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第8章 クリフ一家と領地改革!?
第237話 不思議なダンジョン地下1階
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「なるほど。こんな感じになるのか。」
遊戯神キューブの作った新しいダンジョン、『不思議なダンジョン』地下1階に移動したクリフは自分自身を見てそうつぶやいた。
「おっと、ぼーっとしてる暇はないな。とりあえず剣とライトアーマーを装備するか。袋とかないからアイテムボックスみたいな機能がついてるんだろうな。」
クリフはアイテムボックスからモノを取り出す要領で、持ってきていた鉄の剣とライトアーマーを取り出した。
「なるほど。メニュー画面があるんだな。中身はポーションが5個と弁当が3個か。鉄の剣とライトアーマーは装備してるから中身には含まれないのかな?とりあえずモンスターが来る前にステータスを確認しておくか。」
名前:クリフ・エターレイン
レベル:1
職業:商人
HP:10/10
MP:-
攻撃力:3/3(+10)
防御力:3(+10)
満腹度:100
現在階:1階
最深階:1階
お金:0ゴールド
(なるほどなるほど。本当にレベル1になってるな。レベルが上がればHPと攻撃力と防御力が増えるって感じか。で、+10って言うのが鉄の剣とライトアーマーの強さなんだろうな。これってメッチャ強い武器と防具持ってくれば楽々攻略できるんじゃ?強くてニューゲームちかチート武器ってけっこう常識だもんな。まあリアルじゃさすがにキューブ様もOKは出さないだろうけど・・・)
自分のステータスを確認したクリフは、自分のいる部屋を見渡した。
(入った部屋は認識できるようになってるんだな。マップ機能がついてるって感じだな。まあこの辺りはゲームでもあったし便利だな。とりあえずゆっくりと進むか。罠とかけっこうあったもんな。毒矢とかきたら攻撃力が下がるんだろうか?ライトアーマーで防御できたら防げるのか?まあその辺もやりながらだな。とりあえず地下1階でレベルを上げれるだけ上げて見るか。長居したらどうなるかも調べないといけないからな。)
部屋の四方には奥に続く通路が広がっていた。
「どれから行ってもどうせフルマッピングするし一緒だな。」
クリフは適当に通路を進んで行く。
「うまい具合に先が見えない様になってるんだな。それもそうか、モンスターハウスなんか通路から見えたら誰も入らないもんな。入った瞬間に気付くのがおもしろい所なんだし、この辺はキューブ様がうまく作ったんだろうな。」
クリフの予想通り、ダンジョンの内で先が見えないようにしたのはキューブの仕様だった。部屋に入った瞬間に部屋全体の広さや構造、モンスターがいるかどうかがわかり、入るまでは一切わからないように作ったのだ。
「おっ!出た出たスライムだ。まあ定番だな。レベル1でスライムと戦うなんてなんか懐かしいな。俺の場合は初戦闘はスモールラビットだったけど、レベル1ですでにチート能力だったからな。さてさて戦闘はどんな感じなのか」
部屋の隅にいる青色のスライムを見ていると、スライムはクリフに気付いたのか徐々に近づいてきた。
「やっぱりこの辺はリアルだよな。まあ普通に考えて、こっちが動かないとモンスターも動かないとかありえないもんな。って事はアイテムなんかも使う時間を考えないといけないって事だな。まあ逆に言えばモンスターの攻撃を受けずにこっちの攻撃ばっかりっていうのも可能だからその辺はリアルダンジョンって感じなんだろうな。」
クリフは向かってくるスライムに合わせて、剣を振り下ろした。クリフの剣はスライムを真っ二つにし、左右に分かれたスライムはそのまま消えて行った。
「おっお金が入ってる。10ゴールドか。てかお金ってこの世界と通貨が違うけどどうするんだ?多分ダンジョン内にお店があるんだろうけど、それ専用のお金って事かな?まあ何かレアアイテムが売ってるかもしれないし、お金は貯めて行かないとな。」
その後クリフは見つけるアイテムを拾い、出てくるモンスターを倒しまくった。
スライムにスコップを持ったモグラ、バッタになど、装備品で底上げしてるクリフにとって地下1階のモンスターはまるで相手にならなかった。
結果・・・
『地下1階のモンスターを狩りつくしました。地下1階にはもうモンスターは出てきません。先にお進みください。』
「なるほどなるほど。出てくるモンスターの数には制限があるんだな。まあそうだよな。そうしないとスライムでレベル99っていう猛者も現れるもんな。さすがにそのテンプレをするには時間が足りないけど、序盤で強くなって無双するってやっぱり基本だよね。」
地下1階のモンスターを倒しまくった事でクリフはレベルを4にまで上げていた。
「モンスターがもう出てこないなら、ここで手に入れたアイテムを確認しておくか。地下1階だからそれほど高価なモノはないだろうけど、効果は確認しておかないとな。」
そうしてクリフは、手に入れた草、剣、盾、パンを確認し、地下2階へと降りて行くのだった。
名前:クリフ・エターレイン
レベル:4
職業:商人
HP:40/40
MP:-
