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第3章 ゼンパンの素質とプレミアムガチャスキル
第122話 王都ガイアと王への謁見
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呪いを掛けられたガイアの王妃アリファを救う為にさ、オーディールにある万能薬草を手に入れる必要がある。
「ここが王都ガイアです。」
(アルカディアと同じような感じだな。さすが王都って言うだけあって広いな。オーディールはここから近いのかな?霊峰って聞いてるけど、ここから見える山のどれかかな?)
「さすが王都。賑わってるね。」
「はい。海に囲まれてる島とは言え、ガイア国は結構広いですから島の中心にある王都は自然と色んな町から人が集まってくるんです。オーディールがあるから冒険者の大半は王都を拠点にしてますしね。」
「やっぱり未攻略だからオーディールは人気なのね。」
「それもありますが、ガイア国にはダンジョンがオーディールしかありません。鉱石などの資源に魔石。使えるドロップを入手できるオーディールは国の重要な施設となっています。オーディールがなければ国が成り立たなくなる。と言われる程です。」
「ダンジョンが一つしかないんですか?」
「ならオーディールには誰でも入れるの?」
「誰でも入れると言う訳ではありません。さすがに冒険者になったばかりのGランクでは入れませんよ。ですが、Fランク以上の冒険者なら入場可能です。」
(Fランクならダンジョンにいけるのか。それはすごいな。魔物の対策もできて帰還玉もあるなら安全だし、それを考えるとこの国の冒険者のレベルはけっこう高いだろうな。でもこれってけっこうな機密じゃないのか?俺達に言って大丈夫なんだろうか・・・)
「おっと。つい長々と話してしまいましたね。王への謁見は明日を予定していますので、今日は宿でゆっくり休んでください。」
(謁見は明日か・・・。王妃様の状況も気になるが、まずはオーディールにいるアークドラゴンにあって万能薬草の入手だな。そういえば、そもそも万能薬草で王妃様の呪いって解けるのか・・・今まで誰も入った事がないって事は使った事もないんだよな・・・まあオーディールに万能薬草があるって事が分かってるわけだし、効果とかも知ってるのかな?その辺は明日聞いて見ればいいか。)
宿へと着いたラッキー達は明日の謁見に備えて、疲れを癒した。そして・・・
「よくぞ遠路はるばるガイアまで来られた。歓迎するぞ。」
「ありがとうございます。こちら我が王より預かっております。まずはお納め下さい。」
「うむ。アルカディア王からの手紙確かに受け取った。後でゆっくり見させてもらおう。ガイアにはアルカディアに無いモノも多いだろう。是非楽しんで行ってくれ。」
「ありがとうございます。」
ガイア王との謁見が終わり、ラッキー達は王の執務室へと呼ばれ移動した。そこには、先ほどよりもリラックスした表情のガイア王とセレス王女がいた。
「いやいや先ほどはすまなかったね。謁見の場だとあまり下手な事を話せなくてね。まずはようこそガイアへ。そしてセレスが迷惑をかえて申し訳なかった。」
「いえ、俺達もガイア国には興味があったので、問題ありません。」
「そう言ってくれると助かるよ。」
「それで・・・王妃様は大丈夫なんですか?」
「今は安定しています。と言ってもいつ何があるかわかりません。定期的に回復魔法をかけていますが・・・」
(そうか・・・セレス王女も心配だろうな・・・こりゃ早く万能薬草をもらってこないとな。)
「そうですか・・・。なら早めにオーディールに行った方がいいですよね?そのあたりはどうなってるんですか?」
「ああ。きて早々なのだが、こちらの準備はできておる。道中ワイバーンなどの魔物が出るので護衛を付けるつもりだ。まあ結界内に入る事は極秘なので、少数精鋭にはなるだろうがな。明日には出発できるがどうだろうか?」
(明日か・・・まあ王様も早く王妃様を助けたいだろうし。それに、俺の事は極秘扱いしてくれてるみたいだし。万能薬草がほいほい手に入るってわかったら何されるかわからないもんな。そんな話が知れわたったらガイアに監禁されそうだし・・・その辺を配慮してくれてるんだろうな。)
「はい。大丈夫です。」
「すまんな。来たばかりで疲れてるとは思うがよろしく頼む。万能薬草が無事に手に入ったら望む報酬を用意しよう。」
「ラッキーさん。よろしくお願いします。」
(望む褒美か・・・。なんだろ?ゼンパンの素質の情報・・・はないだろうな。マジックバッグや装備品もとりあえずは間に合ってる。特に必要なモノはないか・・・オーディールダンジョンへの挑戦許可をもらうぐらいか・・・。あっおいしいパンがあれば紹介してもらおうかな。)
「わかりました。やれるだけやってみます。」
『明日行くんだなー。アークおばちゃんに会うの楽しみなんだぞー。いつもの肉食べたいんだぞー。ラッキー。最近魚ばっかりだし、今日は俺、肉を食べたいんだぞー』
「リルさんもよろしくお願いしますね。」
『ん?まかせるんだぞー。』
(あっ、多分セレス王女はリルがまかせろ。みたいに言ったと思ったんだろうな。まあ俺以外にはキャンキャンキャンキャンとしか聞こえないみたいだからしょうがないと言えばしょうがないか。いよいよ明日か・・・ドラゴン・・・本でしか見た事ないから楽しみだな。)
そうしてラッキー達は明日、万能薬草を取りに行く事を決めて、準備するのだった。
「ここが王都ガイアです。」
(アルカディアと同じような感じだな。さすが王都って言うだけあって広いな。オーディールはここから近いのかな?霊峰って聞いてるけど、ここから見える山のどれかかな?)
