33 / 283
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第120話 自分の修行は終わった!!次は・・・
しおりを挟む
グランの異世界空間での修行を終えてクリフは自宅に戻ってきていた。
「スイム!クイン!久しぶりだね。」
「久しぶり?マスター!!昨日もあったよ~。」
「クインも!!マスターとは毎日一緒にいるよ。」
「ちょっと別空間で1年間修業してきたんだよ。だからスイムとクインに会うのも僕からしたら一年ぶりなんだ。」
「「???」」
(まあわからないよね。僕ですらよくわかってないんだから・・・・。それにしてもあの空間はやばいな。スイムとクインの反応からすると、本当にこっちでは1日しか経ってないみたいだ。何度も使うと出られなくなるっていうのが原作の仕様だったけど・・・)
「グラン!あの空間って何度でも使えるの?」
「もちろんじゃ。我の魔力で作っておるからの。又修行したくなったらいつでも言ってくれてよいぞ。」
「いや・・・それは遠慮しておくよ。」
(あとは下界で大丈夫です・・・)
「それにしてもマスターは強くなったものじゃ。ステータスは確認したのか?」
「そういやまだ見てなかった。」
クリフは自分のステータスを確認した。
【名 前】 クリフ・ボールド
【年 齢】 14歳
【種 族】 人族ではないかもしれません(NEW!)
【身 分】 辺境伯家次男
【性 別】 男
【属 性】 全属性
【加 護】 創造神の加護・魔法神の加護・剣神の加護・武神の加護・
戦神の加護・愛情神の加護・スライム神の加護
【称 号】 (転生者)大魔導士・Sランク冒険者
大賢者の再来・Aランクダンジョン攻略者
王国の守護者・ドラゴンスレイヤー・スライム愛好家
セリーヌの婚約者・女たらし・ハーレム野郎・
真の勇者⁉・人類最強⁉・グランの弟子(NEW!)
【レベル】 300 → 800
【H P】 350,000 → 900,000
【M P】 900,000 → 2,000,000
【体 力】 99,999 → 400,000
【筋 力】 99,999 → 350,000
【敏 捷】 99,999 → 300,000
【知 力】 99,999 → 300,000
【魔 力】 299,999 → 1,000,000
【スキル】 鑑定・アイテムボックス・全魔法適正(隠蔽)全武器適正
無詠唱・身体強化・気配察知・消費MP軽減・戦闘補正S
状態異常無効・転移魔法・創造魔法・限界突破Ⅱ(NEW!)
全魔法LV10・全武器LV10・精神耐性LV10(NEW!)
「おー!!!レベルが800になってるよ。それに無事限界を突破してるよ。」
「そうじゃろ。マスターの努力の結果じゃ。」
「よかった~。ステータスも軒並み上がってるからこれで3大国交流戦も勇者との戦闘もだいじょ・・・・!!!ねえグラン!種族の所がおかしなことになってるんだけど???」
「どれどれ・・・ほぉー。マスターも人族を卒業したようじゃな。」
「卒業!?って人族じゃないかもしれません。って書かれてるんだけど・・・」
「そりゃあ、人族でそのステータスはありえんじゃろ。」
「そんな・・・」
(人じゃないって僕はなんなの?異世界テンプレなら半神とか新人類とか?でもまだ完全に人族じゃない。とは書かれてないから大丈夫なのかな・・・不安だ・・・)
「まあ安心するのじゃ。別に種族なんぞ生きていく上で重要ではないしのぉ。」
(他におかしい所はないか・・・限界突破はⅡにレベルアップしてるし、精神耐性はきっとスライムにボコボコにされたから取得したんだと思う。他にはおかしなところはないな。)
クリフは人族じゃなくなりかけている事に不安を覚えつつも、ひとまず目標を達成したので、次の行動に出る事にした。
「僕自身のレベルアップは無事できたから、後はクラスのみんなのレベルも上げようと思うんだ。グラン、スイム、クイン。力を貸してくれるかな?」
