョンの激レアドロップの話を聞いてやる気を出すラッキーであった。
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