「さすが王都。賑わってるね。」
「はい。海に囲まれてる島とは言え、ガイア国は結構広いですから島の中心にある王都は自然と色んな町から人が集まってくるんです。オーディールがあるから冒険者の大半は王都を拠点にしてますしね。」
「やっぱり未攻略だからオーディールは人気なのね。」
「それもありますが、ガイア国にはダンジョンがオーディールしかありません。鉱石などの資源に魔石。使えるドロップを入手できるオーディールは国の重要な施設となっています。オーディールがなければ国が成り立たなくなる。と言われる程です。」
「ダンジョンが一つしかないんですか?」
「ならオーディールには誰でも入れるの?」
「誰でも入れると言う訳ではありません。さすがに冒険者になったばかりのGランクでは入れませんよ。ですが、Fランク以上の冒険者なら入場可能です。」
(Fランクならダンジョンにいけるのか。それはすごいな。魔物の対策もできて帰還玉もあるなら安全だし、それを考えるとこの国の冒険者のレベルはけっこう高いだろうな。でもこれってけっこうな機密じゃないのか?俺達に言って大丈夫なんだろうか・・・)
「おっと。つい長々と話してしまいましたね。王への謁見は明日を予定していますので、今日は宿でゆっくり休んでください。」
(謁見は明日か・・・。王妃様の状況も気になるが、まずはオーディールにいるアークドラゴンにあって万能薬草の入手だな。そういえば、そもそも万能薬草で王妃様の呪いって解けるのか・・・今まで誰も入った事がないって事は使った事もないんだよな・・・まあオーディールに万能薬草があるって事が分かってるわけだし、効果とかも知ってるのかな?その辺は明日聞いて見ればいいか。)
宿へと着いたラッキー達は明日の謁見に備えて、疲れを癒した。そして・・・
「よくぞ遠路はるばるガイアまで来られた。歓迎するぞ。」
「ありがとうございます。こちら我が王より預かっております。まずはお納め下さい。」
「うむ。アルカディア王からの手紙確かに受け取った。後でゆっくり見させてもらおう。ガイアにはアルカディアに無いモノも多いだろう。是非楽しんで行ってくれ。」
「ありがとうございます。」
ガイア王との謁見が終わり、ラッキー達は王の執務室へと呼ばれ移動した。そこには、先ほどよりもリラックスした表情のガイア王とセレス王女がいた。
「いやいや先ほどはすまなかったね。謁見の場だとあまり下手な事を話せなくてね。まずはようこそガイアへ。そしてセレスが迷惑をかえて申し訳なかった。」
「いえ、俺達もガイア国には興味があったので、問題ありません。」
「そう言ってくれると助かるよ。」
「それで・・・王妃様は大丈夫なんですか?」
「今は安定しています。と言ってもいつ何があるかわかりません。定期的に回復魔法をかけていますが・・・」
(そうか・・・セレス王女も心配だろうな・・・こりゃ早く万能薬草をもらってこないとな。)
「そうですか・・・。なら早めにオーディールに行った方がいいですよね?そのあたりはどうなってるんですか?」
「ああ。きて早々なのだが、こちらの準備はできておる。道中ワイバーンなどの魔物が出るので護衛を付けるつもりだ。まあ結界内に入る事は極秘なので、少数精鋭にはなるだろうがな。明日には出発できるがどうだろうか?」
(明日か・・・まあ王様も早く王妃様を助けたいだろうし。それに、俺の事は極秘扱いしてくれてるみたいだし。万能薬草がほいほい手に入るってわかったら何されるかわからないもんな。そんな話が知れわたったらガイアに監禁されそうだし・・・その辺を配慮してくれてるんだろうな。)
「はい。大丈夫です。」
「すまんな。来たばかりで疲れてるとは思うがよろしく頼む。万能薬草が無事に手に入ったら望む報酬を用意しよう。」
「ラッキーさん。よろしくお願いします。」
(望む褒美か・・・。なんだろ?ゼンパンの素質の情報・・・はないだろうな。マジックバッグや装備品もとりあえずは間に合ってる。特に必要なモノはないか・・・オーディールダンジョンへの挑戦許可をもらうぐらいか・・・。あっおいしいパンがあれば紹介してもらおうかな。)
「わかりました。やれるだけやってみます。」
『明日行くんだなー。アークおばちゃんに会うの楽しみなんだぞー。いつもの肉食べたいんだぞー。ラッキー。最近魚ばっかりだし、今日は俺、肉を食べたいんだぞー』
「リルさんもよろしくお願いしますね。」
『ん?まかせるんだぞー。』
(あっ、多分セレス王女はリルがまかせろ。みたいに言ったと思ったんだろうな。まあ俺以外にはキャンキャンキャンキャンとしか聞こえないみたいだからしょうがないと言えばしょうがないか。いよいよ明日か・・・ドラゴン・・・本でしか見た事ないから楽しみだな。)
そうしてラッキー達は明日、万能薬草を取りに行く事を決めて、準備するのだった。
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