「もちろんじゃ。」
「マスターのお手伝いするー」
「クインも手伝うぞ。」
「ありがとう。」
「でマスターよ。クラスメンバーのレベルアップとは何をするのじゃ。同じように我の空間でレベルを上げるのか?」
「いやそれは遠慮しておくよ。クラスメンバーは限界突破云々じゃないからね。とりあえず20人いるから5人ずつ4パーティに分けようかと思ってるんだ。で僕、グラン、スイム、クインがそれぞれ付き添いでダンジョンを攻略しながらレベル上げしようかと思ってるよ。」
「ほ~ダンジョンか。久しぶりじゃな。」
「スイムも頑張る。」
「クインも。」
「王都周辺のAランクダンジョンとBランクダンジョンで1週間ぐらいかな。まだ先生に許可は取ってないけど、合宿みたいな感じで泊まり込みでいけたらいいなって思ってるんだ。」
「我とマスターがいるチームはAランクダンジョンでも大丈夫じゃな。スイムとクインはAランクダンジョンはちょっと危険ではないか?」
「そうだね。だからスイムとクインにはBランクダンジョンかCランクダンジョンに同行してもらおうと思ってるよ。ちょうどSクラスって『武』が得意な生徒10名と『文』が得意な生徒が10名いるからね。」
「なるほど。腕に覚えがある学生はAランクダンジョンでがっつりレベルを上げて、そうでない学生は身を守るぐらいの力を身に付ける感じじゃな。」
「その通り!!」
「よし。我はマスターに協力するぞ。おもしろくなりそうじゃな。」
クリフはSクラスでダンジョン合宿を行う為に計画を立てる事にしたのだった。
「スイム!クイン!久しぶりだね。」
「久しぶり?マスター!!昨日もあったよ~。」
「クインも!!マスターとは毎日一緒にいるよ。」
「ちょっと別空間で1年間修業してきたんだよ。だからスイムとクインに会うのも僕からしたら一年ぶりなんだ。」
「「???」」
(まあわからないよね。僕ですらよくわかってないんだから・・・・。それにしてもあの空間はやばいな。スイムとクインの反応からすると、本当にこっちでは1日しか経ってないみたいだ。何度も使うと出られなくなるっていうのが原作の仕様だったけど・・・)
「グラン!あの空間って何度でも使えるの?」
「もちろんじゃ。我の魔力で作っておるからの。又修行したくなったらいつでも言ってくれてよいぞ。」
「いや・・・それは遠慮しておくよ。」
(あとは下界で大丈夫です・・・)
「それにしてもマスターは強くなったものじゃ。ステータスは確認したのか?」
「そういやまだ見てなかった。」
クリフは自分のステータスを確認した。
【名 前】 クリフ・ボールド
【年 齢】 14歳
【種 族】 人族ではないかもしれません(NEW!)
【身 分】 辺境伯家次男
【性 別】 男
【属 性】 全属性
【加 護】 創造神の加護・魔法神の加護・剣神の加護・武神の加護・
戦神の加護・愛情神の加護・スライム神の加護
【称 号】 (転生者)大魔導士・Sランク冒険者
大賢者の再来・Aランクダンジョン攻略者
王国の守護者・ドラゴンスレイヤー・スライム愛好家
セリーヌの婚約者・女たらし・ハーレム野郎・
真の勇者⁉・人類最強⁉・グランの弟子(NEW!)
【レベル】 300 → 800
【H P】 350,000 → 900,000
【M P】 900,000 → 2,000,000
【体 力】 99,999 → 400,000
【筋 力】 99,999 → 350,000
【敏 捷】 99,999 → 300,000
【知 力】 99,999 → 300,000
【魔 力】 299,999 → 1,000,000
【スキル】 鑑定・アイテムボックス・全魔法適正(隠蔽)全武器適正
無詠唱・身体強化・気配察知・消費MP軽減・戦闘補正S
状態異常無効・転移魔法・創造魔法・限界突破Ⅱ(NEW!)
全魔法LV10・全武器LV10・精神耐性LV10(NEW!)
