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第十章 家族の時間
第310話 ユーナとの時間 4
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「二人っきりでコテージを使うのは初めてですね。」
「たしかにそうだね。帝国のダンジョンの時もセリーヌとナリアが一緒だったし。」
「それに、ユイが生まれてからは二人の時間もあまりとれなくなりましたから、今日は目いっぱい甘えますよ。昨日みたいに子供達もいませんからね。」
「ああ。もちろんだよ。その為に時間を作ったんだしね。」
「なら料理も一緒に作っていいですか?一緒に作って一緒に食べて、お風呂も一緒に入ってってしたいです。」
「よしわかった。なら一緒に作ろう。何かリクエストはある?と言っても何でも作れるわけじゃないけど。」
「ふふふ。一緒に作れるなら何でもいいですよ。こうやって一緒に料理するのもかなり久しぶりですから。」
そうしてクリフとユーナはイチャイチャしながら新婚のように一緒に料理を作り、作った料理を食べた。
料理を食べた後は当然、お風呂の時間だ。先にクリフがお風呂に向かい、後からユーナが入ってきた。
「あんまりジロジロ見ないでください。恥ずかしいです。」
「そんな事ない。綺麗だよ。」
(俺ってこんなキレイな奧さんがユーナ以外にもたくさんいるんだよな~。奧さんとゆっくりお風呂に入る・・・幸せだな。それにこの後だってハッスルするはずだ。あ~転生した時の目標が改めて叶ったんだなって思うよ・・・そうか、俺って異世界で夢を叶えたんだ。だから今ちょっと次に何をすれば良いかわからないくなってるんだな・・・次の目標か~・・・異世界に来た時はチートにハーレムって思ってたけど、その先なんか考えた事もなかったな。こうしてそれを思い出させてくれたユーナには感謝だな。)
ユーナは湯舟につかるクリフの元へそっと近づき、お湯に浸かる。
「今日はお疲れ様。」
「はい。少し緊張しましたが私はうまくクリフさんの指示通り動けてましたか?」
「もちろん。問題なかったよ。」
「ならよかったです。私はグランやナリア、サラサやライシャ達とは違ってあまり戦闘が得意ではありませんから。」
「得意、不得意がそれぞれあるからね。全員に強さを求めてる訳じゃないし、ユーナにはユーナの良い所があるじゃん。」
「そう言ってくれると嬉しいです。」
そうして、お互いの身体を洗って再び湯舟に使った。
「そういやユーナって夢とかってあるの?」
「夢・・・ですか?」
「うん。子供の時の夢とか、今の夢とか?」
「そうですね。子供の頃から聖女として生活してましたから物語のようにいつか素敵な勇者様が迎えに来てくれるだろうってずっと思ってました。それが本当に叶って、子供まで授かって・・・いう事無しですね。今はユリが生まれて、ユリが大きくなった時に少しでも生活がしやすいように教育現場をよりよくしていくのが目標ですね。多くの友達を作って毎日笑っていられるように。」
(ザ母親って感じだな。子供の未来の為に頑張る・・・か。ちゃんと目標を持ってるんだな。俺もそりゃユーナ達や子供達が笑っていられるようにしていきたいし、その為に行動してるけど・・・いざそれが目標かって言われると微妙だな・・・けっこう俺って自分勝手なヤツだったんだな。)
「そうだね。みんなが笑って過ごせる未来・・・素敵だね。」
「そういうクリフさんはどうなんですか?」
「俺?」
「はい。今回の二人の時間を作るって言ってたのもそうですけど、最近なんか昔のいつも元気だったクリフさんと違って元気がないような気がしましたから。」
「ユーナにはお見通しか・・・笑わないで聞いてくれる?」
「もちろんです。夫の愚痴を聞くのは妻の役目ですから。」
「はは。ありがとう。俺って子供の時は、チート、所謂誰にも負けない力を手に入れて、複数の女の子からモテたいってずっと思ってたんだ。その為にずっと努力してきたんだ。あの時は楽しかったよ。始めは女性と話しするだけでも緊張したし、うまくしゃべれなかった。だけど、努力し続ければ良い事が続いて気づいたらこんなに綺麗な人達と結婚できて子供も生まれて・・・俺ってこれからどうすればいいんだろう?って思ってね。」
「ふふふ。そんな事に悩んでたんですね。そんなの簡単ですよ。」
「えっ?」
「好きなように生きればいいんです。クリフさんがまだまだ奧さんを増やしたいならそうすればいいですし、何かしたい事があればすればいいと思います。私は、クリフさんが楽しんでる姿が好きです。もちろん奧さんが増えるのはちょっと心配にもなりますが、好き勝手行動してるクリフさんはとても素敵ですよ。」
「ユーナ・・・」
「心配しなくて大丈夫ですよ。実際サラサやライシャを連れてきたときも、大精霊達を連れてきたときも、みんな笑ってしょうがないな。って言ってたんですよ。なんだかんだ言ってみんなクリフさんの事を良く知ってますから。だから安心してください。もちろん変な事をしていたら全力で止めますが、クリフさんのしている事に怒ったりすることはあっても反対する事はありませんよ。」
(そっか・・・自分の好きに生きる・・・か。なんか俺愛されてるな~。嫁との時間が終わったら、やりたい事をまとめてやってみるか。なんかちょっとすっきりした。ユーナに言ってよかったな。)