攻撃力:9/9(+10)
防御力:9(+10)
満腹度:25
現在階:1階
最深階:1階
お金:300ゴールド
遊戯神キューブの作った新しいダンジョン、『不思議なダンジョン』地下1階に移動したクリフは自分自身を見てそうつぶやいた。
「おっと、ぼーっとしてる暇はないな。とりあえず剣とライトアーマーを装備するか。袋とかないからアイテムボックスみたいな機能がついてるんだろうな。」
クリフはアイテムボックスからモノを取り出す要領で、持ってきていた鉄の剣とライトアーマーを取り出した。
「なるほど。メニュー画面があるんだな。中身はポーションが5個と弁当が3個か。鉄の剣とライトアーマーは装備してるから中身には含まれないのかな?とりあえずモンスターが来る前にステータスを確認しておくか。」
名前:クリフ・エターレイン
レベル:1
職業:商人
HP:10/10
MP:-
攻撃力:3/3(+10)
防御力:3(+10)
満腹度:100
現在階:1階
最深階:1階
お金:0ゴールド
(なるほどなるほど。本当にレベル1になってるな。レベルが上がればHPと攻撃力と防御力が増えるって感じか。で、+10って言うのが鉄の剣とライトアーマーの強さなんだろうな。これってメッチャ強い武器と防具持ってくれば楽々攻略できるんじゃ?強くてニューゲームちかチート武器ってけっこう常識だもんな。まあリアルじゃさすがにキューブ様もOKは出さないだろうけど・・・)
自分のステータスを確認したクリフは、自分のいる部屋を見渡した。
(入った部屋は認識できるようになってるんだな。マップ機能がついてるって感じだな。まあこの辺りはゲームでもあったし便利だな。とりあえずゆっくりと進むか。罠とかけっこうあったもんな。毒矢とかきたら攻撃力が下がるんだろうか?ライトアーマーで防御できたら防げるのか?まあその辺もやりながらだな。とりあえず地下1階でレベルを上げれるだけ上げて見るか。長居したらどうなるかも調べないといけないからな。)
部屋の四方には奥に続く通路が広がっていた。
「どれから行ってもどうせフルマッピングするし一緒だな。」
クリフは適当に通路を進んで行く。
「うまい具合に先が見えない様になってるんだな。それもそうか、モンスターハウスなんか通路から見えたら誰も入らないもんな。入った瞬間に気付くのがおもしろい所なんだし、この辺はキューブ様がうまく作ったんだろうな。」
クリフの予想通り、ダンジョンの内で先が見えないようにしたのはキューブの仕様だった。部屋に入った瞬間に部屋全体の広さや構造、モンスターがいるかどうかがわかり、入るまでは一切わからないように作ったのだ。
「おっ!出た出たスライムだ。まあ定番だな。レベル1でスライムと戦うなんてなんか懐かしいな。俺の場合は初戦闘はスモールラビットだったけど、レベル1ですでにチート能力だったからな。さてさて戦闘はどんな感じなのか」
部屋の隅にいる青色のスライムを見ていると、スライムはクリフに気付いたのか徐々に近づいてきた。
「やっぱりこの辺はリアルだよな。まあ普通に考えて、こっちが動かないとモンスターも動かないとかありえないもんな。って事はアイテムなんかも使う時間を考えないといけないって事だな。まあ逆に言えばモンスターの攻撃を受けずにこっちの攻撃ばっかりっていうのも可能だからその辺はリアルダンジョンって感じなんだろうな。」
クリフは向かってくるスライムに合わせて、剣を振り下ろした。クリフの剣はスライムを真っ二つにし、左右に分かれたスライムはそのまま消えて行った。
「おっお金が入ってる。10ゴールドか。てかお金ってこの世界と通貨が違うけどどうするんだ?多分ダンジョン内にお店があるんだろうけど、それ専用のお金って事かな?まあ何かレアアイテムが売ってるかもしれないし、お金は貯めて行かないとな。」
その後クリフは見つけるアイテムを拾い、出てくるモンスターを倒しまくった。
スライムにスコップを持ったモグラ、バッタになど、装備品で底上げしてるクリフにとって地下1階のモンスターはまるで相手にならなかった。
結果・・・
『地下1階のモンスターを狩りつくしました。地下1階にはもうモンスターは出てきません。先にお進みください。』
「なるほどなるほど。出てくるモンスターの数には制限があるんだな。まあそうだよな。そうしないとスライムでレベル99っていう猛者も現れるもんな。さすがにそのテンプレをするには時間が足りないけど、序盤で強くなって無双するってやっぱり基本だよね。」
地下1階のモンスターを倒しまくった事でクリフはレベルを4にまで上げていた。
「モンスターがもう出てこないなら、ここで手に入れたアイテムを確認しておくか。地下1階だからそれほど高価なモノはないだろうけど、効果は確認しておかないとな。」
そうしてクリフは、手に入れた草、剣、盾、パンを確認し、地下2階へと降りて行くのだった。
名前:クリフ・エターレイン
レベル:4
職業:商人
HP:40/40
MP:-
攻撃力:9/9(+10)
防御力:9(+10)
満腹度:25
現在階:1階
最深階:1階
お金:300ゴールド
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