「おー!!!レベルが800になってるよ。それに無事限界を突破してるよ。」
「そうじゃろ。マスターの努力の結果じゃ。」
「よかった~。ステータスも軒並み上がってるからこれで3大国交流戦も勇者との戦闘もだいじょ・・・・!!!ねえグラン!種族の所がおかしなことになってるんだけど???」
「どれどれ・・・ほぉー。マスターも人族を卒業したようじゃな。」
「卒業!?って人族じゃないかもしれません。って書かれてるんだけど・・・」
「そりゃあ、人族でそのステータスはありえんじゃろ。」
「そんな・・・」
(人じゃないって僕はなんなの?異世界テンプレなら半神とか新人類とか?でもまだ完全に人族じゃない。とは書かれてないから大丈夫なのかな・・・不安だ・・・)
「まあ安心するのじゃ。別に種族なんぞ生きていく上で重要ではないしのぉ。」
(他におかしい所はないか・・・限界突破はⅡにレベルアップしてるし、精神耐性はきっとスライムにボコボコにされたから取得したんだと思う。他にはおかしなところはないな。)
クリフは人族じゃなくなりかけている事に不安を覚えつつも、ひとまず目標を達成したので、次の行動に出る事にした。
「僕自身のレベルアップは無事できたから、後はクラスのみんなのレベルも上げようと思うんだ。グラン、スイム、クイン。力を貸してくれるかな?」
「もちろんじゃ。」
「マスターのお手伝いするー」
「クインも手伝うぞ。」
「ありがとう。」
「でマスターよ。クラスメンバーのレベルアップとは何をするのじゃ。同じように我の空間でレベルを上げるのか?」
「いやそれは遠慮しておくよ。クラスメンバーは限界突破云々じゃないからね。とりあえず20人いるから5人ずつ4パーティに分けようかと思ってるんだ。で僕、グラン、スイム、クインがそれぞれ付き添いでダンジョンを攻略しながらレベル上げしようかと思ってるよ。」
「ほ~ダンジョンか。久しぶりじゃな。」
「スイムも頑張る。」
「クインも。」
「王都周辺のAランクダンジョンとBランクダンジョンで1週間ぐらいかな。まだ先生に許可は取ってないけど、合宿みたいな感じで泊まり込みでいけたらいいなって思ってるんだ。」
「我とマスターがいるチームはAランクダンジョンでも大丈夫じゃな。スイムとクインはAランクダンジョンはちょっと危険ではないか?」
「そうだね。だからスイムとクインにはBランクダンジョンかCランクダンジョンに同行してもらおうと思ってるよ。ちょうどSクラスって『武』が得意な生徒10名と『文』が得意な生徒が10名いるからね。」
「なるほど。腕に覚えがある学生はAランクダンジョンでがっつりレベルを上げて、そうでない学生は身を守るぐらいの力を身に付ける感じじゃな。」
「その通り!!」
「よし。我はマスターに協力するぞ。おもしろくなりそうじゃな。」
クリフはSクラスでダンジョン合宿を行う為に計画を立てる事にしたのだった。
146
お気に入りに追加
4,427
あなたにおすすめの小説
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
婚約破棄されたので暗殺される前に国を出ます。
なつめ猫
ファンタジー
公爵家令嬢のアリーシャは、我儘で傲慢な妹のアンネに婚約者であるカイル王太子を寝取られ学院卒業パーティの席で婚約破棄されてしまう。
そして失意の内に王都を去ったアリーシャは行方不明になってしまう。
そんなアリーシャをラッセル王国は、総力を挙げて捜索するが何の成果も得られずに頓挫してしまうのであった。
彼女――、アリーシャには王国の重鎮しか知らない才能があった。
それは、世界でも稀な大魔導士と、世界で唯一の聖女としての力が備わっていた事であった。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
召喚されたけど要らないと言われたので旅に出ます。探さないでください。
udonlevel2
ファンタジー
修学旅行中に異世界召喚された教師、中園アツシと中園の生徒の姫島カナエと他3名の生徒達。
他の三人には国が欲しがる力があったようだが、中園と姫島のスキルは文字化けして読めなかった。
その為、城を追い出されるように金貨一人50枚を渡され外の世界に放り出されてしまう。
教え子であるカナエを守りながら異世界を生き抜かねばならないが、まずは見た目をこの世界の物に替えて二人は慎重に話し合いをし、冒険者を雇うか、奴隷を買うか悩む。
まずはこの世界を知らねばならないとして、奴隷市場に行き、明日殺処分だった虎獣人のシュウと、妹のナノを購入。
シュウとナノを購入した二人は、国を出て別の国へと移動する事となる。
★他サイトにも連載中です(カクヨム・なろう・ピクシブ)
中国でコピーされていたので自衛です。
「天安門事件」
攫われた転生王子は下町でスローライフを満喫中!?
伽羅
ファンタジー
転生したのに、どうやら捨てられたらしい。しかも気がついたら籠に入れられ川に流されている。
このままじゃ死んじゃう!っと思ったら運良く拾われて下町でスローライフを満喫中。
自分が王子と知らないまま、色々ともの作りをしながら新しい人生を楽しく生きている…。
そんな主人公や王宮を取り巻く不穏な空気とは…。
このまま下町でスローライフを送れるのか?
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。