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第三章 アルプス王国のお姫様
第126話 深緑の森での学校実習
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「今日はよろしくね。」
「ああ。まかせておけ。といっても基本はジェーン達が魔物を倒すんだろ?」
「ええ。でないと実習にならないもの。もちろん危なくなったら手伝ってほしいけど、基本的には何もしなくて良いと思うわ。」
「それで金貨100枚とは破格だな。」
「ここには貴族の令息、令嬢が多くいるからね。保険はしておかないと。なにかあってからじゃ遅いモノ。」
「そういうものか。まあみんなが寝る時にはしっかり起きて護衛するから安心してくれ。」
カイン達は、学校の実習先である深緑の森へと来ていた。広大な森の中に学校の生徒約100名程が参加していた。それに対して先生と思われる方達が20名、護衛の数も5人パーティに対して2人~4人の護衛が付いていた。かなりの大所帯だった。
「かなり参加者が多いんだな。学校の生徒ってみんな戦闘ができるのか?」
「帝国はそういうのを重視してる国みたいよ。もちろん向き不向きはあると思うけど、基本的に成績上位者と下位者をバランスよく組んでる感じね。」
「へぇ~。そうなんだな。ちなみにジェーンの成績はどれぐらいなんだ?」
「私は真ん中ぐらいね。ちなみにメアリーは上位にいるわ。」
「さすがメアリーだな。ジェーンの身の回りの世話から勉強までできるのか。」
「当然の事ですよ。」
「じゃあ私達のチームを紹介するわね。」
ジェーンがチームメンバーにカイン達を紹介した。ジェーンのチームメンバーは、皇女のアリーナ、ジェーン、メアリー、ポップと、メイスの5名だ。ポップとメイスは平民の男の子だった。
「よろしくお願いするにゃ。アタシはラックにゃ。Bランクの冒険者にゃ。しっかり護衛するから安心して実習を受けるといいにゃ。」
「僕はスライムのスズっす。カイン様の従魔っす。お役に立てるかはわかりませんが、精一杯護衛させてもらうっす。」
「カインです。ラックと同じBランクの冒険者です。3日間よろしくお願いします。」
そうして、実習が始まった。実習は5人のメンバーで、森の中で2泊3日を過ごすというモノだ。食料や夜営に必要なモノは、各パーティにマジックバッグが渡されている。普通の冒険者であれば重たい荷物を持ったりしながらの行動になる所だが、さすが学生の実習である。20個ものマジックバッグをそれぞれに貸し出すとはかなりの太っ腹だ。
日中は、周りに気を使いながらの行動だ。カインとラックはしゃべりながらでも周りの警戒ができるが、学生達はそういう訳にはいかない。気を張りながら森の探索を行っていた。出てくる魔物はゴブリンにホーンボアに、キラースパイダーなどだが、ジェーン達は今日の実習を迎えるにあたり、しっかり作戦をたてていたようで、魔物が現れてもしっかりと対処できていた。
「そろそろ休憩にしようか。」
「そうね。」
カインが休憩を促し、アリーナが同意した。
(俺やラックと違って、常に周りを警戒しないといけないのは、気力と体力を使うからな。こまめに休憩を入れておかないと、不意を突かれたり、魔物を見つけた時にベストなパフォーマンスができないもんな。まあその分魔物を狩る時間が少なくなるから、チーム成績に影響するかもしれないけど、ここは急がば回れだよな。)
カインは、マジックバッグから鍋と人数分のコップを取り出す。鍋に水魔法で水を入れて、火魔法でお湯を沸かして行く。ちなみにカインがアイテムボックスのスキルを持っている事を秘密にするため、今回の実習では、アイテムボックスを使わず、使いそうなモノは全てマジックバッグに入れて持ってきていた。
沸かしたお湯でお茶を入れてそれぞれに渡して行く。
「ありがとう。」
「アリーナ様。僕達けっこう小まめに休憩してますが大丈夫ですか?」
朝から実習が始まり、すでに夕方近くになっているが、今回の休憩は昼休憩を合わせて5度目だ。
「もちろんよ。皆初めての実習で気づいてないかもしれないけど、疲れがたまってるはずよ。まだ初日だし焦る必要はないわ。それに魔物も順調に狩れてるわ。チーム成績の事を気にしてるのでしょうけど、私達のチームは上位にいるはずよ。」
「それなら良いのですが・・・」
「アリーは休憩の重要性をよくわかってるにゃ。これなら3日間安心してみていられそうにゃ。」
「ああ。一応俺も周囲は警戒してるけど、ジェーン達のメンバーの実力なら対処できる魔物ばかりだ。それにしても帝都の学校の学生ってすごいんだな。メイスの索敵に、ポップの槍さばき、アリーの魔法も熟練度が高いように見える。」
「ええ。魔法は得意なの。それにみんながうまく連携できているから、順調に言ってるだと思うわ。」
(アリーナは王族として、カリスマ性があるな。チームをまとめるのがうまそうだ。逆にジェーンはサポートタイプだな。魔法も回復魔法よりだし。)
休憩を終えると、再度狩りを再開した。メイスが先頭でうまく魔物を見つけるので、狩りは順調だった。そのまま狩りを続けようとしたので、カインが泊まる場所の確保について促した。
「そろそろ泊まる所を見つけた方がいいんじゃないか?早めに休める所を見つけておかないと日が落ちてからじゃ間に合わないぞ。」
「たしかにそうね。そう言えばさっき通った所で良さそうな所があったわよね。どうかしら?」