その後、お風呂から出た二人は、一緒のベットで久しぶりにハッスルした。周りを気にする事がない状況だったので、激しくハッスルしたのだった。
「たしかにそうだね。帝国のダンジョンの時もセリーヌとナリアが一緒だったし。」
「それに、ユイが生まれてからは二人の時間もあまりとれなくなりましたから、今日は目いっぱい甘えますよ。昨日みたいに子供達もいませんからね。」
「ああ。もちろんだよ。その為に時間を作ったんだしね。」
「なら料理も一緒に作っていいですか?一緒に作って一緒に食べて、お風呂も一緒に入ってってしたいです。」
「よしわかった。なら一緒に作ろう。何かリクエストはある?と言っても何でも作れるわけじゃないけど。」
「ふふふ。一緒に作れるなら何でもいいですよ。こうやって一緒に料理するのもかなり久しぶりですから。」
そうしてクリフとユーナはイチャイチャしながら新婚のように一緒に料理を作り、作った料理を食べた。
料理を食べた後は当然、お風呂の時間だ。先にクリフがお風呂に向かい、後からユーナが入ってきた。
「あんまりジロジロ見ないでください。恥ずかしいです。」
「そんな事ない。綺麗だよ。」
(俺ってこんなキレイな奧さんがユーナ以外にもたくさんいるんだよな~。奧さんとゆっくりお風呂に入る・・・幸せだな。それにこの後だってハッスルするはずだ。あ~転生した時の目標が改めて叶ったんだなって思うよ・・・そうか、俺って異世界で夢を叶えたんだ。だから今ちょっと次に何をすれば良いかわからないくなってるんだな・・・次の目標か~・・・異世界に来た時はチートにハーレムって思ってたけど、その先なんか考えた事もなかったな。こうしてそれを思い出させてくれたユーナには感謝だな。)
ユーナは湯舟につかるクリフの元へそっと近づき、お湯に浸かる。
「今日はお疲れ様。」
「はい。少し緊張しましたが私はうまくクリフさんの指示通り動けてましたか?」
「もちろん。問題なかったよ。」
「ならよかったです。私はグランやナリア、サラサやライシャ達とは違ってあまり戦闘が得意ではありませんから。」
「得意、不得意がそれぞれあるからね。全員に強さを求めてる訳じゃないし、ユーナにはユーナの良い所があるじゃん。」
「そう言ってくれると嬉しいです。」
そうして、お互いの身体を洗って再び湯舟に使った。
「そういやユーナって夢とかってあるの?」
「夢・・・ですか?」
「うん。子供の時の夢とか、今の夢とか?」
「そうですね。子供の頃から聖女として生活してましたから物語のようにいつか素敵な勇者様が迎えに来てくれるだろうってずっと思ってました。それが本当に叶って、子供まで授かって・・・いう事無しですね。今はユリが生まれて、ユリが大きくなった時に少しでも生活がしやすいように教育現場をよりよくしていくのが目標ですね。多くの友達を作って毎日笑っていられるように。」
(ザ母親って感じだな。子供の未来の為に頑張る・・・か。ちゃんと目標を持ってるんだな。俺もそりゃユーナ達や子供達が笑っていられるようにしていきたいし、その為に行動してるけど・・・いざそれが目標かって言われると微妙だな・・・けっこう俺って自分勝手なヤツだったんだな。)
「そうだね。みんなが笑って過ごせる未来・・・素敵だね。」
「そういうクリフさんはどうなんですか?」
「俺?」
「はい。今回の二人の時間を作るって言ってたのもそうですけど、最近なんか昔のいつも元気だったクリフさんと違って元気がないような気がしましたから。」
「ユーナにはお見通しか・・・笑わないで聞いてくれる?」
「もちろんです。夫の愚痴を聞くのは妻の役目ですから。」
「はは。ありがとう。俺って子供の時は、チート、所謂誰にも負けない力を手に入れて、複数の女の子からモテたいってずっと思ってたんだ。その為にずっと努力してきたんだ。あの時は楽しかったよ。始めは女性と話しするだけでも緊張したし、うまくしゃべれなかった。だけど、努力し続ければ良い事が続いて気づいたらこんなに綺麗な人達と結婚できて子供も生まれて・・・俺ってこれからどうすればいいんだろう?って思ってね。」
「ふふふ。そんな事に悩んでたんですね。そんなの簡単ですよ。」
「えっ?」
「好きなように生きればいいんです。クリフさんがまだまだ奧さんを増やしたいならそうすればいいですし、何かしたい事があればすればいいと思います。私は、クリフさんが楽しんでる姿が好きです。もちろん奧さんが増えるのはちょっと心配にもなりますが、好き勝手行動してるクリフさんはとても素敵ですよ。」
「ユーナ・・・」
「心配しなくて大丈夫ですよ。実際サラサやライシャを連れてきたときも、大精霊達を連れてきたときも、みんな笑ってしょうがないな。って言ってたんですよ。なんだかんだ言ってみんなクリフさんの事を良く知ってますから。だから安心してください。もちろん変な事をしていたら全力で止めますが、クリフさんのしている事に怒ったりすることはあっても反対する事はありませんよ。」
(そっか・・・自分の好きに生きる・・・か。なんか俺愛されてるな~。嫁との時間が終わったら、やりたい事をまとめてやってみるか。なんかちょっとすっきりした。ユーナに言ってよかったな。)
その後、お風呂から出た二人は、一緒のベットで久しぶりにハッスルした。周りを気にする事がない状況だったので、激しくハッスルしたのだった。
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