「そうだな。あそこならテントも問題なく広げれるし、視界も確保できるから夜の番も問題なさそうだ。」
「なら決まりですね。」
そうして、ジェーン達のパーティは夜営の準備へと取り掛かるのだった。
「ああ。まかせておけ。といっても基本はジェーン達が魔物を倒すんだろ?」
「ええ。でないと実習にならないもの。もちろん危なくなったら手伝ってほしいけど、基本的には何もしなくて良いと思うわ。」
「それで金貨100枚とは破格だな。」
「ここには貴族の令息、令嬢が多くいるからね。保険はしておかないと。なにかあってからじゃ遅いモノ。」
「そういうものか。まあみんなが寝る時にはしっかり起きて護衛するから安心してくれ。」
カイン達は、学校の実習先である深緑の森へと来ていた。広大な森の中に学校の生徒約100名程が参加していた。それに対して先生と思われる方達が20名、護衛の数も5人パーティに対して2人~4人の護衛が付いていた。かなりの大所帯だった。
「かなり参加者が多いんだな。学校の生徒ってみんな戦闘ができるのか?」
「帝国はそういうのを重視してる国みたいよ。もちろん向き不向きはあると思うけど、基本的に成績上位者と下位者をバランスよく組んでる感じね。」
「へぇ~。そうなんだな。ちなみにジェーンの成績はどれぐらいなんだ?」
「私は真ん中ぐらいね。ちなみにメアリーは上位にいるわ。」
「さすがメアリーだな。ジェーンの身の回りの世話から勉強までできるのか。」
「当然の事ですよ。」
「じゃあ私達のチームを紹介するわね。」
ジェーンがチームメンバーにカイン達を紹介した。ジェーンのチームメンバーは、皇女のアリーナ、ジェーン、メアリー、ポップと、メイスの5名だ。ポップとメイスは平民の男の子だった。
「よろしくお願いするにゃ。アタシはラックにゃ。Bランクの冒険者にゃ。しっかり護衛するから安心して実習を受けるといいにゃ。」
「僕はスライムのスズっす。カイン様の従魔っす。お役に立てるかはわかりませんが、精一杯護衛させてもらうっす。」
「カインです。ラックと同じBランクの冒険者です。3日間よろしくお願いします。」
そうして、実習が始まった。実習は5人のメンバーで、森の中で2泊3日を過ごすというモノだ。食料や夜営に必要なモノは、各パーティにマジックバッグが渡されている。普通の冒険者であれば重たい荷物を持ったりしながらの行動になる所だが、さすが学生の実習である。20個ものマジックバッグをそれぞれに貸し出すとはかなりの太っ腹だ。
日中は、周りに気を使いながらの行動だ。カインとラックはしゃべりながらでも周りの警戒ができるが、学生達はそういう訳にはいかない。気を張りながら森の探索を行っていた。出てくる魔物はゴブリンにホーンボアに、キラースパイダーなどだが、ジェーン達は今日の実習を迎えるにあたり、しっかり作戦をたてていたようで、魔物が現れてもしっかりと対処できていた。
「そろそろ休憩にしようか。」
「そうね。」
カインが休憩を促し、アリーナが同意した。
(俺やラックと違って、常に周りを警戒しないといけないのは、気力と体力を使うからな。こまめに休憩を入れておかないと、不意を突かれたり、魔物を見つけた時にベストなパフォーマンスができないもんな。まあその分魔物を狩る時間が少なくなるから、チーム成績に影響するかもしれないけど、ここは急がば回れだよな。)
カインは、マジックバッグから鍋と人数分のコップを取り出す。鍋に水魔法で水を入れて、火魔法でお湯を沸かして行く。ちなみにカインがアイテムボックスのスキルを持っている事を秘密にするため、今回の実習では、アイテムボックスを使わず、使いそうなモノは全てマジックバッグに入れて持ってきていた。
沸かしたお湯でお茶を入れてそれぞれに渡して行く。
「ありがとう。」
「アリーナ様。僕達けっこう小まめに休憩してますが大丈夫ですか?」
朝から実習が始まり、すでに夕方近くになっているが、今回の休憩は昼休憩を合わせて5度目だ。
「もちろんよ。皆初めての実習で気づいてないかもしれないけど、疲れがたまってるはずよ。まだ初日だし焦る必要はないわ。それに魔物も順調に狩れてるわ。チーム成績の事を気にしてるのでしょうけど、私達のチームは上位にいるはずよ。」
「それなら良いのですが・・・」
「アリーは休憩の重要性をよくわかってるにゃ。これなら3日間安心してみていられそうにゃ。」
「ああ。一応俺も周囲は警戒してるけど、ジェーン達のメンバーの実力なら対処できる魔物ばかりだ。それにしても帝都の学校の学生ってすごいんだな。メイスの索敵に、ポップの槍さばき、アリーの魔法も熟練度が高いように見える。」
「ええ。魔法は得意なの。それにみんながうまく連携できているから、順調に言ってるだと思うわ。」
(アリーナは王族として、カリスマ性があるな。チームをまとめるのがうまそうだ。逆にジェーンはサポートタイプだな。魔法も回復魔法よりだし。)
休憩を終えると、再度狩りを再開した。メイスが先頭でうまく魔物を見つけるので、狩りは順調だった。そのまま狩りを続けようとしたので、カインが泊まる場所の確保について促した。
「そろそろ泊まる所を見つけた方がいいんじゃないか?早めに休める所を見つけておかないと日が落ちてからじゃ間に合わないぞ。」
「たしかにそうね。そう言えばさっき通った所で良さそうな所があったわよね。どうかしら?」
「そうだな。あそこならテントも問題なく広げれるし、視界も確保できるから夜の番も問題なさそうだ。」
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